みなさんは、靴紐の結び方はどうしてますか?買ってきたそのままで履いてる…なんて人が多いのではないでしょうか。実は、靴紐にはおしゃれな結び方がたくさんあるんです。靴本体だけでなく、靴紐にも注目して、おしゃれな結び方をマスターして他の人に差を付けましょう!

目次
靴紐は結び方でグッとおしゃれになる!
スニーカーや革靴を買うと靴紐が付いていることが多いですが、靴紐の結び方はどうしていますか?自分の足に合わせて緩めたり締め直したりする人もいれば、中にはそのまま履いてしまう人もいるのではないでしょうか。確かに、それでも十分ですが「おしゃれは足元から」という言葉もあるように、足元が決まるとコーディネートも決まります。
女性用の靴は形もいろいろですが、男性用となると形についてはあまり差がありません。そこで目を付けていただきたいのが靴紐です。靴紐は、足に靴を合わせて歩きやすくしたり、靴の中で足を遊ばせないようにしたりする役割が大きいですが、結び方や種類を変えるだけで靴に表情を付けることもできます。
靴紐変えただけですごく雰囲気変わってとりあえず好き pic.twitter.com/rhVRh7IE8J
— 👸 (@yu00_) June 12, 2017
他の人とは違う靴紐の結び方を知っていれば、ちょっと差が付けられ、しかも靴そのものをおしゃれに演出することもできます。同じデザイン、同じ色の靴を隣の人が履いていたとしても、靴紐の結び方が違えば、まったく違う靴に見せることができます。
おしゃれな結び方が演出できる靴紐
平紐
まず、一番よく見るタイプの靴紐が平紐です。文字通り平らな紐で、靴紐を専門に扱っているところなら5mm・8mm・10mmとサイズを選ぶことができます。結んだ後でほどけないのは太い靴紐ですが、何度か同じ穴に通す結び方をする場合は、細い靴紐の方がやりやすいかも知れません。カラーも豊富なので、靴とコーディネートして選ぶとオリジナルシューズになります。
オーバル型(平丸型)
ふっくらとした形で、両サイドに耳のような織り目があるため、平紐と比べるとほどけにくい特徴があります。各メーカーでもこのタイプの靴紐が最近増えてきました。7mmくらいの太さのものが多いですが、4mmほどの細いものもあるようです。平紐同様、細いものの方がほどけやすいので、6mm以上の太さのものを選ぶようにしましょう。
丸紐
革靴やおしゃれな靴に使用されていることが多いタイプの靴紐です。強度はありますが、平紐と比べると伸びが少ないので、ほどけやすいのが特徴です。丸紐も、色々な太さがあり、同じ靴でも太さの違う丸紐に変えるだけで、靴の表情が変わり、面白さが出ます。
変わり種靴紐
靴紐の結び方を工夫するのは面倒だけど、簡単な方法でおしゃれに見え、しかもほどけない靴紐が欲しい!という欲張りな人なら、エクステネクスがおすすめ。紐に節があり、自分の足に合わせて通してしまえば、結ばなくても緩むことなくほどける心配もありません。穴に通すときは、伸ばしながら通せば楽にスッと通すことができます。
こちらの靴紐は「モコモコ靴紐」というもので、エクステネクスのような「結ばない靴紐」より古くからある靴紐です。この靴紐は結ぶことが前提ですが、均等にあるコブのおかげで、ほどけにくさがしっかりと感じられる靴紐です。カラーバリエーションがあるので、好きな色を組み合わせてお気に入りの靴にコーディネートしてください。
おしゃれな靴紐の結び方:パラレル
パラレルは革靴でよく見られる靴紐の基本の結び方ですが、他の靴でももちろん使うことができます。靴紐がクロスせず、真っすぐになるので足元がスッキリとおしゃれに見えます。靴紐を通す穴を一つ飛ばしにしながら左右の紐を通していくので、始めは複雑に見えますが、慣れると簡単にできるようになります。
最後に左右の靴紐の長さが違うことがありますが、直す方法は簡単です。まず、通し終わった紐の先を揃え、通した靴紐を緩めていくと途中で長さが揃う箇所に出会えます。後は通した靴紐、例えば2番目と3番目の紐を同時持つようにして引っ張り上げたら、次は3番目と4番目というようにずらしながら必ず2本同時に引っ張り、通し終わりまで締めて行くだけです。
おしゃれな靴紐の結び方:ディスプレイ結び
名前の通り、靴をお店にディスプレイしているように靴紐を結ぶ結び方です。方法が簡単で覚えやすく、この結び方で靴を履いている人が一番多いです。ただし、無造作に靴紐を通してしまわず、ねじれが無いよう丁寧に穴に通してあげるようにすることで、よりディスプレイ結びがキレイに仕上がります。
動画では、最後に残った靴紐を蝶結びで留めていますが、余った靴紐を中敷きの下に入れるとよりディスプレイ感が出ておしゃれに見えます。ただし、この方法だと緩みやすい欠点があるため、最後に通した穴の内側に結び目を作る、ベロの下で結ぶなどの工夫が必要になります。
おしゃれな靴紐の結び方:はしご結び
見た目よりも結び方が簡単で、覚えてしまえば子供でも出来る結び方です。スタートがパラレルやディスプレイと違い、内側から通す方法でスタートします。左右の長さを揃えておくこともポイントで、後は左右それぞれを次の穴に外側から通し、左の紐は右側、右の紐は左側に出来ている輪に通し次の穴に紐を通すことを繰り返すだけです。
動画のような太目の靴紐より、もう少し細い方が交差した部分が目立ちにくく、より仕上がりがはしごのようになります。履きながら靴紐を結ぶと、しっかり締められるのでダブ付きが無くなるかも知れません。何度か挑戦して自分好みになるように結んでください。
おしゃれな靴紐の結び方:ファスナー結び
先ほどのはしご結びより、少し複雑な結び方になります。左右の紐を通すとき、必ず先に通した部分の下をくぐらせながら次の穴へと通さなければならないので、慣れないとやりにくさを感じるかも知れませんが、キレイに結べると仕上がりがキレイで、履く前からテンションが上がりそうです。
靴紐は、最後に蝶結びなどで留めますが、ファスナー結びは紐のあまりが少なくなるよう、短めの靴紐で結んで、わざと結び留めずに履く方がかっこよくておしゃれです。どうしても靴紐の端が気になる人は、靴の内側に入れ込んで、飛び出さないようにしてみましょう。ワイルドな服とのコーディネートにおすすめです。
靴紐に遊び心をプラス😜😜 pic.twitter.com/PgEITP9Y6d
— naoto. (@1012Hombo) June 21, 2017
おしゃれな靴紐の結び方:ラティス結び
靴紐を編むように結ぶ方法のラティス結びは、格子結びとも呼びます。ベロの中央に井桁のような形が出来上がるので、太い靴紐で結ぶと家紋のような模様ができます。靴の色とコーディネートして靴紐を変えるとさらにおしゃれです。見た目よりも結ぶ方法は簡単なので、ぜひ一度結んでみてください。
次にご紹介する結び方もラティス結びですが、先ほどよりも少し複雑です。格子模様がさらにたくさん出せるので、靴紐の色を変えたり、2色の靴紐を結んで色のコーディネートを楽しむとより複雑さが出て、他の人と被らない靴紐の結び方ができます。
おしゃれな靴紐の結び方:星結び
星結びは、SNSでおしゃれな人達の間で話題になった靴紐の結び方です。女子向けの結び方に感じる人もいるようですが、男性が結んでもかっこよく決まります。一見難しそうですが、一筆書きのような結び方で、覚えてしまえば簡単です。
星結びは仕上がりの形が崩れたとしても、それはそれで味があります。最初に通した紐に通した紐をどの程度の強さで引っ張るかで、星の形が決まりますので、まずは一度挑戦してみましょう。紐の色や素材を変えると、また違った雰囲気になりますよ。
靴紐がほどけない結び方2選
靴屋さんが教えるほどけない結び方
人込みの中や歩いている途中で靴紐がほどけてしまうと、結び直すのが面倒なだけでなく、靴紐を踏んでしまい危ない目にあってしまいます。ほどけない結び方を知っておけば、そういった危険から身を守ることができます。まずは、蝶結びに似ている結び方ですが、さらにひと手間加えてほどけない靴紐の結び方をご紹介します。
いくら動いてもほどけないイアン結び
イアン結びは、卓球の福原愛さんが、試合の途中などで靴紐を直す様子が一時期話題になり、ネット上では「愛ちゃん結び」と呼ばれたこともあったそうです。そのため、テレビでも取り上げられることがあり、ご存知の方も多いですが、ほどけない結び方として改めてご紹介させていただきます。
靴紐の結び方で脚元を演出してみよう!
靴紐の結び方は、今回ご紹介した結び方に他にもいろいろあり、工夫次第でオリジナルの結び方も出来るようです。靴紐はカラーも豊富なので、靴の色と同系色にしたり、反対色にしたりコーディネートすれば、結び方を変えなくても十分おしゃれになります。
靴紐の色を変えようか凄い迷ってる😭 pic.twitter.com/nBuYlTzOAK
— たけとも (@tooomoya_tennis) June 11, 2017
色だけでなく、太さや素材を変えるだけでも雰囲気が変わり、何足も持っているように演出することも出来ます。靴はどんなに安くても数千円しますが、靴紐ならそこまでお金もかかりません。リーズナブルにおしゃれを楽しみたいなら、靴紐をチェンジして結び方を工夫してみませんか?足元を見せるコーディネートが楽しくなりますよ。
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