ブッシュクラフトとは?自然の中で学ぶアウトドアの知恵とサバイバル術

新しいアウトドアのスタイルとして注目を集めている「ブッシュクラフト」。今回は、ブッシュクラフトについて、その定義や歴史、必要な道具やキャンプとの違いに加え、人気のテントやナイフなどをまとめてご紹介していきます。ブッシュクラフトに興味のある方は要チェックです!

目次

  1. 「ブッシュクラフト」って何だろう?
  2. 「ブッシュクラフト」の定義
  3. 「キャンプ」と「ブッシュクラフト」は違うの?
  4. 「ブッシュクラフト」はいつから始まったの?
  5. 「ブッシュクラフト」のメリット
  6. 「ブッシュクラフト」に欠かせないアイテムは?
  7. 焚き火や煮炊きのために必要なアイテムたち
  8. アウトドアでの宿泊にはやっぱりテント!
  9. 「ブッシュクラフト」をよりよく知るために
  10. 「ブッシュクラフト」を楽しもう!

「ブッシュクラフト」って何だろう?

新しいアウトドアのスタイルとして日本にも上陸!

「ブッシュクラフト(Bushcraft)」という言葉を、最近よく見聞きするようになりました。新しいアウトドアのスタイルとして、海外で誕生したブッシュクラフトの概念が日本にも紹介され話題になっているためです。今回は、ブッシュクラフトとはいったいどのようなものなのかをご紹介していきます。

「ブッシュクラフト」を楽しむ人々

ブッシュクラフトを楽しむ人々のことを「ブッシュクラフター」と呼びます。趣味としてブッシュクラフトを楽しむ人もいれば、仕事として取り組んでいる人もいます。世界各地にブッシュクラフトの技術を教えるスクールがあるためです。また、中にはブッシュクラフトスタイルで生活を実践されている方もいます。

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「ブッシュクラフト」の定義

「ブッシュ」は「茂み」、「クラフト」は「工作」という意味の言葉

まずは、ブッシュクラフトとは何なのか、その定義をご紹介していきましょう。「ブッシュ」は「茂み」、「クラフト」は「工作」と直訳することができますが、英語表記でも1つの単語になっていますね。ブッシュクラフトは、身近にある自然物を素材にアウトドア生活を楽しむ知恵を指しているのです。

文明に頼らない!持ち込む道具は最低限

ブッシュクラフトにおいて、アウトドアに持ち込む道具は必要最低限に抑えることが望ましいスタイルです。木の枝などを利用して道具や家具を作り出す上級者もいますが、彼らが持ち込むのはナイフとロープ程度。あくまでも自然豊かなアウトドアの中で生きる知恵を身につけることがメインのスタイルなのです。

「サバイバル」と「ブッシュクラフト」の違い

アウトドアの中で自然環境を利用するスタイルには「サバイバル」もありますね。実は、ブッシュクラフトとサバイバルは似ているようで大きく違っている点があるのです。それは、サバイバルが文字通り過酷なアウトドアからの生還、帰還を目的としているのに対し、ブッシュクラフトはそこでの暮らし、生活を目的としているという点です。

「キャンプ」と「ブッシュクラフト」は違うの?

新しいアウトドアスタイルというけれど

ブッシュクラフトは、新しいアウトドアのスタイルとして日本に紹介されたのですが、一般的なキャンプとの違いはどこにあるのでしょうか。ここからは、ブッシュクラフトとキャンプの違いを見ていきましょう。

「キャンプ」と「ブッシュクラフト」の最大の違い

キャンプとブッシュクラフトの最大の違いは、上述の「必要最低限の道具」のみを持ち込むという点です。現代のキャンプは、便利なツールが次々と登場していることや、キャンプサイトの整備が進んでいることなどから、かなり快適度があがっていますね。アウトドア初心者の方にもキャンプは広がっています。

キャンプ上級者の方が夢中に!

対して、ブッシュクラフトはキャンプ上級者の方が楽しむスタイルといってもいいのかもしれません。道具や設備に頼らず、自分で火を起こして焚き火を作り、ナイフを使って足りないものは自分で作り工夫するというブッシュクラフトの醍醐味は、通常のキャンプではなかなか味わえない経験です。

「ブッシュクラフト」はいつから始まったの?

厳しい自然の中で生きる技術と知恵

ブッシュクラフトという言葉がいつ頃誕生したのか、はっきりしたことはわかっていませんが、発祥の地とされているのは北欧です。昔ながらの森林での生活術や、環境に配慮した自然素材を好む気風、なんでも自分の手で作ってみようとするDIYスピリットなどがブッシュクラフトに通じるのでしょう。

世界各地にそれぞれの「ブッシュクラフト」が存在する

ブッシュクラフトの概念は、世界各地の文化や歴史に根差した技術や知恵で形成されています。電化製品や科学技術が今ほど発達していなかった時代でも、世界各地で人々はプリミティブな道具のみで自然の中での生活を営んできました。それぞれの土地の気候や自生している動植物に対応したブッシュクラフトが存在しています。

「ブッシュクラフト」のメリット

生きていく上で身につけておきたいスキルがアップする

ブッシュクラフトが海外でも大きな注目集めたのは、そのメリットが魅力的だったからといわれています。ブッシュクラフトは、単なるアウトドアライフのスタイルの1つではなく、生きていく上で身につけておきたいいくつかの技術においてスキルアップの効果が期待できるのです。

課題に対する適応力のアップ

その1つが、課題に対する適応力のアップ。自然界では、予期せぬ事態が次々に起こります。そうしたアクシデントに対して瞬時に対応を決めることで、新しい課題や問題に直面した時の適応力が高まっていくのです。

自立心が養われ、自信が深まる

さらに、課題や問題に適応し乗り越えることができれば、自立心が養われ、自信が深まっていきますね。知識が増え、経験が増え、できることが増えていくと、それだけ生存能力も向上していきます。もちろん、ブッシュクラフトは単なる趣味として楽しむこともできますが、実はこのように多くのメリットをもたらすものでもあるのです。

「ブッシュクラフト」に欠かせないアイテムは?

何はなくとも、まずはナイフを!

それでは続いて、ブッシュクラフトを楽しむために必要なアイテムをご紹介していきましょう。「ブッシュクラフトの3種の神器」と呼ばれるほど、マストなアイテムです。まず第一に用意したいのがナイフ。上述のように木材を使って家具作り、とまではいかずとも、焚き火のために火を起こす場合でも小枝を切り払ったりするためにナイフは必需品です。

「ブッシュクラフト」用のナイフの選び方

必要最低限の道具のみでアウトドア生活を楽しむブッシュクラフトにおいて、ナイフは木を切ったり削ったり、調理をしたりするのに欠かせない道具といえるでしょう。ブッシュクラフト用のナイフは、幅が広めのものがおすすめです。また、お手入れが簡単なステンレスの刃、自分の手に合った柄の太さなどもチェックポイントになるでしょう。

北欧生まれの「ブッシュクラフト」向きナイフ

1891年にスウェーデンで誕生した「MORAKNIV(モーラナイフ)」は、世界中のブッシュクラフターたちの支持を受けているナイフメーカーです。「ブッシュクラフト サバイバル デザート」や「コンパニオン ヘビーデューティー」など、ブッシュクラフト向きのものもたくさんあります。

スタイリッシュな憧れナイフ

こちらはアメリカの「Randall Made Knives (ランドール) 」のナイフです。アメリカを代表するナイフと称されるだけあって、刃のデザインも美しいですね。柄には鹿の角が使われています。お値段も10万円以上のものが中心の高級な憧れナイフです。

焚き火や煮炊きのために必要なアイテムたち

焚き火のための火起こしと調理器具

次に、煮炊きに必要なアイテムも携帯したほうがよいでしょう。焚き火をするための火起こしに関するもの、調理に関するものなどは一般的なキャンプよりも数を抑えるのがブッシュクラフトスタイル。また、アウトドアを楽しむためにも水筒は必ず持参するようにしましょう。

焚き火をする場合に役立つメタルマッチ

ブッシュクラフトでは、焚き火のための火起こしも重要なポイントになります。焚き火は、暖を取ったり煮炊きをしたりするために必要だからです。通常のマッチでは濡れてしまうと使えないので、火打石のように使えるメタルマッチがおすすめです。

人気のクッカーは薄いフライパン!

鍋や飯ごう、ケトルなど調理に使うクッカーはいろいろなものがあります。世界各地のブッシュクラフターの1番人気は、薄いフライパンだそうです。煮たり焼いたりと調理法もいろいろ工夫してみましょう。

コンパクトに収納できるキャンティーンも人気

ブッシュクラフトでは、できるだけ装備を軽くすることがポイント。クッカー類もコンパクトに収納できるデザインが人気です。リュックの中でも場所を取らず持ち運びも楽なキャンティーンには、カップをスタックできるストーブもあります。

焚き火の前にキャンプサイトの規約をチェックしましょう

日本のキャンプサイトの中には、安全のため直火が禁止になっているところもあります。また、煮炊きするためのかまどはOKでも焚き火はNGというところもありますので、サイトの規約をしっかり確認することをお忘れなく。焚き火台は、地面から火を離すことができるので便利です。

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アウトドアでの宿泊にはやっぱりテント!

シェルターと呼ばれる寝泊り場所

ブッシュクラフトでは、寝泊りする場所をシェルターと呼びます。一般的なキャンプと同様に、テントを利用しましょう。上級者はテントのアッパーやターフのみ持参し、その場にあるツルや枝、岩などを利用してオリジナルのシェルターを作るそうですが、初心者の場合はテントがおすすめです。

人数に合わせてテントを選ぼう

ブッシュクラフトにおすすめのテントは、コンパクトでかさばらないソロキャンプ用のテントだそうです。ただし、ブッシュクラフトは1人でするもの、というわけではありません。カップルや家族でブッシュクラフトを楽しむ場合は、人数に合わせたスペースがあるテントを用意しましょう。

シンプルなデザインがおすすめ

一般的なキャンプや、ゴージャスなグランピングなどでは大型で部屋数の多いテントが人気ですが、ブッシュクラフトでは質実剛健、シンプルなものがおすすめです。テントの入口にバナーをデコレーションしたりフェアリーライトをつけることもありません。

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「ブッシュクラフト」をよりよく知るために

日本のブッシュクラフト界の第一人者!川口拓さん

ここまでご紹介してきたブッシュクラフトですが、日本ではまだまだ知名度が高いとは言えません。そんな中、日本におけるブッシュクラフトの第一人者である川口拓さんがブッシュクラフトのマニュアル本を上梓されています。川口さんは一般社団法人危機管理リーダー教育協会代表理事、自衛隊危機管理&サバイバル教官、Japan Bushcraft School校長という顔もお持ちです。

「ブッシュクラフト」を楽しもう!

新しいアウトドアのスタイルとして日本にも紹介されているブッシュクラフトについて、その定義や一般的なキャンプとの違い、マストな道具などをまとめてみました。自然の中で生活することを念頭に置いたブッシュクラフトのスタイルは、アウトドアだけでなく人生におけるメリットも魅力的です。ぜひ一度お試しください!

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