ブーツ業界で人気急上昇中であるレッドウィングのポストマンシューズ。アメリカ発祥の大手ブーツメーカー、レッドウィングですが、その中でも日本で人気に火がついたのがポストマンシューズ。話題のシリーズポストマンシューズの人気の種類から、履きこなし術をまとめました。

目次
レッドウィングのポストマンとは?
アメリカで職人向けのブランドとして生まれたレッドウィング。日本でいうところのワークマンといった位置づけのシューズメーカーです。赤い羽根がブランドのロゴマークで、靴を製造する会社を設立して100年以上が経ちます。当初から変わらずに、アメリカ内だけでの生産にこだわってきました。
14人から始まったレッドウィングも、今では世界的に有名なシューズブランドになり、日本でもレッドウィングジャパンという会社が設立されました。しかし完全にアメリカスタイルというわけではなく、生産から企画、色々なモデルシリーズを生み出し、日本でしか作られないレッドウィングの靴もたくさん販売されています。
カーハートのオーバーオールにレッドウィングのポストマン合わせたいなー。正解分からんけど。
— MC NIKEPUMA (@taranchiine) June 21, 2017
ポストマンの本来の意味は、「公務員として働く人」に使ってもらえるようにという由来です。毎日忙しく過酷な労働をしている人が、何不自由なく快適に靴を履きこなすように、本皮を使った頑丈な作りにしたそうです。自社製で実際に労働者の生きた声を参考に、ポストマンシューズは生まれました。
ポストマンブーツ?欲しいなぁ〜
— サイコ・ハロ (@rx78gp02mlrs) December 23, 2016
レッドウィングのポストマンが流行った理由
レッドウィングの人気に火が付いた最大の理由は、何と言っても「ホワイトソール」という製法技術。ホワイトソールという製法で、今までのブーツよりも軽く、なおかつゴツゴツと足音がたちにくい靴が生まれました。これを気にアメリカで狩猟を生業としたマタギの人々を始め、多くの方に「靴といえばレッドウィングのシューズ」といった具合に、大人気となりました。
今でもマタギの人たちはレッドウィングの靴を愛用し、狩猟に励んでいるそうです。また、レッドウィングが流行ったもうひとつの理由は、そのシューズの中の構造にあります。一言でいえば、形状記憶型のブーツです。中にクッション性のコルクを使用しているため、履きこなすうちに自分の足の形にコルクが潰れるため、履けば履くほど自分の足にマッチしていく構造になっています。
革靴何足か持ってるけど、レッドウィングのポストマンのチャッカブーツ最高です。
— おじゅん (@Jumsei) April 14, 2017
本当に履きやすい一品。
変幻自在!レッドウィングポストマンの「チャッカ」
足首の柔軟性とシンプルなデザインの「チャッカ」。中にウェッジの効いたクッションと、足の形にフィットしやすい形に製法されているため、「長時間履いても疲れにくい」がコンセプトになっている靴です。光沢感のあるレザーを使用しているため、手入れをキチンとすれば何年も履ける人気アイテムです。また、手入れすればするほど艶と味が出てきます。
チャッカの一番の特徴は何と言っても胴部分の長さ。ハーフブーツなのに、足の甲からつま先までが通常よりも少し長めです。なおかつ靴紐が短めに製造されているため、スラックスの裾で隠れて見た目は普通の革靴に見えるでしょう。サラリーマンにも重宝されている売れ筋シューズです。レッドウィングのポストマンを求めて、サラリーマンが大勢店頭に足を運んでいます。
なるほど
— せみたん (@Semitan_114514) December 8, 2016
レッドウィングのチャッカいいよな~
ソール替えれば何年も持つしね
お手入れがんばってくれい
王道!レッドウィングポストマンの「オックスフォード」
レッドウィングの一番オーソドックスな型番と言われているオックスフォード。創業当初から販売されており、少し前のアメリカでは郵便局員の指定シューズとして使われていました。他にも警察官や営業マンなどにも、広く愛されている靴です。レッドウィングの一番最初の看板商品であり、ポストマンの中でもロングセラーとなった商品です。
ブラックシャパラルという加工を施されているので、ブーツクリームで磨けば磨くほど、光沢と味が出てきます。雨の日に強いガラス生地なので、急な雨でも耐水性が高くて染み込みません。革の素材は柔らかめなので、履けば履くほど自分の足にマッチしてくれるでしょう。しかし年月が経つほど生地の耐水性は落ちるので、定期的に行うメンテナンスをしっかりしてください。
レッドウィングのアイリッシュセッター オックスフォードの今期のが気になるなー。4月の泉ヶ岳のときにレッドウィングに行ってみようかな?
— ino (@Hobby_Life) March 5, 2017
レッドウィングの王道「オックスフォード」が進化した!
先ほど紹介したオックスフォードの改良版。その名も「オックスフォード9101」です。今までのオックスフォードの色はブラックしかありませんでしたが、機能面はそのままで新たにブラウンが生産されました。オックスフォードはファンが多く、販売当初は店頭に行列が出来たほどの人気ぶりです。今までの黒とは打って変わって、晴れやかな印象を受けます。
色目が黒だと暗い印象で嫌だという方におすすめです。ブーツシューズというとどこか硬いイメージになってしまいがちですが、復刻版のこのオックスフォードならカジュアルに履きこなすことができるでしょう。ビジネスシーンから、軽く敷居の高い場にもフォーマルに決めることが出来るので、おすすめのシューズです。
夏履くレッドウィング欲しいからオックスフォードほしい
— よし@趣味 (@jkR6o8WQ3d1IDga) July 29, 2016
お洒落!ポストマン「タンマウンテニアレザー」
柔らかい質感がとても珍しいレッドウィングのポストマン「タンマウンテニアレザー」。ブーツシューズといえばどの靴も艶ありが多いですが、タンマウンテニアレザーはあえて艶無しのセミマットな質感でかなりお洒落です。風合いも優しい印象を与えるブラウンなので、秋や春にファッションに取り入れるのがコツでしょう。レッドウィングの黒だとオールシーズン合わせられます。
デザイン的にも非常にシンプルなので、どのコーデでも履きこなす事が出来ると評判でおすすめです。グリップが大幅に効くので、時間履いていても足が疲れにくい構造になっています。また、一枚物の革で靴を仕上げているので、傷みにくくて長持ちするでしょう。サイズは実際の購入者からの意見を聞いてから購入するのがコツです。レッドウィングには元職人が多数勤務しています。
え?!レッドウィングのポストマンってこんなにシャープでカッコイイの?!
— ISOI30 (@ISOI30) April 2, 2017
頑丈!レッドウィングポストマンの「BOOTD」
柔軟性と耐久性を兼ね備えたレッドウィングの中でも、随一の頑丈さでおすすめのBOOTD。シンプルなデザインと艶入りで黒一色ですが、皮の層が厚くて縫い目がしっかりしているので凄く頑丈です。履きこなすなら、ビジネスマンはこれを選ぶのがコツです。表面も撥水加工されているため、急な雨でも水を弾いてくれるので、日本でもサラリーマンに大人気のアイテムです。
また、天然物の皮を生地に使っている為、履きこなすうちに個々の味が出てきます。履いているうちに自分だけのオリジナルブーツになり、おすすめの商品です。サイズ感が大きめなので、スキニーなど細めのパンツと合わせるのがコツです。ミリタリー色の強い見た目なので、登山やバーベキューなどの時に履くのがおすすめです。岩肌の出た陸地でも、足首が疲れにくくなっています。
レッドウィングのポストマン試着してきたにゅ
— はらだ牧場の決闘 (@g_harada69) December 24, 2016
黒のポストマンで足元をお洒落に引き締める
黒のポストマンを履きこなす場合、全体の色味が薄いコーデの時に使用してください。白のワイシャツとジーンズだったり、青の柄物シャツとベージュのブラウンパンツの場合、上半身と下半身で爽やかで優しい印象になります。ですが全体を通して色が薄すぎると緩くなってしまうので、足元は黒のポストマンで引き締めましょう。レッドウィングのポストマンは艶あり艶なしと様々です。
補色関係を考えたときに、白と黒はファッションとして取り入れやすい色同士とされています。逆に上半身と下半身でダークな色合いになってしまったときは、足元を白いシューズで決めると、全体のバランスが取れるます。白と黒をどこにベースに置くか、うまく取り入れるのがコツです。レッドウィングのポストマンシリーズは黒のブーツをたくさん揃えています。
おなごだってレッドウィングのポストマンがほしい!
— あひる (@duck_45) February 3, 2017
レッドウィングのブラウンブーツで大人の渋さを演出
ブラウンのポストマンの場合、上下は色物を抑えたモノトーンの服を選ぶのがコツです。ブラウンシューズだとシャツが明るすぎてもまとまりが悪いし、派手なパンツを履いてもポストマンシューズが映えません。色の薄い黒や、紫などの色味を揃えると、足元と調和されるのでおすすめです。マッドな色合いを足元に出したい方は、レッドウィングで探してみましょう。
シャツだとペイズリーやドット柄、パンツはミリタリーや暗めのベージュなどでまとめるのがコツです。ほかのアイテムも派手すぎるものは控え、シューズを主役にすることを意識しましょう。ブラウンは優しく控えめな色のイメージなので、ほかの色味を抑えると全体的にトーンが落ち着くのでおすすめです。同じ色で素材違いの靴をたくさん揃えているのもレッドウィングの特徴です。
むかでぷらちなさんにレッドウィングのポストマンを履かせたい、職種的にとてもピッタリだと思うのですよわたしは!
— ぎゅーにゅう屋@うし (@MILK_SHOP_) October 16, 2016
レッドウィングのおすすめポストマンまとめ
高品質な生地と職人の丁寧な技術で作られているため、コストパフォーマンスの良さもレッドウィングの人気の証です。しかし頑丈とはいっても、やはりブーツはブーツです。普通の靴とは違い、革を扱った繊細な履き物です。1週間ごとに手入れをコツコツと行って、キチンと保管しておきましょう。レッドウィングの店頭には、たくさんケア商品も販売されています。
キングオブブーツと言われるほどのビックブランド。男なら一足は持っておきたいところです。特殊な技法で生産されているので履けば履くほど独特の味が出るので、親から子に譲ることもできます。武骨な印象と繊細な機能面を持ち合わせているので、男性のリピーターが凄く多いそうです。オールシーズンに使えるレッドウィングのポストマンで、お洒落にファッションを決めましょう。
評価 3.8/ 5(合計10人評価)
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