1ナンバーの維持費を解説!車検や税金・高速料金を他のナンバーと比較

1ナンバーの車は、実は維持費が安いって知っていましたか?1ナンバーは3ナンバーや5ナンバーなど、他のナンバーと比較しても税金が安いようです。今回は、1ナンバーの維持費や車検代、高速料金や税金などを調査し、ご紹介していきます。

目次

  1. 1ナンバーの維持費を知ろう!
  2. 「1ナンバー」や「3ナンバー」という分類番号の意味は?
  3. 1ナンバーがついている車は貨物車両?
  4. 貨物車両は普通免許で運転できる?
  5. 1ナンバーの自動車税はいくら?
  6. 1ナンバーの重量税はいくら?
  7. 1ナンバーと普通乗用車の税金を比較!
  8. 1ナンバーの自賠責保険料はいくら?
  9. 1ナンバーの任意保険代はいくら?
  10. 1ナンバーと普通乗用車の保険代を比較!
  11. 1ナンバーの車検時期はいつ?
  12. 1ナンバーの車検代はいくら?
  13. 1ナンバーの高速料金はいくら?
  14. 1ナンバーのメリットは?
  15. 1ナンバーのデメリットをご紹介!
  16. 3ナンバーから1ナンバーへ変更できるって本当?
  17. 3ナンバーから1ナンバーへ変更する方法
  18. 1ナンバーの車の内装はどうなっている?
  19. 1ナンバーの車にはどんな車種がある?
  20. 1ナンバーの維持費を解説!車検や税金・高速料金を他のナンバーと比較【まとめ】

1ナンバーの維持費を知ろう!

1ナンバーの車と言えばどのような車種が思い浮かびますか?一般的に乗られている乗用車のナンバーは「3ナンバー」や「5ナンバー」が多い中、「1ナンバー」と聞くと「税金が高そう」や「維持費が高そう」などデメリットが多いと感じる方が多いようです。1ナンバーの維持費は一体いくらほどかかるのでしょうか。

今回は、1ナンバーの維持費や車検代、高速料金や税金などを調査し、「1ナンバー」や「3ナンバー」などと比較し、ご紹介していきます。デメリットが多く感じられる1ナンバーは、実はメリットばかりだと感じられることでしょう。1ナンバーのメリットを踏まえて本記事を参考にし、是非1ナンバーの車に乗ってメリットを体感していきましょう!

「1ナンバー」や「3ナンバー」という分類番号の意味は?

1ナンバーと3ナンバーを比較!

車のナンバープレートの正式名称を知っていますか?ナンバープレートは「自動車登録番号標」と言い、道路運送車両第19条で定められている法律により、車にナンバープレートを取り付けることが義務付けられています。ナンバープレートの色や地名、表示されている平仮名などにはそれぞれ意味があり、種類によって分類されています。

ナンバープレートでよく言われている「1ナンバー」や「3ナンバー」、「5ナンバー」というものは「分類番号」と言われており、本記事のメインである「1ナンバー」は『普通貨物自動車』という種類に位置付けられています。対して「3ナンバー」や「5ナンバー」は『普通自動車」という枠組みになりますので、1ナンバーは貨物車として分類されています。

1ナンバーがついている車は貨物車両?

『普通貨物自動車』に分類されている「1ナンバー」、『普通自動車』に分類されている「3ナンバー」と「5ナンバー」の大きな違いは「乗用車か貨物車両か」という部分に有ります。普通自動車は人を乗せて移動することが目的であるのに対し、貨物自動車は「貨物を目的とした車」ですので、荷物を載せる面積が大きい構造になっている車と言えるでしょう。

まず「普通自動車」に分類される車は、道路運送車両法で定める自動車の種別として「長さ4.70m、幅1.70m、高さ2.00m、排気量2,000cc以下」の枠を超える車が「普通自動車」となります。更に普通自動車としての用途区分が「貨物自動車」に該当するか判別する基準として「荷室を最大にした場合、荷室の床面積は1平方メートル以上あること」などがあります(他にもあります)。

貨物車両は普通免許で運転できる?

ナンバープレート意味や1ナンバー、3ナンバーなどの違いなどをご紹介していきましたが、「普通貨物自動車」「普通自動車」を運転できる『普通免許』で運転することが出来るのでしょうか?大型トラックなどが多い1ナンバーの車を運転するには大型免許が必要なのでは?と感じた人もいらっしゃるかもしれません。実は1ナンバーには普通免許で運転できる車と出来ない車があるようです。

普通免許で運転できる車両は、道路交通法で「車両総重量が5,000kg未満」、「最大積載量3,000kg未満」、「乗車定員10人以下」と定められており、この条件を満たしていれば、車体の大きさやナンバープレートの区分に関わらず、普通免許で運転することが可能です。逆に言えば、1つでも条件が欠けてしまえば普通免許で運転することはできないということになります。

普通免許で運転できる車両の条件に関しての余談ですが、平成29年3月12日より改正道路交通法が施行され、「施行日以降に普通免許を取得した」場合、普通免許で運転できる車は車両総重量が3,500kg未満、最大積載量は2,000kg未満にそれぞれ引き下げられたようで、新しく「準中型免許」というものが新設されたようです。

1ナンバーの自動車税はいくら?

ここからは1ナンバーの車を所有する際に発生する税金に関してご紹介していきます。まず1ナンバーの自動車税に関してですが、毎年5月頃になると市役所から、自動車税の税金納付の通知書が届き、毎年4月1日時点で、自動車車検証に記載されている所有者に課税されます。自動車税は初年度登録からの年数によって税額が変わり、13年を経過すると税金が上がります。

また、「普通乗用車」にかかる自動車税は『車の排気量』によって変わりますが、1ナンバーの「普通貨物自動車」にかかる自動車税は『最大積載量』によって変わってきます。1ナンバーの車の自動車税は、登録初年度~13年の間の車は「16,000円」で、登録初年度から13年経過している車は「17,600円」の税金が課せられますので覚えておきましょう。

1ナンバーの重量税はいくら?

1ナンバーの車にかかる税金2つ目「重量税」についてですが、重量税は車検毎に支払う税金で、「乗用車は車両重量」、「貨物車は車両総重量」によって税金が変わってきます。更に「登録初年度~13年」、「13年~18年」、「18年以上」と、車の登録初年度からの経過年数によっても税金が大幅に変わってくるのが、重量税の特徴です。

では実際に重量税がどの程度かかるのか見ていきましょう。今回は、アメリカのゼネラルモーターズ(GM)が同社の高級車部門にあたるキャデラック・ブランドで販売している「3代目キャデラック・エスカレード」を対象にご紹介していきます。エスカレードは2007年から発売開始した車ですので、税金は「登録初年度~13年」の枠組みになります。

キャデラック・エスカレードの車両重量は、カタログ表記で2.53tありますので、税金は「登録初年度~13年」の枠組みに入り、「20,500円」課せられます。ずっと乗り続け、登録初年度から13年経過した際は「25,000円」課せられ、18年経過した際は「31,500円」徴収されることとなります。

1ナンバーと普通乗用車の税金を比較!

3ナンバーと比較して分かる税金の安さ

1ナンバーと3ナンバーの税金を比較しご紹介していきます。今回は、キャデラック・エスカレードを例にしていきます。まず自動車税ですが1ナンバーの場合は「16,000円」ですが3ナンバーになると「111,000円」税金がかかります。最大積載量と排気量によって区分される自動車税は、ナンバーによって維持費にこれほどまでに差がつきます。

次に重量税は、1ナンバーの場合は「20,500円」ですが、3ナンバーの場合は「24,600円」かかります。そこまで差はありませんが、1ナンバーの方が割安と言えるでしょう。自動車税と重量税をキャデラック・エスカレードを例に出してご紹介しましたが、1ナンバーと3ナンバーで維持費の総額「99,100円」の差がつくようです。

1ナンバーの自賠責保険料はいくら?

1ナンバーの車の税金関係の維持費についてご紹介した後は、保険料等の維持費についてご紹介していきます。普通乗用車の自賠責保険は12ヶ月・13ヶ月・24ヶ月・25ヶ月・36ヶ月・37ヶ月分の保険料を納付することが出来ますが、普通貨物車の場合は36ヶ月・37ヶ月分の保険料のみ納付することが出来ませんので、最長でも25ヶ月分のみになります。

今回は、1年分である12ヶ月分の自賠責保険料金を見ていきましょう。普通乗用車の12ヶ月分の自賠責保険料は15,520円で、自家用普通貨物車(2t以下)の保険料は23,970円、2t越の場合は28,720円かかります。24ヶ月分一度に保険料を納付する場合は、12ヶ月当たりの金額は下がりますので、長期間車を使用する場合は、より長い期間分の保険料を納付するとお得でしょう。

1ナンバーの任意保険代はいくら?

任意保険の保険料金は、自動車の使用状況や事故に遭った時などのカバーする条件等によって大きく変わりますので、一概にはご紹介できませんが、自賠責保険同様、1ナンバーの任意保険は通常の任意保険と比較すると割高になる傾向にあるようです。税金面では優遇の効く1ナンバーも、保険料に関しては優遇が効かないようなので覚えておきましょう。

また、1ナンバーは「普通貨物車」ですので、任意保険の区分は「家庭用」ではなく「事業用」の扱いとなりますので、保険の利率が若干高くなります。家庭用よりも事業用の車の方が使用する頻度が高い傾向にあるため、そのような措置が取られているようです。また、保険の等級の継承が出来ないですし、運転者の年齢条件割引も適用されないようです。

1ナンバーの保険料が高くなる理由の一つとして、1ナンバーの車は普通乗用車と比較して車体価格が高くなる傾向にあるため、盗難のリスクが伴うようで、ランドクルーザーやキャデラックといった人気車種は保険会社によっては車両保険をつけられない場合があるようなので注意しておきましょう。

1ナンバーと普通乗用車の保険代を比較!

1ナンバーと普通乗用車の詳細な比較は難しいですが、大きく分類すると「約5割程1ナンバーの保険代の方が高い」傾向にあるようです。税金面では1ナンバーの方が圧倒的に割安ですので、保険代は目をつぶる方が良さそうです。税金面や保険代を総合的に比較すると、1ナンバーの方が維持費がお得であると言えるでしょう。

1ナンバーの車検時期はいつ?

1ナンバーの税金代や保険代等の維持費に関することをご紹介した後は車検費用や時期についてご紹介していきます。自動車を所有している人は、定期的に車検を受けなければならないわけで、車検を受ける間隔については道路運送車両法第61条1項・1項で規定されています。普通乗用車は新車が「3年」、中古車は「2年毎」に車検を受ける決まりとなっています。

ただ、普通乗用車として区別されていない1ナンバーや4ナンバーの車種の車検は1年毎受けるよう定められています。ただし、新車に限っては「2年後」になっています。新車ではなく中古車を買っている!という人は、これまで2年毎に行っていた車検が1年毎に短縮されますので、車検費用はかさんでしまうことでしょう。

1ナンバーの車検代はいくら?

1ナンバーの車検費用に関しても、任意保険同様、一概に算出できるものではありませんが、修理する箇所がなく、部品交換等が全く無ければ、1度にかかる車検費用は約3万円~4万円といったところでしょう。維持費にあまりお金をかけたくないから修理には出さない、というのは事故の原因になりますので修理すべきところは修理するようにしましょう。

1ナンバーの高速料金はいくら?

これまでは1ナンバーの車を所有する際に、必ずかかる維持費に関してご紹介してきましたが、あまり遠出をしない人にはかからない維持費である、高速料金に関してご紹介していきます。一般的な高速道路の場合、3ナンバーや5ナンバーの普通乗用車は「普通車」か「軽自動車等」に区分され、高速料金を支払うことになります。

ただ、1ナンバーの自動車は「中型車」という扱いになり、普通乗用車とは異なる高速料金体系となっています。実際にかかる高速料金は、料金所や目的地までの経路によって費用が変わりますが、今回は東京駅から大阪駅まで車で向かう体で高速料金を算出してみたいと思います。

東名高速道路・東京から高速道路に乗り、名神高速道路の豊中で降りる計算で算出していきます。まず「ETC所有車で普通車」に乗っている場合は『7,630円』かかり、「ETC所有車で中型車」の場合は『9,160円』かかります。次に「通常料金で普通車」に乗っている場合は『10,900円』かかり「通常料金で中型車」の場合は『13,080円』かかります。

実際にここまで長距離の運転をされる人は少ないかと思いますが、片道の計算で約2,000円の差がありますので往復にして実に約4,000円の差がつきます。車によってはガソリンを満タンまで入れられるほどの金額ですよね。税金などで維持費が安くとも、保険代や高速料金などでデメリットを被るということになるようです。

1ナンバーのメリットは?

1ナンバーのメリットは、なんといっても「税金の安さ」に尽きるでしょう。1ナンバーと3ナンバーで税金を比較すると、重量税の差額はさほど変わりはありませんが、自動車税に関しては雲泥の差があります。車検費用や高速料金でマイナスのイメージがある1ナンバーですが、税金の面を考慮するとメリット有りだと言えるでしょう。

1ナンバーのデメリットをご紹介!

1ナンバーのデメリットは、幾度となくご紹介してきましたが、「保険代が割高になる」と「車検の頻度の多さ」、「高速料金代が高い」という点がデメリットに繋がることでしょう。また、ガソリンはレギュラーガソリンではなくハイオクガソリンになりますので、ガソリン代に関しても少々割高となることが懸念されます。

これらのメリット・デメリットを踏まえ、ご自身の車の使用用途や頻度、どの程度の期間乗車する予定なのか、など自問自答し、考慮されると良いでしょう。車の乗り方によっては総合的に1ナンバーの方がメリット増大の場合もありますし、人によってはデメリットだらけ、となる場合もあるようです。高速料金なども頭の片隅に入れておきましょう。

3ナンバーから1ナンバーへ変更できるって本当?

3ナンバーの車を所有しているけど、1ナンバーの車を所有していない!でも税金の面が優遇されている1ナンバーの車が欲しい!という場合は、3ナンバーの車から1ナンバーの車へ、手続きを踏んで変更することが可能です。但し、1ナンバーへ変更するには陸運局による審査がありますので、必ずしも1ナンバーへ変更することが出来るわけではないことを覚えておきましょう。

3ナンバーから1ナンバーへ変更する方法

1ナンバーへ変更する手続きを踏む前に、車の構造を変更する必要性が生じます。車の構造を変更するということは、言わば「車を改造する」ということに繋がりますので、先の未来で車を売りたいと考えている人は、しっかりと考えた方が良さそうです。改造車は買い手が絞られるわけですから、売る際に価値が下がりかねないでしょう。

先ず、貨物車の定義についてですが「荷物の積み下ろし口の寸法が80cm×80cm以上ある」、「荷物を積む床面積が平らな面で1m×1mある」、「乗車定員は5名まで」、「貨物面積と乗車設備の面積を比較して貨物面積の方が広い」という条件がありますので、1ナンバーへ変更される場合は、事前にしっかりと対応するようにしましょう。

1ナンバーへの変更手続き

3ナンバーから1ナンバーへの変更手続きは、管轄の陸運局で行いますので、ご自宅の最寄りの陸運局を調べておきましょう。1ナンバーへ変更するには、車の用途が「乗用車」から「貨物車」へ変わりますので、事前に書類審査を受ける必要があります。審査機関は陸運局によって異なりますが、約1週間程度で結果が分かるようです。

事前の書類審査を受ける際に提出する書類は「車検証のコピー」・「②改造自動車等届出書」・「改造等概要説明書」・「改造等概要説明書」が必要になってきます。車検証のコピー以外の各書類は、お近くの陸運局で入手することができます。業者によっては、車の改造から手続きまで請け負ってくれる場所もあるようなので、興味ある方は探してみると良いでしょう。

1ナンバーの車の内装はどうなっている?

1ナンバーの車の定員は、規則で5人までと定められています。普通乗用車では最大8人まで乗車することが可能ですが、1ナンバーの乗車定員は少ない上、サードシートを完全に取り外さなくてはならない上、使用することができなくなります。また、セカンドシートのリクライニング機能は、完全に使えなくなるように構造を変更することが必要となります。

セカンドシートのリクライニング機能を使用不可にする理由としては、1ナンバーは貨物乗用車に分類されるため、荷室スペースを確保するため、セカンドシートのリクライニングは不可にされているようです。また、普通乗用車では表示する必要のなかった、車体の「最大積載量」の表示を、車体のリア部分にシールなどで表示することが義務付けられています。

このように普通乗用車ではなく貨物乗用車の区分になっている車には、定められていることが多数ありますので、3ナンバーから1ナンバーに変更される際や、1ナンバーの車を購入される際は、きちんと定められている定義やルールなどを把握して購入されることをおすすめします。

1ナンバーの車にはどんな車種がある?

下記画像の車種はトヨタのアルファードですが、こちらの車種は元々3ナンバーの車種となっています。3ナンバーから1ナンバーへ改造・変更手続きをした車になります。乗車定員7人の車を乗車定員2人へ減少させ。セカンドシート・サードシートを完全撤去しています。これにより1ナンバーの取得が出来ますし、荷室スペースも存分に確保されています。

1ナンバーの王者で人気車種の「ランドクルーザー」ですが、荷室ペースも十分に確保されていますので1ナンバーでの登録が可能なようです。3ナンバー希望の場合は、3列目のシートを装着して3ナンバーとして登録することも可能なようです。

こちらも1ナンバーの人気車種でトヨタの「新型ハイラックス」です。1ナンバー仕様に設計されている車ですので、不便なく使用することが出来るのでおすすめでしょう。

1ナンバーの維持費を解説!車検や税金・高速料金を他のナンバーと比較【まとめ】

1ナンバーの車検費用や税金、高速料金等の維持費を、他ナンバーと比較しご紹介していきました。税金の面で多額のメリットがある中、その他の保険代や車検・高速料金等でデメリットを被ることがありますので、様々な視点から考慮し、1ナンバーの車を所有するか判断されると良いでしょう。

大きい車が好きだから、維持費に関しては気にしない!という人は、本記事を参考程度にご覧いただくことをおすすめします。他ナンバーから1ナンバーに変更する方法についてもご紹介しましたが、こちらもメリットと共にデメリットもありますので、しっかりと考え、手続きを進めるようにしましょう!

3ナンバー・5ナンバーとは?税金の違いや車幅について徹底調査 | MensModern[メンズモダン]

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