競馬が好きな方の間ではいつも「最強馬」はどの馬か、という話をされると思います。血統の良い競争馬はそれぞれ特徴がありますし、その馬の産駒を考える方もいると思います。同時代に2頭がライバルとして戦った馬もいますので「最強馬」は難しいかもしれません。今回はJRAでG17勝をあげた「最強」と言われるテイエムオペラオーをご紹介します。ファンから「孤高の最強馬」と言われているテイエムオペラオーの血統や産駒・ライバル馬なども詳しくまとめました。

テイエムオペラオー過去成績まとめ!種牡馬入り後の孤独な現在とは?

目次

  1. GⅠ7勝!「孤高の最強馬」テイエムオペラオーとは
  2. テイエムオペラオーの特徴と過去成績
  3. よく比べられるライバルたち
  4. テイエムオペラオーの主な産駒
  5. ファンの度重なるマナーの悪さで馬が非公開に
  6. 「最強馬」テイエムオペラオーまとめ

GⅠ7勝!「孤高の最強馬」テイエムオペラオーとは

競馬ファンは「最強馬」はどの馬かという話題が好きですので、あちこちで投票されたりしていますが、やはりファンなら自分自身が「最強」だと思っているお気に入りの競走馬がいると思います。テイエムオペラオーは「シンボリルドルフ」や「ディープインパクト」、牝馬最強と言われている「ウオッカ」と比べると知名度は落ちますが、同じようにG17勝した馬です。今回はそんなテイエムオペラオーをご紹介します。

サラブレッドの王

テイエムオペラオーは1996年に生まれた栗毛が美しい競走馬です。父馬「オペラハウス」の産駒で、それほど特徴のある馬ではありませんでした。オペラハウス産駒の牡馬はセリに出す決まりでしたので、セリに出されましたが、誰も競ることはなく、オーナーの竹園さんが1000万円で購入されました。

2017年「キタサンブラック」に抜かれるまで、テイエムオペラオーの獲得賞金は推定18億、ランキング1位だった馬をセリ市で見たときに、オーナーの竹園さんは「光り輝いて見えた」そうです。冠名「テイエム」に父馬から「オペラ」、サラブレットの王(オー)になるようにとの願いから「テイエムオペラオー」と名付けられた通り、テイエムオペラオーはサラブレッドの王になった名馬です。

テイエムオペラオーの血統

テイエムオペラオーはオペラハウスの産駒ですが、父馬オペラハウスがサドラーズウェルズ系の種牡馬で、サドラーズウェルズ系血統の馬が日本ではまだあまり良い成績を残していなかったため、血統としても良い血だとはいえませんでした。

競走馬は血統をとても大事に考えますが、血統がそれほど良くなかったテイエムオペラオーは「三冠馬」をとることはできませんでしたが、生涯成績26戦14勝、現在国内最高であるGⅠ7勝という華々しい成績を収めました。

競馬アプリおすすめランキング!好きなら入れるべき優良ゲームは? | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

テイエムオペラオーの特徴と過去成績

テイエムオペラオーの特徴

血統的には少し劣っていたテイエムオペラオーは、栗東に入厩した際にも特徴のあまりない馬だと思われたそうですが、調教を受けたら抜群のタイムを出し、デビュー前から評判となっていました。

飛ぶように走るのが特徴の「ディープインパクト」や他馬を抑えつけるような走りが特徴の「シンボリルドルフ」と比べると、テイエムオペラオーは粘り強く最後まで勝負を諦めず、僅差で勝つような走りが特徴でしたので、ライバル馬と比べると少し目立ちにくいかもしれません。

テイエムオペラオーの競走成績

テイエムオペラオーは1998年3歳新馬に出走2着となりましたが骨折のため休養、ダートを経て芝へ戻りましたが、199年の皐月賞ではクラシック登録されていなかったため、200万円の追加料金を払い出走、ライバル「アドマイヤベガ」「ナリタトップロード」が走る中、最後の追い込みで勝利しGⅠ1勝目となりました。

続くダービーで3番人気となりましたが、アドマイヤベガに破れ3着、11月の菊花賞では2番人気で出走しましたが、ナリタトップロードに破れ2着、12月には有馬記念に出走、グラスワンダー、スペシャルウィークといった人気馬がいたため5番人気となりましたが、最後はグラスワンダー、スペシャルウィークとタイム差なしの3着となりました。

2000年に入り、2月のGⅡ京都記念、3月のGⅡ阪神大賞典でいずれも1着、4月のGⅠ春の天皇賞で1着となった後、6月のGⅠ宝塚記念、10月のGⅡ京都大賞典、GⅠの秋の天皇賞、11月のGⅠジャパンカップ、12月のGⅠ有馬記念まで、重賞8連勝、年間無敗と圧倒的な強さを見せつけました。

2001年4月GⅡ大阪杯で4着となったため、残念ながら連勝はストップしましたが、春の天皇賞では1着となり春の天皇賞連覇とともに天皇賞3勝。天皇賞3勝馬は、現在テイエムオペラオーとキタサンブラックだけとなっています。またこの時点でGⅠ7勝となりましたので、続く宝塚記念ではGⅠ8勝目が期待されました。

圧倒的な人気で出走した宝塚記念では、4コーナーで一瞬立ち上がってしまい、直線で追い込みましたが、残念ながらメイショウドトウに破れ2着、GⅠの連勝記録は6となりました。4連覇がかかった秋の天皇賞では残念ながら2着となり、引退レースとなった有馬記念では1番人気ながら5着となりました。

パドックの見方とは?競馬初心者が馬券を買う時に注意することは? | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

よく比べられるライバルたち

同世代のライバル【メイショウドトウ】

テイエムオペラオーと同じ年で最大のライバルと言われたのが、鹿毛が綺麗なメイショウドトウです。メイショウドトウもテイエムオペラオーと同様血統的には恵まれていませんでしので、競走馬としては破格の500万円で購入されたそうです。

メイショウドトウは2000年にテイエムオペラオーと同様GⅠレースに出走しましたがいずれも2着。2001年春の天皇賞でもテイエムオペラオーに破れ2着となりましたが、6月のGⅠ宝塚記念ではテイエムオペラオーを破り悲願のGⅠ勝利、テイエムオペラオーの連勝をストップさせました。

【シンボリルドルフ】GⅠ勝馬のライバル

GⅠ7勝馬としてよく比較されるのが「シンボリルドルフ」です。額部分に三日月のようなマークがついているのが特徴で「皇帝」と呼ばれた名馬は、生涯成績16戦13勝、破れたレースは3度だけの名馬です。

「シンボリルドルフ」は1983年3歳新馬に出走し1着となった後、1984年菊花賞まで8連勝した馬です。1984年の牡馬クラシック3冠の皐月賞、ダービー、菊花賞を無敗のまま制覇、これは史上初となりました。とても強くまたとても華のある馬として今なお語り継がれている馬です。

【ディープインパクト】GⅠ7勝馬のライバル

GⅠ7勝馬の「ディープインパクト」は日本競馬界が生んだ「最強馬」としても名高い名馬です。生涯成績14戦12勝と見事な成績を収めた、サンデーサイレンス産駒の美しい鹿毛の馬です。

騎乗されていた武豊さんが「走るというより飛んでいる」と評されたように、レース中どこにいても最期は必ずトップにたち、他馬をぶっちぎって走るさまが、派手でわかり易く、競馬ファン以外からも大人気となった名馬です。

競馬新聞の見方は?競馬情報の読み方を徹底解説!【初心者向け】 | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

テイエムオペラオーの主な産駒

テイエムトッパズレ

鹿児島弁で「飛びぬけて」という意味の「トッパズレ」という名がついたテイエムオペラオーの産駒「テイエムトッパズレ」は2005年2歳の時に小倉芝1200新馬戦に出走、人気は高くありませんでしたが優勝、テイエムオペラオー産駒としては初勝利をあげた馬です。

テイエムエース

テイエムオペラオーの産駒「テイエムエース」は2006年3歳時にデビュー、成績は振るわず休養しましたが、2007年阪神障害未勝利で1着となり、2008年GⅠの中山グランドJは重賞初勝利となりました。生涯成績は24戦3勝で、そのうち障害成績が13戦3勝と障害レースで活躍しました。

競馬のオッズと倍率について!オッズ表の見方を馬券の4種類別に紹介 | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

ファンの度重なるマナーの悪さで馬が非公開に

「ファン」のマナーの悪さが問題に

テイエムオペラオーは2001年に引退し種馬となっていました。引退した馬は牧場で暮らしていますので、ファンの方は牧場に会いに行くことも可能です。が、見学に来るファンのマナーの悪さが問題となっています。

引退した競走馬でも場合によっては1頭に億の値段がついています。その馬に対してマナーの悪いファンは、たてがみを抜いたり叩いたり、何かを食べさせたりするそうです。テイエムオペラオーの場合もたてがみを抜かれ石を投げつけられるようなファンのマナーの悪さから、見学中止だけなく、どこで療養しているのかもわからない「非公開」となってしまいました。

牧場見学はマナーを守ろう!

テイエムオペラオーだけでなく、2015年引退した葦毛の最強馬「ゴールドシップ」や2017年に引退したテイエムオペラオーに続く無敗の三冠馬「ミホノブルボン」などもマナーの悪いファンにたてがみを抜かれる被害に合っています。

レースで活躍した人気馬は引退した後でも人気は衰えません。牧場にもファンが会いに来るため、牧場側は好意で見学公開しています。自分の好きな競走馬に会いに行くときは、見学マナーや見学の方法を「競走馬のふるさと案内所」を参考にして、必ずマナーを守り、引退した競走馬に負担がかかるようなことはやめましょう。

「最強馬」テイエムオペラオーまとめ

産駒に平地重賞馬が出ていないために他のGⅠ7勝馬よりも知名度が少し劣る、テイエムオペラオーについてまとめました。「最強馬」は同年代のライバル馬の強さや時代も考慮する必要がありますが、テイエムオペラオーの成績は現在でも際立っています。

心無いファンのマナーの悪さで所在が非公開となっていたテイエムオペラオーは、2018年5月、22歳で心臓麻痺で残念ながら死亡しました。繋養先であった白馬牧場ではファンのためにお墓参りも出来るようになっていますが、くれぐれもマナーを守った上で訪ねるようにしましょう。


評価 4.4/ 5(合計6人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ