胸筋や腕の筋肉を鍛えるのに定番の腕立て伏せですが器具を使う事でより効果的にトレーニングを行えます。ここでは数多くの種類がある腕立て伏せ器具の効果的な使い方や器具の中でも特におすすめのプッシュアッパーについて紹介していきます。

目次
腕立て伏せの効果は
初めてトレーニングを行う時に必ずメニューに取り組まれる人気の腕立て伏せですが腕立て伏せはどの筋肉を鍛える効果があるかとなると腕の筋肉と答える人が多いと思います。確かに腕立て伏せは腕の筋肉を鍛えるトレーニングメニューではありますが胸筋を鍛えるメニューとしても腕立て伏せは効果が高いのです。
腕立て伏せを行うにあたって最低限のポイントとして正しい姿勢で動作はゆっくりと腕立て伏せを行います。ポイント意識するかしないかで腕立て伏せの効果が変わってきます。
腕立て伏せは床につく腕の幅でも鍛えられる筋肉が変わってきます。腕を肩幅に開いて腕立て伏せを行うと二の腕と胸筋に効果があり肩幅より広めにして腕立て伏せを行うと胸筋を集中的に鍛える事ができ肩幅より狭くする事で二の腕を集中的に鍛えられます。
腕立て伏せ器具を使うメリット
腕立て伏せは自身の体重を使う自重トレーニングの1種ですが体重が増えていかない限り腕立て伏せの負荷に限界が来ます。限界を感じたら器具を使う事で腕立て伏せがより効果的なトレーニングになります。
腕立て伏せをより効果的にしてくれる器具には関節の動く幅をより広げてくれたり体の安定を崩す事で筋肉にかかる負荷を上げてくれたり自重を増やす役割をしてくれる器具があります。器具があるだけで腕立て伏せのバリエーションが増えていきます。
器具は腕立て伏せ専用ではなく使い方によっては腕立て伏せ以外のトレーニングもより効果的なメニューにしてくれるので腕立て伏せなどの自重トレーニングに物足りなくなってきたら器具の購入をおすすめします。
腕立て伏せ器具の定番
腕立て伏せ器具①プッシュアッパー
腕立て伏せ器具1つ目は腕立て伏せをより深くまで上体を下ろせる器具のプッシュアッパーです。器具の使い方としてはバーをにぎって腕立て伏せを行うだけです。床で行う腕立て伏せはどうしても床に体がつく寸前までしか下ろせませんがプッシュアッパーを使った腕立て伏せは本来は下ろせない深さまで体を下ろす事が出来てより負荷をかけられるのです。
通常の手をつく腕立て伏せとプッシュアッパーをにぎる腕立て伏せは筋肉への刺激のかかり方が変わります。また器具を縦置きか横置きかという使い方でも関節を曲げる角度が変わるので筋肉への刺激が変わります。ただ腕立て伏せのバリエーションを変えるたびに器具の置き方を変えるのは面倒です。そこで回転式のプッシュアッパーをおすすめします。
回転式プッシュアップバーが届いた! これで腕立て伏せをするのだ!! 足に敷いてツイスト運動もできるスグレモノだ!!! しないけど!w pic.twitter.com/611Jb94
— えび# (@ebizori) August 23, 2011
回転式のプッシュアッパーで腕立て伏せを行うメリットは回転する事でバーの角度を変えやすいだけでなく手首にかかる負荷を減らす効果もあります。また様々な角度に回転出来るので鍛えたい筋肉をより細かく集中して鍛える事が出来ます。腕立て伏せ時の安定感もあるのでプッシュアッパーはぜひ回転式を購入して下さい。
リハビリやプロアスリートも使っている器具
腕立て伏せ器具②バランスボール
腕立て伏せ器具2つ目はバランスボールです。バランスボールはリハビリ用の道具として使われていましたが今ではフィットネスや体幹トレーニングなどに使われる様になり色々な場面で目にします。ボールが回転してしまわない様に体でバランスを取りながらトレーニングを行うのでより筋肉への刺激が強くなり効果的な腕立て伏せになります。
腕立て伏せを行う時にボールに手か足を乗せてトレーニングを行いますが左右の力のバランスが崩れるとボールが回転して転倒してしまいます。通常の腕立て伏せは少なからず左右のバランスが崩れがちですがバランスボールを使う事でバランス良く鍛える事が出来て体幹の強化にもなる一石二鳥の器具です。
座るだけで体幹を鍛えてくれる器具のバランスボールですがトレーニングは慣れるまで回転による転倒事故への注意が必要です。万が一の転倒にそなえてスペースを広めにとる様にしましょう。
名前の由来はやかんに似た形
腕立て伏せ器具③ケトルベル
腕立て伏せ器具3つ目は形からケトルベルと呼ばれる腕立て伏せ器具です。ケトルベルは回転防止の為に底の部分が平らになっています。プッシュアッパーと同じ様に体をより深くまで下ろせる腕立て伏せが出来ます。使い方は手の幅に合わせてケトルベルを置きバーをにぎって腕立て伏せを行います。
腕立て伏せ器具として腕幅を狭くした腕立て伏せを行う為にケトルベルを1つ横に倒した状態でケトルベルの本体部分を掴む使い方も出来ます。
(๑'▽')。oO 本日6月6日は #楽器の日 だそうです、音出ませんが🏋パワーだけでなく、バランス感覚も同時に鍛えられる
— BODYMAKER 佐藤✨ (@bodymaker_sato) June 6, 2017
「ケトルベル🔔」置いときますね🎶 pic.twitter.com/wQElnJSOed
重りを利用したトレーニング器具ではありますがプッシュアッパーの代わりとしての使い方が出来るので腕立て伏せと他のトレーニングメニューの組み方でプッシュアッパーかケトルベルを選ぶと良いです。
上半身を鍛えるには必需器具
腕立て伏せ器具④ヘックスダンベル
腕立て伏せ器具4つ目はヘックスダンベルです。一般的なダンベルは重り部が球状か円状が多いですがヘックスダンベルは重りが多面状になっているので腕立て伏せに使用する時の安定性があります。腕立て伏せ器具としてはプッシュアッパーやケトルベルと同じ様な使い方の器具になります。
腕立て伏せだけでなくダンベルを使ったトレーニングメニューも取り組もうと考えている人にはヘックスダンベルがあると腕立て伏せ用の器具として兼用出来るのでおすすめです。
30kgのヘックスダンベルでかい💧何処に置くか💧小さい方が25lbなので11kgぐらい。 pic.twitter.com/RjZJkF5sHN
— もぐら (@Mwogura) October 7, 2016
体幹トレーニングにも使える器具
腕立て伏せ器具⑤バランスボード
腕立て伏せ器具5つ目は半球体の形で体が不安定な状態を作りトレーニングを行う器具であるバランスボードです。バランスボードは体幹を鍛える事が出来る器具ですがバランスボールと同じく腕立て伏せの器具として使う事が出来ます。
バランスボード使って腕立て伏せを行う場合は手をボードについて行います。バランスボールと同じく左右のバランスを整えてくれますが保管を考えるとバランスボードは場所を取らない器具です。乗ってバランスを取るだけでも体幹の強化につながるのでおすすめです。
体幹も鍛えてくれるバランスボードやバランスボールは運動時のパフォーマンス向上にもなるので腕立て伏せや他のトレーニング効果の向上につながる器具になります。
体全体を鍛える事も出来ます
腕立て伏せ器具⑥トレーニングチューブ
6つ目の腕立て伏せ器具はトレーニングチューブです。トレーニングチューブは腕立て伏せなどの自重トレーニングにゴムの伸縮の力をプラスして効果的なトレーニングにしてくれる器具です。トレーニングチューブは2本重ねて使うなどで負荷を強く出来る器具です。
腕立て伏せでの使い方はチューブの端を手にひっかけてチューブを背中に回して腕立て伏せを行います。腕立て伏せの腕を伸ばしていく動作にチューブの力が加わるので腕立て伏せの効果をより上げてくれます。
トレーニングチューブ買って4日目にして1年以上引きずっている首痛と肩こりに変化が、、、 pic.twitter.com/gQAqyp7fxI
— ゆうすけ@HP12/100 (@yuusuke4023) June 1, 2017
トレーニングチューブは比較的安価で置き場所にも困らないので腕立て伏せだけでなく他の自重トレーニングに慣れてきてもう少し負荷を増やしたい人におすすめの器具です。
自重を増やす器具
腕立て伏せ器具⑦ウェイトジャケット
腕立て伏せ器具7つ目はウェイトジャケットです。ウェイトジャケットは重りによって自重を増やして腕立て伏せを行える器具です。ウェイトジャケットを着ける事で自身の体重のみで行う自重の腕立て伏せと全く違った負荷を感じられる腕立て伏せ器具になります。
ウェイトジャケット無事届いてた
— アジュ (@ajumaru0723) May 19, 2017
これで懸垂したらやばいな、やばいやばい(歓喜) pic.twitter.com/4Q0l31zAvi
ウェイトジャケットの代用としてリュックサックに水を入れたペットボトルを入れてお手製ジャケットを作って腕立て伏せをする人もいます。腕立て伏せだけでなく他の自重トレーニングやランニングなどにも使えるのでおすすめの器具です。
今日はウェイトジャケット(20kg)
— Ri (@navy_rk) February 17, 2017
を着てのジョギングでした
数日走って気づいた…
自分にはまだ早い(笑) pic.twitter.com/cjqoVg0FqR
ウェイトジャケットを使った腕立て伏せを行う場合は急な重りの増加を行わない事です。腕立て伏せは少なからず手首に負担をかけています。重りの増加は負荷の増加につながるので腕立て伏せでの手首の怪我の原因になります。
ジムではよく目にする器具
腕立て伏せ器具⑧TRXサスペンショントレーナー
腕立て伏せ器具8つ目はTRXサスペンショントレーナーです。TRXサスペンショントレーナーはジムで行う事が主ですが最近では家庭用も販売されている器具です。TRXサスペンショントレーナーを使った腕立て伏せのやり方は足をTRXサスペンショントレーナーにかけて腕立て伏せを行う方法とTRXサスペンショントレーナーをにぎって行う腕立て伏せがあります。
TRXサスペンショントレーナーに足をかけて腕立て伏せを行う場合はバランスボールなどと同じく体のバランスを取りながらの腕立て伏せになるので体幹も同時に鍛えられる効果があります。TRXサスペンショントレーナーをにぎって行う腕立て伏せはプッシュアッパーなどと同じように体を深くまで下ろせる腕立て伏せが出来ます。
TRXサスペンショントレーナーがあればここで紹介している腕立て伏せ器具の効果を全て網羅できますが家庭用に販売されているTRXサスペンショントレーナーは高価で設置方法に難があります。
腕立て伏せ器具の効果的な使い方のまとめ
腕立て伏せ器具の効果的な使い方を紹介しましたが色々な器具があり腕立て伏せだけでなく他のトレーニングにも使えます。筋肉を大きく成長させる為に腕立て伏せを行うのなら負荷が大きくなる器具を細マッチョを目指して腕立て伏せを行うのなら体幹も同時に鍛えられる器具を選ぶなど目的に合わせる事が必要です。
腕立て伏せに特化した器具を選ぶのならやはりプッシュアッパーです。特に回転式のプッシュアッパーを選んでください。腕立て伏せのバリエーションが増えます。それでは腕立て伏せ器具選びの参考にしてみて下さい。
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