ビールが大好きという人は多いですよね。そういった時に、ビールを箱で買っているといつの間にか賞味期限が切れていた!なんてことはありませんか?賞味期限が切れたビールって飲めるのか不安になりますよね。今日はビールの賞味期限切れについて解説します。

目次
仕事の後は、冷えたビールが1番!
ビールは多くのグルメにも合いますし、とにかくキンキンに冷えたビールは最高ですよね!今はビールがメインのグルメフェスティバルも開催されるほど、私達にとって1番身近なお酒といえばビールになります。仕事の後や休日など、どのシーンでもグルメと一緒にビールを飲みたくなりますよね。
ビールの定義
私達の身近なお酒のビールですが、一体ビールって何かご存知ですか?実はしっかりとビールも定義があるんですよ。日本酒や焼酎など多くのお酒がありますが、ビールの定義としては以下のことになります。
麦芽とポップ、水を発酵させたもの
ビールはもちろんアルコールの1種になります。ビールの定義としては、麦芽やホップ、水を原料として発酵させ製造されアルコール分が20度未満のものを指します。ビールは度数が20度までと決まっており、それを満たさないとビールとして認められません。
麦芽の半分をとうもろこしや米で補うと発泡酒になる
ビールには、麦芽、ホップ、水、以外にもとうもろこしや米、馬鈴薯などを麦芽の半分の原料として使用するとビールとしては認定されず、発泡酒となります。もちろん、全て麦芽などで作られるビールの方が高価になりますが、ニーズに合わせて発泡酒や第三のビールなど多様化しています。
ビールの種類とは
どんなグルメにも合うビール。そのビールは1種類しかないと思っていませんか?厳密に言うとビールには、種類がありバラエティに富んたビールが多く販売されるようになりました。多くの人がビールを飲みたいということから、値段も様々なビールが出ています。
上面発酵酵母ビール
上面発酵酵母ビールとは別名でエールともいわれ、上面発酵酵母という酵母を使用することで20℃~25℃の少し高めの温度で発酵を行う醸造方法になります。発酵中に酵母が上に浮上し酵母の層ができるのが特徴です。味わいとしてはフルーティーなものが多くなります。
下面発酵酵母ビール
それとは反対に下面発酵酵母ビールとは、下面発酵酵母を使用し醸造したビールで10℃~15℃といった低温で発酵させます。発酵が進むに連れて下に沈殿していくことが特徴で日本のビールはほとんど下面発酵酵母による醸造になります。
気がついたら賞味期限が切れていた!
ビールはとにかく季節問わず、美味しいですよね!特に夏場になると、バーベキューなど野外のグルメも多くなりますし、自然とビールの量も増えてくるのではないでしょうか?
そんなときに、ビール好きの人がよくする箱やケースでビールを購入するということ。箱で買っておくと、いちいち買いに行く手間はありませんし、楽ちんですよね。しかし、たまに飲む期間が空いてしまうと、気がついたら未開封のまま賞味期限が切れていた!なんてことはありませんか?
店の人からだいぶ前にもらったビールを開けて飲んでたら賞味期限が今年の1月でもう激萎え
— ぐりこ@6/27昔の金爆仙台 (@kyanchip_7) June 19, 2017
ビールの賞味期限はどうやって決める?
缶ビールや瓶ビールになると賞味期限って決められているなんて知らない!という人も意外に多いんですよ。もちろんビールは賞味期限が決められています。缶に保存されているのに賞味期限はしっかりと定められています。では、どのような基準でビールの賞味期限は決められているのでしょうか?
賞味期限はどのメーカーも9ヶ月に定めている
ではどれくらいビールの賞味期限はあるのでしょうか?ビールの賞味期限ですが、実は各メーカー全て一緒の設定になっており、未開封であれば製造から9ヶ月となっています。ですので、製造されてから9ヶ月以内に飲むのがベストになります。あくまで未開封の場合になりますので、開封してしまうとその日の内に飲まなければなりません。
基本的に確認する際には缶の裏に書かれている
基本的に瓶ビールにはラベルに、缶ビールは缶の底に賞味期限が記載されています。したがって、まず購入したら賞味期限をしっかりと確認しておくことが大切です。やっぱり美味しいビールを飲むのが1番ですよね。ですので賞味期限を確認しておきましょう!
賞味期限ってそもそも何?
未開封の場合の消費期限と賞味期限がありますが違いはご存知ですか?実は言葉は似ていますが、実際は全く異なる期限になるんですよ。賞味期限や消費期限はどんな飲み物やグルメなどに記載することが義務化されていますので、食品などであれば目にすることができます。
消費期限と賞味期限の違いとは
消費期限と賞味期限の区別ですが、、腐敗や劣化する前に食べなければならない食品類に多く記載されており、消費期限までに食べる必要があるのが消費期限になり、風味を損なわずに美味しく食べることが出来る期限が賞味期限になります。ビールは基本的に未開封であれば腐敗の危険は少なくなりますので、賞味期限として記載されています。
安全かつ風味を損なわない期限
先程述べたようにビールの賞味期限は、あくまで風味や味わいをしっかり保つことが出来る期限になります。ですので、賞味期限内であれば間違いなく美味しくビールをいただくことができます。しかし、そのぶん賞味期限以降の消費期限はどれくらいまで可能かという判断が難しくなります。
賞味期限を経過すると、味覚に違いが出たり美味しくなくなる事がある
ビールは賞味期限までは美味しく頂けますが、やはり期間が長くなればなるほど風味や味覚に変化が出てきます。そうなると、同じビールであっても賞味期限内と賞味期限切れでは味に違いが出てくることがあります。賞味期限切れであっても未開封であるのがポイントになります。
賞味期限が切れたビールは飲める?
では、未開封のまま賞味期限が切れたビールは飲むことができるのでしょうか?またどれくらいの期間なら賞味期限以降でもそのまま飲むことが出来るのか気になりますよね。未開封ビールの賞味期限切れは一体どれくらいまでなら大丈夫なのでしょうか。
賞味期限が切れた直後であれば問題ないことが多い
もちろん賞味期限が切れてから1週間程度のビールであれば、問題なく飲むことができます。しかし、これは未開封で正しい保存方法をした場合のみになります。開封してしまうと、すぐに飲みきらなければなりません。
ビール飲みたいと思って冷蔵庫開けたら、1缶だけあったので手に取ったら…賞味期限半年切れていました(´・ω・`)なので切なくほろよい飲んでいる(´・ω・`)
— 💮jamin💮 (@jammin_1014) June 19, 2017
あくまで賞味期限は品質を保証出来る期間のこと
先程述べたように、賞味期限は風味や味わい、香りがしっかりと楽しめる期間になるので、賞味期限切れになると風味は確実に減ってしまいます。また、酸化してしまいますので賞味期限が切れると劣化してしまうことは覚えておかなければなりません。
貰い物の軽井沢ビール。
— はやまっくす (@hayamaxx) June 17, 2017
賞味期限が切れてしまってた…
でも美味いのに変わりはない。近所のイオンでも取り扱ってるみたいなのでまた買うよ。 pic.twitter.com/NXdLidjyPx
保存方法はしっかりと守ろう!
未開封のまま保存するにあたっても、必ず保存方法は守らなければなりません。保存方法が正しく行われていないと、賞味期限以内であっても劣化してしまったり、ビールそのものがだめになってしまう危険があります。どのメーカーのビールにも保存方法は記載されていますので、沢山買った場合には保存方法を確認しておきましょうね。
賞味期限が切れてからどれくらいの期間なら大丈夫?
保存方法をしっかり行った上で、未開封のビールの場合どれくらいの期間過ぎても飲むことができるのでしょうか?長い期間飲めるのであれば、季節が変わっても美味しいグルメと一緒に楽しめるのでうれしいですよね。では、どのくらいまでならビールを飲めるのでしょうか?
缶ビールは切れてから半年以内、瓶ビールは3ヶ月以内
賞味期限が切れてからどれくらいの期間大丈夫かになりますが、おおよそ賞味期限切れから瓶ビールなら3ヶ月以内、缶ビールなら半年以内であれば、飲んでも問題がないことの方が多くなります。半年もビールを長く楽しめるなら、少し風味が劣っても嬉しいですね。
賞味期限が切れたビールの再利用方法
しかし、中には半年ではなく長期間忘れていて賞味期限が切れているという人もいますよね。そんな時には、再利用をすることができるんです!ビールは賞味期限が切れたら捨てよう、ではなく新たに再利用して使い切ってくださいね。では、活用方法を紹介します!
加熱して料理に再利用する
賞味期限が切れるとやはり気になる場合には、料理に使用して再利用するのがおすすめです!ビールはお肉を柔らかくしたり、味に深みを与えてくれますので、煮込み料理やカレーなど多くのグルメに活用することができます。ネットで検索しても沢山の簡単なメニューが出てきますので、是非とも参考にして再利用してみて下さいね。
掃除に活用する
もう1つの再利用方法ですが、掃除のアイテムとして活用することができます。男性だとあまり掃除はしないかもしれませんが、油汚れや頑固な汚れにはビールの酵母が働き、しっかりと落とすことができます。とても簡単に掃除が出来ますので、是非とも活用して欲しいです。
賞味期限切れても再利用すれば大丈夫!
賞味期限切れのビールについて、活用方法や再利用方法などを紹介しましたが、賞味期限が切れた場合には、あくまで自己判断での飲酒になります。見た時に匂いがおかしかったり、色や見た目がおかしくなっている時には飲まないようにしましょう。
もちろんそんな時には、掃除などに活用することも控えて残念ですが思い切って捨てるようにしましょう。そしてこれからは、賞味期限以内に飲みきるようにしましょうね。ビールも大切な食品なので、大切に飲んで下さいね。
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