成人すると、多くの人々が娯楽に『お酒を飲む』という行為をあげるようになります。美味しい料理とお酒は日々の疲れを癒してくれますよね。そんな多くの人々に愛されているお酒の一つに『ウォッカ』の名が挙げられます。ウォッカをベースとしたカクテルで人気な種類はソルティドッグ・スクリュードライバー・カミカゼ・モスコーミュールなどがあります。

ウォッカは『世界４大スピリット』と呼ばれるカクテルの材料としてしられています。世界４大スピリットはカクテルの材料として親しまれているものであり、ジン・ウォッカ・テキーラ・ラムが『世界４大スピリット』に含まれています。世界４大スピリットは無味無臭でかなりクリアなものとなり、アルコール度数は大体40度前後となっていますが種類によっては90度を超えるものもあります。

「スピリッツって何?」と思う方もいらっしゃるでしょうから、スピリッツについて簡単に学んでみましょう。スピリッツを一言で言ってしまえば、醸造酒を蒸留して造ったお酒・『蒸留酒』のことです。ビールやワイン等のような度数の低いお酒を火にかけて蒸留し、よりアルコール度数を高めたもののことです。

そんな世界４大スピリットの一つであるウォッカとは一体どんなお酒なのでしょうか？そこで今回は、世界４大スピリット・ウォッカの歴史や種類・味についてを調査してみましょう！

ウォッカの起源については諸説があるそうで、11世紀のポーランドでは飲まれていたとされています。また、12世紀に入るとロシアの地酒として定着し、人々に愛されていたようです。ウォッカの名前の由来を調査してみると、東欧での「生命の水」という意味の「ズィズネーニヤ・ワダ」という言葉が簡略化され、「水」を意味する「ワダ」と呼ばれるようになったこと、そして「ワダ」の愛称として、「ウォッカ」という名前になったと言われていることがわかりました！

ウォッカの種類は、大まかに2種類にわけられます。『穀物（小麦、大麦、ライ麦など）を原料として造られたもの』と『穀物（ミルク、フルーツ、じゃがいもなど）以外を原料に作られたもの』に分けられます。ウォッカは穀物から作られるタイプが主流であり、ウォッカ発祥の地であるポーランドやロシア産のものが多いのが特徴としてあげられます。

ウォッカの中でも特に日本で代表的な銘柄が、スミノフ・スカイ・アブソルート・ベルヴェデールなどがあげられます。同じウォッカだとはいえ、それぞれ味や香りが少し異なるのがおもしろいんですよ。

ウォッカの味といえば、先ほど名前の由来を述べさせていただいたように、「生命の水」を意味するお酒ですから、味も水の様にまろやかでクセの少ない飲み口が特徴です。そんなクセの少ないウォッカは、本場であるロシアの人々は、本当にウォッカを水のように飲み、水よりもウォッカの消費量の方が多い…なんて都市伝説もあるそうですよ。

水のようにクセが少ない味のウォッカは、カクテルの材料として使われることも多く、ウォッカをベースに様々な飲み物で割る飲み方が人気です。特に、オレンジジュースで割ったスクリュードライバーなどの様な柑橘類との相性が抜群だと言われています。また、味にクセがなく無色透明であるウォッカは、飲むだけでなく料理の原料として使用することもあります。

世界４大スピリット・ウォッカの歴史・種類・味調査まとめはどうでしたか？「生命の水」を意味するウォッカはクセがなく透明感のある味・香りであることから、多くのカクテルのベースとして幅広く使用されています。世界４大スピリットの一種として世間に知られるウォッカで、日々の晩酌を楽しんでくださいね。