ウォッカというお酒はカクテルに非常に向いているお酒です。強めのお酒な分度数の高いカクテルを作ることもできますし、極めて低い度数のおいしいカクテルを作ることもできます。女性にも男性にも親しみ深く、さらに奥深いウォッカを利用したカクテルレシピを紹介します。

目次
ウォッカってどんなお酒?
ウォッカというお酒についてまず簡単にお話しすると、ウォッカはライ麦やジャガイモなどから作られたスピリッツ(蒸留酒)です。ロシア等気候が寒い地域で支流になっているだけ、度数はそこそこに高いのですが、カクテルにすることで飲みやすく割と度数の低めなものへと簡単に変化してくれます。
スピリッツ単体だと40度程度のアルコール度数が平均なのですが、ウォッカの種類によっては度数をあげて90度のようなものもあるので、選ぶ際には注意をしてください。今回のレシピはあくまで40度程度のもので日本人向けのカクテルレシピをご紹介していきます。割合もお伝えするので、度数が高いウォッカの場合はカクテル二する場合もチェキサーをとって下さい。
まず、このスピリッツというのは蒸留酒と言って、熱して度数が高くなったお酒だと思っていただきたいです。このベースとなるウォッカをこれからカクテルにしていくため、様々な飲み物と混ぜていき美味しく飲むレシピをお伝えしていきます。ご自身のお好みのカクテルレシピが見つかることを祈っていますが、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
ウォッカカクテルを作るのに使う道具
カクテルを作るためにはまず幾つかの道具が必要です。もちろん作るウォッカカクテルの種類によっては、必要ないものもありますので、参考程度にご覧いただければ幸いです。代用できるものもほとんどですが、あった方が簡単で便利かと思います。
シェーカー
カクテルを作りたい方や、ウォッカなどお酒の名前を知っているのであれば聞き覚えがある方も多いかと思いますが、氷とともにお酒を冷やしながらミックスするためにつかう道具です。よくバーテンダーさんがシャカシャカとカッコよく降っている奴ですね。フォームとしては八の字を縦に描くのですが、正直素早く冷たくなるように混ざれば問題ありません。
バースプーン
こちらもカクテルをよく飲まれたり、カクテル以外に割もののお酒を飲む方なら聞いたことがあるはずです。グラスに注いだ飲み物を混ぜる棒ですね。シェイカーと同等に混ぜるために使う道具ですが、こちらはグラス内で混ぜるためのマドラーだと解釈しておいてください。先端がティースプーンになっているのでここでシロップなどをカウントします。
ジガーカップ(メジャー)
こちらは今回のカクテルレシピをご紹介する上で特に重要なアイテムです。カクテルレシピではお酒の割合をml数でご紹介します。その量を図るためのメジャーになりますので、出来るだけご用意ください。メジャーには幾つか種類があるのですが、違いというと上下のml数が異なります。片側30ml片側60mlなどいろいろあるのですが個人的には30/45mlが使いやすいです。
なぜかというと、中にメモリが書いてないものの方が多いですし、細かく量って入れるというよりかは15mlなら30川の半分というように目分量でスピーディーな入れ方をします。割りやすいサイズである30/45のメジャーが一番楽かと思われます。使い方は人差し指と中指でくびれを挟んでお酒を注ぎ、シェイカーかグラス側へ人差し指と中指を上下にずらして傾けるだけです。
ウォッカカクテルを作る二つの方法
カクテルというものは、基本的にメインのお酒に対して他のジュースやアルコール、シロップなどをミックスして出来るものです。ですから、正直自分の美味しい特別なレシピが出来上がることだってあります。それがまさにオリジナルカクテルというわけですね。手法としては飲料を入れて混ぜることがメインなのですが、混ぜ方に二つの方法がカクテルには存在します。
シェイク
こちらは、シェイカー類でシェイクする方法です。シェックすることでお酒自体に丸みをつけ飲みやすい状態に持っていきます。氷をシェイカーに入れてシェイクすることで急激にお酒の温度が冷え、さらに飲みやすく美味しいカクテルが出来上がります。
ビルド
ビルドは一番簡単な方法で、グラスの中にカクテルレシピの内容を入れて混ぜる方法になります。カクテルスプーンやマドラーを使って軽くくるくると混ぜることで、簡単にかつ美味しいカクテルが出来上がります。
その他
今回は基本の大まかなレシピなのでビルドとシェイクをメインにカクテルレシピを紹介しますが、中にはシャーベット状のカクテルを作るためのミキサーや、ストレーナーというグッズとカクテルグラスを使ったシェイクの仕方もあるので、応用として習得してもいいかもしれません。
ウォッカカクテルのグラス紹介
カクテルには、それぞれに適したグラスというものがあります。もちろん、全てが全て絶対ということはないのですが、そのお酒の香りを楽しんだり色味を楽しんだりと、カクテルの個性に合わせてあげたほうが、よりカクテルの美味しさがますので、今回はグラスを何がいいのかもレシピに加えてあります。そのために今回使用するグラスを簡単い紹介しておきます。
ゾンビグラス(コリンズグラス)
コリンズグラスという名も支流ですが、ゾンビグラスと教わったのでお好きな方で読んでください。こちらはトールサイズの背の高いグラスですとんとまっすぐなグラスであることが特徴です。強くないお酒だったり氷の量が多めのお酒にはこのグラスを利用することが主です。
カクテルグラス
これは良く見るカクテルのグラスですね。氷をあまり入れることがなくシェイクでお酒を冷やしてそのまま飲む用のグラスという感じです。飾り付けなどなくてもすでに美しい見た目から、カクテルを作るにはぴったりのグラスでしょう。飲み口が広いことから香りも広がりやすく光の反射しやすい形がとてもかっこいいです。V型でなくU型のもありますがそれは次お話しします。
シャンパングラス
シャンパングラスというだけあって、本来はシャンパンを飲むグラスなのですが、炭酸が届きにくくなっている縦長のものでなく浅めのU型カクテルグラスのような形をしているのがソーサー型になります。この形のシャンパングラスを用いて作るカクテルも豊富です。ちなみに背の高い方はフルート型と言います。
ゴブレットグラス
こちらは見た目がワイングラスのようにも見えますが、実際には海外ビールなどを嗜む時に使われるグラスとなります。香りが広がりやすいというのがやはり大きな特徴でしょうか。カクテルとしては結構クラッシュアイスを使うカクテルに使われやすいです。細めのストローを二本指したりと、おしゃれな加工もたくさんできて楽しいですよ。
ロックグラス
オールド・ファッションド・グラスというのが正式名所ですが、ロックグラスと覚えてもらって結構です。ロックですから大型の氷を入れて飲むタイプのカクテルに使われます。基本はウイスキーなどを飲むためのものですが、カクテルでは幅広くグラスを使っていきますよ。
タンブラー
こちらは、普通のコップというような感覚ですかね。ゾンビグラスよりも形が様々で広がりがあったりと個性豊かです。普通のコップに注ぐという感覚てタンブラーグラスを使うのも、カクテルには結構多かったります。お店ではゾンビグラスが切れてしまったらタンブラーを使うってところも多いですね。
『ウォッカ&グレープフルーツ』でさっぱり
さっぱりめのカクテルレシピ
まずご紹介するウォッカカクテルのレシピは「グレープフルーツ」を主に使った、カクテルです。水のようにシンプルなウォッカに対して、グレープフルーツを入れることにょって、さっぱり感が強く飲みやすいカクテルとなります。どれも飲みやすくて美味しいカクテルですので、手始めにウォッカカクテルを作りたい方にはおすすめです。
ブル・ドッグ
ブルドッグのカクテルレシピは、ロックグラスを用意して、お好みで氷を落として、ウォッカ40mlにグレープフルーツジュースを適量(グラスの塩梅でちょうどいい量)注ぎます。軽く氷のを回すようにマドラーかカクテルスプーンでくるりと混ぜましょう。それだけで完成です。因みにロックグラスの口を最初にライムで濡らし塩を付着させれば写真のソルティドッグです。
ブリザード
やっぱりブリザードはおいしい! pic.twitter.com/mVtrExVMYD
— しぇるてぃ (@sheep_shelty) December 15, 2013
カクテルグラスに、ウォッカ35ml、グレープフルーツジュース35ml(適量でも良い)、ピーチツリー10ml、カンパリ5ml、レモンジュース5mlをシェイカーでシェイクします。カクテルグラスに注いだ後、チェリーに切り込みを入れてグラスに一つさせば完成!見た目としても可愛いですし、フルーティーなカクテルレシピなので女性に大人気のウォッカカクテルです。
シー・ブリーズ
カクテルだとシーブリーズが一番好き pic.twitter.com/5YBakYOXeX
— みなと (@mnt_o) May 21, 2017
ロックグラスにクラッシュアイスという細かく砕いた(マクドナルドの細かい氷くらい)の氷を入れておきますそれに、ウォッカ30ml、グレープフルーツジュース45ml、クランベリージュース45mlでシェイカーを使ってシェイクして入れてください。色味はクランベリーでほんのりと赤くなりウォッカの感じも残って楽しいお味ですよ。
マネキネコ
シェイカーにウォッカ20ml、グレープフルーツジュース20mlを加えさらに、ココナッツパッション10ml、バナナリキュール10mlを加えてかなりフルーティーに仕上げます。色を淡い緑にするためにブルーキュラソー1tsp(ティースプーン)入れてカクテルをシェイクします。カクテルグラスにチェリー 1個を落としその上から完成したカクテルを入れて出来上がり!
見た目もおしゃれですし、フルーツいっぱいで女性に作るならぜひともおすすめのカクテルです。飲みながらコロコロとしているチェリーが、淡い青い緑のカクテルの中で可愛らしく見えるので、数あるグレープルーツとウォッカの中でも女性向けです。カクテル名は変わってしまいますが、オリジナルで他の種類のフルーツジュースを混ぜたりシロップのカラーを変えてもいいですね。
『ウォッカ&アマレット』でしっとり
アーモンドリキュールのカクテルレシピ
アマレットというのは、リキュールのの種類で杏仁を利用したものです。しかし、匂いはアーモンドが入っているかのようなアーモンド香で、とってもふんわりとした香が心に染み渡ります。男女ともにおすすめなカクテルが作りやすいですし、心が休まるのでリラックスしたい時にもすごくおすすめの組み合わせです。中でもおすすめのカクテルを二つ紹介します。
ゴッドマザー
ウォッカ45ml、アマレット15mlと二つだけを使ったカクテルです。ロックグラスに氷と先ほどの二酒を入れてティースプーンでビルドすることで完成します。ゴッドファーザーという映画と同じ名前のお酒が有名なのですが、それはウォッカがウィスキーに置き換わると出来上がるカクテルです。ウィスキーに合わせることでより深みのあるカクテルになるのでどちらもお試し下さい。
ロードランナー
今日の青いやつ。Season3
— kuroi@食い倒れ (@961wataru) May 28, 2016
『ロード・ランナー』
アマレットとココナッツミルクで甘口カクテルです。ベースはウォッカだから度数は高め。
上にナツメグがかかっています。 pic.twitter.com/8flnHSO9My
こちらはシェイクタイプで、シェイカーにウォッカ30ml、アマレット15ml、ココナッツミルク15mlを入れシェイクします。カクテルグラスにそそぎ、その上からナツメグパウダーを中心に振掛けることで完成です。皆目はクリーミーであり、ナツメグのエスニックな香りとアーモンドのビターな香りで優しい飲み口でありながら、ちょっと大人な雰囲気のあるカクテルです。
『ウォッカ&ホワイトキュラソー』でふんわり
オレンジピール系と合わせるカクテルレシピ
次にホワイトリキュールを15ml pic.twitter.com/xbkZ1WXJ9R
— 整備班副ニャンちゅう (@toukyo_) June 4, 2016
ホワイトキュラソーというお酒の種類はよく耳にするかたが多いのではないでしょうか。梅酒をつけたりするのにもよく使われるのでスーパーでも見かけますよね。このホワイトキュラソーはブランデー系のスピリッツで香がよくそこにオレンジビール(オレンジの皮香)が含まれていて、甘味を加えて飲みやすくしたリキュールです。
つまり今回はスピリッツじゃなくてリキュールを加えるのですが、リキュールとは、先ほどのアマレットや今回紹介しているウォッカのように作る大元の原料だけでできたお酒じゃなく、そのスピリッツに対して香料や糖類などを混ぜ合わせたものを指します。簡単に言うとウォッカにフルーツ香料などを混ぜたスミノフアイスはリキュールって感じですね。
ハイ・ライフ
ウォッカ45ml、ホワイトキュラソー10ml、パイナップルジュース10ml、さらに卵白を一つ入れシェイカーでシェイクしソーサー型のシャンパングラスへ注ぐタイプのカクテルです。淡い黄色のカクテルになるのですが、口当たりがまろやかで非常に飲みやすいカクテルなので、割と誰にでも提供しやすい上に、「あなたにふさわしい」というカクテル言葉から、贈り物として良い品です。
バラライカ
ウォッカ30ml、ホワイトキュラソ 15ml、レモンジュース15mlと、ウォッカ単体も量が多くお酒の割合が多いことから、アルコール度数も少し高いカクテルです。少し辛口なものなので、お酒が苦手な方でも飲めなくはないのですが、少し度数の事を考えて提供するのがいいでしょう。作り方はシェイクでグラスはカクテルグラスになります。
カミカゼ
引き続き度数が高く、辛口なカクテルです。ウォッカ40ml、ホワイトキュラソー10ml.ライムジュース10mlという感じに、ウォッカの割合も高くレモンからライムへと変わったのが特徴ですね。バラライカと同じようにシェイカーでグラスはカクテルグラスになります。度数は高くてもバラライカ同様飲みにくいものではないので、飲み過ぎには注意です。
コスモポリタン
カミカゼから派生したものがこのコスモポリタンです。ホワイトキュラソー10ml、ライムジュース10mlまでは同じですがここにクランベリージュース10mlを足すので、ウォッカは30mlにして下さい。あとは同じでシェイカーでカクテルグラスにお願いします。カミカゼは少し黄色がかっていますがこちらは淡いピンクになるので、とっても見た目がキュートで女性におすすめです。
雪国
まずソルティードッグと同じで、カクテルグラスにライムを塗りウェッティーにさせてからお皿に広げた砂糖へ、グラスの口をつけてまぶします。そのグラスにミントチェリー(グリーンチェリー)を落として、ウォッカ30ml、ホワイトキュラソー15ml、ライムジュース15mlをシェイクしたものを注いだら完成です。白く淡い見た目が美しくまるで雪国のようです。
マネキネコでもご紹介したチェーリー系を沈めるカクテルなのですが、チェリーがどうしても浮いてしまったり飲みにくいという意見もあります。そういったことがないように、カクテルピンという小さなピンを指してお出しすると、指で止めることができるので、スマートに飲むことができますよ。
『ウォッカ&オレンジジュース』でごくごく!
飲みやすいカクテルレシピ
ジュース系のカクテルにもいくつか種類がありますが、今回はオレンジジュースです。グレープフルーツジュースほど強い刺激がなく、ライムジュースほど渋みも少ないものなので、スウィーティーでより飲みやすいカクテルが出来上がります。お酒をあまり飲まない方にもおすすめしやすいですし、簡単に作れる上、オレンジジュースを入手すること自体も簡単ですよね。
スクリュードライバー
一時期市販でも出ていたものなので、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。実はこのスクリュードラバーって、作り方がやはりとても簡単でシンプルな上に、飲みやすいのでおすすめなんですよ。ウォッカ 40ml程度入れて、オレンジジュースをゾンビグラスが程よい量になるだけ注ぎボルドです。ゾンビグラスの背の高さからしてもわかる通り度数はそこまで高くありません。
ボルガ・ボートマン
オレンジジュースカラーなのに、少し濃厚そうで見た目も美味しそうなカクテルをご紹介します。ウォッカ20ml、オレンジジュース20mlここにチェリーブランデー20mlを足してシェイクします。カクテルグラスに注いで完成なのでとても簡単ですよね。しかしチェリーブランデーが足されただけで、すごく甘い香りと甘味がまして濃厚で美味しいカクテルになるのです。
アンジェロ
ウォッカ30ml、オレンジジュース20mlとここにパイナップルジュース20ml、サザンコンフォート10ml、ガリアーノ1tspを足してシェイカーでシェイクします。できる限り泡出つようにスピーディーにシェイクしましょう。ゴブレットグラスに注ぐと泡が湧いて出るので、その泡の上にオレンジスライスを一枚1枚軽く乗せるように落として完成です。おしゃれな上に美味しいですよ。
ハーベイ・ウォールバンガー
スクリュードライバーをよりすっきりさせたカクテルというイメージでしょうか。ウォッカ40ml、オレンジジュースをゾンビグラスに対して適量入れます。そしたらガリアーノ2tspを最後にたらして、オレンジ1カットをお腹の部分で切り込みを入れ、グラスにさせば完成です。ガリアーノはリキュールなのですが薬草系のものなのでよりすっきり感が増すわけです。
『ウォッカ&トマトジュース』でおしゃれに美味しく
女性に人気の高いカクテルレシピ
野菜系のジュースも種類豊富ですが、中でも特にトマトジュースがよくカクテルなどで使用されます。ビールとトマトジュースで割ってレッドアイなど簡単なお酒の割元としても親しみがありますし、さっぱりとした感覚と赤みをつけるカクテルの色彩も、彩りよくさらにおしゃれで飲みやすくという点が、おすすめポイントとして高いでしょう。
ブラッディー・メアリー
ウォッカ40ml 、トマトジュースをゾンビグラスに適量、レモンジュース1tspを落としビルドします。レモンワンカットをグラスに落して完成です。辛口ではありますがトマトの青さと酸味、さらに甘味が引き立って美味しいです。この上からタバスコやペッパーを添える方もいてスパイシーな口当たりがより美味しさを増させるのでしょう。マドラー代わりにセロリをさすのも有りです。
ブラッディー・ブル
ウォッカ30ml、レモンジュース15ml、ウスターソースとタバスコ1ダッシュ、ビーフブイヨンとトマトジュースをグラスに適量入れてビルドします。グラスはタッンブラーで構いません。こちらもブラディーメアリーの派生系な感じですね。独特でありながらも実に美味しいカクテルなのでぜひ一度試してみてみ下さい!
『ウォッカ&チェリーブランデー』で爽やかに
爽やかな香りのカクテルレシピ
ボルガボートマンのレシピにも登場したチェリーブランデー。ブランデーの種類にもいくつかあって果実をチェリーで使用したブランデーがチェリーブランデーになります。その名の通りチェリーの香りがしっかりとしてくれるので、ブランデー独特の香りも甘味があるのですがより甘い香りと口元のとろけるような甘さが特徴的です。カクテルにはおすすめのアイテムですね。
パナシェ
ステア技法なので、シェイカーでも構いませんが激しく振るうというよりも混ぜ込む感覚でふるってあげてください。レシピは、ウォッカ30ml、チェリーブランデー10ml、ドライベルモット20mlです。最後にチェリーを1個落とします。おそらくお店で注文するとビールのカクテルが出てきてしまいます。同名カクテルが存在するものなのでウォッカということだけ伝えましょう。
ポロネーズ
こちらはお店によって作り方が異なります。ウォッカ 30ml、チェリーブランデー10ml、ドライベルモット20mlでシェイクしてカクテルグラスにチェリー1個を落とし注ぐタイプと、ドライベルモットを入れずレモンジュースを2ダッシュしてシュガーシロップを足しシェイクします。チェリーもなしでシンプルにカクテルグラスへ注いで完成です。お好みでどうぞ。
『ウォッカ&コーヒーリキュール』で大人で可愛い
男女ともに人気のカクテルレシピ
リキュールの種類にはチョコレートやコーヒーなどお酒にあまり関連付かないものもあります。今回使うのはコーヒーのリキュールで、コーヒーらしい大人な味わいが作れるカクテルです。何よりもコーヒーと言えばあの香ばしくて心休まる香りですよね。すごくしっとりとした時間が味わえれるので、一人で飲むという方にもおすすめですよ。意外と簡単に手に入るリキュールなのでぜひ。
カルーアミルク、あれもコーヒーミルクのお酒のようなもので、カルーアというリキュールがコーヒーリキュールになります。聞いたことやお店で見たこともあるのではないでしょうか。
ブラック・ルシアン
このカクテルは、ウォッカ40ml、コーヒーリキュール20mlだけの簡単なカクテルです。こちらはロックグラスに氷を落としてから注いでくださいね。シンプルなだけに、しっかりとコーヒーリキュークの旨味や香りが引き立っていて、コーヒー好きにはたまらない一品です。
ホワイト・ルシアン
先ほどのブラックルシアンに生クリームを足したものがこのホワイトルシアンというカクテルです。ウォッカ40ml、コーヒーリキュール20mlで先ほどと同じようにロックグラスに注ぎます。そしてその上から生クリーム10mlをツートンコーヒー(フロート)の様に載せていきます。見た目もおしゃれでクリーミーな味わいのある美味しいカクテルの出来上がりです。
マッド・スライド
ブラックルシアンに生クリームでなく今度は、アイスクリームバージョンですよ!ワクワクしますよね。ウォッカ20ml、コーヒーリキュール20mlそして先ほどと同じようにアイリッシュクリームリキュール20mlを上に乗せていきます。バニラの香りもするので心ときめきたい大人の女性に、おすすめだしぴったりのカクテルです!
『ウォッカ&ライムジュース』で爽快な飲み口
爽快感で飲みやすいカクテルレシピ
柑橘の種類で今回紹介する最後のジュース。ライムジュースです。グレープフルーツで割るよりもよりすっきりとした酸味が欲しい時にこのライムの青っぽい香りが役立ってくれます。ライムの青い香りとウォッカは本当によく合うので、今まで二紹介してきたカクテルにもいろいろと出てきましたよね。今回はそのライムがウォッカとともにベースとなってくるものを紹介します。
スレッジ・ハンマー
ウォッカ50mlにライムジュース10mlというシンプルな作りでこのカクテルは完成です。両手持ちハンマーって意味ですから、なかなかな名前ですよね。その名の通りカミカゼなどと同等に高アルコールなので、飲み過ぎには気をつけてください。シェイクでカクテルグラスに注ぐようお願いします。
タワリッシ
ウォッカ30mlとライムジュース15mlに、キュンメル15mlを加えてシェイクしカクテルグラスに注ぎます。キュンメルというのはハーブのリキュールなので、爽快感が強くどちらかというと苦めのカクテルになります。度数もそこそこ高いので、味にあった飲みすぎることは少ないカクテルといったところでしょうか。
モスコー・ミュール
こちらも割と飲み屋さんで多く置かれているので、聞いたことあるのではないでしょうか。モスコミュールは、ウォッカ45ml、ライムジュース15mlに、ジンジャーエールを適量入れて、ライムスライスを1カット落とします。すっきりとした味わいで飲みやすく美味しいですよね。透明な見た目なのですが、基本はグラスでなく銅製マグカップを使います。
ウォッカで女の子向け番外カクテルレシピ
アブドゥーグ
ゴブレットグラスに注ぐカクテルです。アブと聞くと、勝手に薬酒のアブサンを思い描いてしまいますが、その強酒じゃありません、お水のことを指すそうです。そしてドゥーグって何かというと、それはヨーグルトなのだそうです。ウォッカ30ml、プレーンヨーグルト60mlをゴブレットグラスに注ぎ塩をパラリとかけて、ソーダで量を調整しビルドして完成です。
ジプシー
こちらは、見た目が可愛く中辛くらいの味わいなので、飲みにくくはないのですが、かなり度数が高めなので気をつけて欲しいカクテルです。ウォッカ45mlにベネディクティン15ml(ハーブリキュール)を加えさらにアロマチックビターズ1ダッシュしてシェイクでカクテルグラスに注いでください。アロマチックビターズはアンゴラスチュラという香りがおすすめです。
セックス・オン・ザ・ビーチ
EDM音楽でもこんなお酒の名前がありましたね。このカクテルは映画に出たりと、知名度が高く実にフルーティーで美味しいカクテルです。ウォッカ15ml、メロンリキュール20mlと実は、メロンの方がベースなのですが、そこにクレームドフランボアーズ10ml、パイナップルジュース80mlをタンブラーに入れビルドして完成です。
チチ
このカクテルはフルーツの盛り合わせみたいに、ごろっとしたカクテルです。ウォッカ45ml、パイナップルジュース80ml、ココナッツミルク45mlをシェイクします、クラッシュアイスを用意してゴブレットグラずに落としその上から注ぎます。最後にパイナップル1カットとチェリー1つをカクテルピンに指して完成です。常夏カクテルって感じで可愛いですし度数も低いです。
男性に人気の番外編ウォッカカクテルレシピ
ウォッカ・マティーニ
マティーニは本来ジンのお酒ですが、それのウォッカバージョンと捉えてください。ウォッカ50mlにドライベルモット10mlをステアしてカクテルグラスに注ぎます。レモンピールを数適落として最後にオリーブをカクテルピンでさせば完成です。結構辛口な上度数も高いので、男性向けというイメージです。
ブルー・ラグーン
女性向けとしてチチを紹介しましたが、男性向けの常夏風にはブルーラグーンを紹介しましょう。某海賊漫画に出てくる街の名前みたいですが、アイスランドにある世界最大の温泉地域です。ウォッカ30ml、ブルーキュラソー10ml、レモンジュース20mlをシェイクしてソーサーシャンパングラスへ。レモンスライス1枚とチェリーをカクテルピンにさせば完成です。
透き通る青の美しさを見せるために背の高めなグラスを使いましたが、こういったグラス系にはストローをさすとよりよいでしょう。女性に出すなら忘れないようにしてくださいね。
まとめ:オリジナルカクテルが作りやすいウォッカ
ウォッカは水のようにシンプルなお酒なので、強いことは強いですが、割とどの飲み物と合わせても美味しくなることが多いスピリッツです。なので、オリジナルのカクテルを作ってみたり、合いそうだなというジュースで自由に割って飲むのもありな素敵なお酒ですから、気軽にウォッカでカクテル作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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