エンジンをかけた時や運転中に、ハンドルが異常に振動したり異音が鳴ったりしたことはありませんか?その現象をジャダー現象と言います。放置すると症状が大きくなるので危険です。今回は、ジャダー現象の症状から振動や異音の鳴る原因、対策方法まで詳しく解説します。

ジャダー現象とは?振動や異音が鳴る原因と対策方法を詳しく解説

目次

  1. ジャダー現象とは?
  2. ジャダー現象が起こりやすい車種
  3. ジャダー現象が起こるタイミングとは?
  4. ジャダー現象の前兆とは?
  5. ジャダー現象が起こる原因は?
  6. ジャダー現象が起きた場合の対処方法
  7. ジャダー現象を起こさない為の対策方法
  8. ジャダー現象の修理費用はいくらかかる?
  9. ジャダー現象は再発しやすい
  10. ジャダー現象について理解して対応できるように

ジャダー現象とは?

ジャダー現象とは、ハンドルがガタガタと異常に振動したり異音が鳴ったりする現象のことです。シミー現象とも言われます。ハンドルが大きく左右に揺れるとタイヤも左右にブレてしまいます。症状が大きい場合は放置すると事故になりかねないので、行きつけのディーラーや整備工場で見てもらうようにしましょう。

ジャダー現象が起こりやすい車種

ジャダー現象が起こりやすい車種は、ホンダの小型CVT車であるフィットが業界で有名です。他にも、GB1モバリオ・GAキャパ・EUシビックなどがあります。フィットは、発進時にアクセルを踏むことによって『ガーッ』や『ガガガ』などの振動と異音が発生します。

フィットなどの小型CVT車のジャダー現象は、エンジンの構造上起きてしまう症状です。CVT専用のオイルを交換することで、ジャダー現象を改善できるようですが改善しない場合もあるようです。症状が大きい場合は、行きつけのディーラーか整備工場に早めに相談してください。

ジャダー現象が起こりやすい車種は他に、スズキのジムニーがあります。走行中に路面の段差の衝撃などが原因で、ハンドルが小刻みにに振動してしまうようです。50km/h以上の走行で現象が起き、スピードを落とすとジャダー現象が止まります。ジムニーのジャダー現象は、ハンドルにかかる重さや抵抗が低すぎるのが原因のようです。

CVTとはなに?メリットやATとの比較など初心者にもわかりやすく解説 | MensModern[メンズモダン]

ジャダー現象が起こるタイミングとは?

ジャダー現象が起こるタイミングは、速度が結構出ている時です。高速道路やバイパスなどで、50km/h以上で走行する時は十分注意してください。50km/h以下の遅い速度で走行している時にも、ジャダー現象が起こる場合もあるようです。その場合は、車のパーツに異常な部分がある可能性が高いので早めに修理に出してください。

ジャダー現象の前兆とは?

ジャダー現象が起こる前兆とは、走行中にブレーキペダルを軽く踏んだだけで、足の裏に波を打つような感覚が伝わってきた時です。この症状が出たら、ジャダー現象が起こる手前の合図です。ブレーキペダルを踏んだ時に違和感を感じたら、すぐに行きつけのディーラーか整備工場に見てもらうようにしましょう。

ジャダー現象が起こる原因は?

フィットなどの小型CVT車は、設計上の問題が原因でジャダー現象が起こります。その他の車の場合でジャダー現象が起こる原因は、様々な要因が重なっていることが多いです。普通の状態でもジャダー現象が起きることがあるので、原因を完全に特定するのが難しいです。ジャダー現象が起きてしまう原因として、考えられるのは何があるかを解説します。

クラッチが原因

クラッチは、マニュアル車だけでなく、オートマ車にも設置されている車の走行に必要なシステムです。長年走行していると、摩耗やパーツの劣化によってクラッチの変速の切り替えがスムーズにできなくなります。クラッチの劣化が原因で、ジャダー現象起きたり運転に支障が出てしまうので、パーツ交換をしたり定期検査を行うことをおすすめします。

ブレーキローターが原因

ジャダー現象は、カーレースや高速道路などの高速で走っている時に、強くブレーキを踏むと起こりやすくなります。ブレーキローターが長時間の摩擦を受け、その摩擦の高熱で変形してしまうことが原因でジャダー現象が起こる場合もあります。この場合は、ブレーキローターの交換が必要なのですぐに修理に出してください。

ホイールが原因

ホイールのバランスが取れていないと、高速道路などで振動が起きたりハンドルの調子が悪くなってしまいます。ジャダー現象は、自分でタイヤ交換をした時にホイールバランスが悪くなったり、車高の高さをかえて異常が起きたりすることなどが原因で起こる場合もあります。自分でタイヤやホイールを交換することに自信がない場合は、行きつけのディーラーか整備工場に頼みましょう。

ジャダー現象が起きた場合の対処方法

ジャダー現象は、前兆に気づいていなかった場合いつ起きるかは分かりません。一般道路や高速道路を走行中に、ジャダー現象が起きてしまった場合はどう対処したらいいのでしょうか。焦って事故を起こさないようにするには、対処方法を覚えておくといいでしょう。ジャダー現象が起きた場合の対処方法を解説します。

安全な場所に車を停止させる

高速道路や一般道路でジャダー現象が起きてしまった場合は、事故を避けるためにハザードを出して車を停止させます。ハンドルをしっかりと握って、後ろの車に注意しながら徐々に速度を落として路肩に止まってください。停止後は、車を降りてタイヤのパンクや空気圧などの確認をします。異常があった場合は、ロードサービス会社に電話して来てもらいましょう。

速度を落とす

見た時に異常がなくても、ホイールバランスやロータリーエンジンなどに原因があると考えられます。異常がないか確認した後は、50km/h以上以下に速度を落として安全運転で走行してください。高速道路の場合は、一般道路に降りた方が良さそうです。その後は、ジャダー現象の再発を防ぐために行きつけのディーラーや整備工場などで見てもらいましょう。

ジャダー現象を起こさない為の対策方法

ジャダー現象の症状が、異音がするだけの軽度の場合は速度を落として走行を続けるなどで対処できますが、走行中に危ないと感じたらすぐに修理に出すようにしましょう。走行中に再発した場合、一歩間違えたら事故になりかねません。ジャダー現象を起こさない為には、どんな対策をしたらいいのか解説します。

ジャダーストップフルキットを使う

自分でジャダー現象対策をしたい人には、ジャダーストップフルキットを使った方法がおすすめです。ジャダー現象による振動を止めてくれるアイテムです。工藤自動車から、税抜きで12000円で販売されています。対応車種は、スズキ・マツダ・ジムニーなどです。キットを使って再発した場合は、行きつけのディーラーか整備工場に見てもらいましょう。

ブレーキローターの状態を定期的に確認する

ブレーキローターの状態を定期的に確認するのも、ジャダー現象を起こさない為の対策方法になります。ブレーキローターが錆びていたり、高速道路などで速度が出た時に摩擦熱で変形している場合があるので定期検査を受けて交換しましょう。

ディーラーに相談する

ジャダー現象が起こってしまったら、ディーラーさんに相談するのも対策方法の1つです。メーカーが保証してくれて、無償で治してもらえる場合もあるようです。ですが、ジャダー現象が完全に直るとは限らないようなので注意してください。

ジャダー現象の修理費用はいくらかかる?

クラッチが原因だった場合の修理費用

ジャダー現象の原因がクラッチだった場合、ディスク・カバー・レリーズ・パイロットペアリングなどの全てのパーツを交換する必要があります。理由は、一部のパーツを変えても他のパーツが痛んでいたり劣化していたらジャダー現象が再発する可能性があるからです。クラッチ交換にかかる費用は、約5万から10万くらいです。大型車の場合は、20万くらいと少し高めです。

ブレーキが原因だった場合の修理費用

ジャダー現象の原因がブレーキだった場合、ローターの研磨作業だけなら1枚6000円前後の費用で済みます。ブレーキローターを交換する場合は、作業代なども含めて約3万から10万円くらいかかるようです。車体の大きさやディスクの枚数などでも費用は変わります。

ジャダー現象の修理費用の目安

ジャダー現象の症状や原因によって、修理にかかる費用は違います。オイル交換だけで症状が良くなる場合もあれば、クラッチを丸ごと交換しなければいけない場合もあります。ジャダー現象の修理費用は、数千円で済む場合もあれば、大型車のようには20万円と高い場合もあることを覚えておいてください。

ジャダー現象は再発しやすい

ジャダー現象は、対策をしっかりしていれば改善される症状です。しかし、車には個体差があるので対策方法が効かなかったり、完治しない場合もあるようです。症状が悪化している場合は完全に治すのは難しく、修理したとしても大金がかかってしまうでしょう。治ったと思っても、ジャダー現象が再発してしまう場合もあるようなので気をつけてください。

ジャダー現象について理解して対応できるように

ジャダー現象は、クラッチ・ブレーキローター・ホイールの劣化などにより、ハンドルが異常に振動したり異音が鳴る現象ということが分かりました。症状が大きくなると危険なので、大きな事故になる前に異変を感じたらすぐに修理に出すようにしましょう。今回紹介した、ジャダー現象の振動や音がなる原因や対策方法を参考にして、安全な運転を心がけてください。


評価 4.7/ 5(合計13人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ