壊れたヘッドホンを自力で修理できる?プラグ断線の交換方法を解説

イヤホンよりも音質が良く、周囲への音漏れも守ってくれるヘッドホン。ですが本体部分は良くても、細いプラグはある程度経つと断線してしまいます。そのたびに購入し直すにもコストがかかる。壊れたヘッドホンは自力で修理できるのか。ヘッドホンの修理方法をもとめてみました。

壊れたヘッドホンを自力で修理できる?プラグ断線の交換方法を解説

目次

  1. ヘッドホンの故障はプラグ断線が一番の悩み
  2. ヘッドホンを自力で修理するのに必要な物
  3. ヘッドホンの修理部分であるプラグを切断
  4. 導線を上手く引き出せるかがヘッドホン修理の鍵
  5. ヘッドホンに取り付けるプラグに半田ごてを付ける
  6. ヘッドホンの修理元であるプラグの再確認
  7. 修理工程の最後「半田付け」の前に注意点
  8. 半田付けとグルーガンによる修理
  9. 最後にカバーを戻し、ヘッドホン修理は完了
  10. お気に入りヘッドホンの修理方法まとめ

ヘッドホンの故障はプラグ断線が一番の悩み

多くの人が経験済みな、ヘッドホンの故障。その多くはプラグの中の配線が断線することで、音が聞こえなくなることです。何も聞いていない時は、ガジェットかオーディオにプラグを巻きつけている人がほとんどでしょう。しかしプラグは本当に繊細なもので、慎重に扱わないと1週間程度で断線するものもあります。そのたびにメーカーに修理を出している人もいるそうです。

プラグの断線は、あくまで自己管理の範囲での話になります。なので保障付きというヘッドホンは、なかなかありません。バッグの中でプラグが挟まっていたり、聴視中にプラグが引っかかって断線したりといったトラブルもあるでしょう。一度のミスでノイズが入ったり、ガジェット自体が再起不能になることもしばしば。そのたびに修理していては、お金がかかりすぎてしまいます。

ヘッドホンはイヤホンよりも高価なものです。今ではどんどん技術が発達し、音質も素晴らしいレベルになっています。そのたびにガジェットを買い換えるのではなく、自力で修理する方法を覚えましょう。メーカーへ修理を依頼したとしても、コストも時間もかかってしまいます。ヘッドホンを自力で修理できれば、手間もかからず無料で済んでしまいます。

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ヘッドホンを自力で修理するのに必要な物

ヘッドホンの修理に必要なものは、まずは新品のプラグ、これが一番重要です。中古ではなく、新品のものを用意しましょう。電気屋や通販サイトでかなり安く販売しています。あとはケーブルを切るニッパー、プラグを守るカバー、熱から導線を保護してくれる熱圧縮チューブ、最近日本で流行りつつあるグルーガン、半田ごて、ライターも念のため用意しておきましょう。

このくらい用意すれば、もうヘッドホンは修理できたようなものです。全て用意して、価格は大体2000円前後。買いに行くのが面倒な人は、通販サイトで全て個別で売られています。他サイトや、動画でも説明している人が大勢いるので、分からない人はチェックしてみましょう。断線してとしてもヘッドホンは自力で修理することが、今やポピュラーな方法になりつつあります。

ヘッドホンの修理部分であるプラグを切断

ガジェットがなんであれ、まずはプラグを新品に変えなければ音は直りません。そのためにまずは思い切ってプラグを切断しましょう。しかし、修理部分がプラグ付近でない場合は、切断する必要はありません。導線同士が切り離れているだけの場合は、一旦切断して繋ぎ直すという方法でヘッドホンは元通りになるでしょう。

プラグを切断する際には、導線やカバーの残りが引っ付いていないかをよく確認してください。プラグを綺麗に剥ぎ取り、導線部分も綺麗な状態にまで自力で戻してください。導線部分というものは、普段は熱を発しています。チューブカバーが溶けている場合もあるので、再度チェックしておきましょう。

また、ニッパーを使うときも、刃先に十分注意して下さい。この工程をいい加減にしてしまうと、ヘッドホンは直りません。

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導線を上手く引き出せるかがヘッドホン修理の鍵

プラグを取り出したら、次にガジェットの切断した導線部分に目をやります。一本にしか見えない導線も、実は中にはさらに細い導線が3本ほど通っています。それを剥き出しにしなければいけません。まず一番外側のチューブをカッターで切り取ります。この時に力を入れすぎて、中身の導線も一緒に切ってしまわないよう気を付けましょう。

銅なので、よほど思い切りいかない限り、切れる事はありません。するとさらにチューブを纏った3本線が出てきます。そのチューブもめくらなければいけないのですが、かなり細いので中身も一緒に切れる恐れがあります。そんな時にはワイヤーストリッパーを使用しましょう。チューブを挟み込んで引き抜けば、チューブだけを除去できる優れものです。

あとはその導線に色が付いていますが、それをライターで炙るのみです。残りがないか、綺麗に取り切れているか確認しておきましょう。

ヘッドホンに取り付けるプラグに半田ごてを付ける

3本の剥き出し導線と、新品のプラグ、使っていたヘッドホンが用意できました。プラグと導線を繋げれば無事復活なのですが、その前に1工程。取り付ける前にプラグと導線に、半田ごてで地をならしてあげる必要があります。でないと、取り付け時に上手く溶けて引っ付いてくれません。この工程も意外と見落としがちですが、ヘッドホンの修理には欠かせないポイントです。

あくまで前段取りなので、半田を塗りすぎるのも禁止です。故障の原因になります。プラグ部分には薄く伸ばす程度、導線部分にも薄く纏わせる程度に留めておいてください。初めて半田ごてを使う人は、今後自力で修理できるよう、今のうちに練習しておきましょう。数回やれば、すぐに慣れるでしょう。

ヘッドホンの修理元であるプラグの再確認

ヘッドホンやイヤホンは、プラグによって音の伝達が正しく耳にまで届きます。いわば心臓のような大事な役割を果たしているのです。なので、まずはプラグの金属部分を正しく見極める必要があります。ヘッドホンにLとRがあるように、プラグにもその変換部が存在します。プラグには「LEFT・GND・RIGHT」と3つの構成で出来ています。

GNDとは電気の通り道。このGNDが線路の分岐点のような役目を果たしており、ここを通ってレフトライトに振り分けられます。先ほど用意した3つの導線を金属部に当てて、ヘッドホンを耳にまで当ててみましょう。これで左耳から聞こえてくる音がレフト部分、右耳から聞こえてくる音がライト部分という具合に見極めましょう。マジックなどで印を付けると、分かりやすいでしょう。

修理工程の最後「半田付け」の前に注意点

プラグの金属部分の確認を行い、繋げる導線の位置付けも終われば、いよいよ半田ごて。半田ごては、金属同士を円滑に伝達させる為の重要な作業方法です。それが終わればヘッドホンの修理は完了。ですがその前に注意点が一つあります。これはヘッドホン修理のあるあるとも言われています。

半田ごてでプラグと導線を繋げる前に、熱圧縮チューブとプラグカバーを導線側に通しておきましょう。チューブもカバーもどちらも細いものなので、予め用意しておかなければなりません。先にプラグと導線を繋いでしまうと、プラグ先端からはどちらのカバーも通りません。せっかく半田ごてが上手くいっても、また切断し直す必要が出てきます。注意しましょう。

半田付けとグルーガンによる修理

抜かりなくカバー類を導線に通したら、いよいよ半田ごてで接続していきます。半田付けのコツは、少しずつ銅部分を付着させていくこと。自分が思っているよりも、半田は素早く溶解してしまいます。あまりあちこちに飛散したり玉になりすぎると、接続は出来てもカバーが入りきらなくなるでしょう。その為にも時間をかけて少しずつ溶解させてください。

軽く引っ張って取れなければ問題はないと思います。ですが、これだけでは心許ないでしょう。次にグルーガンで溶解部分を補強していきます。溶解部分の上から溶液を塗り固めてください。なるべく平坦に、綺麗に塗り足していきましょう。半田ごてもグルーガンを使用する際は、先端は絶対に触れないようにしてください。ヘッドホン修理で、火傷になった人もいるそうです。

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最後にカバーを戻し、ヘッドホン修理は完了

半田ごて、グルーガンを終えてから付着部分を触れないように保管し、10分以上は冷ましましょう。気を付けてほしいポイントは、絶対に自然乾燥で乾かせてください。人工的に扇いだり扇風機で冷ましすぎると、急な温度差で溶解液に亀裂が入る場合があります。あくまで放置させておきましょう。あと一歩のところで、ヘッドホンが台無しになってしまいます。

溶解液が完全に乾いたなら、最後に熱圧縮チューブ、プラグカバーの順に被せていきましょう。それぞれに隙間があったり、少し浮いたような状態なら、絶縁テープで巻いて補強するのも良いでしょう。ケーブルやヘッドホンの色に合わせると、違和感なく使用できるでしょう。ヘッドホン修理と同時に、お洒落に変身させるのも楽しいです。

お気に入りヘッドホンの修理方法まとめ

ヘッドホンを自力で修理すると言っても、一度道具を用意してしまえば、この先何度壊れてしまっても、また自力で修理することが出来ます。ガジェットが違えど、配線構造は変わりません。修理方法も一度成功してしまえば、故障の心配をすることなく、音楽を楽しむことが出来るでしょう。修理手順は、ヘッドホンでもイヤホンでも変わりはありません。

修理方法の一番のポイントは、やはり半田ごての扱い方。すでに壊れてしまったガジェットや、プラスチック製の板の上で練習してみるのも良いかもしれません。自力で一度修理できると、案外クセになるそうです。身の回りの人達の役にも立つことが多いし、気に入ったガジェットなら、なおさらヘッドホンの修理方法をマスターしましょう。

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