競馬に出走している馬はサラブレッドと呼ばれます。サラブレッドとはどういった馬なのでしょう。歴史や血統から見るサラブレッドとは?サラブレッドの意味とは?疑問に思うかたもいるのではないでしょうか?サラブレッドとは何か?その意味について調べました。

サラブレッドとは?言葉の意味や三大始祖・血統まとめ!【サラ系・アラ系】

目次

  1. サラブレッドとは?サラブレッドの意味は?
  2. 歴史から見るサラブレッドとは?
  3. 血統から見るサラブレッドとは?三大始祖の意味
  4. サラブレッドとは日本の品種【サラ系】と違う?!
  5. 【エクリプス】血統の意味
  6. 【マッチュム】血統の意味
  7. 【ヘロド】血統の意味
  8. サラブレッドとは?アラ系との違いは?
  9. サラブレッドの特徴
  10. 走るために生まれてきたサラブレッド

サラブレッドとは?サラブレッドの意味は?

人間に使うときのサラブレッドとは?その意味とは?

サラブレッドとは競走馬だけに使われるのではなく、人間に対しても「彼はサラブレッドだ」「政界のサラブレッドだから」などと、使われることがあります。人間に使われる場合はの意味は「育ちが良い」「優秀である」「一流である」「血筋がよい」と言う意味で、恵まれている人間に対して、サラブレッドが使われます。

競馬でのサラブレッドとは?その意味とは?

サラブレッドとは英語の「Thorough(完全な)」と「bred (育てられた)」が組み合わさった言葉ですので、競走馬だけでなく、犬に対しても使われる場合があります。「完全に育てられた」とはどういう意味なのでしょう。競走馬においてのサラブレッドとは?詳しく調べてみました。

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歴史から見るサラブレッドとは?

サラブレッドとは品種改良された馬の意味

サラブレッドとは完全に育てられたという意味ですので、競走馬のサラブレッドとは、品種改良された育ちのよい馬の意味になります。人間の手で、スタミナがあり、より速く走る馬をつくるため、徹底的に品種改良されました。

元々はアラビア半島に生息していたアラブ種と呼ばれる馬がいました。アラブ種は数千年前から人間に飼われていた馬の品種です。人間はそのアラブ種をイギリスに輸入し、イギリスの牝馬と交配させて、仔を生ませました。その後は速く走る馬同士で交配を重ね、品種改良が進んだものが、現在でのサラブレッドになります。

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血統から見るサラブレッドとは?三大始祖の意味

三大始祖【ダーレーアラビアン】

現在、世界中にいるサラブレッドという品種は、父親の血統をたどると、すべての馬が3頭の父親へと繋がります。すべてのサラブレッドの父である3頭のことを「三大始祖」と呼びます。サラブレッドとはたった3頭のアラブ品種牡馬から生まれたものになります

三大始祖の1頭目は「ダーレーアラビアン」という名のアラブ品種の馬です。推定1700頃の生まれでイギリス人によりアラブの族長から買われ、イギリス本国へと送られ、種牡馬として数十頭の牝馬と交配されました。元の名前が「マンニカ」というのも分っています。

三大始祖【ゴドルフィンアラビアン】

三大始祖の2頭目は「ゴドルフィンアラビアン」という名のアラブ品種(バルブとも)の牡馬です。資料が少ないためわかっていることは、ルイ15世に献上されましたが痩せていたため気に入らずフランスからイギリスへと送られました。90頭の産駒を残したそうです。とても猫好きで「グリマルキン」という名の猫にだけ心を開いたそうです。

三大始祖【バイアリーターク】

三大始祖である3頭目は「バイアリーターク」という黒鹿毛の牡馬です。バイアリータークも資料が少ないのですが、残った絵からターク品種ではなく特徴からアラブ種ではないかと言われています。元はオスマントルコの軍馬でしたが「ブダペストの戦い」の際、イギリス軍が持ち帰ったとされています。三大始祖の中ではバイアリータークだけが競馬に出走した記録が残っています。

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サラブレッドとは日本の品種【サラ系】と違う?!

サラブレッドとは違う?【サラ系】の意味

競馬新聞をご覧のかたはよくご存じだと思いますが、競馬新聞などには「サラ系」と書かれていますよね。サラブレッドとはサラ系とは意味が違うのでしょうか?サラ系はサラブレッド系の略ではありますが、これは日本独特の品種になります。

かつて日本国内ではサラブレッドとは、ただの品種の意味であり、サラブレッド同志を交配させたものはすべてサラブレッドとなり、品種の登録さえすれば血統までは証明しなくても認められていました。

1901年にサラブレッドとはの定義が明確に示され、先祖のすべてがジェネラルスタンドブックに載っている馬でないとサラブレッドとはいえなくなってしまいました。日本のサラブレッドも血統がちゃんと証明されなくてはならなくなりましたので、証明が出来なかった馬やその馬から生まれたものを日本国内では「サラブレッド系」と呼ぶようになりました。

日本のサラブレッド系は、アラブ品種の血量が25%未満で交配も、サラブレッドとサラ系・サラ系とサラ系、サラブレッドとアラブ系、など、それぞれ定められています。少しややこしいですが、正確に記すためには仕方ないのかもしれませんね。

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【エクリプス】血統の意味

三大始祖ダーレーアラビアン血統のエクリプス

三大始祖の1頭、ダーレーアラビアンから5代目に生まれた「エクリプス」は1764年にうまれ、6歳~7歳のときに出走し、26戦戦いましたが、その全部に優勝という成績を残した馬です。現在「エクリプス系」と呼ばれ90%もの大父系になっています。とても気性の激しい馬だったそうです。

エクスプレス血統日本のサラブレッドとは①【サンデーサイレンス】

エクリプスからセントサイモンへ受け継がれ、ネアルコ系で日本競馬で活躍した名馬「サンデーサイレンス」がいます。サンデーサイレンスはアメリカの馬で、アメリカ2冠の他G1を6勝し、引退後は日本で種馬とし、とても多くのG1勝利馬を産出しました。最強と言われたディープインパクトもサンデーサイレンス産駒です。

エクスプレス血統日本のサラブレッドとは②【ブライアンズタイム】

サンデーサイレンスと同様、ネアルコ系のブライアンズタイムはアメリカの競走馬で血統もよく競走実績の高さから日本で種馬として活躍しました。クラシック3冠達成とともにG15連勝、連続10回の連対と本当に強かったナリタブライアンもブライアンズタイムの産駒です。

【マッチュム】血統の意味

三大始祖ゴドルフィンアラビアン血統のマッチュム

ゴドルフィンアラビアンから3代目に生まれたのがマッチェムです。マッチェムにはあまり期待がなかったそうですが、マッチェムの産駒に速い競走馬や種牡馬が続いたためマッチェム系と呼ばれています。

マッチュム血統日本のサラブレッドとは①【クライムカイザー】

マッチェム系から出たフェアプレイの仔がマンノウォーです。アメリカでは歴史的名馬と呼ばれています。そのマンノウォーの血を引く名馬が、TTGと言われたトウショウボーイ・テンポイント・グリーングラスと同期の「クライムカイザー」です。クライムカイザーは1976年度のダービー馬となりました。

マッチュム血統日本のサラブレッドとは②【サニングデール】

クライムカイザー以降、マッチェム系からは2004年にサニングデールが高松宮記念を制しました。引退後は種牡馬として貴重な血統から牝馬を集めましたが、2016年静内種馬場へ移動となりました。サニングデールは短距離に強く1200メートルの重賞ではすべて優勝した馬です。

【ヘロド】血統の意味

三大始祖バイアリーターク血統のヘロド

バイアリータークの産駒のヘロドは競走成績はふるいませんでしたが、種牡馬としての成績はとても優秀でしたが、19世紀後半になると後継が育たず一時は絶滅の危機となりました。世界中でほぼ消滅した状態となっています。

ヘロド血統日本のサラブレッドとは①【シンボリルドルフ】

消滅状態になっているヘロド系は日本に輸入されたパーソロンによって、とても強い馬が排出されています。史上初無敗のまま三冠馬となったシンボリフドルフは、史上初の七冠馬も達成した日本競馬界に残る名馬です。

ヘロド血統日本のサラブレッドとは②【トウカイテイオー】

シンボリルドルフの仔であるトウカイテイオーは、1991年、皐月賞・ダービーを制し、1992年、ジャパンカップが国際G1に認定された年に優勝しましたので、初めての国際G1優勝馬にもなりました。トウカイテイオーは種牡馬としても、マイルチャンピオンを制したトウカイポイントを輩出しています。

ヘロド血統日本のサラブレッドとは③【メジロマックイーン】

芦毛の綺麗な馬「メジロマックイーン」もパーソロン系の仔です。1990年菊花賞馬、1991年と1992年はどちらも春の天皇賞馬となり1993年宝塚記念も制しました。春の天皇賞は父メジロティターン、祖父メジロアサマも勝利していますので、3代天皇賞制覇の快挙。1991年、秋の天皇賞ではG1史上初の1位降着ともなった馬です。

サラブレッドとは?アラ系との違いは?

アラ系とは?アラ系の意味は?

サラブレッドとは人間がアラブ種と交配させ、品種改良した馬ですが、日本ではアラブ系のレースも開催されていました。アラブ100%の馬ですが、アラ系として日本で出走していたのはアングロアラブ(アラブとサラブレッドの交配品種、アラブ血量25%以上の馬)でした。

アラ系の特徴

アラ系の特徴は、スタミナがあり、闘争心も強い品種です。体型はサラブレッドより一回り小柄ですが、骨が太く首などもサラブレッドと比べると短く見えるという特徴があります。

サラブレッドの特徴

サラブレッドにはスピードがありますが、スタミナ面では重い負荷に敏感ですので疲れるのも早くなります。体型はご存じのとおり、体高や体重はアラ系より大きいのですが、速く走るため細い身体になっています。細いので肉体面ではデリケートですよね。サラブレッドは気性もとても繊細な生き物です。

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走るために生まれてきたサラブレッド

サラブレッドは速く走るためだけに品種改良されてきた馬です。ですので、どんな馬と比べてもサラブレッドより速く走る馬はいないでしょう。現在日本では7000頭前後のサラブレッドが生まれています。

その中から重賞レースに出走するのも大変な偉業ですし、生涯で1度しか挑戦できないダービー馬になるなどとても難しいことです。すべてのサラブレッドが目指すのも納得ですよね。


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