一時所得の税率は?所得の計算や確定申告で注意点することは?

一時所得を得た際、それにかかる税率はどれくらいなのかを皆さんはご存じでしょうか。一時所得の税金の計算方法だったり、確定申告時の記入などで注意する点とかは、事前に抑えておきたいですね。今回は、一時所得の税率などをまとめました。

目次

  1. 一時所得の税率
  2. そもそも一時所得とは
  3. 宝くじは一時所得にならないのか
  4. 一時所得の計算方法
  5. 一時所得の税率計算
  6. 一時所得のみで見る税率と金額
  7. 税率のかからない一時所得がある?
  8. 一時所得の記入すべき書類
  9. 一時所得の確定申告記入のポイント
  10. 一時所得の税率などまとめ

一時所得の税率

一時所得の税率ってどうなってるの?

何か分け合って一時所得を得ることになったら、それはうれしいですよね。競輪や競馬など、仕事のように特にがんばったりしなくても得られる所得、ということになりますので、たくさんあればあるほど、運よく収入が得られたということになるわけですから。

shunnosukeeeさんの投稿
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そんな一時所得、税金がかかっていることはご存じでしょうか。また、それにかかる税率などをご存じの方はいらっしゃるでしょうか。そういったものを自分で計算できると良いですよね。また、確定申告の記入時の注意点なども知っておければさらによし。ということで今回は、一時所得の税率や税金の計算方法などについてまとめてみました。

hagitagihaさんの投稿
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そもそも一時所得とは

ではまず、そもそも一時所得とはどういったものなのかということについてご紹介していきたいと思います。一時所得というのは、「一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得」をいいます。

okada1976さんの投稿
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まあ分かりやすくいってしまえば、仕事以外で得られた所得ということですね。この一時所得には、「懸賞や福引きの賞金品」、「競馬や競輪の払戻金」、「生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金等」、「法人から贈与された金品」、「遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等」があります。

michio.haradaさんの投稿
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おそらく一番連想しやすいのは、「競馬や競輪の払い戻し金」なのではないかと思います。こういった一時所得というのは、確定申告を行う際などに、どれくらいの所得があったのかということで、通常の所得と共に申告する必要があるそうです。これについては、また詳しくご説明いたします。

宝くじは一時所得にならないのか

一時所得の概要や、その種類についてご紹介しました。ここで何か足りないのではないかと思われた方もいらっしゃるかもしれません。そうです、宝くじが入っていませんね。宝くじの当選金は、一時所得には含まれないのでしょうか。

sumie5555さんの投稿
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実は宝くじの当選金は非課税なので、所得税を納税する必要がありません。これは少しうれしいですね。まあもっとも、宝くじに当たるということもそうそうありませんし、当たったとしても少額なのではないかと思いますので、一時所得云々については考えなくても大丈夫かと思います。

gai.kさんの投稿
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パチンコに税金はかからない?利益が出た場合かかるならいくらから? | MensModern[メンズモダン]

一時所得の計算方法

ではここで、一時所得の金額の計算方法をご紹介したいと思います。一時所得の計算方法は「総収入額-収入を得るために支出した金額-特別控除額(最高50万円)」です。そして、一時所得のうち2分の1の部分が所得税の課税対象になります。

hiramatun9104さんの投稿
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ここでポイントとなるのが「収入を得るために支出した金額」です。収入を得るために支出した金額とは、その収入を発生させた行為をするため、またはその収入を生じさせた原因の発生に伴って、直接要した金額に限るとされています。

badboybeachさんの投稿
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例を挙げて説明しましょう。例えば、競馬をしていて10万円ずつ5枚の馬券を購入したとします。そのうち1枚だけが的中して100万円の払戻金を得たとします。こうなると、100万円を得るために支出した金額は「10万円×5枚の合計50万円」だと考えたくなりますね。

uuummm7418さんの投稿
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しかし、一時所得は「その収入の発生に直接要した金額に限る」ので、例でいえば100万円を的中させるのに必要とした10万円の馬券のみが「収入を得るために支出した金額」として認められて、はずれた馬券の代金は差し引かれないことになります。つまりこの例では、一時所得は90万円になるのです。

一時所得の税率計算

一時所得の税率は所得に応じる

それでは本題である、一時所得にかかる税率の計算などについてご紹介していきたいと思います。一時所得の税額は、その一時所得金額の2分の1に相当する金額を、通常の給与所得などの他の所得の金額と合わせて総所得金額を求めた後に、納める税額を計算します。

mugipomeさんの投稿
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総所得金額を出せたら、所得税の税率表に基づいて税率と金額を求めます。まず、総所得が195万円以下ならば、税率は5%、控除額は0円です。総所得が330万円以下ならば、税率は10%、控除額は9万7千5百円で、所得が695万円以下ならば、税率が20%、控除額は42万7千5百円になります。

shinich_nakagawaさんの投稿
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総所得が900万円以下ならば、税率は23%、控除額は63万6千円になり、所得が1千8百万円以下ならば、税率が33%、控除額は153万6千円になります。総所得が4千万円以下ならば、税率は40%、控除額は279万6千円になり、所得がそれ以上であれば、税率は45%、控除額は479万6千円になります。

一時所得のみで見る税率と金額

一時所得で税率がかかるのは2分の1

上記でご紹介したのは、給与所得などと合わせた総所得から納税する金額を計算したものでしたので、次は一時所得のみで見る税率と金額を見ていきましょう。例として、先ほどご紹介した競馬の金額を当てはめて考えていきましょう。

imaimaikoさんの投稿
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まず、賞金が100万円、その取得にかかった金額は10万円なので、一時所得は90万円ですね。上記で述べた所得金額の2分の1に当たる金額を総所得と合算して計算することになりますので、課税対象になるのは、90万円の半分、45万円になる、ということです。

toujourscopainさんの投稿
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税率のかからない一時所得がある?

一時所得の中には、税金が課されることのないものも存在しているようです。「懸賞金付き預貯金などの懸賞金」、「一時払養老保険や一時払損害保険などの差益(保険期間が5年以下であるなど一定の要件を満たすもの)」。この2つは、確定申告ができない一時所得、つまり給与所得と合わせての納税をしなくてもよい一時所得なのです。

daaaaan3さんの投稿
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この2種類の一時所得については、「20.315%(所得税15.315%、地方税5%)の税率による源泉分離課税」が適用されるため、源泉徴収だけで課税が終了とされているからです。つまり、受け取る際に源泉徴収が行われるので、以降は前述した納税する税金の計算などはしなくてもよいのです。

一時所得の記入すべき書類

確定申告書に一時所得を記入する場合は、「A様式」の書類を使用します。A様式の中に「所得金額」と記載されている部分があり、いくつか項目が分かれています。一時所得は、その中の「一時」と書かれている部分に記入します。くれぐれも「収入金額等」の「一時」の欄には記入することのないように注意してください。

negai.kanaumaffymailさんの投稿
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また、年度によって書類の表記が変わっていることもあります。もしも確定申告書の記入すべき場所などがわからない場合は、税務署の方に聞きながら進めるのが一番よいでしょう。もっと良いのは、確定申告の記入を行う前に、事前に確認を行うことかと思います。

nouko2017さんの投稿
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一時所得の確定申告記入のポイント

それでは、一時所得の確定申告を行う際、書類記入のボマイントなどをご紹介していこうと思います。給与所得がある方の場合で、一時所得が生じた年分の確定申告書の記入すべき書類の種類は「A様式」となります。一時所得として儲けが出ても、前述の通り50万円の特別控除があるので、その範囲内であれば課税されません。

miki_r_love_lifeさんの投稿
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また何度も言うように、一時所得は給与所得などと合算して税率や税金の計算をする前に2分の1にすることになっていますので、記入の際は忘れないようにしてください。一時所得が発生していても、給与所得などと合算されるのはその半分ということですので、納税者に有利な制度です。

kana220nishimoriさんの投稿
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一時所得の税率などまとめ

一時所得にかかる税率や税金の計算方法などについてご紹介してみました。一時所得には、競馬などの当選金のほか、生命保険などをはじめとしたさまざまな種類があり、総収入や所得税の計算方法には十分な注意が必要です。ぶっつけ本番であたふたする前に、事前に調べておくことをおすすめします。

yoshiya_tokarevさんの投稿
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一時所得は課税の対象になるため、確定申告の必要があります。ただ、ご紹介したように特別控除なども設けられていますので、一度確定申告が必要かどうか、確認してみましょう。わからないことがあれば、各地域の税務署でも相談を受け付けていますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

xx.m.j.t.h.xxさんの投稿
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皆さんももし一時所得の税率や税金の計算、確定申告を行わなければならなくなったと言う場合には、ぜひ本記事を参考にして計算や確定申告書の記入に役立ててみてください。ということで今回は、「一時所得の税率や税金、確定申告の注意点」についてまとめてみました。

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