クラシックの名曲ランキング!人気・定番のおすすめ音楽を厳選紹介

クラシック音楽には堅苦しいイメージが付きまといがちですが、じっくり聴くと心を動かされる名曲ばかりであり、その魅力は長い年月が経っても色あせません。今回はクラシックの名曲から、人気・定番とされるおすすめのものについて紹介させていただきます。最後までご覧ください。

目次

  1. クラシックの名曲を選りすぐって紹介!
  2. G線上のアリア:J.S.バッハ
  3. カノン ニ長調:パッヘルベル
  4. 威風堂々:エルガー
  5. ノクターン 変ホ長調 Op.9-2:ショパン
  6. 別れの曲:ショパン
  7. ボレロ:モーリス・ラヴェル
  8. ワルキューレの騎行:ワーグナー
  9. 美しき青きドナウ:ヨハン・シュトラウス2世
  10. ピアノ協奏曲第2番第1楽章:ラフマニノフ
  11. アイネ・クライネ・ナハトムジーク:モーツァルト
  12. 交響曲わが祖国第2曲「モルダウ」:スメタナ
  13. 蝶々夫人より「ある晴れた日に」:プッチーニ
  14. チャルダッシュ:ヴィットーリオ・モンティ
  15. ピアノソナタ「悲愴」第2楽章:ベートーヴェン
  16. 交響曲第9番「合唱」第4楽章:ベートーヴェン
  17. 改めて奥深さを感じるクラシックの世界!

クラシックの名曲を選りすぐって紹介!

クラシックは聴く曲によって印象が異なるので、意外と奥が深い音楽です。美しいメロディを聴くと心が安らぎ、攻撃的かつ情熱的な曲を聴くとテンションが上がり、壮大で迫力あるオーケストラを聴くと元気が湧いてくるといった具合です。1つのジャンルで様々な楽しみ方があると考えれば、クラシックは極めて珍しいタイプの音楽ではないでしょうか。

今回はクラシックの中でもおすすめとされる名曲を15曲厳選してみました。いずれもクラシックの中では人気のある曲や定番の曲ばかりなので、皆さんがご存知のものもあるかもしれません。脳を休めてリラックスさせる上でもクラシックはおすすめの音楽なので、良かったら聴いていってください。

G線上のアリア:J.S.バッハ

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!①

バイオリンの最低音G線のみで演奏される名曲です。BGMとして頻繁に使われる事があり、ドラマやCMで耳にした人も多いのではないでしょうか?それだけ人気の高い曲だと思われます。ちなみに現代ではバッハの代表曲として定番の「G線上のアリア」ですが、この曲を完成させたのはバッハではないと言われています。

厳密にはバッハが遺した原曲が「管弦楽組曲」第2曲のアリアというタイトルであり、19世紀にこの曲をウィルヘルミというバイオリニストが編曲したバージョンこそが、今日我々がよく耳にしている「G線上のアリア」という訳です。とはいえ、原曲が作られてから300年経ち、更に編曲後100年以上経っても多くの人々の心を捉えている事から、名曲であるのに変わりはありません。

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カノン ニ長調:パッヘルベル

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!②

最もポピュラーなクラシック音楽の1つとされる名曲であり、3つのパートで構成された美しいハーモニーが耳に心地良く残る事から、聴いていて非常に癒される音楽でもあります。ちなみに「カノン」というのは音楽スタイルの1つであり、同じ旋律が時間をずらして繰り返し演奏される事で絶妙なハーモニーを生み出す事が出来ます。

特にパッヘルベルのカノンは繰り返し登場するメロディやハーモニーが美しく、心の琴線に触れる名曲として人気があります。卒業式や結婚式などイベントでは定番のBGMとしても長く親しまれており、荘厳で華麗な旋律が聴く人の心をきっと捉えます。クラシックが苦手という人にも是非一度聴いて欲しいおすすめの名曲です。

威風堂々:エルガー

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!③

イギリスの作曲家であり、初代準男爵の称号を持つサー・エドワード・エルガーが作曲した行進曲集です。長年5曲までとされていましたが、エルガーの死後から大分経った21世紀初頭に未完の第6番が補筆完成されました。イギリスでは熱烈な愛国歌とされており、CMでも耳にする機会が多い定番の名曲です。壮大な合唱の迫力には魅了されてしまいます。

現在のイギリスでは愛国歌かつ第2国歌的な扱いを受けるなど、単なるクラシックとしての垣根を超えています。BBCプロムスなどにおける演奏がBBCで放送される際には、冒頭部分でエリザベス2世の映像が必ず流されるなど、壮大な演出になっているようです。イギリスという国家を語る上では欠かせないクラシックの名曲です。

ノクターン 変ホ長調 Op.9-2:ショパン

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!④

ショパンが20歳から晩年までに手掛けた代表曲「ノクターン」、その中でもとりわけ最も人気のある名曲です。フィギュアスケート選手・浅田真央さんの演目で使われた事でも有名です。ノクターンの語源は夜の黙祷や瞑想の意味を持つラテン語であり、そのまま夜の情緒をしみじみと思う叙情的な曲として定着しました。

知名度の高い曲ですが、演奏上あまり難しくない事からピアノの練習曲としても定番です。とはいえ、装飾音符や繰り返しの回数、そして左手の伴奏の3拍子中の1拍目と2拍目の跳躍や複雑な和声といった音楽的技術も必要とされます。ピアノのみの優しい雰囲気の曲なので、寝る前に聴く音楽としておすすめです。

別れの曲:ショパン

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑤

物悲しくも美しい旋律が胸を打つ名曲であり、数多いクラシックの名曲でも未だ多くの人に愛される素晴らしい音楽です。ショパン自身が「こんな美しい曲は書いた事がない」と逸話が残されている程人気があります。実は「別れの唄」という題名はショパンの伝記映画から取られたもので、原題は「練習曲作品10-3」という味気ないものでした。

速度の点でショパンの他の曲とは大きく異なり、技巧よりもむしろ旋律的なフレージングの表現力とレガートの雰囲気を引き出す事が重要だと言われています。難易度は高いですが、聴く人の心を捉えずにはおかないクラシック界の名曲とされています。「男はつらいよ」から「鋼の錬金術師」に至るまで、様々な映像作品のBGMとしても使われている名曲です。

ボレロ:モーリス・ラヴェル

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑥

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1928年に発表したバレエ音楽です。同一のリズムと2種類のメロディが繰り返されるという特徴的な構成をしており、その繰り返し覚えやすいリズムとメロディから多くのアレンジが作られ、CMなどでもよく親しまれています。終始一定のリズムでありながら、終盤へ向けて勢いを増していく様には心を奪われます。

ワルキューレの騎行:ワーグナー

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑦

ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」の第3幕の前奏曲です。洋画「地獄の黙示録」のワンシーンで使われた事でも有名であり、ドライブ中に聴くと事故を起こしやすい危険な曲とされています。北欧神話の半神・ワルキューレを題材とした曲であり、ワルキューレ達がビュンビュンと飛び交う姿を想像させます。

結婚式で用いられる「婚礼の合唱」と並び、「ワルキューレの騎行」はワーグナーの音楽では最も人気のある作品です。この曲が使われる「ニーベルングの指環」は全部で4部構成の音楽であり、上演には約15時間も必要とします。その為観客はおろか演奏側にも体力の配慮が必要不可欠であり、最低でも4日間をかけて演奏される事が多いです。

美しき青きドナウ:ヨハン・シュトラウス2世

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑧

「ワルツ王」ことハン・シュトラウス2世の代表曲です。プロシアとの戦いに敗れたオーストリアを元気づけようと作られ、今ではウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでアンコールの定番にもなっています。アニメ「戦国魔神ゴーショーグン」のブンドル局長が好きな曲としても有名です(この曲とは対照的に、ブンドルは「ワルキューレの騎行」が嫌いという設定もあります)。

前述の通りニューイヤーコンサートでは定番の人気曲とされ、今ではオーストリアの第2国歌と言われる程国民に親しまれています。エルガーの「威風堂々」と並び、単なるクラシックとしての垣根を超えて愛される名曲と言えるでしょう。青く広々としたドナウ運河を流れるような壮大な旋律は、今も聴く人々の心を捉えて離しません。

ピアノ協奏曲第2番第1楽章:ラフマニノフ

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑨

甘く美しい旋律がロマンチックであり、ピアノ協奏曲の最高傑作とも評される名曲です。浅田真央さんがソチ五輪のフリーで使用した音楽としても有名です。その美しい旋律を聴く限りでは想像しづらいと思いますが、超絶技巧を駆使する必要がある難曲としても知られています。

作曲者のラフマニノフは19世紀後半から20世紀前半にかけ活躍したロシア人音楽家であり、ピアニストや指揮者としても活動していました。歌詞がなく母音のみで歌う「ヴォカリーズ」など、他にも印象的な曲を数多く遺しています。甘くロマンチックな音楽が好きな人には非常におすすめな音楽家です。

アイネ・クライネ・ナハトムジーク:モーツァルト

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑩

ドイツ語で「小さな夜の曲」を意味する、モーツァルトが作曲したセレナードの1つです。モーツァルトの名曲でも非常に有名であり、日本でも多くのテレビ番組でテーマ曲として使われています。モーツァルト自作の目録では全5楽章から構成されていたと書かれていますが、なぜか第2楽章が散逸してしまい、現在では4楽章形式で演奏される方が多いです。

湧き水のように流れるメロディや滑らかな転調に始まり、弦楽器による複合三部形式やコンパクトにまとめられたメヌエットを挟んで、よどみなく流れる上質なフィナーレで締める構成は本当に見事です。また「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は日本人が一番好きなモーツァルトの曲とも言われ、第1楽章の冒頭部分はゲーム「マリオブラザーズ」の開始BGMとしても使われています。

交響曲わが祖国第2曲「モルダウ」:スメタナ

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑪

一度聴いたら忘れられない美しい旋律が心に沁みる、スメタナ作曲の名曲です。タイトルの「モルダウ」とは、スメタナの故郷・チェコを流れる川の名前です。アレンジで演奏される機会も多く、「ボヘミアの川よ、モルダウよ…」という印象的な歌詞で始まる合唱曲「モルダウの流れ」としても知られています。合唱コンクールで歌った事がある人も多いのではないでしょうか?

「モルダウ」はタイトル通り、ボヘミアにある川の流れの様子を音楽で表現しており、小さなせせらぎが大河となって町や村、そして国境を流れすぎていく様子が哀愁を帯びたメロディと共に演奏されます。目を閉じて耳を傾けながら聴くと、その様子がより鮮明に想像されるかもしれません。是非試してみてくださいね。

蝶々夫人より「ある晴れた日に」:プッチーニ

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑫

明治時代の長崎を舞台にしたプッチーニのオペラ「蝶々夫人」、そのクライマックスでヒロインの蝶々さんが歌うアリアです。日本を舞台にした音楽はクラシックの中では非常に珍しいと思います。この「ある晴れた日に」は「蝶々夫人」に登場する中でも最も有名なアリアであり、20世紀最高のオペラ歌手と言われたマリア・カラスもこの曲を得意としていました。

本国に帰ったアメリカ人の夫を信じ、港の見える丘の上の家で独り帰りを待つ蝶々さんの心情を謳った美しくも切ないアリアで、この事が夫に裏切られて自ら命を絶つ蝶々さんの最期をより悲劇的に演出しています。蝶々夫人のモデルとされる人物には所説ありますが、中でも有力なのが幕末に活躍したイギリス商人トーマス・グラバーの妻だとされています。

チャルダッシュ:ヴィットーリオ・モンティ

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑬

バイオリニストとしても活躍したイタリアの作曲家、ヴィットーリオ・モンティが作曲した名曲です。チャルダッシュとは本来ハンガリー音楽のヴェルブンコシュから派生した音楽ジャンルそのものを指しますが、モンティの作品の知名度が高い事からそのままチャルダッシュの代表曲として扱われています。非常に極端で華やかな印象の曲であり、スポーツ競技で用いられる事が多いです。

浅田真央さんが2006年から2007年のフリースケーティング用として使用していました。この曲は演奏形式が多く、ピアノ伴奏付きの独奏からオーケストラ伴奏の協奏曲風のもの、クラリネット四重奏などのアンサンブルと様々な種類があります。どの演奏形式でも、バイオリンが奏でる軽快で急速なリズムが聴く人の心を掴んで離しません。

ピアノソナタ「悲愴」第2楽章:ベートーヴェン

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑭

「楽聖」とされるドイツの偉大な音楽家・ベートーヴェンが創作した中でも、最も有名なメロディの1つとされている名曲です。穏やかで物憂い、そしてどこまでも優美な旋律が魅力的であり、しみじみと心に響いていきます。優しさと少しの物悲しさが入り混じった印象の曲で、聴いているうちに心が安らいでいくでしょう。

ちなみに「悲愴」とはベートーヴェン自身が付けたタイトルであり、ベートーヴェンの楽曲の中では非常に珍しいケースです。他にはピアノソナタ第26番「告別」が挙げられます。この「悲愴」はベートーヴェンの青春の哀傷感を写し取ったと表現され、そうした情感を音楽により伝達しようという明確な意識が窺い知れます。初期ピアノソナタの最高峰として多くの人に愛されています。

交響曲第9番「合唱」第4楽章:ベートーヴェン

クラシックでも人気・定番とされるおすすめの名曲を紹介!⑮

誰でも一度は聞いた事があるであろうベートーヴェンの名曲です。日本では略して「第9」と呼ばれ、また「喜びの歌」というタイトルでも親しまれています。耳の病気を患っていたベートーヴェンが観客の拍手喝采に気付かず、舞台のアルト歌手に観客の方を向かされた事で初めて演奏の成功を感じられたという逸話も残されています。

第9は主にこの第4楽章が注目されますが、第1楽章から通して繰り返し聴くと新たな驚きを発見出来ます。第9は第1楽章からクライマックスとなる「喜びの歌」への伏線が張り巡らされていくという計算された構成になっており、第1楽章から通して聴く事でその魅力は何倍にもなるんです。合計で1時間超となりますが、時間に余裕のある人は一度試してみてはいかがでしょうか?

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改めて奥深さを感じるクラシックの世界!

おすすめのクラシックの名曲について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?クラシックには美しい旋律による演奏形式という前提がありますが、演奏によって曲の印象が大きく異なってくるので、名曲を知る事でその奥深さを改めて感じられます。皆さんもクラシックを聴きながら、演奏と共にその曲が作られた背景を想像してみましょう!

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