スポーツする人なら肉離れになったことがある人も多いはず。ふくらはぎ・ハムストリングに痛みが走り、スポーツが出来ないだけでなく、日々の生活にも支障が出てしまいます。今回は、肉離れの症状・治療法、予防法と肉離れが起きやすいハムストリングについて、まとめました。

ハムストリングは肉離れしやすい!症状から治療・予防法を調査

目次

  1. そもそも肉離れってどんなけが?
  2. 肉離れが起きるのはなぜ?どんなとき起きる?
  3. 3段階ある?肉離れの症状
  4. ストレッチはNG!?肉離れの応急処置にはRICE処置が効果的
  5. 肉離れしてしまったときの治療方法
  6. 肉離れの予防方法
  7. 肉離れしやすい!?ハムストリングとは?
  8. ハムストリングはなぜ肉離れをしやすい?
  9. ハムストリングが肉離れしてしまったら?治療方法を紹介
  10. ハムストリングが肉離れしないためには?予防方法を紹介
  11. ハムストリングは肉離れしやすい!症状・治療・予防法のまとめ

そもそも肉離れってどんなけが?

肉離れって言葉は知ってるし、なったことあるけど実際にどんなことが身体に起きてるかわからないって方は多いのではないでしょうか。肉離れは一言でいえば「筋肉の断裂障害」です。

肉離れとは、筋肉に急激な収縮動作が行われることで負荷がかかった場合に筋繊維に断裂が発生する障害です。

肉離れが起きるのはなぜ?どんなとき起きる?

先に述べたように、肉離れの発症原因は瞬間的な収縮運動による、筋繊維・筋細胞への負荷です。これは筋肉が以下の状態のときに起こりやすくなります。

筋力不足

肉離れ筋繊維が負荷に耐えられず、断裂してしまうことで発症します。普段運動不足で筋力が低い人が急に運動したり、急に負荷を上げると肉離れが起きてしまいます。

筋肉疲労

筋肉への疲労が蓄積していたりすると肉離れが起きやすいです。また筋肉に必要な栄養が不足していたり、睡眠不足のときでも肉離れを引き起こす可能性があります。

柔軟性欠如

筋肉の柔軟性が低いと、急激に引き伸ばされた筋肉が断裂し、肉離れを起こします。特に成人になればなるほど、筋肉・骨格が完成されていき柔軟性が低下していくため、肉離れが発症しやすくなります。逆に幼少期は柔軟性が高いため、発症する確率はかなり低いです。

3段階ある?肉離れの症状

肉離れは、症状の重さによって、医学的に3段階の症状に分けられます。そして、段階によって動ける度合いや対象法が変わってきます。

第1段階

症状としては軽症です。筋肉が多少伸びてしまった、または部分的に小さなの断裂が生じているケースです。痛みはあるものの自力の歩行が可能です。症状によってはスポーツをすることことも不可能ではありません。

第2段階

症状としては中程度の段階です。 第2段階の症状では 筋繊維の一部が大きく断裂しています。そのため、痛みも強く出ていて、場合によっては皮下出血を起こしており、歩行は困難になります。

第3段階

症状としてかなり重症です。筋繊維が深く断裂しているため、痛みのある患部に指を押し当てると陥没を確認することが出来ると思います。この状態になってしまうと痛みがひどく、自力での歩行はほぼ不可能になってしまいます。第3段階まで至ってしまうと、医療機関による早期の診察・治療が必要になってきます。

ストレッチはNG!?肉離れの応急処置にはRICE処置が効果的

太ももに違和感のある痛み。もしかして肉離れかも?こんなとき、どうしたらよいのでしょうか。なんとなくストレッチをして患部を伸ばしてあげるのが効果的な気がしますが、実はストレッチはNGです。なぜなら大きく損傷している筋肉をストレッチすることで、肉離れの症状をさらに悪化させる可能性があるからです。

肉離れ発症時の応急処置としてRICE処置が効果的です。RICE処置とは、筋肉が炎症を起こした場合に行う応急処置方法で、腫れや痛みを軽減させる効果があります。

Rest(安静)

損傷直後、身体は筋繊維の自己修復を始めます。この時に運動等を続けて、負荷を与えてしまうと修復期間が長くなってしまいます。早期回復のために、まずは安静にしましょう。

Ice(アイシング)

RICE処置の中で最も大事な処置です。患部を冷やすことで痛みを軽減させることができます。また、血管が収縮されることで炎症や腫れを最小限にすることができます。

Compression(圧迫)

患部を圧迫することで、炎症や腫れを抑えることができます。動きに影響が出ず、痛みや痺れを感じない程度の強さで患部をタオルなどで締めます。

Elevation(挙上)

患部を心臓より高い位置に上げます。こうすることで重力により老廃物が患部に届きづらくなり、腫れを抑えることができます。できるだけ身体に負担にかからず持ち上げられるように補助になるものを活用するとよいです。例えば、ふくらはぎを肉離れした場合は足を高い位置に置いて寝るとよいです。

RICE処置はあくまで痛み・腫れ・炎症を抑えるための応急処置ですので、対処後すぐに適切な医療機関で診察・治療を受けてください。

肉離れしてしまったときの治療方法

病院での治療は基本的に保存療法と呼ばれるもので、人間の自然治癒能力を最大限に引き出し、肉離れした部分を修復していくというものです。

温熱療法

応急処置では、断裂箇所を悪化・拡大させないように肉離れした箇所を冷やしました。病院では逆に患部を温めて治療していきます。これは身体全体の血行を良くすることで自然治癒力を高めると同時に、筋肉を柔軟にして肉離れした筋繊維の回復を早めるためです。

手術


肉離れの治療で手術をすることはほとんどありませんが、まれに重症の時は手術が必要な場合があります。

リハビリテーション

上記のような治療を終えても、すぐに運動することは控えましょう。なぜなら肉離れを再発するおそれがあるからです。痛みが完全に引いてから少しずつ運動を取り入れたリハビリテーションを行っていきましょう。

サプリによる栄養補給

病院によっては、アミノ酸等のサプリを処方してくれる場合があります。筋肉の修復に必要な栄養素を確保することで回復を早めることができます。

肉離れの予防方法

肉離れになってしまうとある程度の治療期間が必要になります。その間、運動はもちろん、日々の生活も不便です。しかも、一度肉離れが発症してしまうと再発する可能性があります。できれば未然に予防したいですね。

ストレッチ

肉離れの予防方法として運動前ウォーミングアップと運動後のクールダウンとしてストレッチが効果的です。運動前は積極的に手足を動かし、動きの中で筋肉を伸ばしていきましょう。運動後はゆっくり筋肉を伸ばしましょう。こうすることで筋肉疲労の蓄積を抑え、肉離れを予防することができます。

肉離れしやすい!?ハムストリングとは?

肉離れが起きやすい箇所としてハムストリングと呼ばれる筋肉があります。ここではハムストリングがどのような筋肉なのか、なぜ肉離れを引き起こしやすいかを紹介していきます。

ハムストリングってどんな筋肉?

ハムストリングは太ももの裏側にある3つの筋肉の総称です。太ももの裏には、大腿二頭筋(だいたいにとうきん)・半腱様筋(はんけんようきん)・半膜様筋(はんまくようきん)この3つの筋肉があります。これらの総称が、「ハムストリング」です。

走ったり、ジャンプしたり、ボールを蹴ったりする時に、使う筋肉であり、日々の生活からスポーツするときに重要となってくる筋肉です。

ハムストリングはなぜ肉離れをしやすい?

太ももに起こる肉離れの70%以上がハムストリングスの肉離れだと言われています。これには主に以下の3つ原因が考えられます。

ハムストリングの柔軟性不足

現代人は、パソコンの画面を見るデスクワークが多く、背中は丸くなり、肩が内側に入り、頭は前へ出る姿勢が多いです。そうすると、骨盤が後ろに倒れるので、太ももの前の筋肉の大腿直筋(だいたいちょっきん)が伸び、ハムストリングが短くなり固くなっていきます。この状態で激しい運動をしてしまうと、ハムストリングの筋繊維が断裂し、肉離れを引き起こしてしまいます。

ハムストリングの筋力低下

車や電車での移動が多い現代人は歩く、走るの機会が少なくなっています。必然的に歩くために必要なハムストリングの筋力も低下していきます。そういった人が突然激しい運動をしてしまうと、当然ハムストリングへの負担も大きく肉離れを発症しやすくなってしまいます。

ハムストリングと拮抗筋とのバランスの悪さ

ハムストリングが肉離れしやすい最も大きな原因が、この拮抗筋とのバランスの悪さです。拮抗筋とは運動させる筋肉の反対の動きをする筋肉のことです。多くの方が「太もも前面の筋肉に対し後面のハムストリングの方が弱い」というアンバランスな発達状況にあります。そのため、太ももが急激な収縮運動を行うと、弱い後面のハムストリングスに肉離れしてしまいます。

ハムストリングが肉離れしてしまったら?治療方法を紹介

まずはRICE処置

まず、発症直後は上記で紹介したRICE処置を行い、症状の拡大を防ぎ、痛みを軽減させてください。

膝関節の伸展動作(膝を伸ばす動作)を避ける

ハムストリングが肉離れしたときの治療として大切になるのが、膝を伸ばす動作を極力避けることです。膝を伸ばす動作をすると太もも前面の筋肉は縮みますが、後面にあるハムストリングスは引き伸ばされます。

結果的に肉離れの患部は筋細胞が引き伸ばされることにより断裂面が広がる可能性があります。そのため、伸展動作を抑制するために固定用の装具を利用するなどの検討も必要となってくるケースがあります。

ハムストリングが肉離れしないためには?予防方法を紹介

ハムストリングストレッチ

ハムストリングの肉離れの予防するために、やはりストレッチは有効です。運動の前に日頃から硬くなりがちなハムストリングを伸ばし、柔軟性を高めておくことで肉離れを予防することができます。

日頃の姿勢を正しく

ハムストリングは骨盤に付着しているため、椅子に座る際などの姿勢が悪いと柔軟性が低下していきます。逆に日頃正しい姿勢を保つことができれば、ハムストリングに理想的な動きを促し、柔軟性を確保することが可能になります。

ハムストリングをテーピングすることによる予防

テーピングはハムストリングの再発予防のための手段です。筋肉をテープで固定することでハムストリングへの負担を軽減することで、再び筋繊維が断裂するのを予防することができます。

ハムストリングのストレッチ方法完全ガイド!固いと感じたら伸ばす! | MensModern[メンズモダン]

ハムストリングは肉離れしやすい!症状・治療・予防法のまとめ

ハムストリングが肉離れは発症してしまうと、生活に支障が出たり、再発のおそれがあったりと厄介な障害です。しかし、運動前後のストレッチや日々の姿勢を意識するなど、適切に対処しておけば予防することができます。この記事を参考に肉離れになることなく、楽しいスポーツライフを過ごしてください。


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