ホンダから発売された小型SUV車のヴェゼル、ハイブリット車とガソリン車の2種類を用意しており小型RV車でありながら燃費もいいと宣伝しています。しかしヴェゼル購入者の方にはホンダが発表している燃費より実燃費が悪いとの声も聞かれます。今回は実際にヴェゼル購入者の口コミと本当に実燃費が悪いのかを調べました。

ホンダがヴェゼルＧタイプ（FF式、前輪駆動)で発表しているJC08モード燃費は20.6㎞/Lになります。

実際に購入したかたの意見では実燃費は一般の公道で13～16㎞/Lになるとのことです。

ヴェゼルＧタイプ/4WDタイプでホンダが発表しているJC08モード燃費は19.0km/Lになります。やはりFF式より4WDの方が燃費が悪くなってしまいますね。

実燃費もあまりよくないらしく実際の購入者の口コミだと10～13㎞/Lになるとのことです。

ヴェゼルのハイブリット(FF)タイプのホンダが発表しているJC08モード燃費は27.0km/Lになりかなり燃費がいいとされています。

ヴェゼルのハイブリット(FF)の購入者が実際に公道を走行した実燃費は16～18km/Lになったとのことです。

ヴェゼルのハイブリット(4WD)タイプのホンダが発表しているJC08モード燃費は23.2km/Lになります。やはり4WDだと燃費は落ちてしまいます。それでもハイブリット4WDということもあり、燃費はとてもいいです。

購入者によるとヴェゼルのハイブリット(4WD)の実燃費は15～17km/Lになるとのことです。4WDでこの燃費はかなりいいとのことです。

燃費を表すのに使われるJC08モード、これは1リットルの燃料でどのくらい走行できるかを、いくつかの自動車の走行パターンから燃費を測定する方法の一つでです。

JC08モードの燃費と実燃費に同じにならず燃費の差がでる理由には原因があります。それは、エアコンやオーディオ、カーナビ、ライトなどといった電装品の機能を必要最低限以外は全て切ってあるためです。この電装品の機能を付けて走行した場合、電装品により実燃費はJC08モードの燃費よりも２０％程度も悪くなります。

この他にも信号待ちの状況、渋滞状況などの状況による要因はJC08モードの燃費測定に含まれていません。そのために実燃費よりも、JC08モードの燃費が良くなるのです。これがJC08モードの燃費と実燃費の差が生まれる原因になります。なのでこの燃費差はどの車でも言えることになります。

ヴェゼルと同じSUV車の日産エクストレイルハイブリット、JC08モードでの燃費はFF(前輪駆動)タイプで20.8 km/Lで4WDタイプで20.0 km/Lになります。JC08モードの燃費時点でヴェゼルの方が燃費がいいです。また購入者によるとエクストレイルハイブリットの実燃費は(FF)で13～15km/L、4WDで10～13km/Lになるとのことです。実燃費もヴェゼルのほうかいいことが分かります。

ヴェゼルと同じSUV車でトヨタのハリアーハイブリット、この車は4WDタイプのみになります。JC08モードでの燃費は21.4～21.8km/Lになります。こちらもJC08モードの燃費時点でヴェゼルの方が燃費がいいです。ハリアーハイブリットの購入者によると実燃費は15km/Lになるとのことです。実燃費はヴェゼルのほうが走行状況によって上かもしれません。

ヴェゼルを購入した人の口コミには『SUVなのに燃費がいい』、『走行状況によってはJC08モードと同じくらいの燃費になった』という方もおり、多くの口コミでは燃費がいいとのことでした。このことから、かなり燃費がいい車であるということがわまりました。口コミ中には『燃費がものすごく悪い』という口コミもありましたが少数でした。

ヴェゼルの燃費は他のSUVのハイブリットに比べて、燃費がいいことがわかりました。ただしどの車にも言えますが乗る人の走行状況にもよって、かなりいい燃費で走ることができれば、もの凄く燃費が悪くなることあるの燃費がいいからといってでエンジンを吹かしすぎると燃費が悪くなるので注意しなければいけません。