これからランニングを始めようとする方、そしてランニングビギナーの方に向けてランニングシューズの寿命と交換時期について特集いたします。ランニングシューズはずっと使い続けていると、徐々にソールの弾力や履き心地が悪くなります。ランニングシューズの寿命を知りましょう。

目次
ランニングシューズの寿命って?
ランニングをこれから始めたい方、もしくはランニングビギナーの方に向けて、ランニングシューズの寿命と買い替え時期を今回はご紹介していきます。ランニングビギナーにとっては、ランニングシューズの買い替えの目安や買い替え時期の判断ってすごく難しいですよね。
「どこまで走ったら買い替えの時期なのだろう?」もしくは、どこまで走ると、走れなくなるのだろうと疑問が生まれます。そんな方の為に、ランニングシューズの構造から、ランニングシューズの買い替え時期、そして、ランニングシューズの寿命まで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
生まれて初めてランニングシューズ買った
— 総排出腔 (@bird_cloaca) June 17, 2017
軽い軽いめっちゃ軽い
バイクのブーツで買いに行ったから試し履きで感動したよ… pic.twitter.com/pYviiUx9sQ
ランニングシューズの大まかな寿命とは?
ここからは具体的にランニングシューズの寿命について見ていきます。まず初めにお伝えしたいのは、ランニングシューズと言っても、種類は様々でその形状や種類によっても実は、寿命は異なるのです。簡単にランニングシューズの種類と寿命について見ていきます。
トレーニング用のランニングシューズ寿命
では具体的にランニングシューズの種類ごとの寿命についてみていきます。まず、トレーニングシューズというのは、ランニングシューズのカテゴリーの中では、普段のトレーニングで使用するか、もしくはあまり長距離を走らない想定で作られているシューズをことを指します。
これは厳密に言うと、ランニングシューズのメーカーさんによって、距離別でランニングシューズを販売している場合もあるので、一概には言えませんが、あまり長距離を走らない用のランニングシューズと言っても良いでしょう。このトレーニング用のシューズの場合の寿命は一般的には800km〜1000kmで寿命がくると言われています。
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— SUPRA TOKYO (@supratokyo) June 17, 2017
もちろん、これは個人の走るフォームや、体重などで変動するので、あくまで目安ですが、この数値を参考にされると良いでしょう。
トレーニング兼レースシューズの寿命
次にトレーニングシューズ兼レースシューズの場合です。この場合は、レースを視野に入れているランニングシューズの為に、軽量化や構造がやや変化します。またクッション性も最適化されてる為に、トレーニングシューズよりかは、寿命は長くはありません。大まかな目安で、500km〜700kmというところです。
レース用シューズの寿命
次に、レース用のシューズの場合の寿命ですが、この場合はトレーニングシューズよりではなく、競技専用設計と言っても良い構造ですので、その分寿命はさらに短くなります。大体の目安で、300kmほどです。以上が、ランニングシューズの種類における寿命の目安になります。
もうかれこれ、アディダスのランニングシューズの匠は4足目‼️もうずーっとこのシリーズのこのモデル。いつもアップデートされるのが楽しみ。これからこれでバリバリ走ります💯 pic.twitter.com/aULnCUbXhk
— o ok end i na (@naoki17X) June 17, 2017
また、目安という意味では、大体トレーニングシューズは、1日3km走る場合で、大体1年くらいと思ってもらえれば良いでしょう。
ランニングシューズの構造
ではここで、ランニングシューズの構造別に劣化や寿命の判断をご紹介していきます。その前に、ランニングシューズの構造について大まかにおさらいしておきましょう。まず、ランニングシューズは、シューズの底の部分である外側から、アウトソール、ミッドソール、そして内側のインソールという順番で構成されています。
NIKE ルビラージュ '70年代のモデルでコルテッツのタンレザーバージョンとして当時は選手ではなくトレーナー用として発売されたランニングシューズのようです。かなりレアですが今復刻されたら、とても良さそうですね。 pic.twitter.com/xOs0YtwcOs
— sneaker philosophy (@sneakerphilo) June 16, 2017
ランニングを普段からしている人の場合は、ランニングシューズの一番外側である、アウトソールから磨耗が始まります。そして、アウトソールが磨耗すると、徐々に磨耗の範囲が拡大して、ミッドソールにまで及びます。その結果として、ソールのクッション性がなくなり、ランニングをする走者側も非常に走りにくい事態になるのです。
ランニングシューズの寿命の判断「経年劣化」
前章で、ランニングシューズの構造が理解できたところで、ランニングシューズの寿命を判断する為に、重要なことがもう一つあります。それは、「経年劣化」です。経年劣化とは、時間が経つにつれて、商品の質が低下することで、これはランニンングシューズも他の商品と同様に存在します。
家帰ったら、欲しかったランニングシューズきとった!!!
— こうへい (@1bRny) June 14, 2017
めっちゃカッケー😙😆✌️
これで、走るの頑張ろ💪 pic.twitter.com/rwfL3yOvZf
具体的には、ランニングをしばらくこぶさたにしていると、どうしてもランニングシューズのソールのウレタンゴムの部分等が、どうしても経年劣化しやすいのです。特に、前回ランニングをしたままの状態でしまっておいたランニングシューズは経年劣化をしている場合が多いので、注意が必要です。
明らかに、劣化している場合は、もうランニングシューズの買い替え時期の目安にして良いでしょう。ただ、一つ付け加えると、この経年劣化は、きちんとシューズのメンテナンスをしていれば抑えることもできますので、やはりランニング後のメンテナンスはしっかりとしていきましょう。メンテナンスの方法については後述いたします。
ランニングシューズの交換時期「インソール編」
ではここからは、ランニングシューズの交換時期について見ていきます。まずは、ランニングシューズのインソールの寿命と交換時期の目安です。
インソールの場合は、足への衝撃を吸収する役割がありますので、ランニングをしていて、「なんだか以前よりもかかとにダイレクトに衝撃が伝わるな」と感じたり、もしくは「ランニングをしていると、かかとが痛いな」と感じたら、インソールがだいぶ弱ってきている証拠です。
ただ、インソールの場合には、弱ってきたら、自分で購入することが可能ですので、よりクッション性の高いものを選ぶと良いでしょう。店頭でインソールを購入する場合は、店員さんに自分のランニングジューズにあったものをいくつかピックアップしてもらうと、悩まずに済むかもしれませんよ。
この間演技をしてみて、体力が足りないなと思い……ランニングを決意!!
— 三浦 優也 (@dorodango320) June 6, 2017
早速ランニングシューズを購入。
悩みに悩んで、この靴にしました(o^^o)
さ、体力つけるぞー٩( 'ω' )و #形から入る人#Nikeランニングシューズ pic.twitter.com/o8VLOKh5Z9
インソールのみの寿命の場合には、当然ランニングシューズを買い替える必要はありませんので、より自分に合ったインソールを選びましょう。
最近では、外反母趾を予防したり、偏平足を矯正したり、臭い対策や、ゆるさ対策、0脚矯正対策のできる様々なインソールが販売されています。ぜひ、ランニングシューズの検討の際は、インソールも検討するとより快適なランニングになるでしょう。
ランニングシューズの交換時期「ミッドソール編」
続いてのランニングシューズのミッドソールの交換時期と寿命の目安ですが、ミッドソールの役割は、もちろん衝撃吸収作用もありますが、アウトソールの衝撃をうまく分散してくれるという意味ではミッドソールの役割は非常に大きいです。ですので、ランニングをしていて、以前に比べると明らかに、クッション性がないという感触が一番伝わりやすい場所でもあります。
だからこそ、そのようなクッション性がないなと感じたら、それは劣化のサインです。そんな場合は、ランニングシューズを交換した方が良いでしょう。また、寿命を判断する時期についても、ミッドソールを指で押してみて、弾力が以前よりなくなっている場合も、ミッドソールが磨耗しているサインですので、その場合も新しいランニングシューズに交換することをおすすめします
ランニングシューズの交換時期「アウトソール編」
続いてのランニングシューズの交換時期ですが、アウトソール編です。アウトソールは、一番地面からの衝撃を最初に吸収する部分ですので、どうしても磨耗が激しくなります。特に毎日長距離を走り混んでいるランナーにとっては、すぐに磨耗してしまう場所と言えるのです。ですので、アウトソールの寿命や劣化は、見た目ですぐに確認できる場合がほとんどです。
例えば、アウトソールの一部が磨り減っている、もしくはアウトソールの一部がかけている等です。アウトソールの役割は、同時にミッドソールを守る為のものでもあるので、アウトソールが磨り減ってしまうと、ミッドソールにまでその影響が及びます。
ですから、アウトソールがすり減った場合は、ランニングシューズの機能的な問題から見ても交換をするべきでしょう。新しいランニングシューズに買い替えるべきです。また、一番劣化しやすい場所でもあるので、こまめにアウトソールの劣化を防ぎましょう。
ランニングシューズは買いたくなったら寿命!
続いてのランニングシューズの寿命ですが、ずばり新しいランニングシューズを買いたくなったら寿命です。これは、一概に間違っているわけでもなく、ランニングシューズを買いたい時は、今のランニングシューズが寿命であることが多いという事です。
つまり、ランニングシューズの新しいモデルが欲しいと思ったら、買い替えてしまうのも一つの方法です。ぜひ、ご検討してみて下さい。
ランニングシューズの寿命を延ばすには?
続いてランニングシューズの寿命を延ばすにはどうしたら良いかを見ていきます。ずばり言いますと、ランニングシューズはこまめなお手入れが必要です。例えば、ランニング終了後に、ランニングシューズにホコリがついていたら、専用のブラシや、歯ブラシでホコリを落としていきます。ここで、注意するべきポイントが強くこすりすぎないという事です。
強くこすりすぎると、どうしてもシューズ自体を磨耗させてしまうので、これはやめましょう。そして、ランニングシューズの寿命を延ばすには、ランニング後にシューズを日陰で干すことも必要です。通気性が良い状態にすることで、ランニングシューズが傷むことを防いでくれます。また、日陰に干す際は、インナーソールを外せるものであれば、外して通気性をよくすると良いでしょう。
そして、この日陰に干す際に、よくランニングシューズの磨耗度合いも確認しておくと良いでしょう。また、ブラシだけではホコリはとれても汚れを取ることができない場合があるので、そのような時はきちんと水洗いをすることも必要です。ランニングシューズの外せるパーツは全て外し、シューシャンプー等で柔らかめのブラシで洗うことも必要です。ぜひ参考にしてみて下さい。
ランニングシューズの寿命は?交換時期まとめ
ここまでランニングシューズの寿命と買い替え時期についてみてきました。基本的には、ランニングシューズのアウトソールをよく確認し、磨耗がひどい場合は新しいシューズに交換しましょう。そして、なるべくランニングシューズの寿命を延ばす為にも、日頃からホコリを取る、日陰に干す等のメンテナンスをしていきましょう。ぜひ参考にしてみて下さい。
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