猫を初めて飼ったかたは、いきなり猫が毛玉を吐いてビックリされるのですが、猫は具合が悪くなくても毛玉を吐きます。猫はなぜ毛玉を吐くのでしょう?猫が毛玉を吐く原因や、なるべく吐かないようにするケア対策、長毛種の場合、猫の毛のカット方法をご紹介します。

猫の毛玉ケア対策まとめ!毛玉を吐く原因と取り方・カット方法は?

目次

  1. 猫の毛玉ケア対策と原因
  2. 猫は換毛期によく毛玉を吐く
  3. 猫に毛玉が出来る原因とは
  4. 猫は綺麗好き
  5. 猫が毛玉を吐かない?
  6. 食事で毛玉対策しよう
  7. 水と草を用意してあげよう
  8. ブラッシングを丁寧にしよう
  9. 猫が毛玉だらけになってしまった
  10. 猫の体で毛玉ができやすい場所
  11. 猫の毛玉カット方法
  12. 猫の毛玉をバリカンでカットする取り方
  13. 毛玉以外で猫が吐く場合
  14. 猫が吐くときにはチェックしよう
  15. 猫の毛玉についてまとめ

猫の毛玉ケア対策と原因

猫がいきなりゲッゲッと吐く動作をし、派手に吐かれると初めてのかたは猫が病気なのかとビックリしますよね。猫は健康であっても毛玉を吐きます。猫が毛玉を吐く頻度は個体差があり、毎日吐く猫もいれば、あまり毛玉を吐かない猫もいます。

猫の舌はザラザラしているのはご存じだと思います。ザラザラは「乳頭」と呼ばれるもので、舌の表面にトゲが喉に向かって生えています。これは骨についた肉などを剥がしたり、お皿のご飯をとるときに、綺麗に食べることができるようになっています。

口に入れたものはそのまま喉の奥へといきますので、猫は食べたものをあまり噛まずにそのまま飲み込んでいます。猫が毛玉を吐く原因は、食べた獲物の毛などの消化できない物を吐き出していると言われています。飼い猫はキャットフードしか食べていませんが、それでも吐く原因や、吐く頻度を減らすためのケア対策をご紹介していきますので、ご参考にしてください。

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猫は換毛期によく毛玉を吐く

猫の換毛期は?

普段あまり吐かない猫でも換毛期にはよく吐くことがあります。猫は春と夏に自分の毛の量を調節しています。春は3月頃から、秋は11月頃に換毛期がはじまります。春は今までの毛が抜けて夏に向けてすっきりさせますし、秋はこれから寒くなるため温かい毛を増やしていきます。

猫の抜け毛

換毛期でなくとも、猫の毛は成長していますので、抜け毛はおこります。毛根から新しい毛が伸びてきますので、古い毛は落ちてしまいます。猫の毛の成長周期は60~90日と言われています。

猫の毛の成長には日照時間が影響していますが、現在では完全室内飼いの猫が多いので、1年中人工の光を浴びていますし、室内は快適な温度に保たれています。そのため、換毛期があいまいになり、1年中抜け毛が多い猫もいます。

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猫に毛玉が出来る原因とは

猫は食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまうように、自分自身の毛もグルーミングのときにすべて飲み込んでいます。飲み込んだ猫の毛は、消化されて排便時に一緒に出る場合もありますが、胃の中に残ってしまう場合が多いのです。飼い猫の場合はグルーミングが猫の毛玉の原因になります。

短毛種の場合は毛が短いので毛玉が溜まる量の少なくなりますが、長毛種の場合は1度のグルーミングでかなりの量の毛を飲み込んでいます。飲み込んだ毛玉を吐かないと消化器官が毛でいっぱいになってしまい、毛球症と呼ばれる猫の病気になる可能性も高くなります。

猫は綺麗好き

猫が毛玉を吐く原因

猫はとても綺麗好きな動物です。自分の身体をしょっちゅうグルーミングしていますよね。汚れている場合もありますが、猫は基本、隠れて狩りをする動物ですので、自分の匂いが相手にわかると困るため、いつも匂いがしないよう綺麗にしています。

飼い猫でも丁寧に毛を舐めていますよね。多頭飼いの場合だと、他の猫を舐めてもあげます。その舐めた毛がすべて猫の体内に入ってしまうので、毛玉がすぐに溜まります。毛玉は便と一緒に多少は排泄されますが、ほとんどが胃に残ります。胃に毛玉があると食べ物も食べられなくなるので、猫は毛玉を吐こうとします。

猫が毛玉を吐かない?

猫の毛球症について

猫は毛玉を吐く生き物ですが、なかには1度も吐かない猫もいます。短毛種の猫に多いのですが、これは毛を飲み込んでいる量が少ないため、胃の中に毛玉が溜まらず、便と一緒に排泄されている可能性があります。1度も毛玉を吐かなかったり、吐く頻度が少なかったりした場合でも、猫が元気で食欲があるようでしたら、大丈夫でしょう。

猫が毛玉を吐かなくて、観察しているとゲッゲッと声だけだして吐こうと努力していたり、1日に何度も吐いたりして、食欲がなく痩せてきた場合には注意が必要です。飲み込んだ毛がそのまま消化器官に残っていると「毛球症」という病気の場合があります。

猫が「毛球症」になっている場合は、もう毛玉を吐くこともできません。食事も摂らなくなり、痩せてきます。また便秘にもなりますので、お腹を触ると嫌がります。猫がこういった症状になったら、すぐ病院へ連れて行ってください。軽度の場合は薬の投与で吐くようにさせますが、重度の場合は開腹手術になりますので、できるだけ早めに病院へ行きましょう。

食事で毛玉対策しよう

猫の毛玉対策ケア①

大抵の猫は毛玉を上手に吐くことができますが、中には上手く吐けない猫もいます。そういう猫には毛玉対策が必要になります。猫が毛玉を吐かなくて心配しているかたは、毛玉ケア用のキャットフードを与えてみるのも1つの方法です。近年様々な「毛玉ケア」「毛玉対策」と書かれている商品が販売されています。

毛玉ケア用のキャットフードには、食物繊維が多く含まれていますので、飲み込んだ毛を便と一緒に排泄するようになります。水溶性の食物繊維が含まれている場合は、腸内の水分を吸収するとジェル状になり、それが腸内の毛を吸着して便と一緒に毛も排出します。

溶けないタイプの食物繊維は、体内で膨らみますので、それが腸を刺激することになり、排便活動を促進させて便が出やすくなります。毛玉ケア用のキャットフードを選ぶ際には、どちらの食物繊維もバランスよく配合されているものを選ぶのがよいでしょう。毛玉ケア用のキャットフードは、他のものと混ぜて与えると効き目が薄れてしまいます。毛玉用キャットフードは主食として単独で与えるようにしましょう。

水と草を用意してあげよう

猫の毛玉対策ケア②

猫は草を食べるのをご存じだと思います。とくに葉先が尖った草を食べると、胃の中を刺激しますので、毛玉が吐きやすくなります。猫用の「猫草」という商品が販売されていますが、これはエン麦や大麦若葉の稲科の植物です。葉先が尖っていますし、草には食物繊維も含まれていますので、吐くのと同時に排便促進効果もあります。「猫草」以外の草でも吐くことはできますが、猫が食べると危険な植物もあるので注意してください。

猫の祖先は砂漠で暮らしていたと言われています。そのため、猫は乾燥に強く水分を多く必要としない体になっていると言われていますが、猫も水分不足になると、胃や腸の中で毛が絡まり易くなってしまいます。毛玉が大きくなると吐くことができませんので、できるだけ新鮮な水を飲んでもらうように工夫しましょう。

もし、ドライフードを与えているようでしたら、ウエットフードに変えてみるのもよいでしょう。ウエットフードに変えると吐くようでしたら、水分が足りていなかったかも。水分を取ると吐く頻度も増えますが、あまりにも多く水を飲んで吐くようですと、別の病気の可能性があります。猫が水を飲む量には十分注意して観察してください。

ブラッシングを丁寧にしよう

猫の毛玉対策ケア③

猫が毛玉を吐く原因は、グルーミングで自分の毛を飲み込んでいるためだとご説明しました。猫の毛玉対策のためには、猫が飲み込む毛の量を少なくすると、吐く頻度も減ります。それには、日ごろからのブラッシングが必要です。ブラッシングで抜け毛を取ってやると、飲み込む量も減りますよね。

ブラッシングは長毛種の猫だけ…とお考えのかたも多いのですが、短毛種の猫でも抜け毛はあります。特に換毛期には1匹でも多くの毛が抜けます。定期的にブラッシングすることで、家の中に落ちている抜け毛も減りますよ。子猫だとブラッシングにもすぐなれますが、大人猫はブラッシングが嫌いな猫もいます。無理強いせず、少しずつ馴らしていくのが肝心です。

猫が毛玉だらけになってしまった

猫が毛玉だらけになる原因

猫の毛玉は「吐く」毛玉だけでなく、猫の毛が複雑に絡まりあって体の表面に毛玉が出来る場合があります。とくに長毛種の猫は注意しましょう。長毛種に毛玉ができやすいのは、抜けた毛が体についたままになっていて、それが擦れたりしてもつれあうためです。

毛玉はブラッシングを丁寧にしなかったり、毛が絡まったままシャンプーして、その後毛をちゃんと乾かさなかったりした場合は毛玉になります。短毛種でも抜け毛が多い猫は、毛玉になる可能性があります。

猫の毛玉は出来ると大変!

猫の毛玉を放置しておくと、毛や皮膚が汚れままになりますので、皮膚病や炎症になる可能性が高くなります。絡まった毛玉は皮膚を引っ張っている状態ですので、皮膚に傷がいったり、その部分が細菌感染を起こす可能性も。猫にとっては厳しい状態ですので、体の毛玉は出来ないようにしましょう。

猫の体で毛玉ができやすい場所

猫の体にできる毛玉対策ケア①

猫の体にできる毛玉にはできやすい場所があります。猫は自分で綺麗にグルーミングしますが、どうしてもグルーミングしにくい場所があります。顎の下喉の部分・手の脇の下・シッポの付け根やお尻の部分・胸の上の方・耳の後ろなどです。

猫は足の裏にしか汗をかかないと言われています。猫の体には汗を出す腺がほとんどありません、そのかわりに皮脂を分泌する腺が多くなっています。皮脂は油分が多いので、汚れがつきやすく、また毛も絡みやすくなります。そのような場所をとくに念入りにブラッシングしてあげることで、猫の体に毛玉が出来るのを防ぐことができますよ。

猫の毛玉カット方法

指でほぐせるくらいの毛玉取り方

猫に毛玉が出来てしまっている場合の取り方ですが、毛玉がまだ指でほぐせるくらいの毛玉の場合の取り方のコツは、毛玉の根元を皮膚を引っ張ることのないよう、しっかりと持ってゆっくりと手でほぐしていきます。綺麗にほぐれたら、櫛で毛先のほうからすいていきます。この際にも、毛玉の根元は押さえたままにしましょう。毛玉が綺麗になったら、体全体をブラッシングします。

固まってしまっている毛玉の取り方・カット方法

毛玉が固まってしまっている場合の取り方は、ハサミでカットする取り方になりますので、注意しながら行うようにしてください。取り方のコツは毛玉の根元を押さえたまま、毛玉を十字にハサミでカットします。自分が押さえている手の部分までカットします。カットした毛玉を少しずつほぐしていきます。ほぐれたら櫛ですいてあげます。

ハサミで十字にカットすることもできないような、頑固な毛玉の場合の取り方は、毛玉の根元からカットする方法になります。猫の毛を引っ張ると抜けてしまいますし、猫も痛くて逃げてしまいます。猫が暴れても危険ですので、重度の毛玉の場合は、動物病院に相談するのをおすすめします。

猫の毛玉をバリカンでカットする取り方

猫の毛玉はバリカンを使う取り方もあります。猫の毛はとても細く、やわらかいので人間用のバリカンを使うと、すぐ刃に毛が絡みついてしまいます。バリカンを使用する場合は、必ず動物用のバリカンを使用してください。

バリカンでの取り方の場合も、猫の毛玉部分を引っ張るようなことはしないでください。毛の根元部分にバリカンを入れますが、根元が1cmくらい固まっていない状態でないと難しいでしょう。毛の根元まで固まってしまっている場合は、動物病院に相談してください。

猫の毛玉の取り方は状態にもよりますが、猫が大人しい猫でないと難しいことになります。猫は1度痛い思いをすると、人に触られるのも怖がるようになってしまいます。猫の毛玉を自分でカットする際には、十分に注意して行うようにしましょう。

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毛玉以外で猫が吐く場合

誤飲や誤食に注意

猫はなんでも遊びの道具にします。輪ゴムやクリップ、ペットボトルの蓋などで遊んでいる際に、飲み込んでしまう場合があります。猫の舌は喉に向かってトゲがありますので、紐なども喉の奥に行ってしまう場合も。消臭剤やシリカゲルで遊んで、袋が破れて薬品を飲み込むときもあります。そういった誤飲や誤食が原因で吐く場合もあるので注意してください。

ご飯の量に注意

ドライフードを与えてるかたは、ドライフードが原因で吐く場合があります。カリカリは食べると胃の中の水分を吸って膨らみます。ガツガツと勢いよく食べると膨らんだドライフードが逆流して吐く場合もあります。

キャットフードに注意

市販のキャットフードは猫の栄養を考えて作られていますが、「着色料」「防腐剤」「調味料」が入っている場合は、添加物に反応して吐く場合があります。キャットフードが原因の場合は、なるべく着色料を使用していない物を選ぶのが良いでしょう。また、年を取っている猫ですと、油分の多いキャットフードが原因で吐く場合もあります。

お腹が空いていた

キャットフードを食べてすぐに吐いたり、毛玉を吐いたり…というのでなく、黄色っぽい液体や、白い泡が混じったものを吐く場合は、お腹が空きすぎているのが原因です。毛玉ではないので心配かもしれませんが、食欲もあり元気があるようですと、しばらくは観察を続けてみてください。

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猫が吐くときにはチェックしよう

猫が吐いたときは、吐いた回数は?吐いたものの状態は?をチェックしましょう。何度も吐く場合は、誤飲や誤食・消化器系の病気、ウイルス感染の可能性があります。また消化器系に問題があると茶褐色のわかりにくい血が混じっています。気管支系に問題があると、鮮やかな色の血を吐きます。すぐ病院へ行ってください。

誤食していたら、飲み込んだものが体内を傷つけて血が混じる場合もあります。もし吐いたものに、誤飲していたものがあっても、すべてが出たとは限りません。紐などだと切れて残っている可能性がありますので、誤飲したものを吐いたら病院へ連れていきましょう。

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猫の毛玉についてまとめ

毛玉を吐く原因や毛玉対策をご紹介しました。猫は主に、健康状態を保つために吐いています。吐いた後をよく観察して、普段と変わらず元気そうだとそれほど心配はありませんが、少しでもおかしいな?と思ったら、迷わず病院へ連れていくのをおすすめします。

グルーミングで毛玉が出来て吐いているようですと、ケアしてあげることで吐く頻度も減ります。ブラッシングは猫とのコミュニケーションにもなりますので、嫌がらないようであれば(嫌がるようだとかえってストレスになります)実践してあげてくださいね。


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