防音室の設置をプロに頼むと当たり前ですが高くつきます。それならば自作で防音室が作れないものか?音楽愛好家のみなさんは一度は考えたことがあるでしょう。そんなみなさんのために自作防音室のノウハウをご紹介しましょう。自作防音室は本当に音が漏れないの?徹底調査です!

防音室は自作できる!意外に簡単DIY♪作り方徹底ガイド!

目次

  1. 防音室の必要性
  2. 自作防音室作り方
  3. 自作防音室DIYの基礎知識
  4. 簡単自作防音室の作り方手順~主となる材料~
  5. 簡単自作防音室の作り方手順~①壁の組み立て~
  6. 簡単自作防音室の作り方手順~②天板の取り付け~
  7. 簡単自作防音室の作り方手順~③出入口面の補強~
  8. 簡単自作防音室の作り方手順~④ドアの取り付け~
  9. 簡単自作防音室の作り方手順~⑤壁の加工~
  10. 簡単自作防音室の作り方手順~⑥ウレタンを貼る~
  11. 2×4で建てる自作防音室
  12. 2×4工法とは
  13. 2×4工法動画
  14. 2×4自作防音室作り方手順
  15. 自作防音室で思いっきり趣味を楽しむ

防音室の必要性

防音室は、楽器の演奏やオーディオ鑑賞などのために遮音設備を施して設ける部屋のことです。いちばんは、音漏れによる近所迷惑を回避する目的ですね。ですがただ単に音漏れを防ぐことだけではなく、楽器の音色や人の声、歌声が綺麗で自然に聴こえる設計となっているものです。本格的に音楽に携わっている方や、楽器が趣味の方は防音室が欲しいと考えますね。

防音室買ったらどのくらい?

比較的安価な簡易防音室『だんぼっち』。だんぼっちを購入して音楽活動に勤しんでいる方も多くおられます。低価格といわれるだんぼっちであってもAmazonで59,800円での販売でした。(最新価格はサイトでチェックしてくださいね。)その他にも簡易防音室はありますが、10万円以上というけっこうなお値段です。

簡易防音室はインテリアとしてどうでしょう。少しばかりインテリア的におしゃれさには欠けるかもしれませんね。もしも防音室を自作できるのであれば既存のインテリアに合った防音室にDIYできますので、そういった意味でも自作防音室のDIYはおすすめできるものです。

YAMAHAアビテックスという防音室も既製品のなかで有名なのですが、設置費に100万円以上かかるようです。音楽活動初心者さんは特に憧れてしまうことでしょう。インテリア的にもかなりステキな防音室ではあるのですが、なんせお高い!手が出ません!

防音室を大々的に施工したのなら、もちろんインテリアにこだわるおしゃれな防音室を作れるでしょうが、もうその金額ははかり知れません。ということからも、どうにか自作で防音室を作れないものかと考える方が多いのです。音楽初心者さんもそう考えますね。その答えは…「作れます!」です。ではここからは、自作防音室の作り方をご紹介していきましょう。

自作防音室作り方

防音室を自作するには、防音についての基礎知識が必要となります。特に初心者さん、何においてもDIYする際には、作りたいものの知識や作り方の流れを把握しておくのが大切ですよ。

自作防音室DIYの基礎知識

自作防音室、遮音と吸音

防音室を自作するうえで「遮音」と「吸音」の効果を知っておきましょう。音楽を始めたばかりの初心者さんも知識を持っておくべきですね。「遮音」とは、音を遮るという意味合いであり、音を小さくするような効果はありません。遮音効果のある材質は、重さがあるほど遮音効果を持ち合わせているものです。

「吸音」とは、音のレベルを下げるため音エネルギーを吸収させることを指し、音を遮る効果とは違いのあるものです。ウレタン素材が吸音性に優れています。また最近インテリアとして活用されているペグボードも吸音効果の高い素材です。

自作防音室では、音を遮音材で跳ね返しながら吸音材で音を減衰させていくという構造によって防音していくのです。

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簡単自作防音室の作り方手順~主となる材料~

簡単に防音室を自作するには、初心者さんにもわかりやすい材料や作り方がいいですね。そしてまた、あまりお金をかけずに自作するという部分を重要視してご紹介しましょう。

MDFボード

MDF材とは、繊維状にほぐされた木材が接着剤などによってボード状に成型された繊維板です。品質性に優れていることからDIYにはもちろんのこと建材としても活用されています。厚さ15mm×915mm×1825mmのMDFボードで2,680円程度から販売されています。MDFボードの質感もおしゃれですからインテリア的にもおすすめします。

防音室をDIYするには、MDFボードが5枚必要です。MDFボード1枚2,680円で計算してみますと、2,680×5=13,400円となります。重さは、15mm×915mm×1825mmのMDFボードで1枚20kgもあるようです。防音室を自作する際はこの重さがネックになります。初心者さんは、重さに負けないでくださいね。

ウレタン

空気振動である音のエネルギーをウレタン繊維が吸収してくれます。防音専用の吸音ウレタンは、やはりデザインがかっこよく本格的な代物ですが多少高額なようです。見た目がかっこいいタイプの厚さ3cm、27cm角の吸音材が1枚で900円程ですから防音室内を埋め尽くすにはかなりの金額になりそうです。ということから比較的安価なウレタンを吸音材としてDIYする方が多いのです。

ウレタンは、ペットボトルに利用されているような再生ポリエステルなどの安全な素材のものをお選びください。賢い方は大きめのマットレスとして販売されているものの中身を取り出して吸音材としてDIYされています。それならばマットレス自体2,000円程度(マットレスとしてはかなりお安いものといえます)で、それを4枚使うとしても6,000円程で収まりますね。

お風呂マットやジョイントマット

防音室内で音を出した場合、音の振動で防音室が揺れるものです。音の振動は下に伝わり、防音室の揺れに伴って空気の揺れも起き、音漏れの原因となってしまいます。ということから、自作防音室の床には防振の役目となる防振マットが必要です。

防振にちょうどよいのが実はお風呂マットです。お風呂マットは簡単に用意できますね。お風呂マットのこのぽこぽこ加減が最適なのです。お風呂マットは自作防音室の大きさに合わせてカットして使います。お風呂マットは1枚680円程度で購入できます。

インテリアを考えておしゃれにDIYするにはお風呂マットよりジョイントマットですかねー。ですが、簡単にお金をかけずに防音室を自作したいならばお宅にあるもので間に合わせて作るのがいちばんです!参考までにジョイントマットは赤ちゃん本舗で厚手9枚1,380円から販売されています。1枚32cm角厚さ1.8mmとなっています。

その他の材料

その他用意する材料は・セメダインSuperXG・ゴムロール・蝶番・取っ手・スタンド照明・ドライバー・L字金具・木工用ボンド・のこぎり・コーキングガン・シリコンシーラントなどです。

上の画像がコーキングガンです。コーキングガンとは、シリコンシーラントを絞り出すための道具です。コーキングガン、シリコンシーラントはともにごっつくて高額に見えますが、それぞれ200円もしないくらいで購入できます。

簡単自作防音室の作り方手順~①壁の組み立て~

MDFボードを組み立てていきますが、組みあがってしまってから移動させるのは重すぎて困難です。最初から設置したい場所で作業します。ゆえに床とその周辺はきれいにお掃除して防振マットとなるお風呂マットまたはジョイントマットを予め敷き詰めてください。

MDFボードは購入時のサイズそのままで使うのが簡単です。壁に立てかけながら木工用ボンドでMDFボード3面をコの字型に接着します。重さもありますのでガムテープで仮留めして安定させながら進めます。初心者さんは気持ちがはやり、接着剤が乾くまでが待てない傾向にありますが気長に進めましょう。それが丁寧に仕上げるコツです。

本留めは、L字金具です。コーナーに2カ所づつネジでがっちりと留めます。MDFボードにはガイド穴が必要です。ネジだけではなかなか入っていきません。同様にして3面をコの字型に組みあげます。

簡単自作防音室の作り方手順~②天板の取り付け~

天板もMDFボードです。組みあげた壁は、MDFボード購入時のままの大きさで使用しますので天板も1か所カットするだけでオッケーということになります。壁は正方形(正確な真四角ではないかもしれません)に組みあがっていますからそのサイズに合わせてのこぎりで天板をカットします。

続いて、天板と壁の間にゴムロール(ゴムシート)をはさんで接着していきます。天板は木工用ボンドだけの接着でも大丈夫です。初心者さんでも簡単ですね。

簡単自作防音室の作り方手順~③出入口面の補強~

コの字型に組んだ壁に天板がつきましたら、残りの1面は出入り口です。MDFボードの幅915mmはそのままに長さ10cmにカットしたMDFボードを2枚用意します。出入り口面の床側と天板側にネジで接合させると全体がどっしりと補強されます。この時天板と10cmにカットしたMDFボードの間にもゴムロール(ゴムシート)をはさんで接合させます。

簡単防音室の作り方で、のこぎりが登場する場面は天板とここだけですから初心者さんでも簡単にできます。MDFボードは柔らかいものと想像している初心者さん!MDFボードは、カッターなどでは切れません。少なくとも手のこが必要です。

ゴムロールとは、上の画像のようなゴムです。1個400円程度で、防音室のDIYには2ロール程必要になるかと思われます。

簡単自作防音室の作り方手順~④ドアの取り付け~

MDFボード5枚購入したうちの1枚は扉になります。蝶番5個~6個で取り付け、取っ手を付けたら防音室のだいたいが完成です。取っ手はインテリア的におしゃれなものも販売されていますのでこだわってみるのもいいですね。インテリアを考えてお好みにカスタマイズできるところがDIYの素晴らしいところですね。扉が閉まる合わせ目の部分には、ゴムロールを接着しましょう。

簡単自作防音室の作り方手順~⑤壁の加工~

組み合わせたMDFボード同士の目にシリコンシーラントを用いてコーキングします。シリコンシーラントをコーキングガンにセットして使用します。初心者さんは焦らずにトライです!といってもコーキング部分は最終的に隠れてしまいますのでお気楽にやってみましょう!

続いて、壁にプラグなどを通せる穴を開けましょう。MDFボードに穴を開けるのはかなり大変な作業です。手動でも穴上げドリルがあると大変便利です。どのくらいの穴が必要かをきちんと検討しましょうね。

簡単自作防音室の作り方手順~⑥ウレタンを貼る~

防音室内に寸法にカットしたウレタンを貼っていきます。DIY愛好家さんがおすすめしている接着剤は、セメダインSuperXGです。MDFボードにプラグ穴を開けた箇所にかかるウレタン部分にも穴あけしましょう。内壁にウレタンが付いたら完成です!この自作防音室は骨組みが無いだけに出来あがってしばしの間は様子を見て微調整が必要です。

MDFボードを使った自作防音室は約30,000円前後で施工可能です。気になる肝心の防音効果は、かなりばっちりなんですよ!この場合、防音専用のウレタンでなくても大丈夫だということですね。楽しい音楽活動が周りに迷惑になってしまっていては悲しいです…思いっきり音楽をやりたい方にはぜひとも挑戦していただきたいDIYです。

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2×4で建てる自作防音室

ここで、ちょっとばかり簡単とはいえない自作防音室をご紹介します。初心者さんというよりもDIYに慣れた方におすすめな自作防音室でインテリア的にもおしゃれな仕上がりになる自作防音室といえます。

防音室を自作するには、お部屋全体に施工するとなると既存の壁や床などを解体する必要があるため、既存のお部屋の一角に防音室をDIYするのがおすすめとなります。こちらの防音室は、2×4工法(ツーバイフォー工法)で組み立てていきます。

2×4工法とは

2×4工法の「2」と「4」とは、角材のサイズを表しています。19世紀の北米から普及した工法で、角材が2インチ(5.08cm)×4インチ(10.16cm)というサイズであることからそう呼ばれています。

サイズが統一された角材に合板を接合させて箱状になったそれぞれのパーツで壁や床、天井を構成していきます。最近の住宅には柱や梁が無く、このような組み合わせ方で箱型の空間を作り上げて出来あがっていることが多いものです。

ちなみに日本における伝統的な工法は在来工法と呼ばれる木造軸組工法です。柱や梁が軸組となり組み立てられていく工法です。防音室を自作するには、このような職人技は難しく簡単にはできませんね。

2×4工法動画

こちらの動画は、2×4工法によって壁が出来あがる過程をご紹介しています。2×4工法がどのようなものかをチェックしてみてくださいね。

2×4自作防音室作り方手順

防音室の床、壁、天井ともにまず骨組みを作って合板などで接合し箱状にしたパーツを組み合わせていきます。先にご紹介した簡単防音室の作り方は、要は骨組みのない作り方だったわけです。2×4工法による防音室はかなり丈夫で本格的な作り方ということになりますし、大きな防音室も自作することができます。

床、壁、天井が箱状に出来上がる過程で中に吸音材を入れ込んでしまうことが可能です。または、箱状のパーツを組み立ててから「簡単防音室の作り方」でご説明した手順と同様にウレタンを貼りつけて仕上げることもできますので前述した手順をご参考にしてくださいね。

2×4工法での作り方は、インテリア的にもかっこいい防音室となりますが、正直簡単な作業とはいえません。ですが自作防音室DIYをするにあたって少し上を目指す方にはおすすめな作り方です。

自作防音室で思いっきり趣味を楽しむ

音楽活動をする方や音楽が趣味の方は、家族やご近所への音の迷惑を気にしながら楽器を奏でるよりも思いっきり音を出せることが大切です。(もちろん配慮も大切ですが)作り方をご参考に防音室を自作して周りを気にせず音を楽しむ環境を作ってみてはいかがでしょうか。音楽もDIYも楽しんでくださいね。

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