現在日本で行われている麻雀では必ず14枚の牌を場に残しておかなければなりません。この牌の事を王牌(ワンパイ)と呼び麻雀をするならしっかりとルールを把握しておく必要があります。今回は麻雀における王牌の役割や決め方を紹介していきたいと思います。

王牌(ワンパイ)は重要な牌山!麻雀対局中の役割&決め方は?

目次

  1. 麻雀では必ず「王牌(ワンパイ)」を設定する
  2. 王牌の決め方は?
  3. 王牌の役割①嶺上牌
  4. 王牌の役割②ドラ表示牌
  5. 王牌の役割③槓ドラ表示牌
  6. 海底と王牌の関係
  7. 王牌が14枚である理由は?
  8. 王牌のローカルルール
  9. 三麻での王牌の扱いは?
  10. 王牌のルールはしっかり把握しよう

麻雀では必ず「王牌(ワンパイ)」を設定する

麻雀をやっていると最初に牌をプレーヤーが取っていく際、必ず場に14枚の牌が場に残されます。麻雀を始めたばかりの方の中にはこの牌たちがどういう役割を持っているのか、またはどうやって場所を決めているのか疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。この牌たちのことを麻雀では「王牌(ワンパイ)」といい、日本の麻雀では必ず設定しなければなりません。

この王牌にはしっかりとした役割があり、ドラや嶺上といった役数を伸ばせる可能性が生まれるシステムになっているのできちんとルールを把握しておく必要がありますね。また基本的に王牌には牌が隠されているのでプレーヤー同士の残り牌の読み合いにも関わってきます。この記事ではそんな王牌の役割や場所の決め方などを紹介していきたいと思います。

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王牌の決め方は?

まずは王牌の決め方を紹介します。対局が始まったらまずはサイコロを振って最も大きな目が出た人が親になりますよね。王牌を決めるためにはまず牌山を4人のプレーヤーが作り、親が改めてサイコロを振って出た目に対して王牌の場所を決めていくことになります。サイコロは2つ振るので最も小さい数字で「2」、最も大きな数字で「12」になります。

例えば親の振ったサイコロの目が「7」だったと仮定しましょう。その場合親から見て反時計回りに1つずつ数を数えていき、7になったところが王牌の位置になります。「7」なら親の対面、「西家」が王牌の位置になりますね。王牌の位置になったプレーヤーは自分から見て右側の牌からサイコロの数字分だけ牌山を取り分けます。この例だと右から7個目ということになります。

7以上の数であれば一つの牌山だけで王牌を取り分ける事ができますが、上記の通り王牌は必ず14枚の牌が必要になるので6以下の数が出た時は自分の牌山だけではまかなえません。その場合は一つ手前のプレーヤーの牌山から王牌が14枚になるように取り分けて調節することになります。慣れないうちはややこしいですが、サイコロの目で王牌の作り方を暗記しておくとスムーズです。

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王牌の役割①嶺上牌

それでは次に王牌が持つ役割を見てみましょう。王牌になる14枚には全てに役割が設定されています。王牌の役割は大きく分けて「3つ」でそれぞれ嶺上牌(リンシャンハイ)、ドラ表示牌、槓ドラ表示牌に分かれています。まず嶺上牌についてですが、嶺上牌は取り分けた王牌の14枚のうち、「牌山のプレーヤーから見て左側の4枚」が嶺上牌になります。

この嶺上牌はプレーヤーが「槓」をしたときに手牌を補充するために存在する牌で、対局中に「槓」をしたプレーヤーが一つずつ取っていきます。なお、嶺上牌は対局中4つしか引けない事になりますが、嶺上牌4つすべてがなくなった場合、一人のプレーヤが4つ槓をしていたら役満「四槓子」、複数のプレーヤーが合計4つの槓をしていたら「流局」になります。

また嶺上牌には特定の役も用意されています。その名を「嶺上開花」と呼び、対局中にテンパイ状態で槓をして引いてきた嶺上牌で上がりが完成すれば1翻の役がつきます。嶺上牌自体ランダム性が高いので積極的に狙っていける役ではありませんが、槓をすれば後述のように新しくドラも増えるので劣勢時には槓と嶺上牌を狙う事もあります。

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王牌の役割②ドラ表示牌

王牌の役割として最も目立つのが「ドラ表示牌」です。ドラとは表示牌の一つ先の牌を持っているだけで1翻ずつ役が加算されていく強力なシステムですが、このドラ表示牌には王牌を使います。ドラ表示牌の場所は王牌がある牌山のプレーヤーから見て左から3つめの上側の牌になります。対局の最初のツモが始まる前にめくっておく必要がありますね。

ここで表示された牌の一つ先(1萬なら2萬がドラ、東なら南がドラ)になります。またリーチを掛けて上がった場合、「裏ドラ」というもう一枚のドラも表示されることになりますが、裏ドラはドラ表示の下側の牌になります。裏ドラが乗ると一発逆転も可能なほどの得点が生まれるのでしっかりドラと裏ドラ表示牌のルールは覚えておかなければなりません。

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王牌の役割③槓ドラ表示牌

さらに王牌には「槓ドラ表示牌」という役割もあります。槓ドラとはプレーヤーが槓をしたときにめくるドラ表示牌のことで、王牌のある牌山のプレーヤーから見てドラ表示牌の右側上下合わせて8枚が該当します。槓ドラをめくるタイミングは対局のルール設定により、「槓をした直後」か「嶺上牌を引いて牌を捨てた後」の2パターンに設定されていることが多いです。

この槓ドラは槓が行われる毎に上側の牌を右に向かってめくっていきますが、下側の牌にももちろん意味はあります。槓ドラにおける下側の牌は上記ですでに紹介した「裏ドラ」になっており、リーチをして上がった場合は槓ドラの裏ドラも全て乗ります。したがって運次第では数え役満に到達するほどの高得点になる可能性があるということですね。

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海底と王牌の関係

ちなみに麻雀では王牌を除いた対局の最後のツモ牌のことを「海底(ハイテイ)」といい、海底でツモ上がれば一つ役が付くことになります。実はこの海底牌は王牌にある嶺上牌によって変わる可能性があるのです。上記の通り王牌は14枚の牌からなりますが、この14枚という牌数は対局の最後まで守られなければならない牌になっているのです。

つまり誰かが槓をして嶺上牌をツモった場合、王牌からは1枚牌が引かれることになりますよね。その場合は本来海底になるはずの最後のツモ牌を王牌の最後、槓ドラの横に補充することになります。つまり槓をするたび海底牌が一つずつずれていくということになりますね。対局のスピードと残りのツモ牌に関わってくる要素なのでしっかり押さえておきたいルールです。

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王牌が14枚である理由は?

この王牌というシステムは実は日本の麻雀独特のルールであり、中国の本式麻雀では採用されていません。王牌が14枚である理由は「麻雀は王とプレーヤーとの対戦であり、王の持ち牌が王牌」という説もありますが、どういう意味で14枚の牌が王牌になっているかという根本的な由来は明らかになっていません。

したがって麻雀プレーヤーの中でも「王牌って必要なの?」という人がいるのも事実です。そのため王牌に関しては地方ごとにローカルルールが設定されている場合があり、いつもと違う場で打つ時にはしっかり確認しておいた方がいいですね。基本的には14枚の王牌で行う場が多いと思いますが、違う事もあります。

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王牌のローカルルール

上記のように王牌はローカルルールが設定されている場があります。最も有名なのは人気の麻雀テレビ番組「THEわれめDEポン」でしょう。この番組はドラが最初から2枚表示であるため王牌を通常の14枚ではなく16枚に設定している状況が多いです。ドラに関して特殊なルールを採用している場では王牌の数が変化することも多いですね。

また上記で紹介した槓時の海底牌のずれと王牌の補充に関してもローカルルールが採用されている場合があります。よくあるのは槓をしたときに王牌が1枚ずつ減るルール(海底牌がずれない)や逆に王牌が1枚ずつ増えていく(海底牌が2つずれる)ローカルルールを採用している場もあります。見慣れないルールを見かけたらしっかり場の人に確認しましょう。

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三麻での王牌の扱いは?

また三人で行う三人麻雀(略して三麻)も王牌の取り扱いが場によって異なる場合があるので注意が必要です。一応4人麻雀の場合と同じく14枚の王牌でプレーすることが主流になっていますが、抜きドラ(北や花牌が多い)を採用しているルールだと18枚分王牌を確保するルールにしている場もありますね。

また4人麻雀における通常のドラ表示牌は王牌の牌山プレーヤーから見て左から3番目ですが、三人麻雀の場合左から5つめの牌をドラ表示牌としてめくるルールが採用されている場もあります。三麻は本当に場によってルールが異なるので王牌に関するルールもしっかり確認しておいた方がいいですね。

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王牌のルールはしっかり把握しよう

王牌というルールは麻雀初心者の方にとっては少し分かりにくいルールかもしれません。決め方も少し複雑ですしローカルルールがある場もあります。しかし王牌はドラや嶺上牌など得点を伸ばせる役や残りのツモ数にも関わってくる重要なルールなのでしっかり覚えて対局に臨むべきだといえるでしょう。

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