話の伏線、伏線を回収する、などと「伏線」という言葉がよく使われています。正確な意味は説明できないけれど、何となく使われる伏線という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。伏線の正しい使い方、布石や前振りとの違いについてもご説明します。

伏線の意味と使い方は?布石や前振りとの違いを詳しく解説!

目次

  1. 伏線ってどんな意味?使い方も詳しく解説!
  2. 伏線の2つの意味とは?
  3. 「伏線を張る」とはどんな意味?
  4. 「伏線を回収する」とはどんな意味?
  5. 伏線という語句の使い方は?
  6. 伏線と似たような意味の言葉がある?
  7. 伏線と布石の意味の違い
  8. 伏線と前振りの意味の違い
  9. 伏線とフラグの意味の違い
  10. 伏線の意味と使い方まとめ!

伏線ってどんな意味?使い方も詳しく解説!

伏線(ふくせん)という言葉を多くの方が聞いたことがあるのではないでしょうか。話の伏線、伏線を張る、伏線を回収するまどいろいろな使い方をするようですが、伏線の意味をよくわからないまま何となく使っているという方も少なくないかもしれません。

伏線と非多様な意味の布石や前振り、フラグも伏線と同じように「回収」とセットでよく使われますが、これらの言葉と伏線では意味が異なるのでしょうか。伏線の意味と正しい使い方、伏線と似た語句との意味の違いについて、詳しく解説していきます。

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伏線の2つの意味とは?

小説・ドラマなどで使われる「伏線」

伏線には二つの意味があるとされています。一つは小説や物語、漫画、ドラマ・舞台などのお芝居で、これから先に起こるある展開をほのめかすような手法、あるいはそのほのめかし・暗示するものそのものを指します。

小説などである登場人物が「子供の頃よく父とキャッチボールして…」とボソッとセリフを言っていて、後々実は元プロ野球選手の父が登場してきたり、さらにその父がストーリーで重要な人物となったりするのも話の伏線となり得ます。伏線は小説やドラマのストーリー作りにおいて重要とされています。

意味は異なりますが、ヒントとか謎の意味合いでも伏線が使われていることがあります。ストーリーである展開があったとき、その展開が以前に描かれていたエピソードとつながりがあったとき、「あれが(この展開の)伏線になっていたのか」と言ったり、伏線らしきエピソードがある展開につながったときに「謎が解けた」と言うこともあります。

伏線と似たような「きっかけ」や「前置き」も小説やドラマでのストーリー展開ではよくあることですが、伏線はその後に起きる展開が予想しにくかったり、それが原因やきっかけとなるとは気づきにくいという特徴もあります。

現実世界で使われる「伏線」

創作の世界だけでなく、現実の世界でも伏線という言葉は使われます。伏線のもう一つの意味は、前もって物事がうまく運ぶように準備をしておくこと、またはうまくいくように前もってしておいた準備そのものを指します。ただこちらの意味よりも上記の方の伏線の意味で使われることが多いようです。

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「伏線を張る」とはどんな意味?

「伏線を張る」とは、小説や漫画などのストーリーで伏線を作っておくことを意味し、「伏線を用意する」「伏線を敷く」も同じような意味で使われます。さらに何かあってもうまくいくよう前もって準備するときも「伏線を張る」という使い方をすることがあります。

「話の伏線を張る」、「問題が起きることを見越して伏線を張っていた」「伏線が張り巡らされた小説」のように使うことができます。読者、視聴者を引きつけるには、伏線の張り方が重要とも言われています。特にドラマや漫画では話が長いこともあり、伏線が後の展開にどう「生きてくる」かがストーリーの面白さと大きく関わるようです。

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「伏線を回収する」とはどんな意味?

「伏線を回収する」という使い方をすることもあります。小説やドラマの展開の中で、「あらかじめ張っておいた伏線を回収する」といったような使い方をします。つまり張っておいた伏線を成り立たせることそ意味し、「アレはそういうことだったのか」と読んでいる人、見ている人たちが納得するものです。

たまにドラマで伏線を張っていた(と思われる)のに、結局その伏線が回収されないまま、モヤモヤした感じでドラマが終わってしまうこともあります。逆に最終回で謎だったこと(伏線)が一度に回収され、「そういうことだったのか~」と見ている側がスッキリするということもあります。伏線の張り方とともに回収の方もストーリー作りにおいて重要視されています。

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伏線という語句の使い方は?

「容疑者をかばう友人が理工学部を出ているというのが、本当の犯人が誰であるのか伏線になっていたのか。」「今回のドラマはいろんなところに伏線が張られているようで、今後の展開が楽しみだ。」「今回のドラマで伏線が回収されないまま終わっってしまった。」

「事がうまく進むよう伏線を設けておく」「クレームなど万一のときのために伏線を敷いておく。」などのように伏線が使われたりします。「伏線を用意する」「伏線を仕掛ける」といった言い方もあります。

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伏線と似たような意味の言葉がある?

伏線に似た意味で使われる言葉は結構多いようです。状況に応じてはトリック、手回し、謎なども同様の意味で使うこともあり、「伏線として」と「背景として」を同じような意味で使うこともあります。

上記の例は伏線との違いを意識して使える語句とは思いますが、特に「伏線を張る」と「布石を打つ」、「伏線」と「前振り」、「伏線の回収」と「フラグの回収」は意味の違いがよくわからないまま使われているケースも多いです。どのような違いがあるのかも見ていきましょう。

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伏線と布石の意味の違い

布石(ふせき)は伏線と同じような意味でよく使われる言葉です。石という字が使われていますが、もともとは囲碁の対局において、序盤における石の並べ方を指す言葉です。そこから転じてその後どのような展開が起きるのか先回りして、手はずを整えておくことを「布石を打つ」と言い、その手はず、手配りすることを「布石」と言います。

布石は特にビジネスの場面において使われることが多いです。「優秀な人材配置と設備投資で、業務拡大のための布石を打った」のように使われます。

「伏線を張る」も手はずを整える意味でビジネスの場面でも使われますが、どちらかといえばすぐ目の前でこれから(トラブルなどが)起こりうるときの対処法を前もって準備しておく意味合いが強く、布石を打つというときはさらに大きなスケールで、先の事業・計画のために手配をしておくことを指すことが多いです。

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伏線と前振りの意味の違い

「前振り/前フリ」も伏線と同じような意味で使われる言葉です。前に体を振ること、前もってお金の振込みをすることも指しますが、主に本題に入る前のきっかけとなる話、前置き、または番組・イベントの本題前の導入部を指したりします。

「彼のスピーチは前振りが長い」と言うときは、本題に入る前の前置きが長いということです。「手紙を書くときもいきなり最初から本題に入らず、前振りから入る」と前置きとほぼ同じ意味で使われます。「伏線」ではこれらのような使われ方はしません。

また、ストーリーの上でも伏線のように「前振り」が使われることもあります。伏線よりは軽い前置きが前振り、さらに深い意味合いがあるのが伏線とされています。展開が読めそうな浅いものが前振り、展開が読めない、後からそれがこの展開の序章だったのかと気付かされるものが伏線です。

ストーリー展開で前振りという言葉が使われるときは、伏線の方がレベルの高い前振り、トリックといった意味合いがあるようです。

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伏線とフラグの意味の違い

フラグは本来旗を指すものですが、重要なメールに旗のマークの「フラグ」を付けて後で返信したり読み返すのに使うこともあります。また小説やドラマでのストーリー展開で、ある特定の状況やストーリー展開を招くものもフラグと言います。

ある特定の状況や展開になりそうなお決まりのパターンが来たら「フラグが立つ」、またその状況、展開が起きたら「フラグ回収」と言います。

小説や漫画などにおいて、よくある展開が起こるきっかけ、パターンとしてフラグは認識されており、伏線はパターン化したものではないという違いがあります。伏線の場合は後から「あれが伏線だったのか」と気づくような仕掛けであり、フラグの場合は明らかにどのような展開が起きるかがハッキリとしているケースで使われます。

例えばストーリーの中で、「ピアスが落ちていたのを主人公の男性がなんとなく拾った」という前振りがあり、それがきっかけでピアスを落とした女性にお礼を言われるシーンが続き、これからいかにも2人が親しくなるような展開だと読めるようなら「恋愛フラグが立った」と言われたりします。

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伏線の意味と使い方まとめ!

伏線の意味と使い方、また布石や前振りとの意味の違いも確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。伏線と似たような言葉もありますが、意味や使い方が少し異なっていましたね。小説やドラマだけでなく、日常でも「伏線」を張ることはできるようです。

伏線の張り方、回収の仕方もストーリーの面白さと大きく関わってくるようです。そんなことも意識しながら小説を読んだりドラマを見ると、また楽しみも一層深いものになるかもしれませんね。

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