BenQ SW271はフォトグラファー向けの4K対応ディスプレイです。BenQ SW271はカラーマネージメントディスプレイとしては珍しく32型ではなく27型なので高いコスパを誇ります。この記事ではコスパの高いBenQ SW271をレビューします。

BenQのSW271レビュー特集!高コスパの4Kディスプレイの魅力は?

目次

  1. BenQとは?
  2. 4Kとは?
  3. BenQ SW271はフォトグラファー向けの4Kディスプレイ
  4. BenQ SW271のカラーマネージメント
  5. BenQ SW271は10bit出力に対応
  6. BenQ SW271のPIP・PBP機能
  7. BenQ SW271 3段階のモノクロモード
  8. BenQ SW271はHDR動画に対応
  9. BenQ SW271 台座の可動域など
  10. BenQ SW271にはモニターフードが標準装備
  11. BenQ SW271のOSDコントローラー
  12. BenQ SW271のインターフェイス
  13. BenQ SW271 付属品一覧
  14. BenQ SW271 主な仕様一覧
  15. BenQ SW271まとめ

BenQとは?

『BenQ』は1984年に設立された台湾の電気機器メーカーおよび、その電気機器ブランドです。BenQはBringing Enjoyment and Qualityの略称を企業名として採用しています。BenQの本社は台湾にありますが、「中国本土・マレーシア・メキシコ・ブラジル・ドイツ」に生産工場を開設している世界的な電気機器メーター・ブランドです。

BenQでは「液晶ディスプレイ、PCモニター、スキャナ、プロジェクター、携帯電話」などの電気機器を製造・販売しています。このまとめでは、4K対応のコスパ抜群なディスプレイ『BenQ SW271』のレビューをしていきます。

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4Kとは?

『4K』とは、横4,000 × 縦2,000の画像解像度に対応した画像および映像に対する総称です。縦・横の解像度を両方表して4K2Kと表現されることもあります。そして、現在4Kと呼ばれる場合はいかの2種類のどちらかを指します。

【DCI 4K:横縦ピクセル 4096×2160、アスペクト 256:135≒1.90:1=17.1:9、画素数 8,847,360】、【4K UHD:横縦ピクセル 3840×2160、アスペクト 16:9、画素数 8,294,400】尚、BenQ SW271は4K UHDに対応しています。

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BenQ SW271はフォトグラファー向けの4Kディスプレイ

BenQ SW271は、フォトグラファー向けのカラーマネージメントに優れた4K対応ディスプレイになります。BenQ SW271は4K UHD解像度の27型ディスプレイで、同じくBenQの『SW2700PT』と『SW320』の間に位置づけられるモデルです。

BenQ SW271レビュー:コスパ抜群のフォトグラファー向けディスプレイ

世界的に4K解像度の需要が高まっています。4Kかつカラーマネージメントに優れるディスプレイは一般にコストが割高になる傾向があります。コスパの良さと持ち運びのしやすさを実現するために、BenQ SW271は32型ではなく27型になっています。

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BenQ SW271のカラーマネージメント

本格的に画像編集を行っているフォトグラファーにとって、カラーマネージメントをするためにハードウェアキャリブレーションは必須な機能です。フォトグラファーであれば当然色の再現性を求めます。そのため、きちんと定義することが重要なのです。

BenQ SW271レビュー:キャリブレーション

BenQ SW271では、BenQオリジナルのキャリブレーションソフト『Palette Master Element』とキャリブレーションセンサーを使用します。キャリブレーションを行うことで、ディスプレイ上のカラーパフォーマンスを最適な状態に調整・維持することができます。

尚、Palette Master ElementはBenQ公式サイトのBenQ SW271製品ページからフリーダウンロードできます。また、Palette Master Element対応のキャリブレーションセンサーは「X-Rite i1 Display Pro/i1 Pro/i1 Pro 2とDatacolor Spyder 4/‎Spyder 5」です。

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BenQ SW271は10bit出力に対応

BenQ SW271レビュー:なめらかな階調表現

通常のディスプレイの階調はRGBがそれぞれ8bit(256階調)ですが、BenQ SW271では10bit(1024階調)までの出力に対応しています。PC側にかなりのスペックが求められますが、BenQ SW271で10bit出力を実現すれば通常のディスプレイの4倍のなめらかさで階調表現ができます。

BenQ SW271レビュー:10bit出力には高級グラボが必要

当然ながら、BenQ SW271で10bit出力させるには、PC側からの出力も10bitに対応していなければなりません。10bit出力に対応しているのは、NVIDIA Quadro・AMD FireProなどの高級なグラフィックボードに限られます。

また、アプリケーション側も10bit出力に対応していなければなりません。Photoshopの初期設定は8bitのままなので、「グラフィックプロセッサーの詳細設定」から「30bitディスプレイ」を有効化しましょう。(RGBなので10×3 = 30bit)

Lightroomは特に設定を見直すことなく、10bit出力で使用することができます。ですが、10bit出力に対応しているのは現像モジュールのみで、ライブラリーモジュールの表示は8bit出力に制限されてしまいます。

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BenQ SW271のPIP・PBP機能

BenQ SW271レビュー:PIP

BenQ SW271には、1つのディスプレイに2つのPC画面を出力できる機能『PIP(ピクチャーインピクチャー)とPBP(ピクチャーバイピクチャー)』機能が搭載されています。

BenQ SW271のPIPはディスプレイの任意の位置に小窓のようにもう1つのサブ画面を表示させる機能です。テレビ番組のワイプをイメージすると分かりやすいと思います。サブ画面はディスプレイ内を任意に移動可能で、大きさは大・中・小から選択できます。

BenQ SW271レビュー:PBP

BenQ SW271のPIPはディスプレイに2つのPC画面を横並びに表示する機能です。アスペクト比が16:9の2画面がBenQ SW271上で横並びになるため、1つの画面は13.5型サイズになります。

BenQ SW271レビュー:Gamut Duo

BenQ SW271のGamut Duo(ガンマデュオ)はPIPあるいはPBPで、2つの画面に「Adobe RGB・sRGB・モノクロ」など色空間の異なるコンテンツをそれぞれに出力可能にする機能です。複数のモニターで画像を比較する場合、全てのディスプレイをキャリブレーションする手間が生じてしまいます。Gamut Duoを搭載したBenQ SW271なら、複数のディスプレイをキャリブレーションする手間も購入する資金も必要なくなります。

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BenQ SW271 3段階のモノクロモード

SW2700PTの頃からモノクロモードが1つ搭載されていましたが、BenQ SW271には3段階のモノクロモード搭載されています。

BenQ SW271レビュー:モノクロモード

BenQ SW271のモノクロモードは、シャドー部とハイライト部のディテール再現の違いで3段階に分かれています。レベル1は最も軟らかく、レベル3は硬い印象になります。モノクロモードの使用頻度が高い方は、OSDコントローラーにモノクロモードを割り当てておくのが良いでしょう。

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BenQ SW271はHDR動画に対応

BenQ SW271レビュー:HDR動画とは?

BenQ SW271はHDR動画の再生にも対応しています。HDR動画は写真のHDRのように明るさの情報を圧縮するのではなく、ディスプレイの明るさを最大限に大きくすることで、ハードウェア的にダイナミックレンジを拡張します。HDR動画はディスプレイの明るさを最大限に大きくするので、ディスプレイがハイスペックである必要があります。

BenQ SW271レビュー:HDR動画の再生にはHDMI2.0a以上が必要

BenQ SW271でHDR動画の再生をするには、PC側にも一定のスペックが求められます。HDMI2.0a以上に対応しているグラフィックボードとHDR10に対応した動画コンテンツが必要です。

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BenQ SW271 台座の可動域など

BenQ SW271の台座の可動域は高さは上下150mm、ティルトが-5°/20°です。スウィーベルは±45°なので90°可動します。また、ディスプレイパネルを右回転させて縦位置でも使用可能です。Webブラウジングの際は縦位置の方が使いやすいかもしれませんね。

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BenQ SW271にはモニターフードが標準装備

BenQ SW271には、着脱可能な『モニターフード』が標準装備さてています。モニターフードはディスプレイに部屋の照明や日光などの周辺光が当たることを防いでくれるので、フォトグラファーがカラーマネージメントをするための必須アイテムと言えるでしょう。サードパーティ製のモニターフードは安定性がいまいちな場合が多いので、BenQ SW271純正のフードが付属しているのはありがたいです。

BenQ SW271のモニターフードの内側は、反射の少ないベロア貼りなっているので、その効果をより高めてくれます。また、BenQ SW271のモニターは縦位置でも装着可能となっています。

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BenQ SW271のOSDコントローラー

BenQ SW271には『OSDコントローラー』が搭載されています。BenQ SW271のOSDコントローラーにはAdobe RGBモード、sRGBモード、モノクロモードなどのプリセットやユーザーカスタマイズの設定を登録できるボタンが3つ付いています。ボタンを押すと登録した設定を瞬時に呼び出すことができます。

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BenQ SW271のインターフェイス

BenQ SW271には、「USB-mini(OSDコントローラー用)・HDMI2.0 × 2・DisplayPort1.4・USB 3.0 Type-C(電源供給には非対応)・USB3.0 Type-B・SDカードスロット・ヘッドホンジャック」と多彩なインターフェイスに対応していますがDVI-D端子がないことには注意が必要です。

尚、USB 3.0とSDカードスロットの端子はディスプレイの左側面(表側から見て)にありますが、その他の端子はディスプレイ下部にあります。また、キャリブレーションセンサーを使う場合は、BenQ SW271側とPC側ともにUSB3.0に接続が必要になります。

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BenQ SW271 付属品一覧

BenQ SW271の箱に同梱されている付属品の一覧を紹介します。「BenQ SW271本体・台座・モニターフード・HDMIケーブル・miniDP to DPケーブル・USB Type-Bケーブル・USB Type-Cケーブル・電源ケーブル・OSDコントローラー・マニュアルDVD」が付属しています。BenQ SW271が対応しているインターフェイスのケーブルが、全て1本ずつ付属しているのはありがたいです。

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BenQ SW271 主な仕様一覧

BenQ SW271の主な仕様の一覧を記載しておきます。【サイズ: 27型(アスペクト比 16:9)】、【パネル:IPSパネル(LEDバックライト)】【解像度: 3840×2160(4K UHD)】、【反応速度: 12ms(GTG 5ms)】、【表示色: フルカラー約10億7000万色‎‎‎】

【入力端子: USB-mini・HDMI2.0 × 2・DisplayPort1.4・USB 3.0 Type-C・USB3.0 Type-B・SDカードスロット・ヘッドホンジャック】、【外形寸法(W×H×D): 613.8 × 504.49~610.95 × 213.43(mm)】

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BenQ SW271まとめ

BenQ SW271は、フォトグラファー向けの4K対応ディスプレイでカラーマネジメントに長けたモデルです。今までBenQ SW271クラスのスペックを持ったディスプレイは、32型であることが多く高価なためコスパが悪い印象がありましたが、このBenQ SW271は27型で製造されているため非常にコスパが良くなっています。

もちろん、BenQのカラーマネージメントディスプレイのハイエンドモデルであるSW320という選択肢もありますが、コスパまで考慮した総合的な優秀さはBenQ SW271が史上最強といえるでしょう。フォトグラファーの方はコスパ抜群のBenQ SW271の購入検討されてみてはいかがでしょうか。

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