有名ブランドのチャンピオンで、根強い人気があるリバースウィーブ。そんなチャンピオンのリバースウィーブ魅力とともに、古着タグの年代の見分け方を解説します!古着が好きな人も、そうでない人も古着の定番とも言えるチャンピオンについて知っておいて損はないですよ!

チャンピオンリバースウィーブの魅力!古着タグ年代見分け方解説

目次

  1. 100年続く有名ブランド「チャンピオン」
  2. チャンピオンと言えば「リバースウィーブ」
  3. 古着としての魅力も満載なチャンピオン
  4. リバースウィーブ古着タグ紹介「タタキタグ」
  5. 1950年代初期のタタキタグは、サイズ表記が小さい
  6. 1950年代後期のリバースウィーブを見分けるには…?
  7. 1960年代前半のタタキタグは「チャンピオン」の位置に注目
  8. 社名が変わった!最後のタタキタグは、1960年代後半
  9. 1970年代のリバースウィーブタグは「単色」
  10. ファン多し!赤単のリバースウィーブ
  11. 復刻版にも登場!青単のリバースウィーブ
  12. 金単のリバースウィーブを見かけたら迷わずゲット!
  13. 1970年代のリバースウィーブ「緑単」「黒単」
  14. 1980年のリバースウィーブはトリコロールカラーに注目
  15. プリントから刺繍に!1990年代
  16. リバースウィーブの古着タグをおさらい!
  17. 古着のリバースウィーブの魅力!

100年続く有名ブランド「チャンピオン」

チャンピオンと聞いて、すぐにロゴやスウェット、リバースウィーブを想像する人がかなり多いと思います。それもそのはずで、チャンピオンは2019年に100周年を迎える老舗の世界的に有名なブランドのひとつと言えます。また、自社製品だけでなく、Supreme、HAREやMonkey timeとのコラボなど、100周年を目前に精力的で、その人気は衰えません。

チャンピオンは、1919年、ニットの卸売りからはじまり、セーターの製造を開始すると、その品質の高さから軍用の練習着や大学のアスレチックウェア、プロのスポーツ選手にも使用されるようになりました。ミシガン大学とチャンピオンの提携からカレッジスウェットという文化ができました。チャンピオンのスウェットに、アメリカの大学の名前の入ったものが多いのはこのためです。

ヴィンテージのカレッジスウェットの多くは「染込みプリント」と呼ばれる手法で大学名などがプリントしてあります。刺繍や、ラバー、また現行のチャンピオンでも使われているフロック(繊維微粉)プリントとは違い、染料を生地に染み込ませているので、着用していくうちに色合いに変化が出てくるのが魅力です。プリントに凹凸がないのが特徴です。

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チャンピオンと言えば「リバースウィーブ」

当時のスウェットはすべて編み目が縦になるように生地を使っていましたが、洗濯すると縮んでしまうという問題がありました。そこで、チャンピオンは、1934年、生地の編み目を横にして、縦縮が起こらないスウェットを作りました。その後、1938年に特許を取得し、今日でも変わらない品質の高さで定番となっています。それがリバースウィーブです!

チャンピオンのリバースウィーブに対するこだわりは、生地の頑丈さだけでなく、強度の強い2本針と4本針を部分ごとに分けてで縫うなど、細かいところまでぬかりありません。サイドアクションリブと呼ばれる両脇のリブは4本針のステッチで、丈夫なだけでなく、肌触りにも気を使っています。

リバースウィーブといえばスウェットとプルオーバーパーカーのイメージがありますが、リバースウィーブのTシャツもスウェットと同じく1934年から、大学の生協で販売されていました。その後も改良を加え1952年に再度、製法特許をします。その頃にはリバースウィーブのスウェットパンツも製造され始めました。

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古着としての魅力も満載なチャンピオン

スウェットはいくら持っていても困りません。現行のリバースウィーブをゲットするもよし、年代をばっちり見分けて、古着のチャンピオンでヴィンテージならではの味を出すのもかっこいいのです!

最近ではデザインとしてアメリカの大学や州の名前が入っているスウェットやパーカーもありますが、リアルなカレッジスウェットもひとつは持っておいて間違いないと思います!このスウェットの「MICHIGAN STATE」の文字は染込みプリントです。

今回はそんなチャンピオンのなかでも、リバースウィーブに注目していきます。ひとことにリバースウィーブといっても、年代によってタグが違うので、古着屋で選ぶときの参考にして頂けたらと思います。デザインで選ぶだけでなく、タグを見分けることで、どれくらい古い時代のものなのかが分かって、さらに服選びが楽しくなります!

リバースウィーブ古着タグ紹介「タタキタグ」

チャンピオンの歴史の中でも初期から人気のリバースウィーブの登場は1934年ですが、リバースウィーブ専用のタグができたのは1950年頃です。タタキタグという不思議な名前の由来は、タグの四方すべてを縫っているところが、タグを叩いて服に打ち込んだように見えるからと言われています。1950年代から70年代頃のリバースウィーブに付いています。

タタキタグの年代を見分けるにあたり、「REVERSE WEAVE」と「CHAMPION」の文字の位置、サイズ表記の位置に注目してみていきたいと思います!

1950年代初期のタタキタグは、サイズ表記が小さい

まずは1950年代前半頃のリバースウィーブです。最初期のタグの見分けポイントは、サイズ表記です。右上にあるのが見えるでしょうか?この位置にサイズ表記があるのは、最初期のタタキタグだけです。一番目立つところには「REVERSE WEAVE」の文字があります。このタグでは「CHAMPION」よりも「REVERSE WEAVE」の文字が印象に残りますね。

チャンピオンはニットの卸売りからスタートした会社なので、この頃はまだ社名に「KNITWEAR」と付いていました。

1950年代後期のリバースウィーブを見分けるには…?

1950年代中期のタタキタグのわかりやすい見分けポイントは、サイズ表記です。文字が大きくなって一番下に移動しました。「REVERSE WEAVE」の存在感は変わらずですね~。

1950年代のほかのタグは…

だいたい同じ時期の1950年代中盤、リバースウィーブ以外のものには、「ランタグ」が付いています。ランタグとは、疾走感のある「ランナー」がプリントされている「タグ」なので、そう呼ばれています。「Champion」の「C」と「h」が特徴的です。この後のタグになると、「C」以外の文字もすべて大文字になります。

1960年代前半のタタキタグは「チャンピオン」の位置に注目

「REVERSE WEAVE」とサイズ表記は変わらずですが、「CHAMPION」の文字が一番上になりました。こちらは1960年代頃のリバースウィーブです。タタキタグを初期から見てみると、すべてコットン100パーセントなんです。しっかりした生地で、さらにリバースウィーブなので、相当頑丈です。

1961年から、リバースウィーブにパーカーが登場します。翌年には半袖のスウェットシャツも製造され、学生たちから人気を博しました。

社名が変わった!最後のタタキタグは、1960年代後半

リバースウィーブのタタキタグで最終期のものは、いままでのタグとかなり印象が違います。目立っていた「REVERSE WEAVE」の文字が、小さく下のほうに。社名にも注目です!今までは「CHAMPION KNITWEAR CO INC」とプリントされていましたが、「KNITWEAR」が抜けて「PRODUCTS」に変わっています。このことからプロダクツタグと呼ばれます。

コットン100パーセントでもすでに丈夫なリバースウィーブでしたが、ここでポリエステル入ります。頑丈さを追求したという説と、当時の法改正により、コットン100パーセントのスウェットが製造できなくなったという説があります。

1960年代ほかのタグは…

青地に白抜きのランナーが消えました!どこにいるか分かりますか?「CHAMPION」の「C」の中に移動しました!こちらもランタグなのですが、「ランナーズインC」と呼ばれています。ランタグシリーズは1960年代後半のこのランナーズインCで最後になります。

1970年代のリバースウィーブタグは「単色」

1970年代からは、四方が縫われているタタキタグから、現行と同じタイプのタグに変わります。70年代のタグは単色なので、赤だったら「赤単」、青だったら「青単」と呼ばれています。単色タグにもいくつか種類がありますが、画像右中央のタグの下にラインのあるものが最初期のものです。登録商標がないのも最初期感あります!

最初期以降はタグの下のラインはなくなります。画像(下)のタグは70年代中盤頃のものになります。70年代後半になってくると、一番下の「FOR CARE SEE REVERSE」の文字がないものが出てきます。

サイズ表記の上に「WARM UP」とプリントされていますが、これはチャンピオンのスポーツブランドの側面が表れています。当時チャンピオンのリバースウィーブは、その丈夫さから、アスリートたちに好んで着用されていました。タグにブランドの歴史までプリントされているなんて、ますます欲しくなりますね~。

1970年代ほかのタグは…

1950年代後半から1960年代のランタグから、今度は「バータグ」に変化します。青地に白抜きで馴染みのあるチャンピオンのロゴがプリントされています。このロゴの部分が棒状なので、バータグと呼ばれています。

バータグには青だけでなく、赤いものもあります。ですが、どういう基準で青と赤のタグが使用されているかは、はっきりとは判っていません。あえて意図的にやったのか、青いインクが足りなくなったため、青と赤を入れ替えてプリントしたのか…。そんなところも魅力のひとつですね!

おなじみの「C」のロゴが登場したのがこの頃です。また、リバースウィーブだけでなく、Tシャツなど、製品の質の高さが全米で評判となり、チャンピオンへの発注が殺到したと言われています。

ファン多し!赤単のリバースウィーブ

こちらは赤の単色なので通称「赤単」と呼ばれています。ジップパーカーもリバースウィーブだとぐっと雰囲気がでます。赤単は比較的多く見られますが、同じ赤でも、えんじ色のパターンもあるので、ぜひチェックしてみてください。

赤単は単色タグの中でも人気が高いので、70年代復刻版のリバースウィーブにも赤単タグが使用されています。

復刻版にも登場!青単のリバースウィーブ

1970年代リバースウィーブの青色の単色「青単」です。青単も人気の高いタグで、2017年に発売された70年代復刻盤で使用されています。古着だとほどよく色が落ちて、リバースウィーブの編み目がよく見えるようになってとてもかっこいいですね。

金単のリバースウィーブを見かけたら迷わずゲット!

1970年代のリバースウィーブのタグは単色なんだな~ということがなんとなく分かっていただけたと思いますが、最後に一つ覚えて頂きたいタグがあります。そうです、金色の単色「金単」です!こちらは1970年代のリバースウィーブのなかでも数が少なく、レアものと言われています。金単を見かけたら迷わずゲットしてください!

1970年代のリバースウィーブ「緑単」「黒単」

金単もレアですが、緑単・黒単もなかなかお目にかかれない単色タグです!緑単・黒単は比較的X-LARGEのものに付いていることが多いようです。緑単はロンハーマンとチャンピオンの復刻版コラボスウェットに使用されており、1970年代のリバースウィーブがいかに人気なのかが窺えますね。

1980年のリバースウィーブはトリコロールカラーに注目

1980年代のタグは、白地に赤と青のトリコロールカラーなので「トリコタグ」と呼ばれています。だいたいどのタグもトリコロールカラーなのですが、トリコタグというのは80年代のものだけです!

1980年代のタグからは、「REVERSE WEAVE」という文字以外はリバースウィーブ以外のもののタグとほぼ同じデザインになります。

リバースウィーブではないのですが、トリコタグには「ハチハチ」や「ワンツー」と呼ばれるタグがあります。「ハチハチ」は「コットン88パーセント」、「ワンツー」は「レーヨン12パーセント」からきています。1970年代後半頃のものに付いています。

1984年から、スウェットの左袖に「C」のマークの刺繍が付くようになります。さらに、1988年にはリバースウィーブ製造から50周年を記念したモデルが発売されました。

プリントから刺繍に!1990年代

いままでのタグはプリントでしたが、1990年代からは刺繍になります。この年代のものだと、古着屋だけでなく、リサイクルをメインとしているリユースショップでも多く見かけるかと思います。また、現行も刺繍タグなので馴染みがあるかもしれませんね。

90年代に入ってもチャンピオンの人気はますます高まっていきます。1992年にはバルセロナオリンピックで全米男子バスケットボールチームのユニフォームに公式に使用されるなど、その後もアスレッチクウェアとしてもファションウェアとしても世界中で愛されています。

リバースウィーブの古着タグをおさらい!

1950年代から1990年代のタグまでずらっと並べてきましたが、いかかでしたか?細かい年代は抜きにして、ざっと大まかにリバースウィーブの古着タグをまとめてみましょう!

リバースウィーブの最初期!「タタキタグ」

1950年代、いわばリバースウィーブの最初期のものを見分けるには、タグの四方が縫われているかに注目です。だいたい60年以上前のものになるので、タグを見る前から雰囲気がすごいと思います!

プリントの色に注目!「単色タグ」

1970年代のリバースウィーブを見分けるポイントは、単色かどうかです!さらに、タグの下にラインがあるもの、金・緑・黒の単色を見かけたら是非お迎えしてください!!

赤・青・白!「トリコタグ」

続いて1980年代の見分けポイントです!赤・青・白のトリコロールカラーがプリントされているものは80年代です。トリコタグは1種類なので覚えやすいですね。

1990年~現行はこれ!「刺繍タグ」

ダグがプリントから刺繍に変わりました!これが1990年以降のチャンピオンの見分けポイントです!

古着のリバースウィーブの魅力!

今回はタグのデザインのみに注目して年代ごとに紹介しましたが、表記されている文字や、素材の割合などのデータを集め、何年頃のものなのかを推測する人もいるようです。チャンピオンの古着は年代によってアームホールが細かったり、シルエットに違いがあります。また、素材の割合が違うので、生地の厚みや手触りも好みの年代がある人もいるようです。

現行のチャンピオンのリバースウィーブをゲットするもよし、古着のタグを見分ける楽しさに目覚めるもよしです!ぜひ古着屋に行くときはチャンピオンの服を手に取って、タグに注目してみてください。


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