競馬では牡馬と牝馬が走っていることはご存じだと思います。牝馬には牝馬だけのレースもありますが、牡馬と一緒に重賞レースに出走する場合も多々あります。ダービー馬などは牡馬が多いですよね。牝馬は牡馬には勝てないのでしょうか?牝馬と牡馬の違いを調べました。

牝馬と牡馬はどちらが速いのか?競馬の性別&強さと能力差について

目次

  1. 競馬の牝馬と牡馬について
  2. 牝馬と牡馬では強さや速さに差がある?
  3. 牝馬で強いタイプとは?牡馬と牝馬の運動能力
  4. 牝馬と牡馬の距離での違い
  5. 夏競馬は牝馬狙い!?
  6. 戦後初!ダービー馬になった牝馬
  7. 牡馬にも負けない!牝馬最強
  8. 誰も追いつくことは出来ない最強牝馬
  9. 母としても最強の牝馬
  10. 牝馬と牡馬の違いまとめ

競馬の牝馬と牡馬について

人だとスポーツの世界では、男性と女性がそれぞれ分かれて戦う競技が多いですよね。競馬の場合は、牝馬での最強を決めるレースもありますが、他のレースだと牡馬・牝馬混合で戦うことも多くあります。

牡馬は「ぼば・おすうま」と呼び、反対語は牝馬「ひんば」となります。オスの馬を「牡馬」(おすうま・おうま)と呼ぶ場合、反対語は「雌馬」(めうま・めすうま)と呼びます。また牡馬は去勢されると「セン馬」となりますが、去勢の反対語である避妊手術は牝馬の場合行われません。

英語では牡馬は「male horse」と呼ばれ、反対語の牝馬では「female horse」になります。日本の競馬では主に「牡馬」に対して反対語の「牝馬」と呼んでいます。競馬新聞だと「牡」「牝」と書かれていますよね。漢字が似ているのでわかりづらいですが、牝馬は漢字の旁がカタカナの「ヒ」と覚えるとよいでしょう。

競馬の重賞レースにも牝馬が出走していることが多いのですが、ダービー馬などはやはり牡馬が多いですよね。牝馬では重賞レースに勝利するのは難しいのでしょうか?牝馬と牡馬の違いや、牝馬最強の名馬をご紹介していきます。

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牝馬と牡馬では強さや速さに差がある?

牝馬と牡馬を見た目で判断できるでしょうか?外見にはあまり違いは見当たりませんよね。ただ体高や胸囲・体重。管囲(前ひざから球節の間の周囲を計ったもの)の平均値はどれもほんの少し、牝馬の方が下になります。

「強い」の反対語は「弱い」ですが、牝馬が「弱い!」と言われると本当にそうなのでしょうか。ダービー馬にはなれないかもしれませんが(例外があります)近年では重賞レースでもずいぶん牝馬が頑張っているように思いますよね。

また「速い」の反対語は「遅い」になりますが、これも牡馬は牡馬に比べると「遅い!」のでしょうか。近年では重賞レース馬となった牝馬も出てきていますし、牝馬の人気も高くなっています。牝馬と牡馬の能力の違いはどういったものでしょう?

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牝馬で強いタイプとは?牡馬と牝馬の運動能力

牝馬限定で速い馬 牝馬・牡馬混合戦でも速い馬

人もいろいろなように、牝馬と言ってもいろいろなタイプがいます。牝馬限定のレースだととても速い馬、桜花賞・オークス・秋華賞を制し三冠馬となった牝馬でも、牡馬と走ると結果が出せないタイプや、牡馬と走っても秋の天皇賞やジャパンカップを制する牝馬もいます。

牡馬と牝馬で運動能力に差がでるのは?

ただ、哺乳類全般において、筋肉量が牡と牝では牡が多くなります。牝の心臓も牡よりも少し小さくなっていますので、血液循環量も、酸素を摂取する量も牡の方が高くなります。性ホルモンの分泌で性差も出ますので、運動能力にも差が出てきます。ですので、競馬では負担重量が3歳より、牡馬では57kg牝馬では55kgとなっています。

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牝馬と牡馬の距離での違い

牝馬と牡馬の距離データ

競馬の距離は1000m~3600mまで分かれています。短距離が得意な馬、長距離が得意な馬とそれぞれなのはご存じだと思います。1600mまでのレースだと、牡馬では勝率6.9%、牝馬で6.3%と、どちらかというと短距離レースではそれほど差はありませんよね。

2500m以上の長距離レースになりますと、牡馬で勝率7.8%、牝馬は4.3%になります。距離が長くなると牝馬には不利になるようです。酸素摂取量が牡馬とは違うので持久力が必要な長距離は牝馬にとって辛いのかもしれません。

長距離の重賞レースに限れば、牡馬は勝率6.6%、牝馬になると2.9%ととても低くなっています。春の天皇賞は3200m、菊花賞は3000m、有馬記念は2500mと長距離になりますので、牝馬には厳しいレースになっています。

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夏競馬は牝馬狙い!?

競馬では「牝馬は夏競馬」と言われます。荒れがちな夏競馬では牝馬が活躍することが多いからですが、牝馬は年間を通して勝率にはあまり変化はありません。春に牡馬と戦い人気を落した牝馬が、夏に牡馬と五分に戦い勝利すると穴馬券がでますよね。それで「夏は牝馬」と言われているそうです。

牡馬は「強い」「速い」と言われ、牝馬はその反対語を使い「弱い」「遅い」と言われていますが、牝馬は牡馬に比べて繊細ですので、ちょっと身体があたったり、揉まれたりするとやる気がなくなるそうです。そういった牝馬と牡馬の性格の差があるのかもしれません。それでも重賞を牡馬と互角以上に戦い勝利した牝馬もいます。最強の牝馬をご紹介しますね。

戦後初!ダービー馬になった牝馬

ウオッカ

牝馬と牡馬とは少し差がありますが、そんな牝馬でも戦後初のダービー馬となった牝馬が「ウオッカ」です。ロシアの度数が高い酒と同名の牝馬は2007年のダービー馬になった名馬です。これは牝馬としては64年振りの勝利となります。

牝馬にダービー馬が出にくいのは、強い牝馬は牝馬三冠を狙いますので、桜花賞に出走し、次にはオークスへと挑戦することが多いです。オークスのすぐ後がダービーですので、強い牝馬がダービーに出走することも少なくなります。

2007年、桜花賞では2着でしたが、見事ダービー馬となった「ウオッカ」は2008年の安田記念、秋の天皇賞も勝利し、2009年ビクトリアマイル、安田記念、ジャパンカップも制し「史上最強牝馬」と呼ばれ絶大な人気となった名馬です。

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牡馬にも負けない!牝馬最強

ジェンティルドンナ

人気・実力とともに、牡馬にも負けていない最強牝馬の「ジェンティルドンナ」は、2012年、桜花賞・オークス・秋華賞と牝馬三冠馬となり、ジャパンカップにも勝利しました。2013年のジャパンカップも制し、ジャパンカップの連覇という、牡馬と戦い勝利した名馬です。

2014年の秋の天皇賞では牡馬のジャスタウェイには及びませんでしたが、2着に入っています。最後の引退レースとなった2014年有馬記念では、居並ぶ牡馬をかわし見事勝利しました。最後の脚は牝馬とは思えないほど素晴らしい走りでしたよね。

牝馬でジャパンカップと有馬記念に勝利したのは史上初となり、父のディープインパクトとの親子制覇もなしとげた最強の牝馬は、生涯獲得賞金でも牝馬1位となりました。本当に強い牝馬でしたよね。

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誰も追いつくことは出来ない最強牝馬

ダイワスカーレット

自由奔放な美女スカーレット・オハラの名前にちなんでつけられた「ダイワスカーレット」は名前のとおりとても美しい牝馬です。ダービー馬となったウオッカとは同世代でライバルの関係にありました。

2007年桜花賞1着、オークスも出走予定でしたが風邪のため回避。秋華賞では勝利しましたので、オークスに出れなかったのは残念でしたよね。次のエリザベス女王杯も勝利、有馬記念では牡馬の「マツリダゴッホ」には負けましたが2着になっています。

2008年秋の天皇賞ではウオッカとの対決で盛り上がりました。直線で追い込んできたウオッカにハナ2cmで負けましたが、牡馬と走りながら、1着2着とも牝馬となったレースです。有馬記念では1番人気にとなり、見事勝利し、37年振りの牝馬有馬記念優勝馬となりました。

母としても最強の牝馬

エアグルーヴ

「エアグルーヴ」は1996年オークスを制した名馬です。母親の「ダイナカール」も1983年のオークスに勝利していますので、母子2代でのオークス制覇です。実力もありましたが、とても優秀な素直な優等生馬だったと言われています。

1997年秋の天皇賞勝利、ジャパンカップ2着、有馬記念3着。1998年ジャパンカップ2着と、重賞レースでも牡馬に負けず戦った「エアグルーヴ」は「女帝」と呼ばれ、競馬ファンにも親しまれている名馬です。

「エアグルーヴ」は繁殖牝馬としても優秀で、2頭のG1馬を輩出しています。2003年、2004年のエリザベス女王杯を制した名馬「アドマイヤグルーヴ」。キングカメハメハとの仔である「ルーラーシップ」は2012年クイーンエリザベス2世カップを制しました。母親としての実績も残した名馬です。

牝馬と牡馬の違いまとめ

牝馬は牡馬に比べると身体も少し小さいですし、性別による性差も出てきます。そのため牡馬と戦い勝利するのは大変かもしれませんが、ダイワスカーレットのように「走りたくて仕方がない」という気性の牝馬もいます。これからも牝馬の活躍に期待したいですよね。


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