競走馬も人間のように様々な運命に翻弄されることがあります。ブレスジャーニーもそんな運命に翻弄されている競走馬かもしれません。柴田善臣や三浦皇成など名ジョッキーが騎乗するブレスジャーニー。そんなブレスジャーニーの有馬記念の結果と次走について紹介します。

ブレスジャーニーの血統や生い立ちまとめ!数奇な運命を背負った競走馬とは?

目次

  1. ブレスジャーニーと数奇な運命
  2. ブレスジャーニーの誕生
  3. ブレスジャーニーの両親
  4. ブレスジャーニーはG3優勝馬
  5. ブレスジャーニーを調教した本間忍
  6. ブレスジャーニーの生産者の馬射殺事件
  7. サラブレッド射殺事件の真相
  8. 東京スポーツ杯に優勝したブレスジャーニー
  9. 重賞後に骨折したブレスジャーニー
  10. ブレスジャーニーが菊花賞で復活
  11. 有馬記念でブレスジャーニーの騎手が三浦皇成に
  12. 有馬記念の結果とブレスジャーニーの今後

ブレスジャーニーと数奇な運命

2014年に誕生し重賞を制したこともあるブレスジャーニー。しかしそんなブレスジャーニーは、いろいろ数奇な運命に巻き込まれた競走馬ともいえます。

柴田善臣や三浦皇成が騎乗することもあるブレスジャーニー。先日行われた有馬記念にも出走したブレスジャーニーですが、どのような運命を辿ってきたのでしょうか。

ブレスジャーニーが辿ってきた運命と有馬記念の結果。そして次走などについて紹介します。ブレスジャーニーには有馬記念では誰が騎手だったのでしょう。その有馬記念の騎手に関してもいろいろとやり取りがあったようですよ。

ブレスジャーニーの誕生

ブレスジャーニーは2014年4月2日に生まれました。調教師は本間忍であり、馬主は島川隆哉、生産者は競優牧場です。

2015年に北海道サマーセールで270万円という決して高くない価格で競り落とされた競走馬ですが、ブレスジャーニーのその数奇な運命から、ブレスジャーニーを応援するファンも多いんです。

ブレスジャーニーの両親

競馬において血統というのは、とても重要なものになります。ブレスジャーニーの父親はバトルプランという馬です。バトルプランの父親であるエンパイアメーカーは米国のGⅠのベルモントSで優勝したことがある馬です。

また、バトルプランの母親であるフランダースは米国2歳牝馬チャンピオンであり、姉のサーフサイドは米国3歳牝馬のチャンピオンです。

この点で、ブレスジャーニーの父親であるバトルプランは、米国の名門牧場のオーヴァーブルックファームの優秀な馬といえます。特にバトルプランの母親は古馬トップクラスまで上り詰めた名馬でした。現役期間は短いバトルプランでしたが血統的には問題ありません。

ブレスジャーニーの母親はエルフィンパーク。残念ながら未勝利ですが、ノーザンファームの生産馬で、サンデーレーシングに出走するなどした馬です。

ブレスジャーニーはG3優勝馬

ブレスジャーニーは2016年10月8日に行われた2歳重賞「第2回サウジアラビアロイヤルC」において、3番人気で出走しました。

そしてブレスジャーニーは見事、外から鋭く伸びて勝利。重賞初めての優勝でした。そしてこれは、父親のバトルプランにとっての産駒、JRA重賞初制覇だったんです。

このときブレスジャーニーに騎乗していた騎手が柴田善臣だったんです。柴田善臣は7月30日に50歳の誕生日を迎えたばかり。騎手の柴田善臣もブレスジャーニーの走りに満足だったようです。

ブレスジャーニーとの相性が良かったのか、騎手の柴田善臣も史上5人目の重賞制覇に、60歳まで騎手を続けたいという気持ちになったようです。柴田善臣の反応からブレスジャーニーはとても期待出来る競走馬になると感じられていました。

ブレスジャーニーを調教した本間忍

またこの重賞勝利は、開業して17年目で初めてのJRA重賞優勝となった本間忍調教師にとって、大きな喜びになりました。

2002年に開業してからじっくりと調教を続けてきた中で登場した、ブレスジャーニーという競走馬。柴田善臣にとっても嬉しいものですが、調教師の本間忍にとっても、ブレスジャーニーはとても重要な馬だったよいえます。

このとき、表彰式では生産者に対しての表彰も行われたのですが、そこに経営者である人物は現れませんでした。正確にはこのときにはすでに「元」経営者となっていたんです。ブレスジャーニーを生み出した経営者の身に何が起きていたのでしょう。

ブレスジャーニーの生産者の馬射殺事件

ブレスジャーニーは北海道新冠町にある「競優牧場」というところで誕生した競走馬です。しかし、この牧場の経営者は2016年2月に、競走馬2頭を射殺したとして、有罪判決が下っていたのです。

射殺された競走馬には保険がかけられており、この元経営者であった榊昭彦(当時60歳)は逮捕されました。競優牧場は破産手続き中になっており、大きなニュースとなりました。

このとき射殺されたのはデビュー前の1歳牡馬の2頭でした。この馬たちは脇腹や首などをライフルで撃たれていたんです。なぜ、元経営者はこのような事件を起こしてしまったのでしょう。

サラブレッド射殺事件の真相

この元経営者の裁判による記録から、この事件の真相を紹介します。元経営者は、牧場の経営がうまくいっておらず、馬を射殺するまえに、裁判所から牧場の破産手続きに関する、呼び出し状を受け取ったばかりだったようです。

元経営者は自暴自棄になったのか、その後かなり酒を飲んだようです。そして、自分の牧場にいる馬たちを見て、餌ばかり食べていると頭にきたようで、その怒りを馬に直接向けて射殺してしまったようです。

競優牧場自体は、2004年にJRAの顕彰馬に選ばれ、殿堂入りした「タケシバオー」を産んだ有名な牧場なんです。こういった事件があっただけに、亡くなった馬の分も活躍してくれたブレスジャーニーの重賞優勝はファンに大きな感動を与えたんです。

東京スポーツ杯に優勝したブレスジャーニー

サウジアラビアロイヤルCに勝利した後、2016年11月19日に行われた「第21回東京スポーツ杯2歳S」において、またもや騎手・柴田善臣でブレスジャーニーは優勝したんです。

2番人気だったブレスジャーニーの見事の勝利に、またもやファンは湧きました。これでブレスジャーニーは見事重賞2連勝だったんです。

事実上、未勝利戦、サウジアラビアロイヤルC、そして東京スポーツ杯とブレスジャーニーは3連勝だったんです。この結果を受けてブレスジャーニーが辿った運命を知ったファンも増え、さらに今後のブレスジャーニーの活躍に期待が上がっていました。

重賞後に骨折したブレスジャーニー

しかし、ブレスジャーニーは2017年3月9日に「右トウ骨遠位端骨折」と診断されたんです。ブレスジャーニーは牡馬クラシックの有力候補になっていた中の、事件だったんです。

本間忍調教師も重要な時期だけに、慎重に慎重を重ねて調教してきた中での事件だったようです。ブレスジャーニーはその後、手術することになったんです。

ブレスジャーニーはもし怪我していなければ、皐月賞トライアル・G2スプリングSに出場する予定だっただけに、ブレスジャーニーの怪我を惜しむファンも多かったようです。

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ブレスジャーニーが菊花賞で復活

怪我から11ヶ月。ブレスジャーニーは2017年10月22日に行われたG1の菊花賞に復帰したんです。決して調整は万全とは言えないものの、ブレスジャーニーの復帰に否応なしにファンは期待せずに要られませんでした。

この菊花賞には、人気馬であるキタサンブラックが出走することが決まっていました。キタサンブラックはこの菊花賞をラストランにすることが決まっており、そういった中でブレスジャーニーが出走することも決まり、菊花賞は見どころの多いレースとなっていたんです。

結果的にブレスジャーニーは12着。ブレスジャーニーにとっては骨折から約1年ぶりのレースだったこと、3000mという長距離な点、天気も悪く不良馬場だったことが大きな理由だったといえます。

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有馬記念でブレスジャーニーの騎手が三浦皇成に

その後、次走にG3のチャレンジCで3着だったブレスジャーニー。そして、ブレスジャーニーが次走に選んだのは2017年12月24日のG1の有馬記念でした。ブレスジャーニーの有馬記念挑戦という決定は大きな決断だったといえます。

しかし、一部では残念という声も出ていたようです。というのも、ブレスジャーニーの騎手を務めていた柴田善臣から、次走の騎手が三浦皇成に乗り替わることが発表されていたんです。

詳しい理由は不明なものの、オーナーサイドの意向によって三浦皇成騎手が乗ることになったようです。三浦皇成騎手といえば奥さんがタレントのほしのあきとして有名ですよね。

三浦皇成騎手の腕前は高い評価があるものの、ブレスジャーニーにはデビューから一貫して柴田善臣騎手が騎乗していただけに、次走もファンとしては三浦皇成よりも柴田善臣での復活を見たかった部分もあるようです。

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有馬記念の結果とブレスジャーニーの今後

とはいえ、三浦皇成にとってもこの年は、このつぶやきのように重要な年でした。ブレスジャーニーと三浦皇成というコンビがどのような結果を残すのかファンも固唾を呑んで見守っていました。

次走に選んだ有馬記念。結果はキタサンブラックが1着で有終の美を飾りました。ブレスジャーニーは16馬中12着でした。結果としては残念でしたが、三浦皇成との新しい可能性を感じさせるレースだったと言えるでしょう。

ブレスジャーニーの次走は、2018年3月11日に行われる「金鯱賞」のようです。騎手はまだ決まっていませんが、ブレスジャーニーは最終的に大阪杯に向けて、レースをこなしていくのでは?と考えられているようです。

大きな事件に巻き込まれたブレスジャーニーですが、骨折という大怪我を乗り越えて、またレースに出場する姿を見せてくれています。3月に行われるレースでブレスジャーニーがどのような結果を残すかとても楽しみですよね!


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