麻雀で「鳴き」と呼ばれる動作が役を早く作るために必要になってきます。「ポン」や「チー」と呼ばれる動作ですね。このポンやチーはメリットだけでなく、デメリットも存在するので今回はそんな麻雀のチーやポンなど「鳴き」に関するルールや条件を紹介したいと思います。

麻雀のチーとポンの意味とは?初心者必見!鳴いてアガる基本ルールを紹介

目次

  1. 麻雀でチーやポンとはどういう動作?
  2. 麻雀でチーとポンをするメリットは?
  3. 麻雀のチーとポンにはデメリットもある!
  4. 麻雀のポンのやり方
  5. 麻雀のチーのやり方
  6. 麻雀にはチーポン以外にカンもある
  7. 麻雀のポンとチーで狙っていきたい役①チンイツ・ホンイツ
  8. 麻雀のポンとチーで狙っていきたい役②字牌絡み
  9. 麻雀のポンとチーで狙っていきたい役③三色同順・一気通貫
  10. 麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事①喰い替え
  11. 麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事②被ったときの優先順位
  12. 麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事③リーチ後は鳴けない
  13. 麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事④最後の牌は鳴けない
  14. 麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事⑤鳴き過ぎは控える
  15. ポンとチーを使いこなして麻雀をより効率よく

麻雀でチーやポンとはどういう動作?

麻雀で「チー」や「ポン」という言葉はよく聞く単語ですよね。しかし麻雀初心者の方にしてみればどういう行動なのか、またはどういうルールの元で行うのかが分からない方も多いでしょう。この記事では麻雀における「チー」や「ポン」とはどういう効果があるのか、どういった手順で行うのかなど基本的なルールを紹介したいと思います。

麻雀における「チー」や「ポン」の意味とは自分の手牌に「あと一つ牌が来れば」組み合わせが完成する状況で、他人が捨てた牌に対して宣言することでその牌をもらえるシステムの事です。麻雀では常に自分のツモだけで組み合わせを完成させることは簡単ではないので、このポンやチーといった動作を活用することでアガリに早く迎えるようになるという意味がありますね。

ポンの方は同じ牌を3枚集めるという意味の「刻子(コーツ)」を作るときに、チーの方は「2・3・4」など数牌による「順子(シュンツ)」を作るときに使用します。これら他人の捨て牌を利用して組み合わせを完成させることを「鳴く」もしくは「喰う」、「副露(フーロ)」といい、麻雀では基本かつ重要な意味を持ちますね。

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麻雀でチーとポンをするメリットは?

麻雀においてチーやポンをする意味とメリットは何と言っても「役を作るスピードが上がる」という点に尽きます。ツモでは引き切れない牌に関して他人の捨て牌をチーとポンすることで目的としている役の完成に速くたどり着くことができますね。例えば序盤で場風や自風の字牌を鳴くことができればその時点で役が完成するため局が短い東風戦などでは重要です。

また同じ種類の牌のみで構成される清一色(チンイツ)や緑一色(リューイーソー)、字一色(ツーイーソー)など完成させるのが難しい役満などを作るときにもチーやポンは役に立ちますね。また、相手がリーチをしたときにチーやポンをするとリーチ一発ができなくなるため、相手の一発を消すという役割でも有効です。チーやポンは上手く使えば非常に有利になります。

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麻雀のチーとポンにはデメリットもある!

しかし麻雀のチーやポンにはメリットだけでなく、時にデメリットの意味を持つこともあります。まずポンチーなど鳴きをすることによるデメリットは「リーチができなくなる」です。他人の捨て牌をチーやポンしてしまうと「面前(メンゼン)」状態が崩れてしまい、その後リーチすることはできなくなります。平和や一盃口(イーペーコー)など面前が前提の役も成立しなくなりますね。

リーチができなくなってしまうということは裏ドラやリーチ一発によって得点を伸ばす手段も失ってしまうということです。そして麻雀には必ず「役」が必要です。役無しの場合はリーチによって役を付ける事が多いですが、チーなどをしてリーチができないということは仮に役の無い手牌になってしまった場合役を付ける手段も失ってしまうという意味にもなります。

またチーやポンをすると役によっては「鳴き下がり」、「喰い下がり」といって本来の翻数より少ない翻数になってしまうこともあります。混一色(ホンイツ)なら本来3翻の所が2翻に、清一色なら本来の6翻が5翻に、一気通貫や三色同順などは2翻から1翻に下がってしまいます。これらの役は後述するようにチーポンで作るのも有効ですが、得点が必要な場合は考え物です。

そしてチーやポンで鳴いた牌は必ず他のプレーヤーにも見えるように牌を晒さなければいけません。したがって自分の狙っている役が対戦相手にバレやすいというデメリットもあります。このようにチーやポンはメリットとデメリットが同時に存在しているルールなのでしっかり使う場面を考慮する必要がありますね。

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麻雀のポンのやり方

麻雀のポンのやり方ですが、上記の通り同じ牌が手牌に2つあるときにポンは可能になります。他のプレーヤーがその該当の牌を捨てた時に「ポン」と宣言して自分の手牌にすることができます。ポンを宣言したらプレーヤーの捨て牌から牌を取り、自分の手牌から残りの2枚を出して自卓の右下に置きます。

ポンはチーとは違い上家、下家、対面全てのプレーヤーから行えますが、牌を晒して右下に置く時はポンした対象プレーヤーの方向の牌だけを横に倒します。つまり、上家からポンした場合は3枚のうちの左側、対面なら真ん中、下家なら右側の牌を倒すことで鳴かせてもらったプレーヤーを表示します。

ポンをしたターンはツモを行わず、手牌から不要牌を一枚捨てる事になります。これでポンの手順に関するルールは完了ですね。その後はまた下家から順番にツモを行って麻雀が進行していきます。なお、ポンできないのに間違ってポンを宣言してしまった場合は罰符として1000点棒をリーチの時のように場に供託棒として出さなければならないルールがあります。

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麻雀のチーのやり方

麻雀におけるチーのやり方ですが、「2・4」、「7・8」などの順子の欠片を持っている時に「チー」と宣言して相手の捨て牌を一つもらえます。しかしポンと違う条件としてチーは上家、つまり自分の左側に座っている人からしか鳴くことができません。ここがチーのポンと違うルール、条件になっていますので気を付けましょう。対面と下家(右側)のプレーヤーからチーはできません。

状況と条件によってはチーとポン両方ができる状況がありますが、その場合はどちらかを自分で選択して鳴くことになりますね。麻雀ゲームなどではしっかりポンとチーどちらかにしますか?など条件を教えてくれることが多いので、慣れないうちは麻雀ゲームなどでチーの感覚を養うといいと思います。

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麻雀にはチーポン以外にカンもある

ちなみに麻雀の「鳴き」にはチーやポン以外にも「カン」というルールもあります。カンの意味とは「4枚同じ牌を集める」という役になっており、カンをすることで嶺上牌(リンシャンハイ)という新たなツモができますし、「カンドラ」も増えます。カンドラの意味は文字通りカンによって新たに増えるドラのことで条件によって大きく得点を伸ばす事が可能になりますね。

「鳴き」に分類されるカンは手牌にすでに3枚の暗刻(アンコ)を持っていて他の対戦プレーヤーが残りの一枚を捨てた時に宣言できる「明槓(ミンカン)」があります。すでに暗刻がある状態で面前を崩してでも明槓をするという状況はあまりありませんが、どうしても無理やりドラを伸ばしたい時やツモを増やしたい時に使用されることが多いですね。

またすでに自分がポンをして右下に3枚の牌を配置している状況で、自分が残りの一枚をツモってきた場合「小明槓」または「加槓(カカン)」といってポンによってできた刻子を槓子(カンツ)に変える事ができます。この場合もカンドラは増えますし、嶺上も引けます。自分で4枚の牌をツモって来た場合にできる「暗槓(アンカン)」は鳴きには含まれません。

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麻雀のポンとチーで狙っていきたい役①チンイツ・ホンイツ

それでは麻雀においてチーやポンを駆使して作っていきたいおすすめの役を紹介していきたいと思います。まずポン、チーなどの鳴きで作りたい役の代表格は「清一色(チンイツ)」、「混一色(ホンイツ)」といった役になります。これらの役の意味は文字通り同じ種類の牌(混一色は字牌も)のみで手役を構成するために面前で作るのは非常に難しい条件になっています。

そこでポンやチーを積極的に利用してこれらの「染め手(同じ種類の牌のみで作るタイプの役という意味)」を作っていくのです。チーポンしてしまうと翻数こそ清一色は6翻→5翻、混一色は3翻→2翻と鳴き下がりの状態になってしまいますが、それでも点数は高めですし面前で作るのは非常に難しい条件であるため基本的にはチーなど鳴きで作っていくことが多いですね。

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麻雀のポンとチーで狙っていきたい役②字牌絡み

また麻雀では字牌を積極的に鳴いていくのもポピュラーな戦法です。字牌で順子はあり得ないので「ポン」の方を使用していくことになりますね。字牌は場風(東場の東、南場の南など)、自風(自分の風が西なら西など)の牌を集めるとそれだけで役が一つつきます。白・発・中の「三元牌」も刻子を作るだけで役が付く字牌ですね。

さらに東場の東風の時の「東」や南場で南風の時に「南」などを刻子で作ると「ダブトン」「ダブナン」になり役が2つもつくことになります。特にダブトンは親の時なので非常に重要です。したがってこれらの役を付く字牌が他のプレーヤーから捨てられた場合、積極的に鳴いていくと手作りがよりスピーディになりアガリに向かいやすくなります。

麻雀のポンとチーで狙っていきたい役③三色同順・一気通貫

また特定の牌を狙い撃ちで必要とする役もポンやチーを活用していきたいです。例えば萬子、索子、筒子といった3種類の違う牌で同じ順子の組み合わせを作るという条件の「三色同順(サンショクドウジュン)」や同じ種類の牌を1~9すべて集めるという条件の「一気通貫(イッキツウカン)」などはチーを使って作る事が比較的多い役になっています。

これらの役は条件次第では「後一つ来れば完成するのに・・・」という状況が非常に多いです。したがってチーで役を作るとアガりやすいですね。もちろんどちらの役も鳴くと2翻から1翻に下がってはしまいますが、他にドラや役牌などが存在している場合は得点を高めるためにチーしてでもこれらの役を作っていく事も重要です。

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麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事①喰い替え

麻雀でチーやポンをするときにはいくつか気を付けなくてはならない条件やルールが存在しています。まずは「喰い替え」です。喰い替えとはすでに手牌の中で完成している暗刻や順子をわざわざチーポンしてその牌の一部を捨てる行為になります。つまり萬子111の暗刻がすでにあった状態で萬子の1をポンし余った萬子の1を切る、という行為のことですね。

チーの場合も同様で例えば萬子の「3・4・5」が手牌の中で完成しているのに2か6が来た時にわざわざチーをし、余った牌を捨てるという行為になります。このチーとポンによる「喰い替え」は地方や場によって禁止ルールとなっている所がけっこう多いのです。

なぜチーなどによる喰い替えが禁止となっているかというと麻雀ではポンやチーをすることで他のプレーヤーのリーチ一発を消すことができます。そのため単純にその目的だけでわざわざ完成している手牌を崩すのは競技としていいのか?という意見があるためです。それも戦略だろうと主張する人もいますが、現状チーポン喰い替え禁止ルールを設けている場は少なくないですね。

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麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事②被ったときの優先順位

またポンやチーには「優先順位」が設けられており、麻雀で鳴く際はこれにも気を付ける必要があります。例えば捨て牌でチーやポンが複数の人から宣言される状況が麻雀ではよく起こります。その場合、ポンが優先され他家のチーは無効となってしまいますね。またチーポンとロンも同時に発生した場合、これはロンが最優先されることになります。

しかしこれはあくまでチーとポンが複数のプレーヤーから同時に発声された場合に限ります。つまり、明らかに「ポン」のコールがチーの人より遅ければチーが優先されますね。そのためマナーとしてチーは誰もポンと発声していないことを確認してから宣言する事がマナーとされていますので注意ですね。

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麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事③リーチ後は鳴けない

ポンやチーは当然ながらリーチ後に宣言することはできません。面前が崩れてしまいますからね。ただし、暗槓(アンカン)だけは可能になっています(厳密には鳴きではないが)。暗槓とは同じ牌を4つ自分でツモって来た時に宣言できる行為ですので、あくまで扱いは「暗刻」の延長であるため、待ちが変わらない限りリーチ後でも行うことが可能になっているのです。

麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事④最後の牌は鳴けない

麻雀には「河底(ホーテイ)」の牌も鳴くことはできなくなっています。ホーテイとは流局直前、最後に捨てられる牌のことでこの牌をポンやチーすることは禁止されています。理由としてはホーテイ牌をチーポンすると、鳴いた人が新たに牌を捨てる事になり、その牌がホーテイになるため複数の牌がホーテイになるという歪んだ状況が生まれてしまうからですね。

麻雀でポンやチーをするときに気を付ける事⑤鳴き過ぎは控える

麻雀でポンやチーをする際に最も気を付けなくてはならないのは「鳴き過ぎ」です。上記してきた通りチーとポンは他のプレーヤーにもその組み合わせが見られるようになります。したがってチーやポンをすると相手からすればプレーヤーが作ろうとしている役の方向性が分かりやすくなり、読まれやすくなってしまうのです。

例えば東場の親が東を鳴くと「ダブトン」という2翻役になります。これは非常に強力で、他のプレーヤーは東を鳴かれたターンから守備に徹することになるためアガりの難易度が上昇してしまいますね。また同じ種類の牌ばかりをチーしていればチンイツやホンイツも警戒されやすくなります。

したがって基本的にチーやポンといった「鳴き」は多くても2回くらいまでにとどめておきましょう。それ以上チーポンすると自分の手役が他のプレーヤーにほぼ見透かされるような状況になってしまいます。

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ポンとチーを使いこなして麻雀をより効率よく

紹介してきたようにポンやチーといった「鳴き」のルールは上手く利用すれば手役作りを大幅にスピードアップさせることができます。しかしその分リーチができない、相手に作っている役がバレやすいなどデメリットも存在しています。したがってきちんとルールと効果を把握し状況に合わせてチーとポンを使えるようになれば麻雀の成績は上がってくると言えるでしょう。

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