みなさんは、なぜだかビールを飲んだ時のほうが酔いやすい・・・。なんて経験ありませんか?なぜ、アルコール度数が外国のお酒に比べて低いのに酔いやすいと感じるのか。実は、ビールに含まれるアルコールの度数高さが原因ではないのです。それを、今回が詳しくご説明します。

目次
ビールに含まれるアルコールの度数とは?
一口にビールといっても様々種類があります。それぞれのビールによって度数の低い、高い、はあまり差はありません。グルメの方ならビールのアルコールの度数の高さより、ビールのど越しや香りで選ぶ事のほうが多いでしょう。
ビールの種類別アルコール度数
ビールの種類とそのビールのアルコール度数をご紹介します。:キリンラガービール5.0%:キリンクラシックラガー4.5%:キリン一番搾り生ビール5.0%:キリン一番搾りスタウト5.0%
アサヒスーパードライ5.0%:アサヒスーパードライブラック5.5%:サントリーモルツ5.0%:サントリープレミアムモルツ5.5%:サッポロ生ビール黒ラベル5.0%:サッポロラガービール5.0%:サッポロクラシック5.0%:エビスビール5.0%。このように、あまりアルコール度数の差は思ったほど高くもなく低くとそれぞれに差はそれほどありません。
なぜ、ビールは酔いやすいと感じるのか?
ビールはアルコール度数の高い低いで酔いやすさは決まらない
洋酒は酔いにくいのに、なぜビールになると顔が赤くなってしまうのかをご説明しますね。まず、洋酒は基本的にろ過をし蒸留して不純物を取り除くため、体内に取り入れたときにビールよりも分解され易いのです。
それに比べて、ビールは麦や麦芽から作っているので不純物が多いため分解を妨げてしまうのです。ですから、アルコール度数の高い、低い、ではなく分解されやすいかで酔い方は決まってくるのです。ですので、お酒を楽しみたいグルメの方は最初にビールを頼む方が多いようです。
グルメの方は知ってる度数の差による酔い方のコツ
アルコールの度数が高い、低い、で酔い方が違う。と思っている方は多いと思います。しかし、これは体内の血中のアルコール濃度が上がることで酔っていると人間が判断するので、度数というよりは摂取する量や時間によります。もちろん、度数が高いとその分摂取量が増えるので濃度があがり酔っていると短時間で感じやすくはなります。
グルメが知ってる気持ちよく飲むためのアルコールの摂取目安
せっかくの、お酒の場でビールをおいしく気持ちよくお酒を飲みたいときもありますよね?そんな時、簡単に酔い方をコントロールするビールの目安や度数をお教えします。
体質や体型・その日のコンディションで個人差はありますが、ほろ酔いでビールを留めるためには、純アルコール量約20gを超さないことが重要です。純アルコール量は、お酒の量(ml)×度数×0.008で計算できます。
日本人の30%以上は、先天的にお酒に弱い
日本人の30%以上は、先天的にお酒に弱いと言われます。なので5%のビールなら、500ml×5%×0.008でちょうど20gです。なんとなく明るく楽しい気持ちになる状態でビールを留めたいなら、ビール大缶1本が一つの度数目安と考えましょう。場の雰囲気をしらけさせないようにと気遣って、無理してビールを飲むのは非常に危険なことなで注意しましょう。
ノンアルコールビールはノンアルコールじゃない?!
意外と知られていないのが、ノンアルコールビールとは、アルコール分1%未満の飲料の事なのです。度数ゼロでアルコールが入っていないビールでは無く、「アルコール分1%未満の飲料」なだけなのです。ただし、酒税法の分類上ノンアルコールビールはお酒には該当しません。アルコール度数が完全にゼロではないものを指し、ローアルコールビールとも表現されます。
ビールのアルコール度数についてのまとめ
ビールに限らずお酒はアルコールの度数で、酔い方は決まらない。
以上が、ビールやその他のお酒の度数についてのご説明でした。アルコールの度数の高い、低い、という影響は確かに関係していますがそれよりもビールなどのお酒の飲み方や、ビールを飲む間隔(飲む時間)によるものが大きいのです。
ノンアルコールビールで度数を気にせずお酒をもっとおいしく
最近の日本のビールはアルコール度数完全ゼロが一般的で、アルコール度数1%未満のローアルコールビール飲料はほとんど見ません。海外ブランドにまで視野を広げると、度数が高いビールから度数低いビールまで様々有名なビールがいくつもあります。
普通のスーパーでの珍しいビールの取り扱いは稀なので、輸入ビールを扱っているスーパーやビール通販サイトでの購入が一般的ですが、たまにはアルコールを摂取するのではなく度数を気にせずにアルコールを摂取した気分になれるノンアルコールビールなどの商品を利用し、健康的な身体でビールやお酒をいつまでも楽しめるよう少し心がけてみるのもいいかもしれませんね。
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