オグリキャップの過去成績まとめ!芦毛の怪物伝説のラストラン!

オグリキャップは地方から中央競馬に殴り込みをかけ、有馬記念を2勝するなどG1を4勝した「芦毛の怪物」とも呼ばれるアイドルホースです。今回はそんなオグリキャップの過去成績を感動のラストランとなった有馬記念まで見ていきます。

オグリキャップの過去成績まとめ!芦毛の怪物伝説のラストラン!

目次

  1. オグリキャップは競馬ブームを引き起こしたアイドルホース!
  2. オグリキャップの血統は?
  3. 決してスムーズな成長ではなかったオグリキャップ
  4. 笠松での競走馬デビューを果たすオグリキャップ
  5. ペガサスSで中央初戦を迎えたオグリキャップ
  6. タマモクロスとの「芦毛対決」を繰り広げるオグリキャップ
  7. 世界を相手にした芦毛対決第2弾 ジャパンカップ
  8. 引退するタマモクロスとの最後の対決
  9. 4歳春は走ることが出来なかったオグリキャップ
  10. 競馬ファンの度肝を抜いた連闘に挑んだオグリキャップ
  11. 驚異の世界レコードでの決着となったジャパンカップ
  12. 4か月で6戦というローテーションはオグリキャップでも過酷すぎた
  13. 天才・武豊との初コンビを組むことになったオグリキャップ
  14. ラストランとなる有馬記念を迎えるオグリキャップ
  15. 多くの競馬ファンに感動を与えたオグリキャップ

オグリキャップは競馬ブームを引き起こしたアイドルホース!

オグリキャップは「芦毛の怪物」とも呼ばれ、競馬ファンに広く愛された競走馬です。特にラストランとなった有馬記念では中山競馬場に詰めかけた17万人の競馬ファンから「オグリコール」が起きた感動的なレースとして現在でも語り継がれています。今回はそんなオグリキャップの血統や成績をラストランの有馬記念まで見ていきます。

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オグリキャップの血統は?

オグリキャップは父ダンシングキャップ、母ホワイトナルビー、母の父シルバーシャークという血統です。このうち父ダンシングキャップはイギリスやフランスで現役生活を送っていたものの、重賞には手が届かず引退後種牡馬となり、産駒がデビューする前に日本に輸出された馬です。産駒はダートに強いマイラーが多かったため、中央寄りは地方で重用された種牡馬でした。

母のホワイトナルビーはその父シルバーシャーク、母ネヴァーナルビーという血統で、現役時代は笠松競馬場で走り、8戦4勝の成績を挙げ引退、繁殖入りをした馬でした。繁殖牝馬としては非常に優秀で、オグリキャップをはじめ桜花賞馬オグリローマンなどを送り出すだけでなく、全部で15頭の産駒のうち13頭が勝ちあがるという安定感を見せた繁殖牝馬です。

血統表にインブリードはあるものの、説明がつかないオグリキャップ

血統表の中にはナスルーラの4×5やネアルコの5×5はあったものの、父も母もダート系統の強い血統にもかかわらずオグリキャップのような産駒が出たことで、血統要素は関係ない突然変異を起こした馬という意見や、ダンシングキャップの父で「灰色の幽霊」と呼ばれたネイティヴダンサーが隔世遺伝を起こしたという意見もあるほどでした。

いずれにせよ血統面からオグリキャップを分析するには言葉で説明するには難しい要素が多く、だからこそオグリキャップという馬らしいとも言えるのです。

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決してスムーズな成長ではなかったオグリキャップ

1985年の3月27日、新ひだか町三石にある稲葉牧場で深夜にオグリキャップはこの世に生を受けます。しかし生まれた仔馬は右の前脚が外を向いているというハンデがあり、なかなか自分の足で立ち上がることも出来なかったため、牧場スタッフが仔馬を抱えながら乳を飲ませる手伝いをしたという話があります。

しかしそんなハンデがあったにもかからわず後にオグリキャップと名付けられる仔馬はとても食欲旺盛で、エサだけでなく雑草を食べるなど順調に育っていき、まだ右の前脚もひづめを削って矯正を促した結果、馬体が成長していくにつれて改善されていったと言われています。

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笠松での競走馬デビューを果たすオグリキャップ

成長したオグリキャップは笠松競馬場の鷲見昌勇(すみまさお)調教師のもとに預けられることになります。そして5月19日にデビューを迎えたオグリキャップでしたが、ダート800mという短距離レースでスタートで出遅れた影響もあり、マーチトウショウの2着と言う成績になります。その後も頻繁にレースに使われたものの、初勝利まで5走を要するという意外とも言える成績でした。

しかしこの敗因は出遅れだけでなく、オグリキャップが初勝利を迎える前に厩務員が変わったのですが、この時のオグリキャップはひづめに疾病を起こしていて、これが影響したのではないかとも言われています。しかし初勝利を挙げたオグリキャップは連勝を繰り返し、8連勝を達成することになります。

オグリキャップが芝レースで与えた衝撃、そして中央移籍

中でも4連勝で出走した中京盃という重賞は地方競馬でありながら、中央競馬と地方競馬共同使用をしていた中京競馬場の芝コースで行われたレースでした。ここでも約2馬身の差をつけて勝ったオグリキャップでしたが、その勝ちタイムは当時の古馬500万下の勝ちタイムに相当するもので、このレースを境に中央移籍を勧めたり、オグリキャップを買いたいという要請が激増したと言われています。

しかしあくまでも笠松競馬で、と当時の馬主である小栗孝一さんは考えていましたが、オグリキャップの中央移籍時の馬主となった佐橋五十雄さんの懸命な説得についに首を縦に振り、いくつかの条件を付けた上でオグリキャップは笠松で20戦12勝の成績を残し、栗東の瀬戸口勉きゅう舎へと転きゅうすることになります。

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ペガサスSで中央初戦を迎えたオグリキャップ

オグリキャップの中央デビュー戦は栗東にオグリキャップが移動してから1か月が過ぎた3月6日に阪神競馬場で行われたG3のペガサスステークスが選ばれます。地方で快進撃を続けていたことは知られていたものの、地方馬がいきなり中央で通用するかという不安のほうが大きく、2番人気になります。

しかしそんな不安視に反して後方からレースを進めたオグリキャップは外から進出し、ゴールでは2着に3馬身という差をつけ中央初戦を1着と言う成績で飾ります。この結果は競馬ファンのみならず陣営も予想以上のものでオグリキャップの快進撃はここから始まることとなります。

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タマモクロスとの「芦毛対決」を繰り広げるオグリキャップ

続く毎日杯から毎日王冠まで6連勝の成績を積み上げ、オグリキャップは天皇賞秋に挑戦することが決まります。このレースにはオグリキャップと同じく芦毛で、天皇賞春や宝塚記念を含む7連勝という成績を挙げここに出走していたタマモクロスとの「芦毛対決」となり、競馬ファンの注目を集めます。

オッズでも1番人気となったオグリキャップが2.1倍の1番人気に推され、タマモクロスは2.6倍の2番人気、3番人気のダイナアクトレスは離された7.7倍と2頭のマッチレースを期待するオッズとなっていました。

芦毛対決の初戦はタマモクロスに軍配が上がる

レースではレジェンドテイオーが逃げ、タマモクロスはそれまでの後方からのレースではなく、2番手からの追走となります。一方のオグリキャップは距離的な不安もあり、中団後方から直線で差す競馬を選択します。直線ではまずタマモクロスが抜け出し、オグリキャップは懸命に追い込むもその差はなかなか縮まらず、1馬身1/4差をつけてタマモクロスが先着します。

オグリキャップは中央移籍後初黒星を喫し、鞍上の河内洋騎手は「タマモクロスがバテると思った。距離不安もあり早めに動けなかった」と語り、一方の天皇賞春秋連覇を果たしたタマモクロスの鞍上を務めた南井克己騎手は「残り200mすぎでこの脚ならオグリも届かない」と勝利を確信したとされています。

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世界を相手にした芦毛対決第2弾 ジャパンカップ

天皇賞の結果に馬主サイドがタマモクロスへのリベンジを強く望んだため、オグリキャップはタマモクロスが次に出走することになっていたジャパンカップに出走することになります。そして今度は後方からではなく前々から競馬を進めることになります。

オッズでは前走でオグリキャップを破ったタマモクロスが3.2倍で1番人気、凱旋門賞馬のトニービンが3.9倍で2番人気、オグリキャップは距離不安もあり6.9倍の3番人気でレースを迎えます。

またしてもタマモクロスには届かず

レースではメジロデュレンとシェイディハイツが先頭争いを繰り広げ、オグリキャップは4番手から追走をしますが、向こう正面で折り合いを欠いたことから後方へと下がってしまい、そのまま包まれる形になってしまいます。ペイザバトラーやタマモクロスが先に上がっていき、それをオグリキャップが追いかける形でレースを進めていきます。

最後の直線ではタマモクロスが先に抜け出す形となり、内からペイザバトラーが馬体を併せる中、オグリキャップはまだこの2頭よりもやや離れた位置から必死に前を追いかけますが、やはりなかなかその差はつまらず、ペイザバトラーから約2馬身離された3着という成績になってしまいます。ここでもタマモクロスとオグリキャップの差は1馬身1/4と天皇賞から2頭の差が変わることはありませんでした。

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引退するタマモクロスとの最後の対決

タマモクロスに連敗を喫したオグリキャップは1戦限りの約束で有馬記念での鞍上を河内洋から岡部幸雄へと乗り替わることになります。タマモクロスはこの有馬記念での引退が決まっていて、タマモクロスに雪辱できる機会はこれが最後となるオグリキャップは単勝3.7倍の2番人気に推されます。1番人気はタマモクロスで2.4倍、3番人気は4.8倍でサッカーボーイが支持されていました。

タマモクロスのラストランでリベンジを果たす

前目の6番手からレースを進めたオグリキャップに対し、ラストランとなるタマモクロスは最後方からレースを進めるという展開になります。タマモクロスが先に仕掛け、外からオグリキャップに並びかけるところでオグリキャップも追い出され、最後の直線を迎えます。

直線では先にオグリキャップが先頭に立ち、その外からタマモクロスが馬体を併せてのたたき合いとなりますが、今度はオグリキャップがタマモクロスを抜かせず先頭でゴール版を通過し、タマモクロスが引退する前にリベンジを果たすとともに、中央のG1初制覇を果たします。そしてオグリキャップはこの成績が認められ、最優秀4歳牡馬のタイトルも受賞します。

昭和時代最後となった有馬記念

昭和最後の有馬記念となったこのレースは、ラストランとなったタマモクロスとオグリキャップの戦いだけでなく、サッカーボーイやスーパークリークも出走していたことで昭和最後の名勝負として現在も語り継がれるレースになっています。

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4歳春は走ることが出来なかったオグリキャップ

有馬記念を制したことでオグリキャップへの期待はさらに高まり、大阪杯から天皇賞春を主要とする王道路線を歩むローテーションが計画されます。しかし2月に球節をねんざしてしまうと、4月には繋靭帯炎を起こしてしまい、春シーズンを全て休む形となり、いわき市にある「馬の温泉」で治療やプールでの運動を行うことになります。

異例となる秋の始動

栗東トレーニングセンターに戻ってきたオグリキャップは、毎日王冠からの始動が予定されていましたが、順調に調整が進んだため予定を前倒ししてオールカマーで復帰初戦を果たすと、1番人気に応えて快勝します。続く毎日王冠でもイナリワンとのたたき合いを制して連覇を果たし、天皇賞秋へと進みますが、仕掛けが遅れたためにスーパークリークを捕らえられず2着に敗れます。

オグリキャップは続いてマイルチャンピオンシップに出走、ここでも単勝1.3倍という圧倒的な人気に支持されますが、道中は中団の内側からレースを進めるも、久しぶりのマイル戦となった影響もあったのか早めに南井克己騎手が追い出すも反応が悪く、先にバンブーメモリーが抜け出しますが猛追を見せたオグリキャップが内からハナ差差し切って1着となります。

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競馬ファンの度肝を抜いた連闘に挑んだオグリキャップ

オグリキャップの陣営はマイルチャンピオンシップの翌週に東京競馬場で行われるジャパンカップに連闘で出走させ、多くの競馬ファンを驚かせます。非常識とも言えるローテーションに加え、ここまで3か月間に4走していたことから疲労などの心配もあり、単勝5.3倍の2番人気でレースに挑みます。

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驚異の世界レコードでの決着となったジャパンカップ

レースではイギリスのイブンベイが1000m通過58秒5という当時では考えられないレベルの超ハイペースで逃げ、オグリキャップはスーパークリークと並びながら5番手付近を追走していきます。直線入り口となる1800mの通過ラップが当時の日本レコードよりも速いというペースの中でオグリキャップは外の4番手で最後の直線を迎えます。

内目からホーリックスが先に抜け出し、外からそれをオグリキャップが追うという馬体を離しての2頭のマッチレースはゴール版を通過するまで続き、ホーリックスがオグリキャップをクビ差抑え切ったところがゴールとなり、オグリキャップは2着という成績になってしまいます。しかしこの時の走破タイムである2分22秒2はその後10年以上にわたって記録されるものでした。

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4か月で6戦というローテーションはオグリキャップでも過酷すぎた

続く有馬記念でも圧倒的な1番人気に支持されたオグリキャップでしたが、連戦の疲労が確実に残っていた影響もあり、直線入り口では先頭に立つもそこから差されての5着と、屈辱的な敗北を喫してしまいます。血統面からもこのレースを最後に引退という話もあったオグリキャップですが、JRAの要請があったとも言われ、現役を続行することになります。

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天才・武豊との初コンビを組むことになったオグリキャップ

5歳となったオグリキャップでしたが、昨年同様春シーズンは調整が遅れ、安田記念が初戦となりました。武豊と初めてコンビを組むことになったオグリキャップは逃げ馬を見る形で2番手からレースを進めると、早めに先頭に立ちそのまま押し切るという強い競馬で単勝1.4倍の支持に応えます。

しかし続く宝塚記念で2着に敗れると、再び馬体に故障を発生し休養に入ったオグリキャップは天皇賞秋からレースに復帰しますが、急仕上げだったことなどが影響し6着と掲示板を外すと、続くジャパンカップでも11着と大敗を喫し、引退の声が強く上がることとなります。

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ラストランとなる有馬記念を迎えるオグリキャップ

オグリキャップを引退させず、有馬記念をラストランとする陣営の決定には反発も上がり、脅迫文まで飛び出す状況になりましたが、安田記念以来2度目となる武豊のコンビで単勝5.5倍の4番人気に支持されたオグリキャップはラストランに向かいます。

17万人の競馬ファンが起こした感動の「オグリコール」

引退レースとなる有馬記念でオグリキャップのラストランをこの目で見ようと中山競馬場には17万人もの競馬ファンが押しかけ、その中でゲートが開きます。当初逃げると言われていたミスターシクレノンが出遅れたため、オサイチジョージが先頭に立つ形となったレースは1000mが63秒付近という超スローペースで進み、オグリキャップは7番手の外側につけしっかりと折り合っていきます。

残り600m付近から進出を開始したオグリキャップは最終コーナーでは2番手まで上がり、最後の直線を迎えます。逃げていたオサイチジョージを残り200m手前でかわして先頭に立つと、内から伸びてきたホワイトストーンや外からきたメジロライアンらを抑え切り、3/4馬身差をつけてオグリキャップは引退レースを勝利で飾ります。

その血統をつなぐために種牡馬入りしたオグリキャップ

感動のラストランでの勝利の後、オグリキャップは京都競馬場、笠松競馬場、東京競馬場の3場で引退式が行われました。特に笠松競馬場での引退式では町の人口を超える競馬ファンが集まったと言われています。種牡馬となったオグリキャップでしたが、その血統を継ぐ活躍馬は現れず、2018年2月現在オグリキャップの血統はほとんど存在していません。

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多くの競馬ファンに感動を与えたオグリキャップ

今回は「芦毛の怪物」として競馬ファンに広く愛されたオグリキャップの血統や現役時代についてご紹介してきました。残念ながら2010年に亡くなってしまったオグリキャップですが、今も多くのファンが銅像のある優駿メモリアルパークに訪れています。DVDなども発売されているので興味を持たれた方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

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