初心者にも簡単に使えるテントとして有名なスノーピークの「アメニティドーム」。設営のしやすさ、快適な居住空間が魅力のテントです。これからキャンプを始めていきたい方におすすめしたいアメニティドームの魅力と設営方法について詳しくご紹介していきます。

目次
アメニティドームとは
これからキャンプを始めたい方に、テントの購入を考えている方に、まず、おすすめしたいテントとして、よく候補にあがるのがスノーピークのアメニティドーム。通称「アメド」。アメドとは一般的なドーム型のテントで、特徴として特徴ある五角形の形の広い前室が付いています。
高価なブランドイメージがあるスノーピークの中でもアメドはエントリーモデルとして一般的なテントの相場での価格設定。自然に溶け込むナチュラルカラーが何ともおしゃれで、多くのキャンパーの人気を呼んでいます。
他のメーカーからも同様なドーム型のテントが販売されていますが、なぜそんなにスノーピークのアメニティドームに人気が集まるのか、今回は、その魅力と初心者でもできる設営方法などについて詳しくご紹介していきたいと思います。
スノーピークって?
近年、キャンプ場ではスノーピークのテントが目立つようになってきました。1958年に金物問屋から創業が始まったスノーピークとは、新潟県の燕三条に本社を置く、日本メーカーのアウトドアブランドなのです。世界に先駆けてオートキャンプスタイルを世に送り出し、高い技術と品質の良さから今では日本はもちろん、世界中から愛されるトップアウトドアブランドとなっています。
スノーピークの高いモノづくりの技術から、信頼性、品質共にとても優れており、コストパフォーマンスもよく、初心者はもちろん、上級者からの愛用者も多く、キャンパーの憧れブランドとなっています。ただ、上級者をも虜にしてしまうその品質の良さから、価格が高く、初心者にはなかなか手が出せない、高価なブランドと言えるところのようです。
ですが、アメニティドームは、スノーピークの中のエントリーモデルということもあり、手の届きやすい価格設定となっている為、キャンパーの憧れブランドのスノーピークのテントを手に入れるチャンスだと大変人気となっています。では、ここからは、そのアメニティドームが人気となっている魅力の点についてご紹介していきます。
アメニティドームの魅了1:種類と価格
一番人気のファミリーキャンプ向け、アメニティドームMは、インナーテントのサイズが270cm×270cmと、約4畳半の広さがあり、4人家族におすすめのファミリーキャンプの一般的なサイズ設定となっています。
その他にもアメニティドームにはサイズの設定があり、S(2人用)M(5人用)L(6人用)の3つのサイズがあります。使用する人数に応じて必要サイズを選べるので、価格に応じたサイズのテントを選ぶことができます。キャンプは荷物が多くなることが多いので少し余裕を持ったサイズにしておくことをおすすめします。
アメニティドームの魅了2:品質
アメニティドームは、初心者向けのエントリーモデルのテントですがオールシーズン使用できるほどの耐久性があります。耐水圧は1,800mmとなっていて十分な耐水圧。雨漏りの心配は入りません。アメニティドームのテントの耐水圧表記は、生地のどの部分を測っても1,800mm以上あるという「1,800mmミニマム」表記。通常の耐水圧表記よりは高めの耐水圧設定でとても安心です。
また、アメニティドームは高い耐久性を持たすための低めの丸いシルエットのドーム型。加えてアメニティドームのフレームは、すべて強くて軽いジェラルミン素材となっています。突風にも強く、悪天候のキャンプには慣れていない初心者でも、心配なく安心してテントの中で過ごすことができます。
アメニティドームの魅了3:使いやすさ
アメニティドームの最大の特徴と言えるのが、前室の広さです。アメドの寝室空間は決して広いとは言えません。高い耐久性を出すために、低めのドーム型となっているので、高さがなく、インナーテントの一番高いところでも150cmしかありません。大人は中では立つことはできません。
ですが、特徴的な五角形の形の前室は、とてもワイドな空間になっており、広さがあります。リビングスペースを確保したとしても、その他に荷物を置くスペースを十分に確保できます。また、フロントパネルを閉じてからもサイドパネルからの出入りができるなど使いやすさは抜群にいいのです。
また、アメニティドームは初心者モデルとして取り扱っていますが、キャンプに慣れてくればいろんな展開をしていくこともできます。もっと広いリビングスペースを作りたい。タープやテントを連結してテントを広げていきたいなど、雨風をしのげるテント展開を行うこともできるのです。アメニティドームはエントリーモデルだけでは終わらない楽しさもあります。
アメニティドームの魅了4:設営のしやすさ
アメニティドームが初心者におすすめされる理由には、設営のしやすさもあります。初めての方はもちろん難しいとは思いますが、慣れてくると高さが低いアメドなので、女性でも1人で設営ができる設定になっています。
設営の仕方としては、一般的なドーム型のテントと同様に、2本のメインポールをクロスさせ立ち上げたら、サブのポールとフライシート、ペグで固定させていく方法です。高さが低いアメニティドームは設営がしやすいので慣れてくれば短時間での設営も可能です。
また、スノーピークのアメニティドームは、初めての方でも簡単に設営できるよう、色分けされたカラーテープを目印に色分けで対応するポールが見分けられるようになっています。このおかげで慣れてくれば、説明書を見なくても設営が簡単にできるようになっています。
人気のドーム型テントと比較してみよう!
スノーピークのアメニティドームと同じ価格帯、同じドーム型として、よく比較、検討されるコールマンのエントリーモデルの、タフワイドドームテントに注目し比較してみました。これからキャンプを始めていきたい方が、テントを選ぶ基準として比較したい、3つのポイントについて探っていきます。
使いやすさやサイズは?
比較1:アメニティドームとタフワイドドーム
同じドーム型のテントでも、使い方が全く違うスノーピークのアメニティドームとコールマンタフワイドドーム。ファミリー向けサイズのアメニティドームMとタフワイドドームのサイズを比べた時に、高さが低いアメドの場合は、寝室は狭く、寝室は寝る時だけの使用。主に居住空間は前室のリビングルームとなります。
一方、コールマンのタフワイドドームは、テント内がとても広く、高さも185cmあり、男性でも中で楽々過ごすことができます。ただ、その分、前室は狭く、ちょっとした荷物置きにはなりますが、リビングスペースを作ることは難しくなります。リビングルームを作る際には、タープが必要となります。
設営方法は?
比較2:アメニティドームとタフワイドドーム
アメド、タフワイド共に初心者が一人で設営できるようにガイドラインがマークされています。取説を見なくても色分けされたポールと合わせて行けば1人でも設営ができるようになっています。ただ、タフワイドの高さは185cmあるので女性一人だと難しいところが出てきそうですね。
基本スペックは?
比較3:アメニティドームとタフワイドドーム
アメドの耐水圧は1,800mmミニマム、タフワイドの耐水圧は2,000mmと一般的なキャンプに必要とされる耐水圧1,000mm以上の耐水性があり、どちらも全く問題はありません。耐久性もどちらも風に強いドーム型。中でもスノーピークのアメニティドームは、高さを抑えたことで風の影響を受けにくく、また独特な形でテントの上を風が流れていく設計。
ジェラルミンポールが風の揺れを吸収し、揺れを軽減してくれます。アメニティドームはとにかく風に強いテントです。一方、高さがあるコールマンのタフワイドテントには、風が循環できる「サークルベンチレーション」を採用しています。テント内の風がスムーズに流れ、高さはあるものの、急な突風でも倒れることがないよう丈夫な設計がされています。
初心者も簡単に使えるアメニティドームの魅力と設営方法:まとめ
初心者でも簡単に使えるアメニティドームの魅力点についてまとめました。キャンパーの憧れのブランドとも言えるスノーピーク。スノーピークのアメニティドームは、これまで手が出なかったスノーピークのテントが手に入るチャンスとも言えます。初心者モデルとはいえ、オールシーズン対応でき、高品質で信頼あるアメニティドームは要注目です。
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