近年ドライブレコーダーが普及してきましたがこれから購入を考えている人はできるだけ簡単に取り付けられるものが良いですよね。そこでおすすめしたいのが配線不要のドライブレコーダーです。ここでは配線不要ドライブレコーダーの取り付け方法とおすすめ機種を紹介していきます。

目次
ドライブレコーダーは配線不要タイプが主流
近年報道されている様々なニュースで運転時の事故や事件が目立っています。そのニュースの影響なのかドライブレコーダーの売り上げが伸びてきています。ドライブレコーダーといえば万が一に事故にあってしまった場合の証拠になるとして普及してきましたが、最近問題となっているあおり運転や危険運転の証拠にもなります。
ここ数年で売り上げを伸ばしているのが配線不要のドライブレコーダーです。ただ配線不要といってもバッテリーから直接電源をとる配線が必要がないだけで、車に搭載されているシガーソケットから電源をとるものになります。ただ配線不要であってもシガーソケットからドライブレコーダー本体までは配線が通っています。
そこで配線をみえない様にしてドライブレコーダーを取り付ける事が多くなっています。ドライブレコーダーの配線を隠して取り付ける方法は難しくはありませんが、取り付けに自信がない場合はディーラーなどに頼む事が1番でしょう。そこでまずはドライブレコーダーをディーラーに頼む場合の価格を紹介していきます。
ドライブレコーダー取り付けのディーラー工賃は
ドライブレコーダーの取り付けをディーラにお願いする場合の工賃ですが相場として10,000円程度になります。ディーラでの取り付けではシガーソケットの裏側で電源を取る形で配線を通して、車内からは配線がみえない様に取り付けてくれます。ディーラーでの工賃は高く感じますがすっきりとした配線をしてくれます。
またディーラー以外ではカー用品店での取り付けも可能です。カー用品店での取り付け工賃は、ドライブレコーダー本体の購入と同時に行う場合は5,000円程度で持ち込みとなるとディーラーと同じく10,000円程度となります。またカー用品店では持ち込みでも取り付けてくれますがディーラーでは持ち込みでの取り付けは行ってくれない場合もあります。
配線不要のドライブレコーダーを自分で取り付ける
ディーラーやカー用品店では電源の裏取りによる配線が全くみえない取り付けを行ってくれますが、工賃をかけてドライブレコーダーを設置するのはもったいないと感じます。そこでシガーソケットから電源を取る配線不要ドライブレコーダーを自分で取り付けてしまいましょう。
ドライブレコーダーの取り付けで難しいところは電源を取るところで配線不要タイプであれば簡単に設置できますが、ドライブレコーダーを取り付ける位置に注意する必要があります。取り付け位置は保安基準で「ガラス開口部の実長の20%以内の範囲」「車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲」と定められています。
この基準から取り付け位置で最も多いのがルームミラーの裏側です。ルームミラーもこの基準に則っている為で保安基準に反する事がない安全な場所というわけです。ドライブレコーダーの取り付け位置を決めたところで次はどうやってシガーソケットまで配線を通すかです。
簡単に済ませるのであれば金具を使って配線を固定してしまいますが意外と目立ちます。そこで天井やピラーのカバーに配線を押し込んで隠してしまいます。ディーラーに頼む様な完全に隠れるわけではありませんがすっきりとした取り付けができます。後はシガーソケットから電源を取って作動するか確認して終了です。
配線不要ドライブレコーダーは後方にもおすすめ
前方にドライブレコーダーを設置するのは当たり前の時代になってきましたが、最近では事故や事件の影響から後方にもドライブレコーダーを取り付ける人が増えてきています。そこで後方用のドライブレコーダーにも取り付けが簡単な配線不要が活躍します。
カー用品店で後方にドライブレコーダーを設置する場合は通常の工賃に1,000円程度プラスされ電源を取る為の延長コード代がさらにかかる場合があります。ただ後方に設置する場合も配線不要ドライブレコーダーであれば自分で取り付ける事ができます。延長コードもそこまで高くはないので挑戦してみてはいかがでしょうか。
配線不要ドライブレコーダーの取り付け方法を説明しましたがシガーソケットから電源を取れるというだけで設置はとても簡単です。またピラーに配線を通す場合もカバーを完全に外さなくても少し浮かせるだけでコードは通せます。それでは配線不要のおすすめドライブレコーダーを紹介していきます。
おすすめ配線不要のドライブレコーダー①ND-DVR10
配線不要のおすすめドライブレコーダーの1つ目はカロッツェリアのND-DVR10です。電機メーカー・パイオニアのカー用品ブランドとして国内で高い人気を集めていますが、ND-DVR10はフルHD対応で鮮明な映像を録画する事が可能で逆光などの明るさの変化にも対応しています。
ND-DVR10では常時録画は当然として衝撃を感知する事で前後10秒間の映像を自動で保存してくれます。また音声データーの録音やボタン操作で静止画の撮影も可能な事から旅行の思い出を残すのにも役立ちます。ND-DVR10には約8時間録画可能のSDカードも付属されているおすすめの配線不要ドライブレコーダーです。
おすすめ配線不要のドライブレコーダー②HDR-351H
配線不要ドライブレコーダーのおすすめ2つ目はコムテック・HDR-351Hです。HDR-351Hで撮影した映像はナンバープレートがはっきりとみえ逆光などの急な光の変化でもしっかりと撮影できます。またLEDの信号機にも対応しているので信号機が点滅しているや映らないという現象を防いでくれます。
HDR-351Hの視野角は168度とかなり広めとなっています。そしてHDR-351Hの特徴は同社製のレーダー探知機と接続が可能という事です。レーダー探知機と接続する事で探知機側でドライブレコーダーの操作ができたり、GPSの位置情報を取得できたりと多機能化する事ができます。拡張性を考えると性能の良い配線不要ドライブレコーダーといえます。
近所のオートバックスでドライブレコーダー取り付け完了!。#コムテック HDR-351H+駐車監視オプション。最近の煽り運転事故の影響で売れまくってるらしく、ほとんど在庫無しだった。 pic.twitter.com/lhWzy5YcSv
— 八巻 辰二 (@s_hachimaki) October 27, 2017
おすすめ配線不要のドライブレコーダー③DRY-V2
3つ目のおすすめ配線不要ドライブレコーダーはユピテルのDRY-V2です。通常のドライブレコーダーはルームミラーの裏側に取り付けても本体の大きさからしっかりと隠れるものは少ないのですが、DRY-V2は横長の設計となっているのですっきりと隠れて内装のイメージを壊しません。
またDRY-V2に搭載されているカメラは鮮明さや視野角も満足できる性能で、別売りのユニットを接続する事で最大で12時間の駐車時の映像記録をする事も可能となっています。車内から目立たない配線不要のドライブレコーダーを探している人にはぴったりな製品となります。
ユピテルのdry-v2ってやつ! pic.twitter.com/QMhYuyYnCb
— きょうや (@Camry_31) November 6, 2017
おすすめ配線不要のドライブレコーダー④DrivePro230
おすすめ配線不要のドライブレコーダー4つ目はトライセンドのDrivePro230です。トライセンドといえばHDDなどの記憶媒体を扱う台湾の会社ですが性能の良いドライブレコーダーも販売しています。特におすすめしたいのがDrivePro230でGPS機能やWi-Fi機能も搭載されています。
GPS機能による位置情報の取得で警察や保険会社への連絡時に役立ち、専用アプリをインストールする事でスマホとのWi-Fi接続が可能となり映像データをダウンロードする事もできます。またソニー製のイメージセンサーを搭載している事から、より鮮明な映像を残す事ができる配線不要ドライブレコーダーとなっています。
おすすめ配線不要のドライブレコーダー⑤X-RUN M7
最後に紹介する配線不要のドライブレコーダーはアーキサイトのX-RUN M7です。正確にはX-RUN M7の開発は台湾メーカー・INSTANT TECHNOLOGYで国内メーカーのアーキサイトと共同でのブランド展開となっています。台湾では交通事故が日本の倍以上発生しているといわれていて、その台湾の中でINSTANT TECHNOLOGY製のドライブレコーダーは定評があります。
フルHDより遥かに高解像度「WQHD対応ドライブレコーダー X-RUN M7」 https://t.co/q4cCDs4Kxc pic.twitter.com/KRYvlhvF9q
— 週刊アスキー (@weeklyascii) April 19, 2017
X-RUN M7の特徴は高解像度という点でフルHDを越える映像撮影が可能となっています。また解像度を落としてフルHDでの撮影をするのであればある程度の速度が出ている車のナンバープレートの撮影ができるなど、動画撮影に特化した配線不要ドライブレコーダーとなっています。
X-RUN 高画質ドライブレコーダーM7 XR-DRM7 - Just MyShop https://t.co/0ClLgTWxRq
— 小金さん (@magamacgqrshes1) October 13, 2017
ドライブレコーダー配線不要の取り付け方法!のまとめ
配線不要のドライブレコーダーについて紹介してきましたが、シガーソケットから電源を取るという事で取り付けも簡単といえます。また配線を隠す場合でもカバーに押し込む事でディーラーに取り付けを頼む場合の様にすっきりとできます。
また配線不要ドライブレコーダーは後方の撮影にも向いていて前方に取り付ける様にカバーにコードを押し込む事ですっきりします。運転中の様々な事故や事件が増えてきているので、配線不要のドライブレコーダーに興味がある人はここで紹介した情報を参考にしてみて下さい。
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