ジョンロブはドレスシューズの最高峰!ハイクオリティな高級靴の魅力とは?

「革靴の王様」と讃えられるレザーシューズブランド「ジョンロブ」。靴好きの支持を得る「ジョンロブ」の魅力は一体どこにあるのでしょうか。今回は、名門ブランドの歴史、革靴やブーツの種類、「ジョンロブ」の革靴の魅力を引き出すファッションコーデ術などをまとめてみました。

ジョンロブはドレスシューズの最高峰!ハイクオリティな高級靴の魅力とは?

目次

  1. 英国王室御用達!「ジョンロブ」の歴史
  2. ジョンロブの靴に見る時代を超越した職人技
  3. 知っておきたい「ジョンロブ」のあれこれ
  4. DARBY(ダービー)
  5. WILLIAM(ウィリアム)
  6. CITY II(シティツー)
  7. PHILIP II(フィリップツー)
  8. HAYLE(ヘイル)
  9. CHAPEL(チャペル)
  10. LOPEZ(ロペス)
  11. HAYES(ヘイズ)
  12. 美しきジョンロブのブーツたち
  13. さまざまなブランドとのコラボレーション
  14. 男を上げるジョンロブのコーディネート術
  15. ジョンロブを履きこなそう

英国王室御用達!「ジョンロブ」の歴史

「キング・オブ・シューズ(革靴の王様)」と讃えられる美しく上質な革靴

革靴を愛する紳士たちに「「キング・オブ・シューズ(革靴の王様)」と讃えられる名門シューズブランドが、「JOHN LOBB(ジョンロブ)」です。いつかは手に入れたい!と渇望するファンも多いジョンロブの革靴には、どんな魅力があるのでしょうか。フランス靴の持つエレガントな美しさと、イギリス靴が誇る質実剛健さが融合したジョンロブの魅力をご紹介していきます。

創業は1866年の英国ロンドン

ジョンロブの創業は、1866年の英国ロンドン。かのドストエフスキーが『罪と罰』の連載を開始し、坂本龍馬が襲撃された寺田屋事件が起きた年です。アメリカでは南北戦争が終結し、イギリスでは『ピーターラビット』の著者ベアトリス・ポターが生まれました。「ジョンロブ」が誕生したのは、そんな年だったのです。

革靴のビスポーク専門ブランドとして出発

「ジョンロブ」は、革靴のオーダーメイドであるビスポーク専門工房として出発しました。創業者のジョン・ロブは、ブランド創業前の1862年には、英国万国博覧会で金賞を受賞し、ロイヤル・ワラント(英国王室御用達)の称号を受けた名職人です。その後1902年に創業者の息子ウィリアムがフランスのパリに支店を出し、後年既成靴の販売を一手に引き受けることとなりました。

ジョンロブの靴に見る時代を超越した職人技

卓越した技術のなせる技

「ジョンロブ」の革靴の魅力の1つは、卓越した職人技があげられます。上述のように、創業者ジョン・ロブはブランド創業前にロイヤル・ワラント(英国王室御用達)の称号を得たほどの職人でした。現在も、革靴の聖地と呼ばれるイギリスのノーサンプトンにある工場で、熟練した職人たちが卓越した職人技を駆使し、丁寧に最高級の革靴を作り続けています。

素材選びもぬかりなく

「ジョンロブ」の革靴には、最高の素材が選ばれています。多くの靴の素材となっているフルグレインレザーは、体毛を除いただけの天然皮革。美しい光沢と足に吸い付くような柔らかさが魅力的です。1足の靴の完成までに要する工程は、およそ190。熟練した職人でも1足に50時間ほどかかるそう。上質な素材と職人技の融合が、美しい革靴を生み出しているのです。

ジョンロブの魅力は木型(ラスト)に宿る

革靴のオーダーメイドであるビスポーク専門工房として出発した「ジョンロブ」の魅力は、なんといっても木型(ラスト)にあるといっても過言ではありません。ビスポークでは、顧客1人1人の脚に合わせたラストを用意しますが、既成靴ではそうはいきません。美しさと履きやすさを追求し、次々に魅力的なラストが作り出されました。万人向けの名作ラストは定番となり、今なお使われています。

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知っておきたい「ジョンロブ」のあれこれ

「ジョンロブ」にある3つのライン

「ジョンロブ」の靴を見ていく前に、押さえておきたいつのポイントを整理しておきましょう。まず1つ目は、「ジョンロブ」には3つのラインがある、ということ。1つは上述の通り、ロンドンにあるビスポーク専門の「ジョンロブ」。1902年に開業したパリ支店はエルメスによって新しく「ジョンロブSAS」となり、ビスポークサロンと既成靴の2つの路線を展開しているのです。

既成靴もグッドイヤーウェルト製法で

「ジョンロブ」の既成靴は、上述のようにすべてイギリスのノーザンプトンにある自社工場で作られています。既成靴といっても、そこは「ジョンロブ」。ミシンを取り入れるステップこそあれ、1足1足が丁寧に仕上げられています。製靴方法はグッドイヤーウェルト製法を選択。「ジョンロブ」の革靴が、丈夫で長く愛用できる理由の1つです。

「ジョンロブ」の気になるお値段は?

「キング・オブ・シューズ」と称される「ジョンロブ」の革靴のお値段も気になるところですね。日本語版公式サイトをチェックしてみると、10万円台から30万円台まで価格に幅があるようです。もちろんビスポークともなれば、1足50万円以上となるので、既成靴はやや価格が抑えられているともいえます。なぜ「ジョンロブ」の靴はこれほど高価なのでしょうか。

「ジョンロブ」の靴が高価な理由

1番大きな理由は、素材です。「ミュージアムレザー」とも呼ばれる高級な皮革を素材にするため、価格が高くなるのです。1枚革を素材にしたプレステージラインになると、なお高価に。ほかのシューズブランドに比べると、1足にパーツが少なく1つ1つが大きいことも「ジョンロブ」の特徴。それだけ革を贅沢に使っていると言えますね。

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DARBY(ダービー)

外羽式フルブローグの名作革靴

それではここから、「ジョンロブ」のレザーシューズをデザイン別にご紹介していきましょう。それぞれ魅力的なシューズばかりです。まず、最初のシューズは「DARBY(ダービー)」。メダリオンの装飾が魅力的なファッション性の高いデザインです。8695ラストが使われています。

ダービーIIとダービーIIIも

「ジョンロブ」の定番レザーシューズとなった「ダービー」は、その後2009年に「DARBY II(ダービーツー)」が発売されました。さらに、その後継モデルとなる「DARBY III(ダービースリー)」が2014年に発売されるなど、高い人気を誇っています。先行モデルに比べると、後継モデルはややロングノーズ。細身でノーブルな印象が魅力的です。

WILLIAM(ウィリアム)

ダブルモンクの原点モデルともいえるシューズ

続いてご紹介するのは「WILLIAM(ウィリアム)」。「ジョンロブ」2代目のウイリアム・ロブが1945年に英国王エドワード8世のために作ったシューズが、2本のバックル付きストラップシューズでした。ファッション好きで有名だったエドワード8世もいたく気に入ったこのシューズをモデルに、1982年に既成靴として登場したのが、2代目の名を冠した「ウイリアム」なのです。

WILLIAM II(ウィリアムツー)

上述の「ウィリアム」をベースに、2007年に後継モデルとして登場したのが「WILLIAM II(ウィリアムツー)」。外観はほとんど同じなのですが、トウキャップの縫い方に違いがあります。元祖の「ウィリアム」はミシン縫製で、新しい「ウィリアムツー」は手縫いされたダブルステッチになりました。まさに時代を超越した「ジョンロブ」の技術とセンスの結晶といえるでしょう。

CITY II(シティツー)

「ジョンロブ」至高のメンズドレスシューズ

「CITY II(シティツー)」は「ジョンロブ」の定番モデルの1つ。ブランド至高のメンズドレスシューズの呼び声も高い1足です。「キャップトゥオックスフォード」と称されるシンプルなデザインは、英国靴の伝統の中でもエレガンスの極みとされています。「ジョンロブ」の「シティーツー」は、幅広い年代に支持されているシンプリシティの銘品です。

美しいツインステッチ

「ジョンロブ」は、シンプルな「シティツー」を細部まで美しく仕上げています。たとえば、繊細なツインステッチの美しさや靴ひもに施されたワックスなど、ファッション性としての美しさと同時に機能美も兼ね備えている点がポイントです。素材のアクアカーフは、その名の通り撥水性があるので雨にも強い革靴になっています。

PHILIP II(フィリップツー)

「ジョンロブ」らしいクラシカルなファッション性を演出

続いてご紹介するのは「PHILIP II(フィリップツー)」。上述の「シティーツー」と同様に、こちらもオックスフォードスタイルのシルエットです。「パーフォレーション」と呼ばれる細かな孔模様が、クラシカルなファッション性をエレガントに表現。かかと部分には縫い目が見えないシームレスバックも特徴です。

完璧なプロポーションを持つ最上級のプレステージライン

「フィリップツー」は「ジョンロブ」の最上級であるプレステージライン。価格も25万円近くと高価ですが、いつかは履きたい!と切望する靴好きの方も多いそう。熟練した職人が手作業で削るヴェヴェルドウェストも魅力の1つ。これは、土踏まずにあたる部分をしぼってシルエットを美しく見せる工夫です。

HAYLE(ヘイル)

ファッション性の高いメダリオンが美しい1足

「ジョンロブ」の「HAYLE(ヘイル)」には、 8695ラストが使われています。このラストの特徴は、丸みのあるアーモンドトゥと、トゥからヒールまでの流れるような美しいライン。エレガントでファッション性の高い革靴として、幅広い年代から高い評価を受けています。

「ジョンロブ」が受け継ぐ伝統的なパンチングとギンピング

「ヘイル」にあしらわれたブローグ(ブローギング)は、トゥ部分のメダリオンだけではありません。ウイングチップとパーフォレーション(穴飾り)、その縁部分をギザギザにカットしたピンキングがそろったフルグローブと呼ばれるタイプです。ファッション性が高いデザインなので、フォーマルなシーンにはNGですが、おしゃれなカジュアルファッションにはぴったりの1足となるでしょう。

CHAPEL(チャペル)

1枚革で作られる高級感あふれる革靴

続いてご紹介する「CHAPEL(チャペル)」は、「ジョンロブ」の革靴の中でもエレガントな印象の強いモデルです。1枚革を素材に使っているからこそ醸し出せる高級感と共に、足元を美しく包み込んでくれます。セミスクエアタイプのトゥとダブルバックルがサイドに置かれた美しいモンクシューズです。

スウェード素材の「チャペル」は柔らかな印象

同じモデルでも素材が違うと印象も大きく変わりますね。こちらの「チャペル」はスエードを素材にしたタイプ。ほっこりとしたぬくもりを感じる1足になっています。秋のカジュアルファッションの主役にいかがでしょうか。

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LOPEZ(ロペス)

メジャーリーガーへのビスポークから生まれたローファー

続いてご紹介する「LOPEZ(ロペス)」は、ご覧のようなローファータイプ。「ジョンロブ」を代表するシンプルで美しいカジュアルシューズです。もともとは、メジャーリーガーのアキリーノ・ロペス投手によるビスポークとして作られたモデルでした。その後、究極のペニーローファー、大人の男性にこそふさわしいローファーとして世界中で愛されています。

「ジョンロブ」が自信をもって贈る完成度の高さ

ローファーと聞くと、高校生の通学用の靴というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。「ジョンロブ」の「ロペス」は、カジュアルシューズでありながらやはり一味違います。Uチップのフロントエプロン部分はハンドステッチで縫い合わされており、その細かな作業を支える技術の高さを感じることでしょう。ワイドなラウンドトゥを作る4395ラストが使用されています。

HAYES(ヘイズ)

2017年限定イヤーモデル!

「ジョンロブ」の定番モデルを中心にさまざまなデザインの革靴をご紹介してきましたが、最後の1足は2017年限定イヤーモデルの「HAYES(ヘイズ)」。「ジョンロブ」は、毎年10月25日の聖クリスピンの日を祝した限定イヤーモデルを発表しています。なぜなら、聖クリスピンは靴屋など皮革職人の庇護聖人だから。1枚革を素材に、1足を6週間かけて作るという珠玉の革靴です。

「ジョンロブ」の製靴技術を注いだ1足

「ヘイズ」には、150年以上にわたって美しい革靴を作り続けてきた「ジョンロブ」の製靴技術の粋が詰まっているといわれています。オリジナルのバックルや優雅なUチップのエプロン部分に施されたハンドソーン(手縫い)のステッチ、手作業で削りだされたヴェヴェルドウェストのシャンボードダブルソールなど、細部まで丁寧な仕事がなされているのです。

美しきジョンロブのブーツたち

一切の無駄のないソリッドなデザインのブーツ

「ジョンロブ」は、もともと多くの顧客たちにそれぞれの脚にぴったりとフィットするレースアップのロングブーツを作ってきました。キツネ狩りや乗馬など、上流階級に属していた顧客たちにとってロングブーツを履く機会も多かったからです。そうした伝統に裏打ちされた技術が、現在のソリッドなブーツ作りにも活かされています。

「ジョンロブ」のアイコン「WILLIAM II」は気品のあるブーツに

「ジョンロブ」のアイコンであり、定番モデルの1つでもある「WILLIAM II(ウィリアムツー)」のブーツタイプがこちら。ダブルバックルがあしらわれたアンクルブーツです。気品のある表情は、スーツに合わせてビジネスシーンにも通用するほど。トゥキャップと平行にデザインされたストラップがポイントに。

日本未入荷の「CHAMBORD II(シャンボードⅡ)」

続いてご紹介するのは、日本未入荷の「CHAMBORD II(シャンボードⅡ)」。「ジョンロブ」のパリ支店など海外では購入可能です。トライアングルモカのUチップがエプロン部分を美しく魅せてくれます。レースアップブーツですが、靴ひもが細いところも優雅ですね。

ジップアップタイプブーツの「Woburn(ウォブン)」

サイドジップアップブーツの「Woburn(ウォブン)」も、日本には未入荷かもしれません。外側にバックルがあしらわれたデザインが、スタイリッシュですね。

さまざまなブランドとのコラボレーション

John Lobb(ジョンロブ)× Paul Smith(ポール・スミス)

「ジョンロブ」は、時代を超越して継承される伝統的技術に固執しているだけではありません。さまざまなブランドとのコラボレーションも積極的に行い、新しいセンスやデザインを取り入れているのです。たとえば、こちらのカラフルなシューズは「ジョンロブ」と「Paul Smith(ポール・スミス)」のコラボレーション。メンズシューズには珍しい発色が話題を集めました。

John Lobb(ジョンロブ) × Swims(スイムズ)

こちらは「ジョンロブ」とレインシューズで知られるノルウェー生まれの「SWIMS(スイムズ)」とのコラボレーション。ビジネスシーンにも対応できるファッション性の高いレインシューズを作る「スイムズ」と英国靴の伝統を継承する「ジョンロブ」との大胆なコラボレーションはファッション好きの間でも注目を集めました。

男を上げるジョンロブのコーディネート術

ブラウン×ネイビーでスタイリッシュに

それでは最後に「ジョンロブ」の革靴を使ったコーディネートアイデアをご紹介していきましょう。まずは、名作「CITY II(シティツー)」と明るいネイビーのスーツの組み合わせ。ブラウンのシューズとブルーにホワイトのピンストライプのコーディネートがファッショナブルな印象です。ちらりと見えているソックスもおしゃれなモノを選んで。

ビジネスシーンでは落ち着き感を演出

ビジネスシーンの定番カラーであるネイビーのスーツにブラックの「Jermyn III(ジャーミンツ―)」を組み合わせた王道スタイル。どちらも落ち着きのあるデザインですが、ぴったりしたサイズ感が気品と風格を演出してくれますね。

王道のグレーのスーツ×ブラックシューズ

こちらもビジネスシーンの王道的コーディネート。人気の高いグレーのスーツに「ジョンロブ」の「PHILIP II(フィリップツー)」を組み合わせています。「パーフォレーション」がさりげなくスタイリッシュさを演出して。

ベージュ×ブラウンのきれい目カジュアル

秋冬のジャケパンスタイルの足元にも「ジョンロブ」はおすすめ。ベージュとブラウンをリピート使いしてほっこり感を演出していますが、ネクタイとジャケットを着用しているのできれい目カジュアルな仕上がりに。足元を上質にしていると、コーディネート全体が華やぎます。

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ジョンロブを履きこなそう

「シューズ・オブ・キング」と讃えられる「JOHN LOBB(ジョンロブ)」について、歴史やさまざまなモデル、コーディネート術などをご紹介しました。「ジョンロブ」の靴は高価ですが、その分5年10年と長く愛用することができます。いつかは履きこなしてみたい本物として、憧れを抱く方が多いことも納得です。

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