サラブレッドオークションとは楽天が主催する現役競走馬のためのオークションである。多くのJRA所属馬がサラブレッドオークションを通じてJRAから地方競馬への移籍を果たしている。サラブレッドオークションでの過去の結果や購入価格などはどのようなものだろうか。

サラブレッドオークションに競走馬が出品?過去結果や購入価格など

目次

  1. どんな会社が運営しているの?
  2. 出品者の気持ちは?
  3. 落札の方法とその後の手続きは?
  4. 情報があるメリット
  5. 2017年度の結果
  6. 過去最高価格は?
  7. 実際落札金額の元はとれるのか?
  8. 稼ぎ頭といわれている馬は?
  9. どんな馬を落札すればいいの?
  10. 移籍がポイント
  11. 落札額は上昇傾向?
  12. やっぱり夢がある

どんな会社が運営しているの?

サラブレッドオークションは楽天が主催する競走馬のオークション

サラブレッドオークションは現役競走馬のトレーディングセールであり、トレーディングセール自体は海外ではメジャーである一方、日本ではホッカイドウ競馬トレーディングセールが試験的に行われただけであった。

現在では、楽天オークションのシステムを使用して実現が可能となった。

サラブレッドオークションはだれでも落札できるの?

競走馬が出品されているということもあり、利用登録申請によって事前に身元の確認が必要な場合もある。また、申込者が馬主や調教師以外の人の場合、身元を証明する方(調教師・馬主)がいればだれでも参加が可能である。

サラブレッドオークションの目的とは?

サラブレッドオークションの公式ホームページには「現役競走馬のインターネットでの取引であり、インターネットという公の場を通じて、競走馬の新たな活躍の機会を与えることを目的としている」と書かれている。

つまり、中央競馬で競走馬登録を抹消された馬が地方競馬へ転出または繁殖馬となるため新たな馬主をオークション形式で決定するというものである。クラブ所属馬が引退する際に地方競馬に売却するケースもあるが、より幅広く売却先を募ることができるそうだ。

中央競馬の競走馬登録抹消後の馬はどうなるの?

競走馬登録を抹消した馬は、JRAの施設から退厩することとなる。抹消後の行き先は、馬主と調教師が話し合った結果、地方競馬へ転出する場合がある。

その他に種牝馬や繁殖馬、競馬場の誘導馬、馬術競技、乗馬、競走馬の育成や農業系学科の教育機関の実習などに従事する使役馬などがある。また、馬主の飼い馬、生産牧場などで功労馬として飼われる場合もある。

中央競馬から地方競馬へ転出する条件とは?

地方競馬の各主催者によって条件が違うそうだ。主な条件をあげると、収得賞金額が一定額を超えていること、年齢が基準を超えていないこと、発走に関する処分や鼻出血、タイムオーバー等による出走制限を受けた回数が基準を超えていないことなどが挙げられる。

条件がそれぞれ違うので、調べておく必要がありそうだ。

出品者の気持ちは?

中央登録の抹消となってしまった競走馬、クラブ所属馬の場合、愛馬が他の人の名義となって走ることに違和感を覚える人もいれば、他の人の名義となり現役を続けられることが嬉しい、結果としてまた売れた金額が分配されるので合理的という声もあるようだ。

競馬新聞おすすめ紙を徹底比較!無料ネット新聞サイトもご紹介 | MensModern[メンズモダン]

落札の方法とその後の手続きは?

サラブレッドオークションの落札までの流れ

入札者はまず楽天会員登録を行いサラブレッドオークションの利用登録申請を行う必要がある。サラブレッドオークションより申請内容に不備がなければ承認され入札をすることが出来る。入札の方法は手動での入札と自動での入札がある。

自動入札は自分の予算を入力することで、サラブレッドオークションのシステムが代わりに入札してくれる。そのため、自動入札を設定し、他の入札予算より高ければ落札となる。

また、同じ予算の場合は先に入札したほうが優先される。自分の予算の範囲内で安い価格で落札できる可能性や何度も入札する手間を省くことが可能である。

競馬新聞の見方は?競馬情報の読み方を徹底解説!【初心者向け】 | MensModern[メンズモダン]

サラブレッドオークションの落札後の手続き

落札ができたら、売買契約の成立となる。落札者は落札代金をサラブレッドオークションに支払い、その後出品者へと支払われる。その後、サラブレッドオークションより送付された売買契約書に出品者が署名捺印をし返送する。

落札者も同様に売買契約書を署名捺印してサラブレッドオークションに返送する。その後出品者がサラブレッドオークションが認める在厩場所に預託していた出品馬が原則5日以内に引き渡される仕組みとなっている。

落札場の馬運車による輸送移動にかかる移動費は落札者負担となる。また、在厩の預託量も落札後から必要となることもあるため、必ず商品情報は確認が必要だ。

情報があるメリット

サラブレッドオークションのメリットといえば、やはり既走馬が多いために新馬よりも能力を見極めることができる。また、賞金を持っている場合、好きな地方競馬上に入厩させることが可能だ。

JRAで登録抹消後にすぐに出品される馬なら育成期間なく直ぐにでも出走させることができる。結果落札後に直ぐ地方で出走している競走馬は少なくないのが現状だ。

競馬のワイドの買い方とは?効率の良い方法やボックスの使い方まとめ | MensModern[メンズモダン]

2017年度の結果

サラブレッドオークション価格の結果

2017年での最高落札価格は602万円となり、ストリートセンスとシンバル2の子供ヴィオラとディープブリランテとカラヴィンカの子供のキンナリーの2頭である。

どちらも3歳馬であり、ヴィオラはJRA10戦未勝利ではあるものの入着により獲得賞金は735万円だった。また、キンナリーもJRA3戦未勝利ではあるものの入着により獲得賞金は460万円となっている。

サラブレッドオークション入札数の結果

2017年度の入札数だが、1番多かったのはウニオミュスティカの386件である。落札価格は484万円である。JRAでは13戦未勝利ではあるが、入着により獲得賞金は1125万円である。

次いでムスターヴェルクは326件、落札価格は376万円であった。JRAでは3戦未勝利、入着による獲得賞金は330万円である。

過去最高価格は?

サラブレッドオークションの最高価格はダイワマッジョーレ

ダイワマッジョーレは現役競走馬としてサラブレッドオークションに出品された。それまでの獲得賞金2億9932万7000円という。2012年にJRAでデビューし、3歳からOP馬として重賞戦線で活躍、武豊騎手が騎乗するなど競馬ファンであれば必ず名前を知っているだろう。

しかし競争成績が落ち、これ以上浮上しないだろうと考えた陣営はJRAの登録抹消を決意し、地方競馬に移籍する方針の中で新たな馬主を求めサラブレッドオークションに出品された。100万円からのスタートで、最終的には139件の入札があり約1700万円で落札された。

実際落札金額の元はとれるのか?

2017年落札金額1位の2馬だが、現在までの競争成績は、ヴィオラは大井で2戦未勝利、それぞれ5着、11着、キンナリーは名古屋で2戦未勝利だが、2着、3着と見当している。

勝利こそないもののすこしずつ賞金は獲得できているようである。また、2017年入札件数TOP2のウニオミュスティカは盛岡、水沢に出走、3戦未勝利ではあるがすべて入着し、獲得賞金は157万円と順調である。

ムスウターヴェルクも名古屋で2戦未勝利ではるが、どちらも入着し獲得賞金は7.5万円である。

稼ぎ頭といわれている馬は?

サラブレッドオークションで落札し、地方競馬で結果を残している競走馬はきちんといる。実際マイネルコンキスタは中央競馬では1460万円、地方競馬では1477万円を稼ぎ、アプレイザルは中央競馬では291万円、地方競馬では1128万円を稼いでいる。

また、イトハユリも中央競馬で949万円、地方競馬で530万円を稼いでいる。マイネルコンキスタはJRA勝馬だが、サラブレッドオークションでの落札価格は75万円だった。

どんな馬を落札すればいいの?

せっかく気に入った競走馬を落札しても気になるのは落札価格の元がとれるかである。サラブレッドオークションでは以外なことに半数以上の競走馬が獲得賞金額が落札価格を超えていないのが現状だ。

過去のデータからみるとやはりJRA勝馬のほうが他方で未勝利の競走馬よりも稼いでくれるようだ。

移籍がポイント

ヴォルケンクラッツは南関東に転入可能であったのにもかかわらず、高知へ移籍。その後着実に稼いでいっている。しかしながら、サラブレッドオークションの難しいのは落札した競走馬を走らせる際の他の馬の状況がポイントとなる。

案外地方馬が強いのか中央で走る気をなくしたり疲れが取れ切れていない馬の再生が難しいのか見極めるのが難しいところである。

落札額は上昇傾向?

サラブレッドオークションが誕生したときは落札額もそこまで高くなかったため、一口馬主の人がやはり自分だけの馬を持ちたいと入札していたりするが、近年はそうもいかないようである。中央未勝利・入着級の馬だと400万円近くになるそうだ。

たとえ南関東に移したとしても余程強い馬ではない限り落札額の元を取るのは難しそうである。サラブレッドオークションの各出品馬の説明のーところに条件として南関東に転入できない馬が多い。実際落札額も南関東に転入できる馬と比べ入札しやすいようだ。

実際高知で走り実績を残している馬もいるそうだ。サラブレッドオークションの商品詳細に南関東に転入可能かどうかの記載がきちんと書かれているのでそこもポイントとなりそうだ。

やっぱり夢がある

サラブレッドオークションで競走馬を落札する際、誰もがマイネルコンキスタやイトハユリやアプレイザルのように稼いでくれると夢見て入札をするのかもしれない。

一口馬主だった人が自分だけの馬を持ちたくサラブレッドオークションで落札することも多いそうだ。今後もサラブレッドオークションで落札された競争馬が活躍されることを期待したい。


評価 4.0/ 5(合計7人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ