我々が普段から観る映画の多くは邦画、もしくはアメリカで作られる洋画が多いですが、イギリス映画も名作揃いです。労働階級者にとって生活の糧であるユーモアがイギリス映画にはふんだんに盛り込まれており、純朴な田舎の雰囲気と相まって上品な笑いを感じさせる作品ばかりです。

イギリス映画のおすすめランキングベスト12!美しい英国の名作たち

目次

  1. おすすめのイギリス映画12選をランキングで紹介!
  2. リトル・ダンサー【2000】
  3. アラビアのロレンス【1962】
  4. ブリジット・ジョーンズの日記【2001】
  5. ショーン・オブ・ザ・デッド【2004】
  6. プライドと偏見【2005】
  7. フル・モンティ【1997】
  8. 小さな恋のメロディ【1971】
  9. ヘルプ!4人はアイドル【1965】
  10. ノッティングヒルの恋人【1999】
  11. アバウト・タイム~愛おしい時間について~【2013】
  12. ハリー・ポッターと賢者の石【2001】
  13. 英国王のスピーチ【2010】
  14. イギリス映画のロケにも使われた英国名所を紹介①:バッキンガム宮殿
  15. イギリス映画のロケにも使われた英国名所を紹介②:ミレニアム・ブリッジ
  16. イギリス映画を楽しみながら上品なジョークなどを身に付けよう!

おすすめのイギリス映画12選をランキングで紹介!

今回はイギリス映画の中でもおすすめとされる12本をランキング形式で紹介させていただきます。イギリス映画はゆっくりとしたテンポで進むモノが多く、また階級制度など英国の文化や社会についても鑑賞しながらじっくりと学ぶ事が出来ます。古い作品から最近話題になった名作まで紹介しますので、これを機にイギリス映画にも興味を持ってはいかがでしょうか?

リトル・ダンサー【2000】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第12位】

1984年のイギリス北部にあるダーラムという炭鉱町を舞台に、1人の少年がバレエダンサーを目指すイギリス映画です。当時女性の為の演目とされていたバレエで少年がプロを目指すストーリーと、コメディタッチでありながらも時折見せる父と子の相克からなる人間ドラマにより全世界で高く評価され、英国アカデミー賞を初め数多くの賞を受賞しました。

主人公はある日バレエの世界に魅せられ、家族にも内緒でバレエ教室に通い詰めるようになります。その事を知った父は猛反対しますが、それでも熱心にバレエを続けた事でロンドンにあるロイヤル・バレエ学校のオーディションに合格し、父もその一生懸命な様子から息子の夢を認めるようになります。コメディと家族愛が上手くマッチした名作です。

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アラビアのロレンス【1962】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第11位】

実在したイギリス陸軍将校、トーマス・エドワード・ロレンスが率いたアラブ独立戦争を描いたイギリス映画です。主人公の死という衝撃的なシーンから始まり、彼の足跡を紐解く形で物語は進んでいきます。上映時間は207分(完全版は227分)と非常に長い事でも有名ですが、そのお陰で広大な砂漠や流れるような音楽の美しさも際立っているように感じられます。

この映画で目を向けて欲しいのはロレンスという人間の生き様です。元々アラビアを愛しオスマン帝国から解放する為に命を賭して戦うロレンスですが、イギリス陸軍としての職務も全うしなければならず、その為に彼等を見殺しにせざるを得ない現実に葛藤します。環境も文化も違う世界でイギリスの国益と自分の使命に生涯を捧げた男の姿には涙を覚えるでしょう。

ブリジット・ジョーンズの日記【2001】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第10位】

30代独身女性のリアルな姿を描いたイギリス映画です。ロンドンの出版社に勤めるブリジット・ジョーンズの恋愛を面白おかしく描いています。飲酒・喫煙シーンが多い事から日本ではR-15指定で公開され、「ブリジットのライフスタイルを真似ると貴女の健康を損ないます。」といった注意書きも話題を呼びました。

ブリジットは超絶マイペースであり、少々の失敗ではくじけたりしない前向きな性格です。こうしたありのままの姿でいられる事から「共感出来る」という声も多く挙がっています。異性として見るより友達にしたいタイプの人間だと言えますね。世知辛い仕事や生活に疲れた時、何も考えず気楽に観られる名作としておすすめです。

ショーン・オブ・ザ・デッド【2004】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第9位】

ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」のパロディとして作られたイギリス映画です。ゾンビ映画というとアメリカの印象が強いですが、2000年代に入ってからは「28日後…」など、イギリス映画でも頻繁に作られています。本作は基本的にホラー映画のテイストが強いですが、コメディやラブストーリーも絡んでくる上に下品さも控えめなので、気軽に観られます。

あらすじは主人公がゾンビのはびこる街で家族を救出に行く王道的展開ですが、所々で刺激を求めて英雄的行為に出たがる映画でのお約束を皮肉っているのがミソです。「日常と非日常(刺激)は紙一重の存在だから、刺激的な日常を求めるのは結局ないものねだり」というメッセージが込められているように感じられます。退屈な日常を思い直したいと感じた時にどうぞご覧ください。

プライドと偏見【2005】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第8位】

18世紀末の田舎町を舞台にしたイギリス映画です。女性には相続権がなく資産家との結婚が全てだという時代に、娘の将来を案じて資産家と結婚させようと必死になる母と、プライドの高い男性に偏見を持ちながら惹かれていく娘の姿を描きます。オールイギリスロケで撮影した本作は、田園風景や豪邸の数々といった美しい背景が目を引きます。

結婚こそ全ての時代背景なので一家が運命に翻弄される話と思わせますが、本作にはそのような悲壮感はあまりありません。必死に結婚を考える過程で娘も真剣に恋をするようになるので、本作はトレンディドラマのような映画とも言えそうです。妻や娘を皮肉を交えながら見守る父の存在もまたいい味を出しています。映像・人間関係共に丁寧なので観終わった後にスッキリする名作です。

フル・モンティ【1997】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第7位】

不況が止まない工業街を舞台にしたハートフルコメディ映画です。フル・モンティとは「素っ裸」という意味であり、失業や育児などそれぞれ問題を抱える6人の労働階級者が一攫千金を目指して男性ストリッパーズを結成します。労働階級者が主人公という発想は階級社会である英国らしいと言えるでしょう。本作は後にブロードウェイでミュージカル化され、こちらも好評を得ました。

産業の衰退と労働者層の貧困という英国の負の側面がテーマですが、全体的に明るい雰囲気で描かれています。イギリス映画の中で同じテーマの作品は数あれど、最後まで楽しみながら観られるのは何よりの強みだと思います。男達の体を張ったギャグとノリの良い音楽が心を温めてくれる、コメディ映画の名作です。

小さな恋のメロディ【1971】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第6位】

少年少女の瑞々しい恋愛を描いたイギリス映画です。イギリスとアメリカでは人気が出なかったそうですが、日本での大ヒットにより一躍有名になったという逸話があります。ロンドンの公立学校に通う少年・ダニエルと、同じ学校に通う少女・メロディの恋愛を中心に描かれ、2人が純粋な好意からお互いに惹かれ合い、「結婚したい」という願望へと発展する流れには胸を打たれます。

厳しい教育を押し付ける教師や必要以上に干渉する親といった、大人達に反発する子供達という構図がこの物語を盛り上げます。2人の為に結婚式を挙げようとする事からも絆の強さが見て取れます。タイトルの「小さな恋」が指す通り、少年期ならではの純粋な恋愛が全編に渡って繰り広げられる名作です。

ヘルプ!4人はアイドル【1965】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第5位】

英国のカリスマ的ロックバンド「ビートルズ」の主演映画第2弾です。監督は前作の「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」と同じリチャード・レスターが務め、バハマ諸島を舞台にリンゴ・スターの持っていた指輪を巡ってビートルズのメンバーがトラブルに巻き込まれるという内容です。チェッカーズや光GENJIなど、日本のバンドにも大きな影響を与えた映画でもあります。

本作でビートルズはスタジオ・アルプスの雪山・リビングルームなど様々な場所で演奏を行いますが、楽曲は「ヘルプ!」を初め、「4人はアイドル」というアルバムから使用されています。指輪のせいで命を狙われているにも関わらず、こうしたサービス精神旺盛な場面には笑いと感動を禁じ得ません。映画というよりも豪華なPV集として観た方がいいのかもしれません。

ノッティングヒルの恋人【1999】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第4位】

英国西部のノッティングヒルという地域を舞台に、ハリウッド女優と冴えない書店主の恋愛を描くイギリス映画です。主演のジュリア・ロバーツとヒュー・グラントがハマリ役であり、不器用ながらまっすぐな2人の恋愛が観客の気持ちを暖かくしてくれます。ノッティングヒルに住む隣人達も個性豊かであり、物語を上手く盛り上げています。

有名な女優と平凡な男による立場の違いや恋愛というテーマはベタですが、全体的に暖かく笑いの絶えない雰囲気なのが魅力的であり、最後まで気持ちのいいまま観られます。ノッティングヒルのオシャレな街並みといった風景からも目が離せません。不器用ながらまっすぐな恋愛劇であり、暖かい気持ちにさせてくれる事から今なおラブコメ映画の金字塔とされる名作です。

アバウト・タイム~愛おしい時間について~【2013】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第3位】

イギリスとアメリカの合作によるSF恋愛映画です。過去にタイムトラベルが出来る主人公がより良い人生を送ろうとタイムトラベルを繰り返す、ラブストーリーとしては挑戦的な内容です。このタイムトラベルの行き先は過去だけと決まっており、未来に行く事は出来ません。これにより、二度と戻らない今日という日を大切に生きて欲しいというメッセージが胸を打ちます。

勿論恋愛要素はしっかり描かれていますが、それ以上に家族や友人など親しい人間に対する家族愛や隣人愛としての趣が強いイギリス映画と受け取れます。タイムトラベルを繰り返す主人公を見守る両親の存在も愛おしく、シリアスな場面でもイギリスらしい皮肉めいたジョークを交えながら話すので、笑いながら観られる安心感があります。

ハリー・ポッターと賢者の石【2001】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第2位】

J・K・ローリングによる児童文学を原作としたイギリス映画です。ハリー・ポッターシリーズが日本を含めて世界中で人気を集めた事は言うまでもありませんね。この第1作目では自分の出生の秘密を知ったハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校に入学し、宿敵ヴォルデモートと対峙するまでを描きます。

これまでのファンタジー物と言えば、「指輪物語」に代表されるように壮大かつ複雑な内容が多くを占めていました。しかし、ハリー・ポッターはそういった伝統的な世界観にマンガやアニメで見られるような俗っぽさをミックスさせています。こうした工夫によりファンタジー物を万人に受け入れられる作品にしたという功績は非常に大きいです。

英国王のスピーチ【2010】

おすすめのイギリス映画ランキングベスト12!【第1位】

イギリスの現女王であるエリザベス2世の父、ジョージ6世を主役にしたイギリス映画です。吃音症に悩まされたジョージ6世がそれを克服すべく血のにじむような努力を重ね、イギリス国王としてスピーチに臨む姿を描きます。ジョージ6世をコリン・ファースが演じており、障害だけでなくトラウマや王としての責任に悩む姿には説得力があります。

吃音症を治すべく、妻のエリザベス妃はライオネル・ローグという言語療法士の下で治療を受けるよう説得しますが、彼の王室への礼儀作法に反する行為からジョージ6世は心を開こうとしません。しかし、次第にジョージ6世もライオネルの方針に従うようになり、2人の間には身分を超えた友情が芽生えます。カウンセリングによって自己を解放していく姿が泣ける名作です。

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イギリス映画のロケにも使われた英国名所を紹介①:バッキンガム宮殿

ここからはイギリス映画のロケにも使われた、有名な英国の観光名所を紹介します。まず紹介するのはロンドンにある英国王室の居城・バッキンガム宮殿。1万坪の敷地を誇り、宿泊客用の寝室以外にも舞踏会場や美術館といった絢爛豪華な施設が多数用意されています。イギリス映画のロケ地としては「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で使われた事で有名です。

サッチャーが首相に就任した場所であり、そして宮殿前を通る時に映る「アドミラルティ・アーチ」という円弧状の門は英国の観光名所としても人気があります。残念ながら内部の撮影までは出来ませんが、宮殿の近くには美しい庭園や王立公園など施設も充実しています。穏やかさと優雅さの共存した場所で名作映画さながらの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?

イギリス映画のロケにも使われた英国名所を紹介②:ミレニアム・ブリッジ

次に紹介するのは、ロンドンのテムズ川にかかる歩道橋「ミレニアム・ブリッジ」です。2000年6月の完成から程なくして一時閉鎖になるというアクシデントに見舞われましたが、現在では補修工事も済んだ事により、無事多くの人に使われています。イギリス映画のロケ地としては「ラブ・アクチュアリー」や「ハリー・ポッターと謎のプリンス」で使われた事で有名です。

ハリー・ポッターの時は橋の向こうにあるセントポール大聖堂と一緒に、冒頭で死喰い人達にひっくり返されました。このシーンは圧巻なので、DVDなどで確認する事をおすすめします。ミレニアム・ブリッジは非常に見晴らしのいい場所であり、橋の上からテムズ川が一望出来ます。写真撮影も可能なので、イギリス映画のロケ地探訪や旅行の際は是非お越しください!

イギリス映画を楽しみながら上品なジョークなどを身に付けよう!

おすすめのイギリス映画12本をランキングという形で紹介させていただきました。イギリス映画は純朴で美しい田舎の雰囲気を扱った内容が多く、皮肉交じりでありながらどこか上品なブリティッシュジョークと共に進むので、誰でも笑いながら観られるのが魅力的です。皆さんもイギリス映画を観ながら上品なジョークを身に付けるなど、今後の生活に役立ててみてくださいね。


評価 4.3/ 5(合計12人評価)

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