ノンコノユメは3歳時代にはダート界の頂点を争う1頭でしたが、去勢手術を行ったあとはその輝きは失われましたが、根岸ステークスで復活となる勝利を挙げた競走馬です。今回はそんなノンコノユメのこれまでのレースや去勢手術についてご紹介していきます。

ノンコノユメの去勢効果は?過去の栄光を取り戻すことはできる?

目次

  1. ノンコノユメはダート路線で活躍を見せた実績馬!
  2. ノンコノユメはどんな血統の馬?
  3. デビューからその末脚は目を引いていたノンコノユメ
  4. 雨中の中でのG1制覇を飾るノンコノユメ
  5. 秋も末脚を武器に活躍を続けたノンコノユメ
  6. 4歳になってももどかしい競馬が続いたノンコノユメ
  7. 去勢手術ってなに? どんな効果があるの?
  8. 去勢手術後はその末脚が見られなくなったノンコノユメ
  9. ついにノンコノユメ復活の時! 根岸ステークス
  10. 試金石となるフェブラリーステークス そしてその先へ

ノンコノユメはダート路線で活躍を見せた実績馬!

ノンコノユメという名前を聞いたことはありますか?3歳時からダート路線をその末脚で見せていましたが、気性の悪さから去勢されたものの、復帰後はその末脚が見られなくなっていました。しかし2018年1月の根岸ステークスで久しぶりの勝利を挙げた馬です。今回はそんなノンコノユメの成績や去勢手術後について見ていきます。

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ノンコノユメはどんな血統の馬?

ノンコノユメは父トワイニング、母ノンコ、母の父アグネスタキオンという血統の2018年2月現在6歳のセン馬です。美浦の加藤征弘きゅう舎に所属しています。JRAでの馬名意味は「ノンコの夢。母馬から連想」とありますが、確かにそのままですね。珍名というほどではありませんがわかりやすい名前です。

父のトワイニングはフォーティナイナー産駒で、日本では芝の倍以上ダートの勝ち鞍が多い種牡馬です。母ノンコは現役時代は中央で13戦3勝という成績でした。インブリードはレイズアネイティヴの4×5があるだけとなっています。

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デビューからその末脚は目を引いていたノンコノユメ

2014年11月23日、東京競馬場で行われた新馬戦でノンコノユメはデビュー戦を迎え、石川裕紀人騎手を背に中団の後方から差し切り、初勝利を迎えます。続く500万下では2戦して3着、2着と勝ちきれない競馬が続きましたが、クリスチャン・デムーロ騎手に乗り替わった次走では、道中最後方からポジションを上げ、2馬身差で差し切ってオープン入りを果たします。

続く伏竜ステークスでは横山騎手と手が合わなかったのか5着に敗れますが、東京コースに変わった青龍ステークスではルメール騎手を背に鮮やかな差し切り勝ちを決めると、続くユニコーンステークスでも2番人気に支持されたノンコノユメは、スタートでやや立ち遅れるも、直線では外から末脚を発揮し、連勝で重賞制覇を果たします。

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雨中の中でのG1制覇を飾るノンコノユメ

ノンコノユメの次走は大井競馬場で行われた地方交流G1のジャパンダートダービーとなりました。伏竜ステークスでノンコノユメを破ったクロスクリーガーが1.6倍で1番人気、ノンコノユメが2.8倍の2番人気と2強対決の様相を呈します。雨に霞んだ不良馬場で行われたレースはクロスクリーガーが逃げ、ノンコノユメは大井ということを意識してか、中団からレースを進めます。

直線入り口では外側の5番手まで上がってきていたノンコノユメは、前を行くクロスクリーガーをただ1頭追いかけ、残り100m付近で並びかけると一気に差し切り、逆に2馬身半の差をつけて初G1制覇を果たします。3着以下はクロスクリーガーからさらに5馬身以上の差がついていて、ノンコノユメの強さが浮き彫りとなったレースとなりました。

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秋も末脚を武器に活躍を続けたノンコノユメ

休養を挟んだノンコノユメは武蔵野ステークスで復帰し、ここでも後方の追走から直線一気の追い込みを見せ、前で粘るタガノトネールをハナ差差し切って4連勝を飾ります。上がり3Fは2着馬より1秒2も早い35秒2という末脚でした。続いてノンコノユメは秋の大目標でもあるチャンピオンズカップへと出走し、ここでも末脚に期待がかかり3番人気に支持されます。

チャンピオンズカップではコパノリッキーが逃げる形となり、ノンコノユメは後方2番手から進み、3コーナー過ぎではすでに鞍上の手が動く中で直線は最内を突いてその末脚を見せますが、外から先に抜け出したサンビスタの大駆けには届かず、2着に敗れチャンピオンズカップ制覇はお預けとなります。

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4歳になってももどかしい競馬が続いたノンコノユメ

4歳となったノンコノユメはフェブラリーステークスで1番人気に推されるも2着、かしわ記念では直線の短い船橋競馬場では持ち味を生かし切れず4着、続く帝王賞でも2着と、確実に追い込んでくるものの勝ちきれないもどかしい競馬が続くことになります。

それと同時にもとから装鞍所などで暴れるような気の悪さはあったノンコノユメでしたが、それがさらに激しくなるようになり見兼ねた陣営は、賭けともいうべきノンコノユメの去勢手術に踏み切ることになります。

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去勢手術ってなに? どんな効果があるの?

ここでノンコノユメが行った「去勢手術」についてご存知ですか?実はこの去勢手術を行った馬のことを「セン馬」と読んでいます。犬などのペットを飼われている人は去勢手術について聞いたことがある人や、実際に行ったことのある人もいるかもしれませんが、去勢手術とは牡のシンボルを取ってしまう手術のことを言います。

もちろんセン馬になってしまったら種牡馬になることは出来ませんし、出ることが出来なくなるレースもあります。しかし一般的に去勢手術を行うことで気性がよくなることや、おとなしくなるというメリットがあると言われています。また余計な肉が付きにくくなり、競走馬としての活躍が長くなりやすいとも言われています。

去勢手術の効果は馬によって効果的にもなるし、逆効果にもなる

しかしすべての馬に効果があるわけではなく、気性が悪くても強い馬は気の悪さを闘争心に変えているという考え方もあり、去勢をしてしまったことで走らなくなってしまうケースもあり、そのため去勢手術が賭けとも言われているのです。

余談にはなりますが、JRAの誘導馬や牧場の乗馬用の馬、香港競馬に所属している馬はセン馬になっています。前者は暴れると困るという理由でセン馬になっていて、香港競馬の場合はどんなに活躍しても、香港には生産牧場がないため行き場所がありません。そのためセン馬にしているといわれています。

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去勢手術後はその末脚が見られなくなったノンコノユメ

帝王賞から4か月半後の11月にノンコノユメはJBCクラシックで戦列復帰しますが、中団から競馬をするもそれまでの切れ味はなく、4着に敗れます。続く2年連続となったチャンピオンズカップではムーア騎手が鞍上を務めることになり、4番人気に推されたノンコノユメはそれまでと同じように中団から後方よりのポジションでレースを進めていきます。

3コーナーから手が動く形で必死に前を追うノンコノユメですが、ここでもやはり手術前の末脚はなりを潜め、前に追いつけないどころか後ろから来たカフジテイクにまで差される形で6着に敗れてしまいます。このチャンピオンズカップのレースぶりは、それまで末脚でファンを魅了してきたノンコノユメからはかけ離れたものでした。

その後も精彩を欠く競馬が続いたノンコノユメ

続く東京大賞典では前目の競馬を試みるも直線で脱落しての4着、フェブラリーステークスでは中団から伸びずの7着と敗れてしまったノンコノユメは調教師が「不安になるくらい大人しくなった。別の馬になっています」と言うように去勢がマイナスになってしまったようなコメントも出てしまいます。

フェブラリーステークス後は休養に入ったノンコノユメは武蔵野ステークスで戻ってくると、2回目のコンビとなるクリスチャン・デムーロ騎手が鞍上を務めることになります。最後方追走から直線では外にデムーロ騎手が持ち出し、懸命に前を追いますが4着に敗れます。しかし3着とクビ差だったことや、後ろから差されていなかったことからリフレッシュ効果があったと見られます。

3度目の出走となったチャンピオンズカップ

ノンコノユメは再度クリスチャン・デムーロ騎手とのコンビで3年連続の出走となるチャンピオンズカップへと決まります。2年以上勝ち星には見放されているものの、前走で復活の兆しが見えたと評価したファンから6番人気に支持されたノンコノユメは、今度こそ悲願の中央G1を目指してレースへと挑みます。

やや伸びあがるようなスタートから、デムーロ騎手が押しても進んでいかなかったノンコノユメは後方2番手からレースを進めていきます。コパノリッキーの作り出したペースは遅く、馬群が一団となる中でノンコノユメは3コーナー過ぎからデムーロ騎手が追い出しに入りますが、なかなか前との差は縮まりません。

またしてもチャンピオンズカップでは頂点に届かず

デムーロ騎手は外を回す形で最終コーナーを回り追い上げていこうとしますが、全体的に脚を残していた影響からか前との差は詰められず、9着に敗れます。しかし勝ったゴールドドリーム以外は、中団より前にいた馬たちが上位を占めていたことから、着順ほど悲観する内容ではないという声もありました。

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ついにノンコノユメ復活の時! 根岸ステークス

年が明け6歳となったノンコノユメは、その初戦を初経験となる1400mという距離で行われる根岸ステークスにします。距離を短くすることで新しい一面が見られれば、という陣営の考えによるものでした。鞍上はクリスチャン・デムーロ騎手から内田博幸騎手に乗り替わります。

まだ雪が残る重馬場で行われた根岸ステークスで、ノンコノユメはまずまずのスタートを切ると後方集団からレースを進めていきます。前が33秒8とハイペースで飛ばす中、直線で外を通り追い込み体制に入ったノンコノユメは、内田騎手の豪快なアクションに応える形で懸命にその末脚を伸ばします。

根岸ステークスで輝きを取り戻した末脚

先にサンライズノヴァが抜け出した所を外から強襲したノンコノユメは馬体を併せてのたたき合いを100m以上続け、最後にグイっと伸びる形で2年2か月ぶりとなる勝利を根岸ステークスで果たします。上がり3Fはメンバー最速となる34秒2で、勝ちタイムの1分21秒5はレコードタイムのおまけつきでした。

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試金石となるフェブラリーステークス そしてその先へ

今回は根岸ステークスで復活を果たしたノンコノユメについてご紹介しました。ダート界の主役の1頭から、去勢手術でその輝きを一度は失ったノンコノユメが根岸ステークスで取り戻した輝きはフロックだったのか、フェブラリーステークス以降も続くのか、ノンコノユメの走りに注目です。


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