空いた時間や通勤時間に小説を読みたいけれどなにを選べばいいかわからない。そんな人におすすめな小説をご紹介。ミステリーやファンタジー、感動名作、ジュブナイルや恋愛物まで、幅広くそろえた、小説を読み慣れない人にもおすすめの小説30選です。

小説のおすすめ30選!ミステリー・ファンタジーから感動名作まで

目次

  1. 空いた時間には小説を読むのがおすすめ!
  2. 自分におすすめの小説の選び方は?
  3. 名作小説は読み出したら止まらない、とは限らない?
  4. 教養としてド定番?おすすめ名作純文学小説
  5. 新しい価値観が!海外のおすすめ名作小説
  6. カバンの中の冒険譚。おすすめの感動ファンタジー小説
  7. 広がる想像力と驚きの発想!おすすめSF小説
  8. 気分は名探偵!おすすめの本格ミステリー小説
  9. 日常の不思議とは?おすすめ青春ミステリー小説
  10. 懐かしくも不思議な青春を!おすすめのジュブナイル小説
  11. 外で読むのは危険?おすすめの恋愛小説
  12. 子供向けばかりじゃない?おすすめライトノベル小説
  13. 一人のときにこそ読みたい!おすすめホラー小説
  14. 現実?虚構?おすすめのライトエッセイ小説など
  15. 小説のおすすめ30選に関するまとめ

空いた時間には小説を読むのがおすすめ!

通勤の電車内や人との待ち合わせ中、休憩中にコーヒーを飲みながらなどなど。ポケットに文庫本を一冊しのばせておくだけで、日々の空いた余暇をとても有意義に使えます。ただの暇な時間を潰してくれるだけでなく、知識や教養を得られるに違いありません。

スリリングなスパイ物語や情動的な恋愛譚などの日常と離れたストーリーの数々は、きっと日々の生活にメリヤリやツヤを与えてくれるはずです。今回は読みやすさを重視しておすすめの30作品をご紹介。小説を読む習慣のない人も、騙されたと思ってぜひとも挑戦してみてください。

自分におすすめの小説の選び方は?

読み慣れない人は、どんな小説を選べばいいか悩むのではないでしょうか。馴染みのない世界となると、やはりコンパス代わりの指標が必要になるかと思います。そこで今回はおすすめの小説作品をご紹介。小説の好みは千差万別ですが、きっと気に入る作品があるかと思います。

想像力の鍛えられるミステリーやファンタジー、感動の古典名作やジュブナイル小説、甘い恋愛小説、読みやすいライトノベル、日常を切り取ったライトエッセイなどおすすめの小説は尽きません。小説の好みの傾向を知ることで、自分自身にも向き合うことができるのではないでしょうか。

名作小説は読み出したら止まらない、とは限らない?

名作を紹介するときに「読み出したら止まらない本」というフレーズが使われることは多々あります。しかし途中でパタリと本を閉じてしまったからといってその本が名作でないというわけではありませんし、「自分にはこの本が向いていない」と考えるのも早計です。

どんなに面白い内容の小説であっても、疲れてきて頭に入らなくなるときがあるかもしれません。そんなときは栞を挟んで本を閉じてしまいましょう。寝る前に数ページずつでもかまいません。自分のペースで少しずつ読んでいけば大丈夫です。

教養としてド定番?おすすめ名作純文学小説

何を読めばいいか迷ったときは、とりあえず名作と呼ばれる純文学を選んでおくと良いかもしれません。古くからの名作というのはハズレがなく、感動や教訓など糧となるものが必ず存在しています。読んで絶対に損はない名作をご紹介。

夏目漱石『こころ』新潮文庫

言わずと知れた名作中の名作の『こころ』。すでに読んだことのある方は多いかと思いますが、全編通して読んだことがない方もいるかもしれません。有名な第三部「先生と遺書」だけでなく、第一部から通して読めば先生の"人となり"や"弱さ"、そして"自分勝手さ"がより身に染みてきます。

太宰治『人間失格』新潮文庫

日本人ならば一度は読んでおきたい名作小説。人々に好かれようと道化を演じる男の転落を描いています。「この小説の主人公はまさに自分だ!」と感じる読者も多いそうですが、感動的というよりは陰鬱とした物語なので、落ち込んでいるときにはおすすめできない一冊です。

志賀直哉『城の崎にて』新潮文庫

学校教育で習うこともある短編小説。怪我の療養に訪れた旅館で生と死を見つめる物語で、山も谷もなく、いかにも静かなストーリー。何度も読み込むことでじっくりと染み込む様な感動と諦観が胸に広がっていくのではないでしょうか。

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新しい価値観が!海外のおすすめ名作小説

海外の小説を嗜むことは話のタネになるのはもちろんのこと、いままでの自分にはなかったまったく新しい価値観や視点を吹き込んでくれます。日本人には納得の出来ない感情や文化、考え付かないような思考などに溢れていますので、きっとあなたの世界を広げてくれることでしょう。

ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』岩波文庫

神童に期待する大人たちとそれに応えようとして潰れていく子供。急激に発展していく社会の問題に切り込んだ名作小説であり、ヘッセの自伝的小説でもあります。ゆっくりとした流れの中で徐々に押しつぶされていく逃げ場のない絶望感は、現代社会にも通じるものです。

ヘミングウェイ『武器よさらば』新潮文庫

第一次世界大戦のヨーロッパを舞台にした名作小説。従軍経験のある作者によって描かれた本作は、懸命に生きる青年に振りかかる戦争の残酷さや運命の悲惨さによって、読者に虚無感と感動の入り混じった複雑な感情を想起させます。

スティーヴンソン『ジキル博士とハイド氏』新潮文庫

二重人格の代名詞「ジキルとハイド」という言葉の元になった本作は、人間の多面性について語られた名作小説です。極端な二面性はファンタジー色が強いものの、誰もが秘めた闇や不穏な心をテーマとしているため、すべての読者が少しばかり身につまされる物語なのではないでしょうか。

カバンの中の冒険譚。おすすめの感動ファンタジー小説

どうせ小説を読むのならば、ありふれた現実ではなくファンタジーの世界を楽しみたいという人も少なくないのではないでしょうか。ここではおすすめの感動ファンタジー小説をご紹介。本を開くだけで大冒険を楽しめるのは、まさに読書の醍醐味といえるでしょう。

上橋菜穂子『精霊の守り人』新潮文庫

児童向けの小説として発表されている本作ですが、大人が読んでも十分に楽しめる異世界ファンタジー小説です。主役も脇役もしっかりとした"信念"を持って行動しているため共感や納得をしやすく、入り込みにくいファンタジー世界が舞台だというのにグングン引き込まれます。

小説原作だけでなくラジオドラマ、アニメ、漫画、そして実写ドラマと幅広いメディア展開をしている本作。文字だけではどうしても理解しにくいという人は、漫画やドラマなど見慣れたメディアで大まかなストーリーを把握してから原作小説を読んでみても楽しめるのではないでしょうか。

小野不由美『月の影・影の海』講談社文庫

本作は「十二国記シリーズ」と呼ばれる中国風異世界が舞台のファンタジー小説一作目。もともとは少女向けの小説だったものの、その重厚な世界と物語によって読者層はどんどん広がり、テレビアニメやドラマCDなど数々のメディアでも展開されました。

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』岩波少年文庫

ドイツの作家による児童向けのファンタジー小説。ドンくさい少年がファンタジー世界の崩壊を救いながら本当の自分を探し出す物語。『ネバーエンディングストーリー』というタイトルで映画化もされていますが、ストーリーのオチは原作小説とは別物だそうです。

広がる想像力と驚きの発想!おすすめSF小説

現実の延長でありながら現実ではない、そんな世界を語るのがSF小説。作者の世界が読者を包み込むこのジャンルはコアなファンが多く、ひとたびハマってしまえば二度と這い出せないほどの深みある分野です。

ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』早川書房

手術により天才的な頭脳を得た元・知的障碍者の青年の苦悩と孤独を描いた名作SF小説。原作は海外小説でありながら、見事な日本語訳によって青年の心理が描かれています。幸福と不幸について深く考えさせられる一冊です。

伊藤計劃『ハーモニー』ハヤカワ文庫

完璧に管理された近未来社会で健全に生きることのできない少女たちを描いた物語で、精神や意識といったテーマに重きをおいたSF小説です。手に汗握る展開からじっくり考えさせられる描写まで緩急が大きく、気がつけば最後のページまで読み進んでいるに違いありません。

森博嗣『スカイ・クロラ』中公文庫

『スカイ・クロラ』シリーズは戦闘機のパイロットを主人公としたSF小説。日本語とも英語ともつかない地名や人名、説明も無しに語られる航空機用語、そして独特の感性を持った"人間とは異なる"若いパイロット達が、独創的な世界を構築しています。

気分は名探偵!おすすめの本格ミステリー小説

漫然と読んで感動して流されていくだけでなく、自分の頭で考えて読み進めていきたいという方には本格ミステリー小説がおすすめです。作中に散りばめられた手がかりを拾い上げ真実に迫っていく様は、まさに自分が探偵として謎に挑戦していく感覚を味わえます。

綾辻行人『十角館の殺人』講談社文庫

日本の本格ミステリーを代表するといっても過言ではない名作長編推理小説。日本に新本格ミステリーブームを巻き起こした起爆剤でもあり、この作品を読んだことでミステリー小説にハマっていった方も少なくないようです。

貫井徳郎『慟哭』創元推理文庫

トリックに力を注いだミステリーは、往々にしてストーリーや人物というものが蔑ろにされているものもあります。しかしこの『慟哭』はミステリー要素だけでなくサスペンス的な部分が非常に面白く、ストーリーを追うだけでも十分に楽しめる作品といえます。

日常の不思議とは?おすすめ青春ミステリー小説

人が死ぬわけでもなければ、大泥棒がいるわけでもない。よくある日常に紛れ込んだちょっとした疑問や謎を解き明かすのが、青春ミステリーと呼ばれるこのジャンルです。本格ミステリーよりも軽い気持ちで楽しめるだけでなく、キャラクター物として読んでも満足のいく作品ばかりです。

米澤穂信『氷菓』角川文庫

「古典部シリーズ」と呼ばれる推理小説シリーズの一作目で、過去にはアニメ化もされているようです。男女四人の高校生が身近な謎に挑む軽いテイストの推理小説です。しかし思春期の少年少女が抱えた悩みや闇が苦い後口を残してくれるので、大人が読んでも十分心動かされる作品です。

似鳥鶏『理由あって冬に出る』創元推理文庫

本作は「学校で起きた問題や謎に翻弄される少年たち」を描いた物語小説。探偵役ホームズと視点人物ワトソンというキャラクター配置を踏襲しており、探偵役を尊敬しながらも嫉妬するといった少年にありがちな心の機微も楽しめる作りになっています。

河野裕『いなくなれ、群青』新潮文庫NEX

不可思議な島で些細な謎を追いかける少年と少女の物語。日常に溢れた謎を解く青春ミステリーというジャンルながらも、その舞台設定や心情描写などは実に独特で、ひとたび作品世界に迷い込んでしまえば、この島の空気にずっと浸っていたい心地になるかもしれません。

懐かしくも不思議な青春を!おすすめのジュブナイル小説

ジュブナイル小説とは十代の少年・少女を対象とした古くからある小説の一ジャンルですが、現在ではヤングアダルトやライトノベル、ライト文芸と混同されて、その区別は曖昧です。1970年代頃に流行した青年向けの小説という認識で間違いないでしょう。

庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』新潮文庫

周囲が学生運動で燃える中、いまいち燃えきれない青年が主人公の物語小説。インテリ層の生活や現代に通じる倦怠感などがウケ、映画化・ドラマ化されるほどの人気を誇りました。『白鳥の歌なんか聞えない』『さよなら快傑黒頭巾』『ぼくの大好きな青髭』の全四部作。

筒井康隆『時をかける少女』角川文庫

ドラマ、アニメ、映画、コミックと数々のメディアに広がった名作ですが、もともとはヤングアダルト向けの小説作品です。青春、SF、恋愛、学園など様々な要素が詰め込まれているため、作者本人が「日本で最初のライトノベル」と公言しているのだとか。

トラヴァース『風にのってきたメアリー・ポピンズ』岩波少年文庫

『メリー・ポピンズ』としてもお馴染みの魔法が使えるお手伝いさんのお話。現実とファンタジー要素が混じったローファンタジーというものに分類される作品で、子供向けでありながら大人が読んでも楽しめる名作です。

外で読むのは危険?おすすめの恋愛小説

現実では考えられないような甘酸っぱい恋愛、純粋な恋心、深い愛が小説の中には溢れています。あまりに美しすぎて時に白々しささえ感じてしまうこともあるかもしれませんが、それでもやはり感動と羨望の眼差しを向けずにはいられないのではないでしょうか。

中村航『あのとき始まったことのすべて』角川文庫

社会人の青年が同級生と再会して恋に落ちる――という甘酸っぱいという言葉がピタリと当てはまる恋愛小説です。甘やかな恋愛小説ですので都合が良すぎると思われる方もいるかもしれませんが、登場人物と読者が幸せになれるのならばそれで良いのではないでしょうか。

米澤穂信『満願』新潮社

6つの物語が込められたミステリー短編集『満願』。その中のひとつ、中学生姉妹が織りなす『柘榴』という小説は純粋に気持ちの悪い恋愛小説といえるかもしれません。ミステリーの華ともいえる事件の動機が紐解かれるとき、きっとグロテスクな果実を連想するに違いありません。

入間人間『昨日は彼女も恋してた』メディアワークス文庫

どうにも噛み合わない幼馴染の男女が十年前にタイムスリップしてしまうという物語。一見するとSFやミステリーとしての要素がメインのように思えますが、下巻『明日も彼女は恋をする』を読み終えたとき、「この作品は確かに恋愛小説だった」と思わざるを得ないのではないでしょうか。

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子供向けばかりじゃない?おすすめライトノベル小説

ライトノベルというだけで軽視されがちですが、その定義からして実に曖昧。もちろん大人が読んでも楽しめるものや、男性でも女性でも感動できる小説作品もたくさんあります。ここでは読書好きから評価の高いライトノベルを何冊かご紹介します。

秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』電撃文庫

十年以上も前の作品でありながら、いまだに最もおすすめしたいライトノベル小説として語られることもある本作。ライトノベルらしい読みやすさを残しながら、心理・情景描写は純文学顔負け。ボーイミーツガールの導入は入り込みやすく、全四巻と最後まで読み切りやすい長さです。

橋本紡『半分の月がのぼる空』電撃文庫

ライトノベル小説としては珍しく"不思議なこと"がほとんど起こらない作品。人気の高さかアニメ、漫画、ドラマCD、実写ドラマ、実写映画と数々のメディアで作品化され、さらに他レーベルから完全版が発刊されるなどがライトノベルとしては異例の展開を見せています。

一人のときにこそ読みたい!おすすめホラー小説

オバケ屋敷にはオバケ屋敷の、怪談話には怪談話の、ホラー映画にはホラー映画の恐怖があるように、ホラー小説もまたホラー小説でしか味わえない恐怖というものがあります。主人公の追体験をしながら自分ひとりで恐怖と立ち向かわなければならない感覚はクセになるかもしれません。

ケッチャム『隣の家の少女』扶桑社ミステリー

アメリカで実際に起きた殺人事件をもとに書かれた小説で、非常にショッキングな内容の本作。少女が悲惨な目にあうスプラッタホラー作品なので、ホラー好きを公言するならば知っておきたい物語ではあるものの、実際に読むべきかどうかは個々人の判断に委ねるべき作品でもあります。

恩田睦『六番目の小夜子』新潮文庫

美しく謎めいた転校生と周囲に起こる不気味な出来事。恋愛や青春といった要素が良いアクセントとなっています。襲われる恐怖に包まれるホラーというよりも、日常に不安感がつきまとうホラーといった感じの小説ですので、ホラーが苦手な方にもおすすめしたい作品です。

現実?虚構?おすすめのライトエッセイ小説など

主人公がいて物語があって事件が起きるだけが小説ではありません。作者の考えや日常、嘘日記や妄想などをまとめた文章もまた魅力的な作品といえます。小説というには一風変わった作品をご紹介します。普段の読書の合間に手にとってみるのもおすすめです。

ビアス『新編・悪魔の辞典』岩波文庫

日常に溢れる数々の言葉を実に皮肉的な解釈で説明している本作。小説というより辞書の体裁をとっているので、小説を読みなれていない人にもとっつきやすい作品です。二十年以上も前でありながら現在でも通用する批判や揶揄は、人間の進歩のなさというものを感じさせてくれます。

太宰治『もの思う葦』新潮文庫

太宰治が作家として、そして人間として感じたことを書き連ねた『もの思う葦』。愚痴と、愚痴と、これまた愚痴で構成されたこの小説は、現代人でもヒザを打って共感してしまうほど親近感のある言葉に溢れています。

クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター(手帖版)』ちくま文庫

「祖父の旅した不思議な国と旅の手記」をテーマとしたエッセイ風の小説。架空の生活を嘘日記として認める手法は古来よりありますが、この作品は不思議な国がなんとも魅力的。遠い旅へと連れて行ってくれるこの一冊は、きっと日々の疲れを癒してくれることでしょう。

小説のおすすめ30選に関するまとめ

おすすめの小説30選は以上となります。もちろんご紹介しきれなかった本もたくさんあります。本は知識を深め、世界を広げ、新しい場所へと導いてくれる指針となります。なによりも、たくさんの本を読むことは人間的魅力を大いに高めてくれることは間違いありません。

もちろん色々な小説を読み、色々な知識をつけるだけではいけません。それだけではただの浅いウケウリに過ぎません。小説で見た景色や学んだ知識を自分の頭で考え、自分の身体に染みこませていくことこそが不可欠です。

そうして血肉とした新しい世界は、きっと人生を潤してくれることでしょう。小説をたくさん読むことで見聞を広め、柔軟な発想を持ち、広がった視野と知識で人と語らうことで、きっと深みのある人間になれるのではないでしょうか。


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