耳がかゆい時やお風呂上り耳かきをすると至福の時を感じさせてくれますがやり過ぎる事は耳にとって危険である事はご存知でしょうか。意外と知られていませんが耳かきには正しいやり方があるんです。ここでは耳かきの正しいやり方とどんな危険があるのか紹介していきます。

耳かきのやりすぎに注意!正しいやり方を知って危険から耳を守ろう

目次

  1. 耳かきの道具は保管方法から注意が必要
  2. 耳かきをする時の姿勢が大事
  3. 耳かきは毎日してはいけない
  4. 耳かきは奥までやる必要は無い
  5. 耳かきの正しいやり方のまとめ

耳かきの道具は保管方法から注意が必要

耳かきを使い終えたらどこに保管しているでしょうか。多くの人はペン立てなどにさしているのではと思いますがこれは注意する点なのです。耳かきをペン立てにさしているだけだと耳かきにほこりなどの汚れが付着してしまいます。

その汚れが付着してしまった耳かきを耳の中に入れてしまうのは危険と感じませんか。使う前に除菌をするなど耳かきを綺麗にしてから使いましょう。また出来るだけ耳かきに汚れが付かない様にケースに入れるのが良い保管のもやり方です。

耳かきを使い終わったら除菌などをして綺麗にして保管する。そして使う前にも耳かきを綺麗にする。耳かきを保管する時に注意するのはこれだけです。また片側の耳掃除が終わったら耳かきを綺麗にもう片方の耳掃除をするとより良いやり方になります。

耳かきをする時の姿勢が大事

耳かきをする時に膝枕をしてもらいながら耳掃除なんて幸せを感じる時ですがこれも耳かきにとって注意する必要があります。横になって耳掃除をするという事はせっかく取った耳あかが耳の奥まで落ちていく可能性が出てきます。

耳の奥まで耳あかが落ちてしまうと耳の病気を起こす可能性が出てきます。必ず上体を起こして耳掃除をする様にしましょう。耳鼻科で耳掃除をしてもらう時に横になりながらしてもらう事はまずないはずです。

本来耳あかは耳の入口近くで出来て耳の外側へ押し出される様になっています。横向きで耳掃除をする事で耳の奥に落ちた耳あかが詰まってしまう事になります。落ちた耳あかが鼓膜についてしまうと難聴の原因にもなるので気をつけて下さい。

耳かきは毎日してはいけない

毎日綺麗に耳掃除をすると清潔に保たれると思われるかもしれませんがやりすぎは耳にとって良くない行為なのです。耳あかには雑菌の繁殖をおさえる効果があると言われています。多すぎても困るし無くても困るのが耳あかなのです。

耳鼻科の先生によると耳掃除は1か月で1回程度、多くても週に1回程度で良いと言われています。人によってはどうしてもかゆくなったりすると思うので週に1回か2週間に1回ぐらいが無難ではないでしょうか。

また耳かきを長くやりすぎる事にも注意が必要です。耳の中の皮膚は薄い物なので長く耳掃除をしていると皮膚に傷がつくおそれがあります。耳かき1回の時間は2分程度に抑えましょう。何事もやりすぎは良くないのです。

耳かきは奥までやる必要は無い

耳かきをするとどうしても奥まで綺麗にしないと気がすまないという人もいるかもしれませんが注意が必要になってきます。耳の奥まで掃除をしようとすると耳かきが鼓膜などにあたって傷をつけかねませんし思った以上に痛みを感じます。

耳かきは入り口から1㎝までを掃除する様にしましょう。耳の中の皮膚はだいたい1㎝ぐらいから皮膚がより薄くなっています。より傷つきやすいだけではなく耳内部の神経との距離も短い事を意味しています。思わぬ怪我の可能性が出てくるのです。

また耳の奥まで耳かきをする事は耳あかを奥に押し込める事にもなります。耳鼻科に行って耳掃除をしてもらうと思わぬ大物が出てくる事がありますが横向きに耳掃除をする事と奥まで耳かきを入れる事で耳あかが溜まってしまっているのです。

耳かきの正しいやり方のまとめ

耳かきの正しいやり方を紹介しましたが耳は思うよりデリケートです。力を入れて耳かきをするのはもちろん駄目なやり方です。また湿った耳あかになる猫耳の人は綿棒を使うと思いますが綿棒もケースのふたをしっかりと閉めて汚れない様に保管しましょう。

またお風呂上りに耳かきをすると綺麗に取れると思う人もいるでしょうが耳の皮膚が柔らかくなりすぎているので傷をつけてしまうなどの逆効果になります。耳かきは外耳炎や中耳炎、難聴の原因にもなります。耳かきのやり方を守って気持ちの良い耳掃除をしていきましょう。


評価 4.6/ 5(合計7人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ