就活の際に、面接やエントリーシートで必ずと言っていいほど質問されるのが「あなたの長所は何ですか?」というものです。自分の長所をすぐに、分かりやすく伝えられますか?意外と自分の長所を自分でも分かっていなかったり、アピールが苦手な方も多いことでしょう。しかし企業にとって必要な人材であることをアピールするために、自分の長所を上手に伝えることが不可欠です。長所の種類別に上手にアピールするための役立つ例文をご紹介します。

自分の長所をアピールできる例文集20選!就活で効果的な表現は?

目次

  1. 自分の長所を知ることは重要
  2. 就活生が効果的に自分の長所をアピールするポイント
  3. 役立つ自分の長所例文:能力系長所
  4. 役立つ自分の長所例文:性格系長所
  5. 役立つ自分の長所例文:ポテンシャル系長所
  6. 自分の長所をアピールする方法:まとめ

自分の長所を知ることは重要

自分の長所は面接の定番の質問

就活中の人なら面接や履歴書などで必ず質問される「自分の長所」のことで悩む方も少なくないことでしょう。自分の長所を普段はあまり意識していない人が多く、どちらかというと自分の短所のほうがすぐに出てくるかもしれません。しかし就活する上では「自分の長所」をはっきりと言い表し、アピールすることが重要になってきます。

企業が自分の長所を質問する意図

企業はなぜ自分の長所について質問するのでしょうか。それはずはり企業にとってあなたが必要であるかを見極めるためです。とりわけ新卒採用の場合は企業でも仕事の経験がありませんから、実績から判断することができません。そのためあなたの長所を知り、入社後に活躍するポテンシャルがあるか、会社にフィットするか、どれだけのパフォーマンスを発揮できるかなどを長所から見極めようとするのです。

ですから面接や履歴書で自分の長所について質問されたときは、しっかりアピールするチャンスととらえるべきです。今回は自分の長所の上手なアピールの仕方、また長所の種類別に役立つ例文をご紹介します。まずは自分の長所をアピールする方法を解説します。

就活生が効果的に自分の長所をアピールするポイント

就活している場合、企業側に自分がどんな長所を持っているかを伝えるだけでなく、どのように伝えるかも重要なポイントになります。質問している相手にはっきりイメージしてもらえるよう、分かりやすく自分の長所を説明するポイントを順を追って説明します。

結論からはっきり述べる

まずはいろいろ説明するのではなく、「長所は□□です。」とはっきり伝えましょう。結論から説明するのは、その後の説明が最初に述べた長所と結びついていることを理解するために重要です。また明快な受け答えは好感を与え、説明に自信を感じ取ることができます。

自分の長所の裏付けをする

ただ自分の長所を一言述べるだけでは十分とは言えません。述べた長所を裏付けるエピソードを説明しましょう。具体的にどのような場面で自分がどのような行動をとったか、そのためにどんな良い結果につながったのか、というポイントを押さえて自分の長所が分かる経験を簡潔にまとめることができます。

自分の長所を明確にするためのエピソードは、内容をよく絞って簡潔に説明できます。面接の場合、企業側はその経験に関してさらに深く質問してくるかもしれません。その際にもしっかり答えられるよう、エピソードの全体を頭の中で良く整理しておくとよいでしょう。

長所を生かす意気込みを語る

最後に結論を述べるわけですが、すでに述べた自分の長所を企業でどのように生かしたいかを具体的に述べ、意気込みを語る形で締めくくりましょう。企業側がその長所を生かして活躍している姿を頭の中に描けるようならば、その面接はほぼ成功したと言っても過言ではないでしょう。

では、下記に就活に役立つ自分の長所アピールの例文をご紹介します。それぞれの長所を、能力系、性格系、ポテンシャル系の3つに分けて紹介していきます。自分に当てはまる長所を探してみましょう。

役立つ自分の長所例文:能力系長所

例文①:コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は企業での仕事、とりわけ営業職にとっては必須のスキルといえるでしょう。とはいえコミュニケーション能力という言葉は漠然としていますので、「ただのおしゃべり好き」ではなく、企業にとって必要なスキルを持っていることをアピールするには、コミュニケーション能力という言葉を使わずに、もっと具体的な言葉に言い換えるのがポイントです。

例文:私はお客様のニーズを聞き出すことが得意です。以前は小売店で販売員のアルバイトをしておりました。お客様の探しているものや悩みなどをお聞きして、ぴったり合った商品を提案するように努力したところ、その店舗の月間売上1位を達成することができ、店長からお褒めの言葉をいただきました。貴社でもお客様のニーズに合わせた提案のできる営業としてベストを尽くしたいと思います。

例文②:リーダーシップ

将来のリーダーまたはリーダーシップを取れる人材を企業は求めています。これは指示を出す単なるポジションでも、みんなの頼れるリーダー的存在という精神論とも混同してはいけません。周囲を巻き込んで物事を成し遂げることのできる具体的な能力を指しています。そうしたリーダーシップ能力をアピールできる具体的なエピソードを提示できるならば効果的です。

例文:わたしは仲間の意見をまとめて解決するのが得意です。以前飲食店でアルバイトをしておりましたが、バイト仲間のいろいろな不満を耳にしていました。それで私はシフトやキッチンの掃除方法、調理のオペレーションの方法など仲間の意見をまとめた上で、店長と話し合いました。店長は意見を受け入れてくださり、店のマニュアルに反映されました。職場の雰囲気がいっそう良くなり、店長からも一目置かれたと感じました。

例文③:計画性

計画性も企業が求めている長所の一つです。具体的な予算や目標を立て、その目標を達成させるために段取りをする能力は、企業にとって必要だと感じさせる重要なアピールポイントといえるでしょう。漠然と述べるのではなく、計画を実際に行動に移し、結果を得た具体的なエピソードで裏打ちするならば説得力が増します。

例文:私はスケジュール管理が得意です。大学生時代、大学の学業と、アルバイト、趣味のボランティアを両立していました。一週間のはじめにその週の行動予定を決め、やるべきことを優先順位に沿って書き出していました。非常に忙しい学生時代でしたが、充実した時間を過ごすことができました。会社でも納期や期限を守って計画通りにプロジェクトを進めていく自信があります。

例文④:創意工夫

創意工夫できる能力は就活生にとってアピールするべき長所と言えます。何の工夫もなく言われたことしかできないマニュアル人間タイプより、さまざまなアイディアで新しいサービスを考えたり、問題を改善する方法を考える思考力は企業にとって有用な存在になり得ます。工夫したエピソードを漠然とではなく具体的に説明するよう努めましょう。

例文:私は創意工夫の大切さをアルバイトの経験から学びました。アパレルの販売のアルバイトをしていたとき、はじめはお客様のニーズにぴったり合った商品ばかり提案していましたが、その後にお客様が選らばなそうなアイテムも押してみることにしました。その結果、お客様の購買意欲が高まって、購入するアイテムの数が増えたという実感を得ました。今後も創意工夫をしてさらに良い方法を探しながら仕事をしたいと思っています。

例文⑤:集中力

集中して物事に取り組める人は、仕事においても高いパフォーマンスを発揮できることを期待できますから、企業が求める長所の一つといえるでしょう。集中力は漠然とした表現ですので、どんなことをどれほどの時間、もしくは期間継続したか、どんな結果を得たかなどの具体的なエピソードを含めると効果的にアピールできます。

例文:私の長所は高い集中力を持続できることです。工場での単調な作業のアルバイトの経験がありますが、多くの人は集中力を切らしてミスをし、ラインを止めてしまうことが少なくないにもかかわらず、私は2,3時間集中力を切らさずに作業することができました。そのためアルバイトであるにもかかわらず、ベテランの従業員が担当する難しい部分を担当させてもらいました。持ち前の集中力を生かして、担当させていただく仕事に打ち込みたいと思います。

役立つ自分の長所例文:性格系長所

例文⑥:真面目

真面目さとは、何事も真摯に取り組む姿勢であり、不真面目ではないことです。面接で長所について質問されたときに、単に真面目であると伝えただけでは不十分です。ある程度真面目であることは就活生にとって当たり前だからです。ポイントはいろいろな意味にとらえがちな「真面目」というワードを使わずに、長所を言い換えて伝えることです。

例文:私の長所は、コツコツ努力を継続できることです。大学時代にスタイルを維持する目的でダイエットに挑戦しました。カロリーを毎日計算して決めた摂取量を上回らないように調整し、毎日30分の運動を欠かさず行いました。その期間は大好きな飲み会も自粛し、5か月で7㎏のダイエットに成功しました。地道に努力を重ねて成果を得た成功体験を仕事にも生かしたいと思います。

例文⑦:責任感

面接の際に長所を質問されて、責任感と答えただけでは十分ではないでしょう。仕事をするために責任感は皆に求められるものであり、また精神論を語るだけでは面接官のハートはつかめません。具体的に責任感がどのように発揮されたか、また自分の主観的な意見ではなく、責任感を認められたエピソードを述べるならば、企業が必要と思える責任感をアピールできます。

例文:自分ではあまり意識していませんが、よく「責任感が強い」と言われます。飲食店でアルバイトをしていた時、自分のシフトが終わった後も入れ替わりのバイトの人に仕事を引き継ぐために、すぐに仕事を上がれないことが良くありました。自分としては当たり前のことだと思いましたが、店長からは「責任感がある」と褒めて頂きました。御社でも自分に与えられた仕事を責任を持ってこなし、会社に貢献したいと思っております。

例文⑧:忍耐力

すぐに会社を辞めたり、つらい仕事をやりたがらない、いわゆるゆとり世代が社会で見られる世の中で、忍耐力は企業にとって必要な長所です。しかし自分の長所は忍耐力ですと答えただけでは、常に受け身で、我慢するだけ、自分を主張できない、というネガティブなイメージを与えてしまいます。忍耐力をもっと具体的な言葉に言い換えて表現するのがポイントです。

例文:私は高校でプログラミングを専攻し、あきらめずに目標を達成するまで努力し続けることの大切さを学びました。システムの構築のため根気よくプログラムを組むのですが、一つでも文字に間違いがあるとプログラムがうまく作動しないため、一行づつ確認し、時にはせっかく組んだプログラムを一から組み直すこともありました。この経験から、すぐにあきらめず、根気よく仕事を続けるなら必ず良い結果がついてくることを信じています。

例文⑨:負けず嫌い

負けず嫌いという性格は短所にも長所にもなり得るものですが、他の人より人一倍努力し、良い結果を得ようとしますから、企業が求める人材に当てはまる可能性を秘めています。ただ負けたくない、悔しいという精神論を強調するのではなく、その強みが企業にとってプラスになるポテンシャルを秘めていることをアピールできるように具体的なエピソードで裏打ちする必要があるでしょう。

例文:私の長所は負けず嫌いなところです。以前テレアポのアルバイトで販促をしておりました。毎月販促スタッフ全員の売り上げ成績表が張り出されるのですが、下から1,2位を争っている自分に我慢できませんでした。それで常に1位のスタッフにお願いして、アドバイスをもらったり、業務に立ち会わせていただきました。結果として成績が上がり、その1位の先輩の成績を上回った月もありました。負けず嫌いの性格を御社での仕事でもプラスにできると信じております。

例文⑩:気配り

企業の面接で長所を聞かれたときに「気配り」を挙げる就活生は少なくありません。性格の良さをアピールできますが、単なる「良い人」アピールでは会社に入った後の活躍をイメージできません。もし希望している職種が営業、接客であるなら、自分の気配りがメリットとなりそうな点を含めてアピールする必要があるでしょう。

例文:私の長所は気配りができるところです。以前飲食店のホールスタッフとしてアルバイトをしておりました。始めは忙しさに追われ大変でしたが、3か月後には慣れて、お客様に呼ばれてしまう前に、何が必要かを察してこちらから先手を打つのが本当のサービスだと気付きました。すると忙しくても接客の仕事が充実したものに感じるようになりました。貴社でも、顧客への気配りが私の武器になると思います。

例文⑪:努力家

面接の際に自分の長所として努力家であることをアピールする就活生は少なくありません。しかし、自分は努力家であることをアピールするより、どんな努力をしてきたかを具体的に伝えるほうが効果的です。下記の例文を参考にしてみてください。

例文:私は地道に努力を積み重ねることに自信があります。高校までは英語が得意ではありませんでしたが、希望の職種に英語力が必要と判断したため、毎朝欠かさず早起きしてラジオ講座を聞き、大学の授業の合間を利用して、ヒアリングと文法の勉強を行いました。大学2年生の時に英検2級に合格することができました。仕事でも目標の達成のために努力を惜しまず、ベストを尽くすつもりです。

例文⑫:好奇心

就活生が面接の際に長所として好奇心があることをアピールする場合、飽きっぽい人と、短所としてとらえられてしまう可能性があることに注意が必要です。仕事で活躍できるイメージを持ってもらえるように好奇心が長所になったエピソードを具体的に述べましょう。

例文:私は一つのことを突き詰めて深く探究するのが好きです。製菓製造のアルバイトをしていた時、気温や様々な条件で仕上がりが変化するお菓子の奥深さに興味を持ち、仕事以外でも製菓について研究し、自宅でお菓子の試作をしたりして知識をつけました。やがて工場長は、製造ラインではなく新製品の試作の際にアルバイトである私をアシスタントにつけてくださいました。新しい分野の仕事もとことん突き詰めてプロフェッショナルを目指したいと思います。

例文⑬:素直

素直さは面接官に訴える長所の一つです。下手に経験のある人より、経験がなくても素直な人は仕事の飲みこみが早く、成長も早いのでポテンシャルを感じます。素直だと漠然と述べるのではなく、それが分かるエピソードを提示しましょう。

例文:私の長所は素直で他の人の助言を受け入れるところです。以前に飲食店でアルバイトをしていた時も、年上の先輩だけでなく、年下でも経験があり、熟練した人からのアドバイスを積極的に求めました。そのため短期間で仕事を覚え、すぐに新しいスタッフのトレーニングを任されました。貴社でも持ち前の素直さで先輩方から多くのことを吸収したいと思います。

例文⑭:慎重

慎重さは、短所にも見られがちなのでがちです。就活の際に慎重さを長所としてアピールするためには、リスク管理や、周到な準備に長けていることをアピールできるエピソードで裏打ちする必要があるでしょう。

例文:私の長所はリスク管理に長けているところです。食品製造工場でのアルバイトの経験が生かされています。異物混入のクレームが相次いだため、金属探知機を導入して検査のマニュアルを強化しました。手間がかかるとしてもリスク回避のために確認作業を怠らないことの大切さを学びましたので、貴社でも経験を生かしたいと思います。

役立つ自分の長所例文:ポテンシャル系長所

例文⑮:チャレンジ精神

新しいことに果敢に取り組むチャレンジ精神は、新しい会社でも活躍するポテンシャルを感じさせる長所です。新しいことにどのように取り組んだかを具体的に説明するのがポイントです。

例文:私は新しいことにチャレンジすることが得意です。大学時代インターンで営業の仕事を経験しました。営業は初めてで、見込み客も持っていなかったので、まず飛び込み営業1000件という目標を立てました。一日最低30件というハードルを課し、2か月で達成できました。3か月目には初契約もでき大変自身がつきました。

例文⑯:協調性

就活で長所を質問された時に約5割は協調性と答えるそうです。協調性は会社にとって必要な長所ですが、この言葉は人によって解釈があいまいですので、会社にとってメリットとなる長所であることをアピールするために具体的なエピソードを付け加えましょう。

例文:私の長所は協調性です。サッカー部に所属していた時、県大会で本気で勝つつもりで練習している部員と、気楽に楽しみたい部員とで温度差があり、対立していることに気づきました。私は双方の意見を聞くように努め、また食事会などを企画してお互いが理解し合い仲良くなれるように努めました。結果として部の雰囲気が良くなり、練習のクオリティーが上がったと顧問から褒めていただきました。仕事でも周りとの連携を意識して常に動きたいと思います。

例文⑰:向上心

例文:私は苦手な事でも克服して上達できる自信があります。人と接することに苦手意識を持っていましたが、短期の営業アルバイトをした経験があります。初めは投げ出したい気持ちになりましたが、話を聞いてもらうためのセールストークをしっかり準備し、イメージトレーニングをすることによって、見込み客を増やすことができ、お客様と会話することが快感になっていきました。御社でも苦手な分野であっても得意分野にできるよう取り組みたいと思います。

例文⑱:行動力

例文:私の長所は行動力があることです。大学時代、さらに英語力をアップさせたいと思い、アメリカに短期滞在する計画を立てました。ただ旅行するだけでは不十分だと思い、日本で知り合ったアメリカ人とEメールで連絡を取り、ホームステイをできないか交渉しました。結果としてホテルには泊まらず、友人のお宅に泊まらせてもらいながら2都市を周遊し、英語に自信を持つことができました。仕事のスキルアップのために労を惜しまずに行動する心づもりです。

例文⑲:継続力

例文:私の長所は一つの努力を継続して続けられることです。例えば小学2年生の時から毎日欠かさず日記をつけています。高校に入ってからは部活などで忙しくなり止めようと思ったこともありましたが、短くてもその日感じたことなどを書くようにしてきました。そのおかげで今でも自分を冷静に見つめ直し、意思決定をするのに役立っています。仕事においても基本的なことを継続することに意味があると信じています。

例文⑳:粘り強さ

例文:私の長所は難しい課題でも心を折れずに取り組める粘り強さです。小学生からピアノを習っていました。スピードと正確さが求められる課題曲の練習の時、指が比較的短い私は限界を感じ、諦めようか迷いました。しかし難しいパートを何度も練習して弾きこなすことができました。この成功体験が、何事もすぐにあきらめない今の自分を形作ったと思います。

自分の長所をアピールする方法:まとめ

自分の長所を質問されたときに上手にアピールする方法を例文を交えて解説しました。ポイントは面接官が仕事での活躍をすぐにイメージできるような、具体的でわかりやすいエピソードを紹介することです。まずは自分の長所を知り、そして自信を持って説明できるように準備しておくならば、就活はほぼ成功したと言っても過言ではありません。


評価 3.6/ 5(合計10人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ