マニュアルトランスミッションの車の免許を持っている方は、断続クラッチという単語に聞きおぼえがあるかと思います。では、具体的に断続クラッチとはどういったものなのでしょうか。というわけで今回は、断続クラッチのやり方や踏み方等のコツをまとめました。

断続クラッチのやり方とは?コツやアクセルの踏み方など徹底解説

目次

  1. 車の断続クラッチ
  2. 断続クラッチに必要な「クラッチ」について
  3. 断続クラッチで行う半クラッチ
  4. 断続クラッチとは
  5. 断続クラッチをする走行場面とは
  6. 断続クラッチではエンストしやすい?
  7. 断続クラッチのやり方のコツ
  8. バイクにも断続クラッチがある
  9. バックの時の断続クラッチのコツ
  10. 断続クラッチのやり方とコツまとめ

車の断続クラッチ

マニュアルトランスミッションという種類の車の免許を持たれている方には、断続クラッチという単語に聞き覚えがあるのではないかと思います。初めて実践されたときなどは、なかなかにコツをつかむことに苦労されたのではないでしょうか。

ですが、そもそもクラッチというものに縁のなかったオートマチック車での免許を取られた方は、断続クラッチといわれてもよく分からないかと思います。ということで今回は、これから車の免許を取られる方にも参考としていただけるよう、断続クラッチとはなんなのかややり方のコツなどをまとめてみました。

断続クラッチに必要な「クラッチ」について

それでは、オートマチック車の免許を取得された方や、まだ車の免許を持っていない方のために、断続クラッチを理解するうえで必要な、マニュアルトランスミッション車の「クラッチ」という機能についてを簡単にご紹介しておきたいと思います。

マニュアルトランスミッションの車には、アクセル、ブレーキと共にもう一つ踏むことができるものがあります。これがクラッチというもので、車のエンジンがタイヤに送る力の量を調節するという役割を担っているのです。クラッチをすべて踏むことを「クラッチを切る」といいます。

分かりやすくいってしまえば、マニュアル車で前に進んだりバックギアで後ろに下がろうと思ったときには、アクセルだけでは進みません。クラッチの操作をすることによってエンジンの力が車輪に加わり、初めて車が動いてくれるというわけです。

断続クラッチで行う半クラッチ

断続クラッチをする際にもう一つ覚えておかなければならないことがあります。覚えておくことというよりも、断続クラッチをする際にしなければならない動作の一つなのですが、「半クラッチ」というものです。「半クラ」とよく言われているものがそれです。

半クラッチとは、クラッチが完全に切れるか切れないかの中間のことを指しており、「クラッチが滑っている」状態のことをいいます。マニュアル車で発進をする際は、アクセルを踏んでエンジンの回転数を上げつつ、クラッチを半クラにすることでゆっくりと発進しだします。

また、信号があったり、前方に障害物があったりなど止まるのかそのまま進んでいくのかが分からない時にはゆっくりとした速度で動きます。クラッチを踏まずにゆっくりした速度で進むとエンジンストップ(エンスト)する可能性があるので、こういった場合にも半クラッチを用います。

断続クラッチとは

それでは本題である、断続クラッチとはどういったものなのということについてをご紹介していきたいと思います。断続クラッチとは、マニュアル車のクラッチの踏み方の一つです。言葉の通り、断続的にクラッチペダルを踏むこととなります。

マニュアル車では、通常はクラッチペダルを一気に全て踏んでおいてから、ゆっくり足をもとに戻すという操作をすることで車を動かしていきますが、断続クラッチは小刻みにクラッチペダルを踏み、半クラッチと完全にクラッチが切れた状態を繰り返します。

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断続クラッチをする走行場面とは

そんな断続クラッチですが、いったいどういった場面で使用するのでしょうか。断続クラッチを使用する場面というのは、車の時速が10km以下での遅めの速度、つまり徐行が必要な場所となります。マニュアル車の方は、自動車教習所のS字やクランクなどで断続的にクラッチを踏んで低速で通ったことを覚えていらっしゃいませんか。

自動車教習所では、そういった狭路と呼ばれる狭い道を通るとき、安全に通過するために断続クラッチを使用します。教習所を出た日常走行では、狭い駐車場や道幅の狭い曲がりくねった道などで断続クラッチを使用します。運転が慣れていらっしゃる方だと、無意識に断続クラッチを使用しているのではないかと思います。

断続クラッチではエンストしやすい?

前述のようなS字、クランクなどの狭い道路で断続クラッチをしていて、意図せぬところでエンストを起こしてしまったというケースもよくあるようです。これには、低速で進んでいるときのクラッチ操作やアクセルの微妙な踏み方などが関係しているのです。

時速20km以上のスピードで走行していれば、エンストを起こしてしまうということは滅多にありません。ですが断続クラッチを使用するのは、時速が10km以下の徐行と呼ばれるようなスピードの状態の時です。

この状況の時にクラッチを戻しすぎたりだとか、うっかりアクセルを踏み込みすぎてエンジンの回転数が挙がってしまい、それに驚いてクラッチを切ってしまったりすると、エンジンブレーキが作用して速度が落ち、結果車の速度が遅すぎる故にエンストしてしまうのです。

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断続クラッチのやり方のコツ

アクセルの踏み方がポイント

それでは、実際に断続クラッチを使用する際のやり方のコツについてをご紹介していきたいと思います。「断続クラッチを使うとエンストしてしまう」という経験がある方は、まずは、半クラッチがスムーズにできているかチェックしてみてください。

断続クラッチを上手に操作するためのコツは、アクセルの踏み方と言えます。半クラッチのときには、アクセルを僅かに踏み、クラッチを切るときはアクセルを戻します。つまり、クラッチとアクセルを交互に踏むような操作となります。

こういったアクセルの踏み方を上手にすることで、アクセルを踏んでおけばクラッチを切らない状態であっても車は進みますし、クラッチを切る時にアクセルを戻しておくことで余計なエンジンの力を送ることなく、またエンストをすることもありません。

バイクにも断続クラッチがある

四輪のマニュアル車と同様に、二輪車でも普通二輪者の場合は車と同じ構造をしています。アクセルがスロットルとなっていたりブレーキがレバーと足元のものに分かれていたり、クラッチもレバーとなっていたりとやり方は異なりますが、やることに変わりはありません。

バイクの断続クラッチの方法は、クラッチレバーを握ってクラッチを切る、充分に減速した状態になったら半分ほど戻して半クラッチ、ということを断続的に繰り返していくものです。トランスミッションとアクセル、エンジンの回転の関係はバイクも車も同じですので、基本的な概念は同じとなります。

バックの時の断続クラッチのコツ

車でバックをするときにも断続クラッチは使用しますし、しかも通常の走行時よりも使うシーンが多くなります。というよりも、バックで20kmも30kmも速度を出すことは通常あり得ませんので、前進よりバックの方が断続クラッチを多用するのは必然といえます。車庫に車を入れるときや縦列駐車などでは必須の運転技術とも言えます。

車が微速でバックするシーンは、そのほとんどが車庫に入れるときか縦列駐車のときです。前進をする時の断続クラッチのときと違って、車の後方には他の車や壁などの障害物に囲まれていることが多くなります。

ですのでバックの際の断続クラッチのコツとしては、アクセルの踏み方をより慎重に行うことです。前進するときの断続クラッチの操作のやり方よりもアクセルの踏み込み量に注意しなければ急に速度が上がってしまいますので、微妙なアクセル操作がとても重要です。

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断続クラッチのやり方とコツまとめ

運転に慣れた方も、もう一度クラッチ操作を見直してみてはどうでしょうか。現在市販の車はほとんどがオートマチック車になってきており、マニュアル車に乗る機会も非常に少なくなってきています。ですが万が一乗られる際に基本的な運転操作を復習することは、安全運転への意識を高め、事故防止にきっと役立つかと思います。

また、オートマチック車の免許を取得されている方には、経験されたこともないかと思いますのであまり実感の枠話ではなかったかもしれません。しかし、マニュアル車の操作について知っていただいておいても、決して損なことではないかと思います。

皆さんがもしマニュアル車に乗られる際や、これからその車種で自動車教習所で教習を受けるという時には、是非断続クラッチのやり方のコツなどを本記事で参考にしてみてください。今回は「断続クラッチのやり方とコツ」などについてまとめてみました。


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