未だ根強い人気を誇る日産のスカイラインGT-R「BNR32」。最近ではBNR32の補修部品の再販も決まり、まさに生ける伝説となったGT-R。今回はそんな伝説の車の魅力やスペックについて紹介していきたいと思います。生ける伝説はなにゆえ伝説となったのでしょう。

GT-Rの通称R32の3つの魅力とは?スペックなどを紹介!

目次

  1. 伝説の車。日産R32スカイラインGT-Rとは?
  2. R32型GT-Rの誕生秘話
  3. R32GT-Rに搭載されたエンジン『RB26DETT』とは?
  4. R32GT-Rのモンスターエンジンを支える足回り
  5. R32GT-Rの挙動を抑える「アテーサE-TS」とは?
  6. R32GT-Rのコントロール容易にしたシステム「スーパーハイキャス」
  7. GT-R「BNR32」の魅力①「ポルシェとの因縁」
  8. GT-R「BNR32」の魅力②「伝説に裏付けされた確かなスペック」
  9. レース仕様としてのGT-R「BNR32」
  10. GT-R「BNR32」の魅力③デザインが今見てもかっこいい
  11. GT-R「BNR32」はカスタムの自由度も高い
  12. R32の部品が再販決定!「NISMO CARS」とは?
  13. R32GT-Rはレストアしてでも乗りたい!でも費用はどれくらい?
  14. R32GT-Rのカスタム画像
  15. 不動の名車R32GT-R

伝説の車。日産R32スカイラインGT-Rとは?

1989年の夏。日産自動車から一台の伝説の車が発売されました。それがスカイラインGT-R「BNR32型」。先代のケンメリと呼ばれる2代目から約16年の時を待って誕生した車です。GT-Rの復活はRの不敗神話を蘇らせようとしての目的があり、GT-Rのスペックは当時としては最高峰を誇る出来となっています。

30年前に車とは言え、非常にファンも多く現役で走っている姿をたまに見ます。そんなR32の補修部品が日産の関連会社のオーテックジャパン内に「NISMO CARS」という事業部が立ち上がり、そこで生産廃止となっていたR32の補修部品の再生産がされるということです。

今までは、カスタムやレストアの際はワンオフという自作部品や、社外部品を使っての修理がされてきていましたが、メーカーからの再販ということで、部品に対するし信頼性もかなり高く、レストアの完成度もかなり高まっていきそうです。やはり画像栄えしますね。

現在はBNR32の部品のみの再生産ですが、今後は順次、別の古い車の補修部品も再生産していく流れになるらしいです。そんなプロジェクトの先陣を切る、GT-R「BNR32」はやはりそれほど、期待を込められる車なのでしょうね。ファンにとってはとても嬉しいニュースです。これでカスタムもレストアもとても捗ります。

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R32型GT-Rの誕生秘話

BNR32の発売誕生以前、GT-Rという車が世に出たのは、それから16年前のことでした。CMのキャッチコピーである「ケンとメリーのスカイライン」から派生して「ケンメリ」と呼ばれるようになりました。そのケンメリから16年の時を経て、GT-Rは復活を果たします。当時の画像が残っているのは珍しいです。

全日本ツーリングカー選手権においてのレギュレーションのひとつである「グループA」で、ただ勝つためだけに作られた車がR32GT-Rです。先代のスカイラインR31ですら、好パフォーマンスを誇っていたものの、外国車には苦戦を強いられる状況でした。そこで、GT-R伝説を再びという気概の元、R32GT-Rの開発が始まりました。

試行錯誤の中生まれたのが「RB26DETT」というエンジン。排気量2.6Lという半端な排気量もレースのルールに則ってのこと。ツインターボを搭載し当時としては最高の280馬力を有していました。エンジン自体も軽量化され、かつ耐久性に優れた材質を用い、最強のポテンシャルを発揮するわけです。おかげで当時の新車値段価格は好投しましたが、それでも人気を博した車です

R32GT-Rに搭載されたエンジン『RB26DETT』とは?

今では車好きの間では伝説の名機となっている『RB26DETT』は当時最強のエンジンと謳われるほどでした。1989年のR32販売開始から2002年のR34の販売終了まで13年のも長きに渡り、日産の主力エンジンとして君臨していました。今でもこのエンジンをレストアしたものが単体で高価格で取引されているほど、根強い人気を維持しています。

レースに勝つために生まれたR32の心臓を担った『RB26DETT』はもともと存在したRB型エンジンを再設計して作られたものです。排気量が2.6Lというのも、レースレギュレーションを則った上で、有利に勝つために試行錯誤して設定された数値でした。

R32GT-Rのモンスターエンジンを支える足回り

もちろん、ただ早くするためだけにエンジンを強固にしても、車全体のバランスが崩れてしまう。エンジンは強固であるがため、それを制御する足回りも重要になってきます。それまでのGT-Rはエンジンのトルクを後輪に伝達して走行するFR駆動であったが、R32では4WDとなった。

R32GT-Rの挙動を抑える「アテーサE-TS」とは?

R32GT-Rの足回りにも、エンジン同様最新システムが搭載されました。まずひとつ目が「アテーサE-TS」と呼ばれる前輪と後輪のトルクを分配させる機能です。R32は4WDであると定義付けされているものの、このシステムが搭載されたおかげで、常時FRとして走行しています。

「アテーサE-TS」はコーナリング中のタイヤのスリップを感知し、必要に応じて前輪も駆動させ、車体の安定を図るというシステムです。これにより、コーナリング時の安定性がかなり向上し、GT-Rはコーナーでも安定する車という印象を与えています。

R32GT-Rのコントロール容易にしたシステム「スーパーハイキャス」

「スーパーハイキャス」とは、ハンドルを切ると、後輪が逆位相に切れるシステムのことです。通常車は、前輪のみで操舵しますが、ハイキャスが搭載された車両ですと、後輪も一緒に切れます。運転時、最初は少し慣れない部分はありますが、使いこなせればかなり便利です。

当時のサスペンションの技術から、少しでもコーナリングを良くしようとつけられたシステムで、今ではあまり必要には感じないかもしれんません。しかし当時のR32のスペックから、これらシステムはかなりの恩威を与えていました。ただでさえエンジンの強化により増した前部の重量が原因で発生するアンダーステアを抑える役割もあったと思います。

R32の弱点として、アンダーステアが出やすいというものがありました。原因が先に述べたエンジンの重量から来るものです。エンジン強化に伴い強固に設計された分、車両前部の重量が増したことで、アンダーステアが発生する原因となっていました。その後の改良で、ブレーキに大型のブレーキキャリパーを導入するなどして解消はされています。

GT-R「BNR32」の魅力①「ポルシェとの因縁」

GT-Rには長年のライバルが存在します。ポルシェです。GT-Rは和製ポルシェを呼ばれることがありますが、所以があります。歴史は長く1964年の日本グランプリの白熱の激戦を繰り広げてからというもの、現代までポルシェとGT-Rは新型が登場するたびに何かと競い合うライバルとなったのです。

現在は新型車のテストドライブを行うドイツのニュルブルクリンクにおいて、その戦いの爪痕を残しています。ニュルブルクリンクのタイムアタックはもはやスポーツカーの開発においてかなり重きを置いているところで「ニュルが速い!」は一種のステータスとなるほどです。

このニュルでのタイム記録が現在の主なGT-R対ポルシェの主戦場となっています。2017年現在は新型のGT-Rが勝ち越していますが、ポルシェ陣営もGT-Rを撃墜すべく開発に力を入れている模様です。今後も両者の戦い、長きに渡り続いていくことと思います。

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GT-R「BNR32」の魅力②「伝説に裏付けされた確かなスペック」

16年前の栄光を再びという信念の下、日産の全技術を集結させて完成させたのがこのGT-R「BNR32」という車です。当時の新車販売価格はかなり高い価格になってしまいましたが、それでもGT-R歴代最大の販売台数の43,361台を記録しています。

この後につづいた歴代のGT-Rですが20,000台弱なので、これはかなりの記録になります。価格に勝る期待とスペックを誇っていたことを示しています。このBNR32という型がどれだけの期待とスペックを持っていたかが伺えます。カスタムの基盤としてももともと優秀で、当時の一般的な考えからは逸脱した構造を持っていました。

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レース仕様としてのGT-R「BNR32」

エンジンはRBシリーズを元に再設計されたRB26DETTを搭載。排気量2.6Lという中途半端な設計も、当時のレースレギュレーションに合わせるための設計でした。しかしこのエンジンが今でも深く愛されて、なんどもレストアされては、現在でも長く乗られています。

これら技術は今現在でも日産車の上位モデルに搭載され、まさに日産の花形的ポジションとして、このR32という車は存在する。元が一般乗用車をモデルにしていながら、ここまでの技術を施したのは、さすが「技術の日産」と謳われるほどです。

GT-R「BNR32」の魅力③デザインが今見てもかっこいい

もともと、スカイラインとして発売されていた「HCR32」というモデルを基礎にして、レース用として再設計されたR32GT-R。もう30年前の車であるにも関わらず、その洗練されたデザインは、今見てもかっこいいと言われるほど。年月が経っても、未だかっこいいと思える車は非常に珍しいと思われる。

画像をご覧いただければわかるが、今でもそのデザインを活かしたカスタムも施されている。これはやはり元がいいだけにここまで決まるのだろう。とても画像栄えする車のひとつだ。画像ではわからないが、その車体自体は、画像で見るより、実物で見てみるととても大きく感じる。

16インチのアルミ鍛造ホイールが装着され、幅の広いタイヤを履くために大きく広がったフェンダーが、大きく見える要因だ。そのダイナミックさは画像で伝わらないのが少し残念ではあるが、レースで勝つために生まれてきた車というだけあり、その存在感は今でも変わっていない。

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GT-R「BNR32」はカスタムの自由度も高い

デザインの良さからカスタム栄えする車としても人気です。レストアして長く乗りたいという方も多く、レストアのついでに、自分好みにカスタムしていく人が多いです。画像なども非常に多くネットに上がっているので、自分でカスタムをする際、画像を参考にしてみるのも面白いでしょう。SNSなどの画像を見ても、各オーナーさんは非常にセンスのあるカスタムを施しています。

パーツも豊富で、純正問わず各メーカー非常に多くのパーツを取り揃えています。価格幅が広いところが難点ですが、そこはやはり部品の出来によるところなので仕方ないでしょう。画像などでもわかるように、思いっきりカスタムしてしまう人や、純正の雰囲気を大事にしている人など、好みは様々です。

最近ではオーテックジャパンという日産の関連会社から、R32の補修部品も再販されるニュースが発表され、話題となりました。今まで入手困難となっていた純正の部品が手に入るとだけあって、R32オーナーにとっては嬉しいニュースとなりました。

R32の部品が再販決定!「NISMO CARS」とは?

日産のグループ会社である株式会社オーテックジャパンは、カスタムカーや福祉車両の制作を請け負う会社で、日産車をベースにそれら車両を制作している会社です。オーテックジャパンのカスタムカーはとてもかっこよくて、同じく日産で販売されるNISMO車両の制作もこの会社が担っています。

そんなオーテックジャパンの会社内に、「NISMO CARS」という事業部が発足しました。「ヘリテージ・パーツ・プログラム」と言いまして、生産廃止された部品を再び生産していく事業のようです。まず最初に手始めとしてR32スカイラインGT-Rの部品から再販される運びになりそうです。

補修部品の再販により、レストアもこれまで以上にやりさすくなることでしょう。価格帯もおそらく安くなる見込みということで、ワンオフの製品と比べても、きっと価格は安くなるかと思われます。そうでなくても価格関係なくメーカー純正であれば、安心ですので、R32オーナーはこちらで購入するのではないでしょうか。

R32GT-Rはレストアしてでも乗りたい!でも費用はどれくらい?

これだけ人気ですと、乗っている人もたくさんいます。さすがに30年も経っている車ですから、それなりにガタきている車両がほとんどのような気がします。もちろん、台数に比例にして綺麗に乗っている人も多いと思いますが、中古で出回っている車両は不安だらけ。そんな訳で、レストアという観点でR32を復活させるには、一体どれだけの修理価格になるのかを調べてみました。

レストアとは英語で回復するという意味があります。つまりココで言うレストアとは、車両を復活させることを言います。中古価格でいいものでは300万円を切るものも存在するR32。買うだけでも相当な価格なのに、レストアなんかしたら一体どんだけの価格になるのやら。

まずざっとですが、フルレストアで300万から400万ほどかかるそうです。これでは車両を購入しても倍の価格です。正直フルレストアはこだわらない方がいいのかも。それ以外でも全塗装でも100万ほどの価格はいってしまうので、これまた現実味から遠いですね。R32をレストアするのなら、自分が最もこだわっているところから、マメに直していった方がいいですね。

例えば簡単に内装の内張を変えたりだとかです。完全に趣味の世界になってしまいますが、 R32に乗られる方は非常にお強い趣味嗜好をしてらっしゃると思われます。そのため、趣味に価格などは関係無いという方が多いんじゃ無いんでしょうか?自分のこだわりの車をガレージに保管していつまでも眺めるのも男のロマンです。

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R32GT-Rのカスタム画像

R32GT-Rで最も多いカスタムは、純正の原型を留めた、シャコタンのオーバーフェンダーを大きくして、ヒラッベタいイメージを持たせるものが多くあります。R32のデザインがすでに完成されているだけあり、純正の形は崩したく無いというのが、ほとんどみんな思っているところでしょう。

一番個性が出やすいのが、ホイールでしょう。ファッションと一緒で、足元を変えてあげると、大きくその印象は変わってきます。黒のホイールにしたら、どこか落ち着いたスポーティな見た目になったり、メッキであれば多様やんちゃなイメージも孵化することができます。

ですが中には、純正ホイールに強いこだわりを持つ方もいらっしゃいます。純正ホイールも今や希少でネットオークションなどでも高価格で取引されております。

不動の名車R32GT-R

長年愛されて、車の歴史の中でも随一の人気を得ることになったR32GT-R。これから部品の再販などもあり、中古車価格も高騰しそうな勢いです。そんな長年愛される不動の名車を一度は乗ってみたいものですね。


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