ルーラーシップという種牡馬をご存知ですか?2016年にデビューした産駒がファーストクロップとなる種牡馬ですが、その産駒の中から重賞勝ち馬やG1馬も輩出している種牡馬です。今回はそんなルーラーシップがどんな馬だったのかや、産駒の傾向についてお話していきます。

ルーラーシップ産駒の特徴と傾向まとめ!得意なのは重馬場?

目次

  1. 種牡馬として活躍する産駒を多く送り出すルーラーシップ
  2. ルーラーシップってどんな馬?
  3. ルーラーシップは種牡馬入り後も注目の的!
  4. ルーラーシップの最大の特徴 「サンデーサイレンスがない!」
  5. ルーラーシップは初年度産駒から活躍馬を排出!
  6. 父にもたらした産駒初G1はクラシックの栄冠! キセキ
  7. 安定した走りを続け念願の初重賞制覇! ダンビュライト
  8. 牝馬にも活躍する産駒が! リリーノーブル
  9. ルーラーシップ産駒は父と同じように重馬場で強い?
  10. 産駒のさらなる活躍で種牡馬としても支配者の道へ

種牡馬として活躍する産駒を多く送り出すルーラーシップ

ルーラーシップは北海道安平町早来にある社台スタリオンステーションで繋養されている種牡馬です。2016年に2歳となった産駒がデビューしたので、まだ2世代の産駒のみが走っているという種牡馬としてのキャリアはまだ始まったばかりですが、重賞やG1でも活躍する馬がすでにいるのです。

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ルーラーシップってどんな馬?

ルーラーシップは父がキングカメハメハ、母がエアグルーヴという血統の牡馬です。現役時代は栗東の角居勝彦きゅう舎に所属し、馬主はクラブ馬主でもあるサンデーレーシングで1口450万円×40口という高額で募集されていました。

両親ともに国内G1を勝利した純内国産の超良血馬!

ルーラーシップの父キングカメハメハはキングマンボとマンファスの間に生まれた子供で、日本ダービーとNHKマイルカップという2つのG1を勝利し、その名前から「大王」とも呼ばれ種牡馬になった馬です。また母エアグルーヴはトニービンとダイナカールの間に生まれた子供で、牝馬ながらに天皇賞(秋)やオークスを勝ち「女帝」とも呼ばれた馬です。

そんな両親の間に生まれた仔馬はその血統からも注目を集め、支配者の位という意味合いを持つルーラーシップという名前を付けられ、デビューを迎えることになります。

香港の地でレースを支配したルーラーシップ

現役時代は不利や出遅れなどレース中のアクシデントが多くG1には手が届かなかったルーラーシップでしたが、5歳時に海外挑戦となった香港でのG1、クイーンエリザベス2世カップに出走します。レースでは出遅れることもなく前目の3番手につけると、直線で抜け出して後続を突き放すという名前通りレースを支配して初のG1制覇を海外G1という形で果たすことになります。

このレースにはドイツ2000ギニーを勝ったイリアンやアイルランドダービー馬のトレジャービーチなども出走していて、これらの強豪に圧倒的なパフォーマンスを見せたルーラーシップは国内だけでなく海外からも注目される馬となりましたが、その後は出遅れ癖が解消されず勝利を収めることは出来ませんでした。

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ルーラーシップは種牡馬入り後も注目の的!

現役時代を20戦8勝という成績で駆け抜けたルーラーシップはその良血も買われ種牡馬入りすることになるのですが、初年度の種付け料が250万と安いほうだったことや、血統的に大きな特徴を持っていることから、初年度の種付けから208頭と多くの繁殖牝馬が集まります。

その後も種付け頭数が増加!

ルーラーシップはその後も種付け頭数を増やしていき、2016年には280頭というすべての種牡馬の中でも1位となる種付け数を記録します。この数は産駒の子出しがいいことや、現役時代の活躍はもちろん、良血であることを踏まえてもこれだけの繁殖牝馬が集まることはあまりないと言えます。

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ルーラーシップの最大の特徴 「サンデーサイレンスがない!」

しかしルーラーシップには血統表の中に「サンデーサイレンス」の文字がありません。これは種牡馬としては大きな特徴になります。というのもサンデーサイレンスが種牡馬として来日し、その産駒たちが大活躍するようになり、血統表にサンデーサイレンスの文字がある繁殖牝馬も非常に多くなっています。

そのため、種牡馬としても多く存在するサンデーサイレンス系の馬とは濃すぎるインブリードが発生するため配合すること出来ないのです。そんな中でサンデーサイレンスの血が含まれず、父と同じく好馬体を持つ産駒も多いルーラーシップが馬産地の期待を集めるのは自然なことと言えます。

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ルーラーシップは初年度産駒から活躍馬を排出!

そんな馬産地からも大きな期待を集めたルーラーシップは、2016年にデビューした初年度産駒から期待を裏切らない活躍を見せ、イブキが6月の新馬戦と早い時期に産駒初勝利を飾ったのを筆頭に20勝を挙げ、2016年のファーストシーズンサイアーランキングで1位を獲得します。ここからはそんなルーラーシップ産駒の活躍馬たちをご紹介していきます。

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父にもたらした産駒初G1はクラシックの栄冠! キセキ

キセキは2018年1月現在、栗東の角居勝彦きゅう舎に所属する4歳牡馬です。父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母父ディープインパクトという血統で生産者は日高の下河辺牧場、馬主は石川達絵さんです。馬名の意味は読んで字のことく「奇跡」とされています。

キセキのデビューは2016年12月の阪神競馬場でした。出走馬の中にキャロットファームやシルクレーシングの馬がいたにもかかわらず、ルメール騎手が鞍上を務めたキセキは2番人気ながらも、直線で逃げたグラニーズチップスを捕らえると3馬身半という差をつけて快勝を収めます。しかしその後賞金の上積みに失敗したキセキは、春のクラシック出走をあきらめ休養に入ります。

春のクラシック出走は叶わずも、休養後は「奇跡の末脚」を見せつける!

その後7月の中京競馬場で行われた500万下の条件戦、その翌月の新潟競馬場での信濃川特別をともに直線一気の豪脚で制します。特にこの信濃川特別は後方3番手からレースを進めたにもかかわらず、直線に入っても楽な手応えのまま先頭集団へと追いつき、ノーステッキのまま上がり3Fを32秒9というタイムを叩き出し、改めて菊花賞路線に名乗りを上げます。

ルーラーシップ産駒として初のG1馬に!

その後神戸新聞杯に出走したキセキは、ダービー馬レイデオロの後塵を拝するものの2着となり、その実力を見せつけるとともに菊花賞への優先出走権を獲得します。そして行われた菊花賞ではダービーの1~3着馬が不在の大混戦で、しかも台風21号の影響で歴史的な不良馬場となり、その末脚が発揮できるかが不安視され、単勝4.5倍というオッズながらも1番人気に推されます。

雨が降りしきる中キセキはいつもと同じように後方からレースを進め、4コーナーでは大外を選択すると直線では上がり3Fが最速となる39秒6の脚で差し切り、ルーラーシップに初のG1タイトルをもたらすことになります。その後の香港遠征では皮膚病の影響もあったのかレースで活躍は出来なかったものの、2018年シーズンでの活躍が期待されます。

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安定した走りを続け念願の初重賞制覇! ダンビュライト

ダンビュライトは2018年1月現在栗東の音無秀孝きゅう舎に所属し、馬主はクラブ馬主のサンデーレーシングで1口90万×40口で募集された、キセキと同じくルーラーシップの初年度産駒の4歳牡馬です。父ルーラーシップ、母タンザナイト、母父サンデーサイレンスという血統です。

きさらぎ賞から皐月賞まで3戦連続で3着と善戦し、その後も日本ダービー(6着)、菊花賞(5着)と3冠レースすべてに出走しました。その後条件戦であるサンタクロースSを快勝し、その勢いのまま2018年1月に中山競馬場で行われたG2、アメリカンジョッキーズクラブカップに出走し2番手追走から直線で抜け出して重賞勝利を果たしています。

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牝馬にも活躍する産駒が! リリーノーブル

リリーノーブルは父ルーラーシップ、母ピュアチャプレット、母父クロフネという血統で、2018年1月現在栗東の藤岡健一きゅう舎に所属し、馬主は父ルーラーシップやダンビュライトと同じくサンデーレーシングで、1口45万×40口で募集された3歳牝馬です。

ルーラーシップの2世代目でもあるリリーノーブルは2017年10月の東京競馬場で行われたメイクデビュー2歳で2番人気ながらも差し切り新馬勝ちを収め、その後白菊賞も連勝し、12月に阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズでもラッキーライラックから4分の3馬身差の2着とG1制覇までもう一歩まできています。

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ルーラーシップ産駒は父と同じように重馬場で強い?

ルーラーシップが現役時代に唯一のG1勝ちとなったクイーンエリザベス2世Cもやや重~重馬場だったことや、重馬場や不良馬場で重賞を勝っていました。そのためキセキが不良馬場の菊花賞で勝ったり、ダンビュライトが不良馬場の新馬を勝ち、重馬場のきさらぎ賞でも3着だったので、産駒も重馬場が強い?と思う競馬ファンもいるようです。

本当に重馬場に強い産駒特徴はある?

実際ルーラーシップ産駒が特徴として重馬場が強いのか芝レースに限り調べてみると、ルーラーシップ産駒が良馬場に出走した際は561回出走して62勝2着60回3着56回、3着以内率.317という数字でした。これが重馬場になっていくと.200(やや重).250(重馬場).375(不良)というデータが出ているのです。

このことから出走数が少ない不良馬場は別としても、重馬場だから強いという傾向はないようです。しかしこれを今度は違う傾向から見ていくと少し変わっていきます。

ルーラーシップ産駒の特徴? 人気馬なら確率アップ!

今度はレースでルーラーシップ産駒が3番以内に支持された場合の重馬場傾向について見ていきます。いずれも3連率になりますが、やや重では.764(17回出走13回3連対)重馬場では.400(10回出走4回3連対)不良馬場では.666(6回出走4回3連対)という傾向が出ました。

もちろん同じ馬が何度か重馬場で走った例もありますし、人気を裏切って負けてしまった馬もいますが、傾向的に上位人気であれば重馬場でも強いと言えるのではないでしょうか。もしルーラーシップ産駒を馬券で狙いたい時には重馬場なら人気上位馬を狙うのも一つの手と言えます。

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産駒のさらなる活躍で種牡馬としても支配者の道へ

今回はルーラーシップの現役時代や産駒の特徴、重馬場への傾向などについてお話させていただきました。まだ2世代目と多くはない産駒の中でもG1馬を出し、サンデーサイレンスの血を含まないことからも、これからも活躍する産駒を出していくであろうルーラーシップに注目していきたいですね。


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