冬のメンズ服コーディネートに欠かせなくなったカナダグースのダウンジャケット、その中でもカナダグースの定番にして一番人気なのが日本人にも合わせやすいジャスパーです。今季のモデルもそろそろ出始める頃、今一度ジャスパーのコーデやサイズ感などを確認しておきましょう!

目次
- 「メイドインカナダ」を貫き通すカナダグース
- カナダグースというブランドに対する姿勢
- 大人メンズに支持されるカナダグースの魅力
- カナダグースを日本に広めた立役者「ジャスパー」
- ジャスパーの魅力を徹底分析
- 自分も周りも憧れるジャスパーの価格は?
- サイズ感はいつでも悩みどころ
- ジャスパーのサイズ感はコーデによっても決まる!
- ジーンズコーディネートと相性の良いジャスパー
- 配色合わせコーデに更にジャスパーも色合わせ
- 上下ジーンズコーデをまとめるジャスパー
- カジュアルコーデをワンランクUPさせるジャスパー
- 大人の雰囲気漂う革靴コーデとジャスパー
- 思いっきりアウトドアな本来の姿ジャスパー
- 洗練されたスポーティーコーデとジャスパー
- アウトドアコーディネートとジャスパー
- サーフコーディネートにジャスパー
- オーソドックスカジュアルコーデにジャスパー
- カナダグースジャスパーのカラーバリエーション
- 今年こそジャスパーが欲しい!
- カナダグースのジャスパーは実力派!まとめ
「メイドインカナダ」を貫き通すカナダグース
カナダグースの歴史とこだわり
カナダグースの歴史は1957年にカナダの首都トロントから始まります。そもそもの目的は、カナダ北部やアラスカ、シベリアなど極寒の地域にいる人々や、探検家、登山家などのために防寒性に優れたものを提供することで、それは今も続いています。製品の信頼性に応えて多くのそういったプロフェッショナル達はカナダグースを愛用するようになりました。
どの企業も時代の流れの中で、コストダウンを迫られる場面も出てきます。カナダグースや他のアウトドアブランドも例外ではありません。しかし、他のアウトドアブランドの多くはコストカットを目的としてアジア諸外国などに生産地を移したりしている中、カナダグースは企業内での運営や生産性の見直しなどの企業内努力を経て今なお「メイドインカナダ」を貫いています。
カナダグースというブランドに対する姿勢
カナダグースのポリシーとは?
カナダグースはその革新的な技術で、いろんな種類の防寒性抜群なダウンジャケットを世に出しています。防寒性が抜群な理由はご存知ですか?それは暖かいダウン(羽毛)として有名なガチョウの羽毛が使われているからです。そしてここからは企業のこだわりになりますが、生きているガチョウの羽毛は使わないというポリシーがカナダグースにはあるのです。
あくまでも食用に使われるガチョウの羽毛を使う、それは世界を認めさせることにもつながるポリシーでした。儲け主義だけではない優良企業の姿勢そのものですね。そういったことで今も超一流アウトドアブランドとして君臨し続けるカナダグースなのです。
大人メンズに支持されるカナダグースの魅力
大人メンズに支持されるようになるきっかけはジャスパー!
カナダグースのダウンジャケットは大人メンズにとても人気があります。大人になればなるほどコスト面では語れない品質の良さや実際のダウンジャケットの実力がわかってくるものと思われます。2012年から日本規格がスタートしたカナダグースはそこから更に快進撃を続け、シャトーをベーシックに日本人用にアレンジしたモデル「ジャスパー(JASPER)」を世に出しました。
ジャスパーは中のダウンの量を調節しながらも防寒機能を損なうことなく機能性を第一に考えています。その上で日本仕様としてのシルエットや着心地などを追及しているので、ダウンジャケットとしての機能性は素晴らしいです。ジャスパー1枚着れば中はTシャツでもまったく問題ありません。
カナダグースを日本に広めた立役者「ジャスパー」
ジャスパーの存在は日本になくてはならなかった!
カナダグースには他にも先ほど触れたジャスパーの原型であるシャトーパーカー(欧米では定番中の定番)や、ジャスパーと同様に日本でも人気の高いシタデル、丈の短いラッセル、カムループスなど、多彩なモデルがありますが、やはりジャスパーの存在が日本でのカナダグースの地位を高めた立役者でしょう。
それまでカナダグースが日本で人気が出なかった要因は、日本人の体形に合うアウターではなかったということです。ただでさえ冬のダウンが入っているパーカーなのですから下手するともっさりしてしまうのに、海外用の大きめなダウンジャケットではルーズなシルエットになって野暮ったく見えてしまうのです。
そんな不満の声を聞いてかどうかわかりませんが、カナダグースの企画ものとして日本仕様のジャスパーが発売され、大ヒットとなり、大手セレクトショップなどでも堂々とメインアウターとして取り扱うことになるのです。いまや毎シーズン完売してしまうほどの人気を誇るようになったジャスパーの魅力をコーディネート例も含めて解説していきます。
ジャスパーの魅力を徹底分析
カナダグースの技術を集結!
カナダグースのジャスパーは、まず、丈の長さが日本人の体形にフィットするように丁度良くできています。欧米では定番のシャトーよりも日本人の着やすさに重点を置いて、ショルダーやボディーラインが丸みを帯びるように、直線的だったスリープラインもカーブを付けて腕通しを良くするなど、いろんな工夫が施されています。
カナダグースジャスパーのシルエットは、着膨れしやすい冬でも細身のシルエットを可能にするデザインになっています。これによりアウトドア型の印象から完全にタウンユース型に変わった象徴として、カナダグースジャスパーが日本で定番にして人気NO1の座に君臨できたのではないでしょうか?
自分も周りも憧れるジャスパーの価格は?
ねんがんのカナダグースのジャスパーをてにいれたぞ。ぐふふ、これで街の女の子をめろめろにして近付いてきたところをちぎっては投げちぎっては投げ。しかし高いなぁコレ・・・。 pic.twitter.com/5it0EcqlVk
— えぬぷらさん (@Npura) June 25, 2017
2012年にカナダグースジャスパーが出てから今日まで既に2万円ぐらい値上がりしているようです。他ブランドのダウンジャケットはもっとコストが高いものが沢山あるので、カナダグースのジャスパーは良心的な価格だと思われます。それでも年々コストが上がれば買いづらくなるのも必至です。今のうちに一つは持っておきたいところですね。
サイズ感はいつでも悩みどころ
カナダグースジャスパーのサイズは?
飴井雄一氏
— 湯本 和希 (@hibidoryoku1996) January 30, 2017
カナダグース Sサイズ
ジャスパー ブラック購入。
おめでとうございます🎉🎊 pic.twitter.com/03x8dqzUFo
カナダグースのジャスパーのサイズは5種類です。XSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、XLサイズとなります。基本的には他のブランドのように海外仕様ではなく日本規格としてのサイズなので、大きめのものを買ってもそれほどシルエットが野暮ったくなることはありませんが、せっかくのジャスパーなのでジャストフィットで着たいですよね?
カナダグースジャスパーのサイズ感を確認しよう!
一般的な身長に伴うサイズを明記しておくと、160cm~165cm(XSサイズ)、165cm~172cm(Sサイズ)、173cm~178cm(Mサイズ)、179cm~183cm(Lサイズ)、184cm~(XLサイズ)となります。これはあくまでも目安となりますので、微妙な身長の人は上のサイズを狙ったほうがいいかもしれません。
また、例えば腕が凄く筋肉質なメンズや、胸板が厚いメンズ、肩から胸にかけて逆三角形な素晴らしいスタイルのメンズなど、個性的な体型をしているメンズも少なくありません。日本規格によって肩幅などは少し丸みを帯びた形に作られていますが、着やすいレベルの話しなので、不安であれば上のサイズを選ぶか、実際にセレクトショップで着てみることをおすすめします。
ジャスパーのサイズ感はコーデによっても決まる!
カナダグースジャスパーの中に着るものは?
またジャスパーに限らずダウンジャケット全般に言えることですが、アウトドア重視で選ぶのであれば中にフリースやインナーダウンベストなど着ること前提で考えるのでサイズは大きめのもの、タウンユースとして着たい場合は身体にフィットすることを前提として考えるためジャストフィットのものを選ぶことになります。
先ほどのサイズはジャストフィットサイズなので、中に何を着たいかによってもサイズが変わってくることを念頭に入れて購入してください。少し大きめでもスリムに見えるような作りになっているので、それほどルーズには見えないと思われます。セレクトショップなどでは、ジャストフィットサイズで購入する場合は中は極力薄着にすることを勧めているようですね。
ジーンズコーディネートと相性の良いジャスパー
カナダグースジャスパー×ジーンズ
カナダグースに限らずダウンジャケットはジーンズと相性がいいですね。素材感というよりシルエット的なバランスの相性がいいのです。数ある種類のダウンジャケットの中でもジャスパーのシルエットはスマートなので、コーディネーション自体が洗練されて見えるという利点があります。できればスリムなジーンズでスマートさを強調してみてはいかがでしょう?
配色合わせコーデに更にジャスパーも色合わせ
カナダグースジャスパー×配色コーデ
ジーンズとのコーデは既に定番中の定番になっていますが、こちらは茶系統のインナーとモカシンシューズの配色合わせコーデにカナダグースジャスパーと帽子のコーデを合わせた、なかなかオツなコーディネートです。これであればジーンズでなくてもワンポイントな色でスラックスもありですね。
上下ジーンズコーデをまとめるジャスパー
カナダグースジャスパー×上下ジーンズコーデ
この着方はジャスパーのサイズを一つ大き目のサイズにしないと難しいコーデですね。上下のジーンズコーデは意外に野暮ったく見えることがあるので、そこをジャスパーで引き締めている感じが出ています。できればせっかくのジャスパーなので、インナーを同じジーンズ系ではなくベストやニットシャツにした方がスッキリしそうです。
カジュアルコーデをワンランクUPさせるジャスパー
カナダグースジャスパー×ネルシャツコーデ
ジーンズにコンバースは定番中の定番コーデですが、そこにネルシャツで少し重みを足して最後にジャスパーで締めています。カジュアルさを軽くし過ぎず爽やかさもありつつ、さりげなくコーディネートしている感じがいいですね。ジャスパーの前を閉じて胸元を少し開けた状態でネルシャツの存在感を出してもいいかもしれません。
大人の雰囲気漂う革靴コーデとジャスパー
カナダグースジャスパー×モノトーンカラーコーデ
さりげなく大人をアピールしたコーディネートがたまらないですね。革靴がワンポイント的に目立ちますが、モノトーンのイメージを出したコーデとジャスパーを渋く見せるコーデに革靴がうまくはまっていい感じのコーディネートになっています。パンツが白系なのがポイントですね。
思いっきりアウトドアな本来の姿ジャスパー
カナダグースジャスパー×インナーダウンジャケットorベスト
これは完全にアウトドアコーデです。もちろん本来の使い方はこちらですから全く問題ありません。インナーにもダウンジャケットを着こんでいるということは、完全防備状態ですね。それでもさすがにジャスパーは形が崩れません。とりあえずアウトドアコーデとして定番中の定番のコーディネートということになります。
洗練されたスポーティーコーデとジャスパー
カナダグースジャスパー×サイドラインジョガーパンツ
今流行りのサイドライン入りジョガーパンツと合わせたコーディネートですね。スポーティーなイメージにもジャスパーはよく合います。若者がジャスパーを取り入れたコーデをする時には、ジョガーパンツが一番しっくりくるかもしれません。
アウトドアコーディネートとジャスパー
カナダグースジャスパー×ロンハーマントートバッグ
ここは雪国…なので、一番しっくりくるコーディネートです。足元はレッドウィングからのジャスパーなのでしっかりアウトドアコーデになっています。そこにリュックなどではなくロンハーマンのトートバックがタウンユース的というかアウトドアコーデにしては抜け感があっていい感じのおしゃれ感が出ています。ロンハーマンのロゴもコーデの一部ですね。
サーフコーディネートにジャスパー
カナダグースジャスパー×Tシャツ
かっこいい大人の代表のようなコーデです!ジャスパーはスマートに作られていてもやはりアウターなので通常は重いイメージがあるのですが、こちらのコーデは重さをまったく感じさせないだけでなくシルエットも美しい!アウタの重さを靴の重さで軽減させています。ジャスパーは黒じゃなくベージュ、靴は軽い色ではなく黒、Tシャツが白もポイントが高く、上から下まで完璧です!
オーソドックスカジュアルコーデにジャスパー
カナダグースジャスパー×Tシャツ×スニーカー
カーキのパンツに合わせたコーディネートです。Tシャツとスニーカーを白にすることで、重すぎず爽やかな印象になります。この場合はダウンジャケットの前を閉じないで白いTシャツを見せた方がいいですね。また、もし前を閉じるのであれば、帽子は黒だと重すぎてしまうのでカーキ合わせにするかワンポイントで軽めの色をもってきたほうがよさそうです。
カナダグースジャスパーのカラーバリエーション
カナダグースジャスパーブラック
カナダグースのジャスパーの定番はやはりスーツなどにも合わせやすいブラックですね。黒はスマートさを強調してくれますし、なんといってもコーディネートしやすい色なので、どんな時でもこれ一つ着るだけで決められる黒は重宝します。
カナダグースジャスパーベージュ
ベージュはとてもダウンジャケットに合っている色ですね。重さを軽減できる色なので、アウトドア仕様コーデでもタウンユースコーデでも場所を選ばず着ることができます。しかも他の色よりおしゃれ感がでます。シルエットもそうですが、ポケット部分やボタンなどの装飾部分が際立って見えるのです。良い色ですね!
カナダグースジャスパーオリーブ
M1ジャケットのようなアーミー系にも見えるオリーブは、ストリートカジュアルファッション的要素が高い色です。タウンユースなどでカジュアルな服に合わせる時にとてもコーデしやすい色です。それほど重く感じる色ではないので、ボトムは黒や濃い色がおすすめです。もちろんジーンズも合わせやすいですね。
カナダグースジャスパーレッド
本当に良い色です!黒や重いダウンジャケットばかりで少し飽きている人などにはとてもおすすめの色です。遊び心があるイメージと顔が明るく見えるというメリットがあるので、ぜひ冒険してほしい色です。コーディネートが難しく感じる時は、インナー含めモノトーンでいくか抑えめの色に少しレッドが入っているものだとコーデしやすいはずです。
今年こそジャスパーが欲しい!
「前から狙っているけどなかなか手に入らない」「去年の冬に買いに行ったら売り切れてた!」などの声をよく聴きます。年々ジャスパーの人気は高まりを見せ、価格も上がっていくという恐ろしい事態になっています。ジャスパーい関して言えば、実は冬になってから買いに行こうとしてもほとんど売り切れているはずです。
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— 流行ストリートマガジン (@fashion_street0) July 3, 2017
2017-2018年 今季カナダグース(CANADA GOOSE)メンズ、ウィメンズ先行予約開始!(JASPER、MACMILLAN PARKA、CARSON PARKA等)https://t.co/yloIiWxHaw
なぜなら、その年のモデル分は各セレクトショップなどで夏から予約が開始され、予約で完売になるケースもあるのです。もう今この時期7月ぐらいから既に予約がスタートしているセレクトショップもあります。夏が終わるまでにはほとんどのショップが予約を開始しているので、ぜひ今からアンテナを張っておくことをおすすめします。
ちなみにレディース用のジャスパーも去年とても好評だったようなので、男女ペアお揃いで購入という人も多いようです。今季モデルで欲しいものがあれば、すぐに売り出しているショップをチェックしてすぐに予約しましょう!そうすればこの冬からは、羨望(せんぼう)の眼差しで見られること間違いなしです!
カナダグースのジャスパーは実力派!まとめ
カナダグースの中でも一番人気で定番中の定番であるジャスパーは誰もが憧れるダウンジャケットです。日本人の体型に合わせているのでとてもフィット感がある一方サイズ感の悩みもあります。自分の体形に合ったサイズとインナーに何を着るのかで決まるサイズ、すべてを考慮して購入してください。また既に今季分の予約も始まっているので、情報をチェックしておきましょう!
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