ニットタイの結び方については普通のネクタイと同じでも良いのですが、もっと簡単なオリエンタルノットという結び方をするとバランスが良くなります。ニットタイにはカジュアルな印象が強いものの、素材などを工夫することでビジネスにも適しますしおしゃれ度も上がります!

ニットタイの結び方伝授!オリエンタルノットの結び方まとめ

目次

  1. ネクタイの素材でおしゃれ
  2. ニットタイの結び方は普通のネクタイと違う?
  3. 盲点?ニットタイの結び方で失敗しがちなこと
  4. オリエンタルノットの結び方でニットタイも問題なし?
  5. 簡単?ニットタイの結び方
  6. おしゃれしたいニットタイの結び方
  7. カジュアル以外でも通じる?ニットタイの結び方
  8. 私服に合わせるニットタイの結び方
  9. 結び方次第でニットタイの印象は変わる?
  10. 使いこなせばファッションの上級者?

ネクタイの素材でおしゃれ

ネクタイと言えば、ビジネスマンのスタイルに必須となるアイテム。そのネクタイでおしゃれをしようとすると、一般的にはデザインやカラーのバリエーションに変化をつけるといった具合です。実はそこで、素材にこだわったおしゃれなネクタイの選び方もあります。それが、「オールオケージョン・タイ」の別名も持つニットタイ。

日本国内においてそこまで知名度は高くないのですが、欧米諸国においてはコーディネートで悩んだときの選択肢として真っ先に無地のシンプルなニットタイが挙げられるほどです。そんなニットタイにも素材としてシルクのほかにカシミヤやウール、コットンなどが使われています。使い分け次第によって、おしゃれの幅を広げることが可能。

カジュアルにはウールやコットン、きちんとした場面にはカシミヤやシルクなどが適しています。さらに、季節ごとでニットタイの素材を分けることもおしゃれのプラスに。素材だけでなくブランドごとでもニットタイの太さ、厚さなどの差があり結び方を工夫すればビジネスにもカジュアルにも活躍します。

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ニットタイの結び方は普通のネクタイと違う?

ニットタイの結び方について大別するとプレーンノット、オリエンタルノットという種類に分かれます。このうちプレーンノットは、普通のネクタイに使われているスタンダードな結び方。ただ、ニットタイを結ぶときにはノットが大きくなりがちですし長さも足りなくなるケースが少なくありません。

ですからニットタイに関しては、オリエンタルノットの結び方を覚えておけば安心です。オリエンタルノットという結び方は簡単なものですから、いったん慣れれば時間もかからずに結ぶことが可能。見た目はほとんどプレーンノットと変わらないものであり、全体的なおしゃれの印象を違えることもないでしょう。

それでありながらノットが大きくなりにくく、長さも足りなくはなりません。ニットタイの中でも特に生地が厚く、また幅が広い場合にはオリエンタルノットの結び方がいってつけです。

盲点?ニットタイの結び方で失敗しがちなこと

ニットタイの結び方に関しては、結んでいてノットの大きさや長さのバランスが悪くなってしまうことで失敗しがち。結び方がバランスの良いものになっていなければ、ニットタイ自体の印象も違ったものになってしまうのです。そのためには、ポイントをしっかり押さえることが大切。

気をつけるべき点は簡単で、プレーンノットですとどうしてもノットの大きくなる傾向がありますから普通のネクタイよりも意識的にかなりきつめに締めるようにします。締めるときに音がすればちょうど良い程度ですから、目安になります。オリエンタルノットについてはそもそも結び目の小さい結び方ですから、問題にはならないでしょう。

どちらの結び方をするにしても、結び目の部分で真ん中あたりにくぼみをつけることによってバランスが整います。ニットタイに柄がついているときは、柄と結び目のバランスが整うように調整する意識も必要。カジュアルにボーダー柄を合わせるときは縦ライン、横ラインに違和感が生まれないよう注意しましょう。

オリエンタルノットの結び方でニットタイも問題なし?

オリエンタルノットという結び方は、そもそもニットタイに向いているもの。結び目をつくるためにタイの長さがあまり使われない結び方ですから、ニットタイの中でも幅や厚さがあるものについて適しています。

オリエンタルノットの結び方については、はじめにニットタイを裏返すことがポイントです。裏表を逆にした状態で首へかけ、大剣の上に小剣を重ねるようにします。それから小剣へかぶせるように大剣を折り、下から大剣を喉のところで通してからループへと差し込むのです。

結び方としてプレーンノットよりもシンプルですから、何度か繰り返せば簡単に締めることができるようになります。ただし首のまわりではタイの裏側が見えますから、シャツの襟で隠して見えないようにします。オリエンタルノットですと結び方次第でニットタイの長さも変更することができますから、おしゃれの幅も広がります。

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簡単?ニットタイの結び方

オリエンタルノットは、ニットタイ向きの結び方として広く用いられています。ネクタイ全般でのスタンダードとなっているプレーンノットとの違いは、スタート部分。プレーンノットであれば、シャツの襟へ通すネクタイが「表」の状態になっています。ここが、オリエンタルノットでは裏にしたニットタイを通しているわけです。

大剣と小剣を交差させるときに小剣が上となるところも、プレーンノットと逆。この違いだけ覚えておけば、ほかはごくごく簡単な結び方です。

プレーンノットにするときは大剣を回して小剣へ巻くかたちになりますが、オリエンタルノットでは大剣を下から喉の部分へ差し入れてループに通すだけですからそこも簡単。注意点としてはプレーンノットに比べて小剣の「引き寸」が少なくなりますから、長めにするよう意識するとバランスが良くなるでしょう。

おしゃれしたいニットタイの結び方

ニットタイの結び方を一段とおしゃれなものにするためには、合わせるシャツとの相性について気を配ることが必要。ニットタイの柄にはベーシックな無地のほかにドット柄、ボーダー柄などさまざまなものがあります。ですからタイありきでコーディネートを考えるのであれば、デザインに合わせてシャツを選びましょう。

無地のニットタイについてカジュアル感を増すためには、チェックのシャツがおすすめ。ニットタイとシャツのそれぞれで、同系色を合わせるようにします。また、ボーダー柄のタイは無地のシャツと合わせることで柄が目を惹くようになります。さらにワンランクカジュアルな仕上がりにするには、デニムシャツがベターです。

そしてドット柄については、ドットがあまり目立ちすぎないものと柄のシャツがよく合います。シャツとの組み合わせ方によってニットタイの結び方も引き立ち、カジュアルからビジネスまでコーディネートの引き出しが増えます。

カジュアル以外でも通じる?ニットタイの結び方

ビジネスカジュアルのファッションが、広がりを見せている昨今。ニットタイについても、コーディネートによってはビジネスシーンに適したものとなります。特に暑い時期、クールビズが導入されている職場であればうってつけ。上着を着用せずにニットタイが目立つようにすれば、おしゃれを楽しむこともできます。

もちろんスーツを着るときにも、ニットタイを合わせることは可能。ニットタイの結び方についてはシャツスタイルでもスーツスタイルでも同じですが、オリエンタルノットの結び方ですと締めたときのニットタイが長めになります。そこはジャケットを身につけることで目につきにくくなりますから、長さを目立たせたくない場合は上着の着用をおすすめします。

ただしビジネスの場では、ニットタイと言ってもしっかり締める結び方をしなければなりません。ラフな感じの結び方をするとカジュアルになりすぎるため、要注意です。

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私服に合わせるニットタイの結び方

ニットタイは、そもそもがカジュアル感の強いファッションアイテム。ですから、私服のコーディネートにも合わせることは可能です。ただしセンスも求められますからどちらかと言うとおしゃれに慣れている人向きであり、簡単にというわけにはいかないかもしれません。

一例として、ニットタイはパーカーやジーンズと合わせることができます。取り入れるニットタイの素材やデザイン、カラーリングに結び方もポイント。プライベートの場面では、あえてツヤのない素材をチョイスすることでワンポイントとして引き立ちます。あまり幅が広いと合わせにくくなりますから、これは避けたいところ。

デザインに関しては、シンプルな無地ではなく柄のあるものを選ぶと遊び心も見えるでしょう。結び方はオリエンタルノットで問題ありませんが、シャツのボタンはいちばん上を留めずにゆるく締めると一層おしゃれになります。

結び方次第でニットタイの印象は変わる?

ニットタイの結び方、オリエンタルノットについてはきつく締めるかゆるく締めるかで印象が違って見えます。厳密には結び方としてノットの大きさを変える結び方もありますが、一般的にはあまりノットを大きくはしていません。

実際に結び方としては大きくする方が簡単であるものの、全体のバランスに違和感が生まれやすいのです。ノットが目立ちすぎることで、見た目もかなり違ったものに。ニットタイに関しては、できれば編み込まれている織り柄をアピールしたいところ。結び方はそれを引き立たせるものですから、十分な存在感が生まれるように意識したコーディネートを心がけましょう。

なお、ゆるめに締める結び方はビジネスに適したものではなくあくまでアレンジとしてのものです。また、カジュアル性の高いニットタイはブラックフォーマルには適していませんからそこは留意しておかなければなりません。

使いこなせばファッションの上級者?

ニットタイは、ネクタイの中でも特徴的なものです。ですから、簡単に使いこなすことができるとなればファッションの上級者であると言って間違いないでしょう。難しそうな組み合わせのコーディネートであっても、うまく着こなすことができれば注目が集まります。

初心者であれば最初からビジネスシーンに取り入れようとはせず、イベントに着て行くジャケパンスタイルなどに合わせてみることがおすすめ。やはりカジュアルなスタイルに適しているアイテムですから、さまざまなアイテムに合わせるようトライしてみましょう。

ファッション雑誌を参考にしても良いのですが、あくまでモデルの男性と自分が身につけたときにはイメージがまったく異なったものになります。何でも真似ばかりをしていると、残念な仕上がりになってしまいますからご注意を!


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