GoProでは動画だけでなく写真を撮影することも可能であり、2017年には最新モデル「HERO6 Black」が発売されました。車のドライブレコーダーやスポーツの動画撮影など様々な場面で活躍してくれますので、どんな方でも簡単に使えるでしょう。そんなGoProを扱う上で使用してほしいのが、GoPro専用のアプリです。ということで、GoPro専用アプリの使い方や初期設定、接続する方法などについてまとめました。

目次
GoPro専用アプリでより便利に!使い方や接続の方法など紹介
GoProでは動画を撮影したり写真を撮影することができ、例えば手で持っての撮影はもちろんのこと、自動車に装着してドライブレコーダーとして使用したり、バイクのヘルメットに装着して景色を撮影したりと、様々な場面で活躍してくれます。操作も使いやすく、無線通信もすることができるなど汎用性も高いカメラとなっています。
そんなGoProを利用するうえでぜひとも使っていただきたいのが、GoPro専用のアプリです。アプリを利用すれば、GoPro単体で使うよりも汎用性が増し、遠隔操作で写真のシャッターを切るといったことも可能になります。アプリがあるか無いかでGoProの自由度は格段に違うのです。
では、そのGoPro用アプリは具体的にはどんな使い方をするのでしょうか。また、スマホとGoPro本体とを接続する方法や使い始めの初期設定などもしておかなければいけません。ということで、GoPro専用のアプリの使い方や初期設定、接続の方法などについてご紹介します。
まずはGoProについて知っておこう
それではまず最初に、GoProについて簡単にご紹介しておきましょう。GoProは、スポーツの動画撮影のような動きのあるアクションシーンや、迫力のある景色をその場所にいるかのような臨場感を持って記録することを目的とした人気のアクションカメラです。
小型、軽量でアウトドアでの使用を前提に設計されているので、防水対策も施されています。また最近話題となっている4K動画のようなとても解像度の高い動画や、最大で1秒間に240フレームを収めることができるハイスピードカメラとしての撮影など、コンパクトな見た目の機体に様々な機能が備わっているので、プロのそれにも引けを取らない映像を撮影することも可能で増々人気を集めています。
現在最新のGoProHERO7、その前シリーズのGoProHERO6などいくつかのモデルが登場しているGoProですが、その全てのモデルが手のひらに簡単に収めることができるほどのコンパクトさです。従来のデジタルカメラなどと比較すると、その小ささが良く理解できるでしょう。
このGoProカメラ本体を、三脚やバイク本体、ヘルメットやサーフボードなどなどいろいろな場所に取り付けて動画を撮影します。それぞれで必要になってくるマウント類を使用することで、激しいアクションシーンであっても、しっかりと動画を撮影することができるようになります。
GoPro専用アプリでできること!どれも便利な機能ばかり
それでは、GoPro専用アプリについてご紹介していきます。まずはGoPro専用アプリで具体的に何ができるのかということについてです。GoProアプリを使ってできることは大きく分けて4つあり、「GoProと接続して遠隔で写真のシャッターを切る」、「GoProのSDカードに保存されている映像の閲覧」、「GoProカメラの設定」と「GoProチャンネルの閲覧」です。
それぞれの機能を見ていくと、まず「GoProと接続して遠隔で写真のシャッターを切る」というのはその名の通りGoProとスマートフォンを接続させ、GoProの映す映像をスマホの画面でリアルタイムで確認しながらスマホ側でシャッターを切れば、遠隔で写真の撮影をすることができます。
セルフタイマーとして使うというオーソドックスな利用方法はもちろんのこと、例えばドローンにGoProを取り付けて空撮をしたいときなど人の手の届かない場所でも自由に操作をすることができるため一気にGoProの自由度が広がります。2つ目の「GoProのSDカードに保存されている映像の閲覧」も機能通りスマホからGoProの映像を見ることができます。
3つ目の「GoProカメラの設定」は、スマホからGoProの撮影方法などに関する設定をすることができるというものです。GoProには動画撮影や静止画の撮影、タイムラプスといった撮影に関する機能が豊富にあるほか、動画撮影の場合は解像度などの動画の品質の選択をする必要があります。
そしてGoProはご紹介した通り本体が非常にコンパクトで、使えるボタンの数なども限られています。そんな中でこまごまとした撮影の設定をするのはおそらくストレスにつながることでしょう。そこでアプリを利用すれば、使い慣れたスマホの画面でGoProの撮影などの設定をサクサクと行えるようになるというわけです。
最後の「GoProチャンネルの閲覧」は、世界中のGoProユーザーが撮影した写真や動画などをアプリから閲覧することができるというものです。GoProチャンネルはGoPro本体を持っていない方でも使える機能ですので、GoProを手に入れる予定でどんな動画が撮影できるのか見ておきたい方はいろいろと参考になるでしょう。
GoProアプリのカメラとの接続設定の方法
それでは、実際にGoProアプリを本体と接続する手順をご紹介していきましょう。まずはアプリをストアからダウンロードするところから始まり、iPhoneならAppstoreから、AndroidならGoogleplayから「GoPro」と検索をかければダウンロードができます。
アプリのダウンロードとインストールをしてから起動してみると、メインの画面が表示されます。上部に「「CONNECT YOUR CAMERA」と表示されているでしょうから、これをタップして接続を行っていきます。まず最初に行うのは、GoPro本体とスマホをBluetoothでペアリングするところからはじまります。
Bluetoothは最初の接続設定の時のみしようするので、一度接続して以降は使用しません。それでは最初のセットアップ画面で、「Session」や「HERO+」などの中から自分のGoProのタイプを選択します。するとタイプごとにスマホ画面に動画が表示され、GoPro側で必要になる操作を教えてくれます。
例としてGoProGERO4であれば、モード選択ボタンを押して「SETUP」をシャッターボタンを押して決定、更にモード選択ボタンで「WIRELESS」「PAIR」「GoPro APP」と選択していき、最後にペアリング画面でスマホとGoPro同士が認識されれば4桁の数字が表示されますので、これをアプリの方に入力します。
アプリに4桁の数字を入力して正しければ、Bluetoothでのペアリングが完了します。Bluetoothでの接続ができたら、次はWi-Fiの設定に入っていきます。GoProのWi-FiはSSIDとパスワードを任意で設定できるようになっていますので、希望するSSIDとパスワードを入力欄に入れます。
SSIDとパスワードの入力が完了すると画面が切り替わり、Wi-Fiに接続するのを促す文が表示されます。なのでスマホ側でWi-Fiの接続画面を開き、表示されるWi-Fiの中から自分が設定したGoProのものをタップします。パスワードも設定したものを入力し正しければWi-Fi接続が完了です。
接続後のGoProアプリの使い方について
ご紹介した設定が正しくできていれば、GoProの操作がスマホアプリからできるようになっているはずです。スマホの画面にGoProの映している映像がしっかり表示されていればちゃんと接続ができている証拠です。ここからは実際にアプリでGoProと接続した後の使い方についてです。
まずは撮影のモード切り替えで、シャッターボタンの右にあるアイコンから撮影モードを動画撮影や静止画の撮影などに切り替えることができます。GoPro本体の物理のボタンとモニタからでも撮影モードの切り替えはできますが、スマホのアプリの画面でやるのとはやはり操作性が格段に違うようです。
GoProで撮影した映像や写真の閲覧も簡単にできます。GoPro内のマイクロSDカード内に保存されたデータが一通り表示され、データの左下には写真か動画のアイコンがあり動画の場合は撮影時間がその右側に表示されますので、一目で何がどんなデータなのかを理解することができます。これもアプリならではの分かりやすさです。
もちろんそれらの撮影した写真や動画のプレビューを見ることも可能で、データをタップすればすぐにプレビューの閲覧ができます。最新のHERP6などは4K動画を始めとした高画質な動画を撮影できるのでそれと比較すると画質は劣りがちですが、どんな動画になったかを確認するには十分です。なので、動画がどんな風になったかの分かりやすい確認という使い方が主になるでしょう。
GoProアプリがアップデート!気になるその内容とは
GoProアプリは、2017年2月にアップデートがされています。その内容は、まず新しいアプリで編集ができるようになったということです。GoProアプリ内で編集をしたい動画などを選択し、Quickアイコンをタップするとアプリで編集ができるのです。Quickアプリには24種もの編集オプションがありますので、撮影した動画などをそのままアプリで編集できます。
オフライン時にも一時的にサインインをできるようになったのもアプリのアップデート内容の1つです。山間等で通信環境が悪いと、GoProアプリにサインインができなくなる可能性が高いです。しかしオフラインでもサインインが一時的にパスできるようになり、通信環境のない場所でもアプリの使用が可能になったのです。
アップデートされたGoProアプリの使い方など
では、そんなアップデートされたGoProアプリの実際の使用方法を見ていきましょう。まずGoProとスマホを接続させて9個のブロックのアイコンをタップすると、GoProで撮影した動画などを一覧で確認できます。このアイコンをタップし、編集したい動画を選んで左下の共有ボタンから、「quick」を選択します。
Quickではご紹介しました通り24種類の編集オプションがあり、テーマを選んで撮影した動画のイメージにあわせた編集ができるようになります。加えてそのテーマに沿った音楽まで追加されるので、更に楽しい動画へと編集をしてくれます。GoProの動画編集を前提に考えているのであれば、使用方法を覚えておいて損はないでしょう。
データ保存用のSDカードも忘れずに揃えて!
GoPro専用アプリの使い方や接続の方法などについてご紹介しました。これからGoProを使いたいという方にはぜひとも使い方を覚えて活用してほしいGoProアプリですが、新しくGoProやその他アクセサリーを揃えるのであればマイクロSDカードも忘れずに用意しましょう。
GoProでは撮った動画を大切に保存しておくためにマイクロSDカードが必ず必要になります。マイクロSDカードにも32GBや64GBなど色々と容量の種類がありますが、GoProの方も対応している容量が異なりHERO3シリーズは64GBで、4から最新の6までは128までとなっています。
容量の対応込みで人気なのが「サンディスク64GBmicroSDXCカードExtreme」です。動画転送における新しい規格である「ビデオスピードクラス30」というものに対応しているので、5や6で4K動画などの容量の大きな動画撮影をする際にも素早く書き込みをしてくれます。
まとめ:GoProアプリは是非使ってほしい便利アプリ!
GoProアプリの使い方やスマホとGoPro本体の接続方法などについてご紹介しました。GoProアプリは最初に一度セットアップしておけば、あとはいつでもWi-fi接続するだけで使えます。ご紹介しました通りGoPro本体の液晶画面は小さいですから、スマホの画面で設定などを行った方が断然分かりやすいでしょう。
また2107年にはアプリがアップデートされ、編集やオフライン時での一時的なサインインのスキップなどもできるようになりました。動画編集も動画自体の撮影場所の幅も広がりますので、SDカードなどの必需品やアクセサリー類を揃えていろんな動画を撮影してみましょう。
評価 4.0/ 5(合計4人評価)
記事へのコメント
気軽にコメントしよう!
※コメントは承認後に公開されます。