大根おろしは、焼き魚やてんぷらなど、いろいろな料理にそえられていますが、ただの脇役的なものだと思っていませんか。大根おろしはとても栄養が高く、食べると様々な効果が期待できます。大根おろしの効果や、辛みを抑えるおろし方をご紹介します。

大根おろしには様々な効能や効果が!適切な食べ方や辛味を和らげる方法は?

目次

  1. 大根おろしは「医者いらず」?!
  2. 大根おろしに含まれる栄養素
  3. 大根おろしの辛み成分「イソチアシアネート」
  4. 大根おろしに含まれる3種類の酵素
  5. 大根おろしは二日酔いにも効果あり!
  6. 大根おろしについて
  7. 甘みの多い大根の選び方
  8. 上手な大根のおろし方
  9. 大根の保存方法
  10. 大根おろしの効果についてまとめ

大根おろしは「医者いらず」?!

大根の歴史はとても古く、古代エジプトにはもう食べられていました。日本では古事記に大根について書かれています。江戸時代には、たくさんの品種が栽培されるようになりました。1月7日、疲れた胃腸を休ませるために食べる、七草粥の「スズシロ」も大根ですよね。

大根には、とても多くの栄養素が含まれています。煮物でも炒め物でも美味しく食べられる大根ですが、特に大根おろしは「医者いらず」ともいわれるほど、栄養豊富な食品です。大根おろしの栄養効果や、辛みや甘みを感じるおろし方をご紹介します。

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大根おろしに含まれる栄養素

ビタミンCで免疫力アップ効果

ビタミンCは、肌にメラニン色素が沈着するのを防ぎ、シミやソバカスに効果がありますので、美肌になるためには積極的に摂取したいビタミンです。美容にはコラーゲンをとるのがよいのですが、コラーゲンを作るためにも、ビタミンCは欠かせない栄養素が大根おろしに含まれています。

ビタミンPで抵抗力アップ効果

ビタミンPとは、「ヘスペリジン」「エリオシトリン」「ルチン」などの総称になります。この中の「ヘスペリジン」は、ビタミンCを助け、毛細血管を強くし、細菌やウイルスが入るのを予防します。毛細血管を強くすることで、血流もよくなり冷え症の改善にもつながると言われています。

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大根おろしの辛み成分「イソチアシアネート」

辛み成分で殺菌作用

大根おろしの辛み成分「イソチアシアネート」は、殺菌効果があります。お造りに大根のつまがついていますよね。あれは、体の中の解毒酵素の働きを助け、殺菌効果があるためです。殺菌効果があるということは、食あたりをしないということですので、お造りの大根のつまは、ぜひ食べるようにしてくださいね。

辛み成分で食中毒予防

イソチアシアネートには殺菌効果がありますので、大根おろしは食中毒も予防してくれます。優れた殺菌効果で、大腸菌・ピロリ菌など細菌類も殺菌してくれます。食中毒になるのを防いでくれますので、肉や魚と一緒に食べると安心ですよね。

辛み成分が抗がん作用に

辛み成分の「イソチアシアネート」は、キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜に含まれていますし、山葵の辛みも同じ成分です。キャベツなどが甘みを感じるのは、配糖体として含まれていて、体内で辛み成分へと変わるからです。イソチアシアネートは解毒作用がありますので、発がん抑制に効果があると言われています。

辛み成分には抗炎症作用がある

大根おろしには、抗炎症効果があります。市販されている大根のど飴なども、イソチアシアネートの効果を利用しています。抗炎症作用があるということは、のどの痛みもそうですが、口腔内のできものや腫れも治めてくれますので、口内炎ができた場合にも効果的です。

大根おろしに含まれる3種類の酵素

アミラーゼの効果

大根おろしに含まれる「アミラーゼ」は、膵液や唾液にも含まれていて、市販の胃腸薬にも使われている酵素です。アミラーゼは、でんぷんを分解する消化酵素ですので、ご飯やパンなど糖質を食べたときの消化不良を助けてくれます。糖質を食べたときの胃もたれも改善されますよ。

プロテアーゼの効果

大根おろしに含まれる「プロテアーゼ」も消化酵素です。プロテアーゼはタンパク質を分解する酵素です。発酵食品にも多く含まれていますよね。トンカツやハンバーグを大根おろしで食べますが、肉のタンパク質を大根おろしが分解してくれますので、胃にも優しい食べ方です。

リバーゼの効果

大根おろしに含まれる「リパーゼ」も消化酵素です。リパーゼは脂肪を分解する酵素になります。脂肪を分解しますので、ダイエットをされているかたには脂肪燃焼効果があります。また、油料理のから揚げやてんぷらと大根おろしを一緒に食べると、さっぱりして胸やけを防ぐ効果もあります。

大根おろしは二日酔いにも効果あり!

アルコールは肝臓で分解されますよね、その際にアルコールはアセトアルデヒドに変わります。アセトアルデヒドを分解する酵素が働くのですが、分解されるのが遅いとアセトアルデヒドが血液中に入りますので、二日酔いとなってしまいます。肝臓がアルコールを分解する量には限度がありますので、飲めば飲むほどアセトアルデヒドが体内に残ることになります。

大根おろしには、ビタミンCが含まれていますので、肝機能を助けますし、水分が多いので体内のアルコール濃度を薄めることもできます。またブロッコリースプラウトに含まれている「スルフォラファン」は、肝機能を高める成分で、特に大根おろしと一緒に食べるとよいと言われています。

大根おろしについて

大根はおろして食べよう

大根に含まれている成分は、熱に弱いものが多いので熱を加えると栄養が低くなってしまいます。大根の成分を効果的に摂取するには、大根おろしで食べるのがよいでしょう。辛み成分の「イソチアシアネート」はすりおろしてから15分もたつと、成分が損なわれますので、大根はおろしたらすぐ食べるのがよいでしょう。

大根の3つの部位

大根には部位があり、葉元の部位・真ん中の部位・先端部位と3つの部位に分けることができます。葉元の青い部位は、水分を多く含んでいて甘みも強いです。真ん中の部位は、甘みも辛みもほどよく混じった部位になります。先端部位は、水分が少ないので辛みが強いです。甘みが欲しいかたは、葉元部位をおろすようにしましょう。

甘みの多い大根の選び方

大根にも品種がたくさんありますが、甘みが多いとされているのは「青首大根」です。スーパーで一般的に売られていますよね。一年中売られていますが、大根の旬は10月から3月です。秋から冬の旬に収穫された大根は、甘みも強くなっています。

大根には傷のような跡がありますよね。跡は大根のヒゲ根の跡です。大根を1本買うときには、ヒゲ根の跡をよく見てください。大根の先端から葉元に向かって、ほぼ垂直に並んでいるのが、甘みの多い大根です。

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上手な大根のおろし方

大根おろしはおろし器で変わる

大根おろしはおろし器で辛みと甘みが変わることがあります。大根は細胞を壊すことで辛みが増します。プラスチックのおろし器で力任せにガシカシおろすと、辛くなってしまいます。出来るだけ歯がするどく立ったおろし器でおろすと甘みが増します。

辛みを感じるおろし方

辛みを感じる大根のおろし方は、大根は先端部位を使い皮を剥かずに輪切りにします。輪切りにした面をおろし器に直角にあてます。おろし方は力をいれ上下におろします。細胞が壊れますので辛み成分が出やすくなります。

辛みを抑えるおろし方

辛みを抑えるおろし方は、輪切りにした大根をおろし器に直角にあて「の」の字を意識してゆっくりとおろします。また、大根を輪切りにしたものを、立てて4等分にします。イチョウ切りの形です。大根の中心部分(イチョウの角部分)をおろし器にあてて、おろします。細胞が壊れにくいので甘みを感じる大根おろしになります。

大根おろしの汁は使える!

大根おろしには汁が出ますよね。汁を捨てていませんか。大根おろしの汁は炎症に効きますので、大根おろしの汁でうがいをすると虫歯や口内炎に効果があります。また、大根おろしの汁に蜂蜜を加えると、喉の傷みや二日酔いにも効果がありますよ。

大根の保存方法

大根を常備しておくといつでも大根おろしにできます。大根は葉付のものは、葉が栄養や水分を吸いとってしまいますので、必ず切り落します。大根は冷蔵庫に立てて入るくらいの長さに切り、乾燥しないようラップをしてからナイロン袋にいれて、冷蔵庫へ入れ保存しましょう。

大根おろしの保存方法

大根おろしはおろしてすぐ食べるのが一番ですが、余ってしまう場合もありますよね。大根おろしはジップロックに入れ、空気に触れないようにして冷蔵庫で3日保存できます。また、冷凍保存するとビタミンCが残りますので、おろしてすぐラップに包んで冷凍します。解凍するときはそのまま室温で解凍します。

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大根おろしの効果についてまとめ

大根おろしにするときには、皮を剥かないのがおすすめです。ビタミンPは皮に多くふくまれています。血をサラサラにしますので血栓予防にも効果があります。大根おろしは胃や腸・喉にもよい効果がありますので、風邪をひいたときには積極的に摂るのがよいでしょう。

大根おろしの様々な効果をご紹介しました。大根おろしは「医者いらず」と呼ばれるほどの食べ物です。辛みや甘みもおろし方でお好みにできますので、できれば毎日食卓に並べたいですね。


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