スマートオーディンは毎日杯、京都新聞杯と連勝して臨んだダービーの直後、転厩をすることになった競走馬です。いったい転厩の理由とはどこにあったのでしょうか?今回はスマートオーディンの過去の成績や、転厩の理由とされているものなど、現在までご紹介していきます。

スマートオーディンの転厩理由は?ダービー6着馬の過去成績など

目次

  1. スマートオーディンは重賞を3勝した悲運の名馬!
  2. スマートオーディンがデビューするまで
  3. 新馬戦を勝利で飾るスマートオーディン
  4. 3戦目で重賞制覇を果たしたスマートオーディン
  5. 3歳を迎えたスマートオーディン
  6. 京都新聞杯でも力を見せたスマートオーディン
  7. ダービーに挑んだスマートオーディン
  8. ダービー後に転厩となったスマートオーディン
  9. 放牧に出されたスマートオーディンだったが
  10. スマートオーディンは歴史の中に消えてしまうのか

スマートオーディンは重賞を3勝した悲運の名馬!

スマートオーディンという競走馬をご存知ですか?2~3歳の春まで重賞路線で活躍し、ダービーにまで駒を進めた名馬ですが、その後所属していた松国厩舎から池江厩舎に転厩してしまった馬です。その転厩理由とはいったいなんだったのか?まずはスマートオーディンの血統や戦績から見ていきます。

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スマートオーディンがデビューするまで

スマートオーディンは父ダノンシャンティ、母レディアップステージ、母の父アルザオという血統で、2013年2月20日に新冠町のスカイビーチステーブルで生まれた2018年2月現在5歳の牡馬です。父ダノンシャンティは父フジキセキ、母シャンソネットという血統で、現役時代はNHKマイルカップや毎日杯を勝った馬でした。

父ダノンシャンティの初年度産駒として生まれたスマートオーディンは、「スマート」の冠名でおなじみの大川徹オーナーが馬主となり、栗東トレーニングセンターに居を構える松国厩舎(松田国英厩舎)に所属され、新馬戦に向けて調整が進められることなります。

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新馬戦を勝利で飾るスマートオーディン

冠名に北欧神話の主神であるオーディンをつけて「スマートオーディン」と名付けられた同馬は、2015年9月20日に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューします。単勝1.7倍という高い支持を受けたスマートオーディンは、8頭立ての少頭数の新馬戦ということもあり、スタートしてから積極的に行く馬がおらず、1000m通過が64秒6と、1800mのレースとして超スローペースの中を後方3番手の位置から進めます。

直線での切れ味勝負となった競馬で、4コーナーで外から差を詰めたスマートオーディンは、残り400m付近で早くも先頭に立つと後方にいたレヴィンインパクトがスマートオーディン目掛けて追い込んでくるものの、ほとんど馬体を並ばせることなくさらにギアを上げ、完全に振り切ったとこで鞍上のデムーロ騎手が勝利を確信したのか、左手で首のあたりをポンポンと叩く仕草を見せ、2馬身半差で初勝利を飾ります。

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3戦目で重賞制覇を果たしたスマートオーディン

2戦目となった萩ステークスはわずか5頭立てとなったレースで、スマートオーディンは1.4倍という1番人気に支持されますが、∔12㎏という馬体増加も影響したのか2着に敗れます。しかしこのレースは勝ったブラックスピネルをはじめ、2着のスマートオーディン、3着のレインボーラインと後の重賞ウィナーが揃っていたレースでした。

クラシックへの登竜門 東京スポーツ杯2歳ステークス

スマートオーディンは続けて、2歳重賞の東京スポーツ杯2歳ステークスへと出走します。このレースはディープブリランテやイスラボニータなどクラシックホースを多く送り出している登竜門ともいわれるレースで、前年も勝ち馬サトノクラウンがダービーで3着になるなど活躍をしていました。

そういったレースということもあり、この年も新馬戦から2連勝中のロスカボスやプロディガルサンらが上位人気に推され、武豊騎手に乗り替わったスマートオーディンは4番人気ながらも7倍とまずまずの人気でレースを迎えます。大外枠からの出走ということもあり、まずまずのスタートを決めたスマートオーディンは、鞍上の武豊騎手がスッと抑えて後方2番手からレースを進めます。

圧倒的な切れ味を見せ重賞制覇を果たしたスマートオーディン

1000m通過が62秒4とスローで流れる中、スマートオーディンは長い東京の直線を最後方まで下がったところで迎え、一瞬ファンをヒヤリとさせたものの、やや内に切れ込む面は見せますが一気に末脚を伸ばし、抜け出した後もまた内に切れ込みそうになったので追うのをやめて外へと進路を取る動きを見せながらも1着でゴール板を通過し、重賞初制覇を果たします。

最後で追うのをやめながらもスマートオーディンの上がり3Fは、最後の直線まで脚を溜めてたとはいえ2着のプロヴィガルサンの33秒4を0秒5も上回る32秒9という2歳馬離れした末脚でした。大川オーナーにとっても、この年で7月の中京記念に次ぐ年間2度目の重賞制覇となり、松国厩舎にとっても2006年のフサイチホウオー以来、9年振りの東京スポーツ杯2歳ステークス制覇となりました。

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3歳を迎えたスマートオーディン

3歳初戦を東京競馬場で行われる共同通信杯にしたスマートオーディンは、2番人気に支持され、前走とは違い3番手付近の前目からレースを進めていきますが、1回緩めて∔12㎏となった馬体重が影響したのかやや直線で伸びを欠き、ディーマジェスティから1秒以上離された6着に敗れてしまいます。

続く毎日杯では武豊がドバイ遠征で国内にいなかったため、戸崎圭太騎手が鞍上を務めると、再び後方3番手からレースを進め、直線では上がり3Fが32秒7という豪脚を見せつけ、上がり3Fが33秒フラットの脚で上がってきていたアーバンキッドに1馬身1/4差をつけ、2度目の重賞勝利を果たします。

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京都新聞杯でも力を見せたスマートオーディン

皐月賞をパスして京都新杯からダービーへと向かうローテーションが松国厩舎によって取られることになり、毎日杯と同じく戸崎圭太騎手が鞍上で京都新聞杯へ出走したスマートオーディンは単勝2倍という1番人気でレースに挑みます。まずまずのスタートを切ったスマートオーディンは毎日杯と同じように戸崎騎手が後方に下げ、後方2番手からレースを進めていきます。

3コーナー過ぎの下り坂付近から外を通ってポジションを上げにかかったスマートオーディンは、直線入り口では後方4番手の外につけ、先に抜け出したアグネスフォルテを大外から猛追すると残り100m付近で先頭に立ち、そのまま3/4馬身差をつけて重賞連勝を果たし、堂々とダービーへ向かうことになります。

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ダービーに挑んだスマートオーディン

2016年5月29日、いよいよスマートオーディンはダービーの日を迎えることになります。1番人気は皐月賞馬ディーマジェスティ、2番人気は皐月賞3着馬サトノダイヤモンド、3番人気は皐月賞2着馬マカヒキ、4番人気は皐月賞で5着降着となったリオンディーズと皐月賞組が上位を占める中、これに次ぐ5番人気としてスマートオーディンはダービーのゲートへと向かいます。

レースではマイネルハニーが逃げ、まずまずのスタートを決めたスマートオーディンは中団後方、ディーマジェスティを見る形でレースを進め、最後の直線では前のディーマジェスティが壁となりやや仕掛けが遅れるような展開も響いたか、6着と敗れるも5着までは皐月賞の5着までの馬が着順を入れ替えつつもそのまま入る「5強」が力を見せたダービーとなりました。

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ダービー後に転厩となったスマートオーディン

ダービーから3週間あまりがすぎた6月20日、スマートオーディンが松国厩舎から池江厩舎に転厩することが発表され、ファンは騒然となります。京都新聞杯の時点からダービーに出走させたい松国厩舎と他の道を考えたいオーナーサイドで意見の食い違いがあったというのが理由とされ、ダービー後には松国厩舎から「今後の予定はオーナーと協議したものの話がまとまらなかったので未定」というようなコメントがあったばかりのことでした。

実際に池江厩舎への転厩を決めるのはオーナーであり、その決定は受け入れるしかないものですが、スマートオーディンは将来が期待されている競走馬だっただけに、ファンの心境は複雑なものがあったようです。池江厩舎には同じくダービーを戦ったサトノダイヤモンドなども所属していて、菊花賞ではなく天皇賞に向かうのか?というような憶測もファンの間では飛び交いました。

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放牧に出されたスマートオーディンだったが

池江厩舎へ転厩し、秋はオーナーの意向もあったのか毎日王冠から天皇賞秋へ向かうローテーションが予定されていたスマートオーディンでしたが、9月に足元に疲れが出たということで放牧に出されることが池江厩舎から発表されます。G1級の素質馬の戦線離脱にガッカリした競馬ファンも多かったようです。

しかしスマートオーディンの悲劇はこれで終わりではありませんでした。リフレッシュ放牧に出されたはずのスマートオーディンは、いつまでたっても厩舎に戻ったという情報が池江厩舎からもオーナーサイドからも出されず、時計の針だけがどんどんと進んで行きました。

姿を消してしまったスマートオーディン

4歳になったスマートオーディンでしたが、一向にその状況がどうなったかは明らかにされず、キタサンブラックが天皇賞を連覇した春が過ぎ、前年に激闘したダービーが終わり、僚馬のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に出走した秋になってもスマートオーディンは戻らず、キタサンブラックが大団円を迎えた有馬記念が終わり、スマートオーディンが5歳になっても未だに帰厩したという情報は池江厩舎から出てきていません。

スマートオーディンのファンの中でも戻ってくるのを待つ声と、もう競走馬としてはダメなんじゃないかと諦める声があり、2018年3月現在でもスマートオーディンが放牧に出された後にいったい何が起きて、今どうなっているのかがオーナーサイドからも、池江厩舎からも明らかにはされていません。

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スマートオーディンは歴史の中に消えてしまうのか

今回はダービーを最後に松国厩舎から池江厩舎に転厩し、その後ぱったりと姿を消してしまったスマートオーディンについてご紹介しました。多くの強力なライバルと渡り合ったあの豪脚を忘れられないファンも数多くいます。1日も早くスマートオーディンの状況が明らかになることが望まれます。


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