みなさんはホンダのフリードプラスという自動車をご存知ですか?実は、ホンダフリードにはフリードとフリードプラスというカテゴリーがあります。今回は新型フリードとの違いや、ホンダのフリードプラスで車中泊はできるの?という疑問にお答えします。車中泊ファンも必見です!

ホンダのフリードプラスは車中泊できる?新型フリードとの違いとは?

目次

  1. ホンダ フリードプラスとは?
  2. ホンダ フリードプラスの特徴「エクステリア」
  3. ホンダ フリードプラスの特徴「座席シート数」
  4. ホンダ フリードプラス「選べるシートの違い」
  5. ホンダ フリードプラスの2列目アレンジ方法
  6. ホンダ フリードプラスのラゲッジルームの使い方
  7. ホンダ フリードプラスは車中泊専用設計①
  8. ホンダ フリードプラスは車中泊専用設計②
  9. ホンダ フリードプラスの中古車はお得?
  10. ホンダのフリードプラスの車中泊まとめ!

ホンダ フリードプラスとは?

みなさんはホンダのフリードプラスをご存知ですか?実はこのホンダ「フリードプラス」は、前モデルであるホンダ「フリードスパイク」の後継モデルなのです。発売時期は、2016年9月16日にコンパクトミニバン「フリード」がフルモデルチェンジし、その際に「フリード スパイク」の後継モデルとして、フリードプラスも発売されました。現在のフリードで二代目になります。

初代のホンダ フリードも、コンパクトミニバンでありながら、広い空間を構築しており、7人乗りモデルも販売するなど、コンパクトミニバンとは思えないスペックで人気を呼びました。初代の登場から約8年もかかり、フルモデルチェンジをし、新型フリードが登場した経緯になります。

実は、このホンダ「新型フリード」とホンダ「フリードプラス」ですが、見た目はフルモデルチェンジなのに、そこまで変化はありませんでした。では、今回の新型フリードとフリードプラスは何が違うのかを、ご紹介して参ります。果たして、フリードプラスで車中泊はできるのか?も含めてご紹介します。

ホンダ フリードプラスの特徴「エクステリア」

ではまず、ホンダフリードプラスと新型フリードの違いをご紹介していきます。エクステリアから紹介していきますが、実はエクステリアにはほとんど、いやフリードとフリードプラスの違いはありません。ですので、外見からはフリードとフリードプラスを見分けることは困難です。下記の画像を見てみてください。おそらく、違いはないはずです。

新型フリードのエクステリア

新型フリードのエクステリアはこんな感じです。最近のホンダらしいフロントフェイスが特徴ですね。先代とあまり変わらないと言っても、やはり丸みをもったコンパクトミニバンらしいデザインで、より洗練されていて子育て世代のファミリーにも似合いますし、おしゃれな見た目ですので、若者が仲間と一緒にロングドライブなんて用途にも向いていると言えますね。

新型フリードプラスのエクステリア

こちらが、新型フリードプラスです。どうですか?おそらく、新型フリードとフリードプラスの違いを認識するのは困難かと思われます。フロントグリルの印象も特に差がありません。また、画像にはないですが、ホイールの違いもなく、判別は不可能となっております。

ホンダ フリードプラスの特徴「座席シート数」

続いてのホンダの新型フリードとフリードプラスの違いは、「座席シート数」の違いです。まず、新型フリードに関しては、座席数は3列シートまで完備しています。ですから、乗員は6 〜7人まで乗車できます。それに対してホンダ フリードプラスは、5人乗りまでです。まず、この座席数の違いに着目してみると良いでしょう。

新型フリードの座席数

新型フリードは最大で座席数が7つありますので、お友達や仲間と遠出に行く際も最適ですし、2世帯の家族でのり込むにも最適と言えます。「コンパクトミニバンだから、室内は狭いでしょ?」と思われる方もいらっしゃるはずです。

しかし、2列目シートはこのクラスでは、最大級のロングスライドを実現しており、前後に36cmのロングスライドを実現しています。ですので、大柄な男性が乗っても十分なスペースを確保することができるのです。画像を見てもおわかりになる通り、2列目のキャプテンシートがとても、ゆったりとしているのがわかります。

また、後述してお伝えしていきますが、新型フリードでも車中泊をしている方はおり、上記の画像のように多少、ベットが高めの位置にはなりますが、車中泊は不可能ではないのです。乗員数が少ない時は、荷物の積載量もすごく多いですし、一人旅にも申し分ないのです。

新型フリードプラスの座席数

新型フリードプラスの座席は、上記画像のように、5人乗りシートと広いラゲッジスペースになります。デメリットは、新型フリードのように最大で7人乗ることができないので、日頃より多くの人員が乗車する方には向かないです。

ただ、画像を見てもおわかりになる通り、5人乗車はできますし、ラゲッジスペースも広い、そして2段にしきることができるので、多くの荷物を載せることができますし、これだけのスペースがあればアウトドア用品や釣り用品を積むにも最適です。大人数をたまにしか乗せない、または、普段は3列目は必要ない方には、すごくおすすめできるラゲッジなのです。

ホンダ フリードプラス「選べるシートの違い」

続いてのホンダ フリードプラスと、新型フリードの違いですが、選べるシート色が違うのです。選べるシート色とは、新型フリードとフリードプラスはややシートの配色と、シートの質に違いがあります。それでは、より具体的な違いを見ていきましょう。

新型フリードのシート

新型フリードのシートは、ストライプ調のすわり心地の良いファブリックシートを採用しています。その色の違いも、「モカ」、「ベージュ」、「ブラック」の中から選択することができます。また、インパネには木目調のパネルを使用することで、標準モデルらしい、上質な空間を演出しております。

ちなみに、インパネの木目調パネルは、シートと連動して、質感を変えることができます。フリードのグレードによっても、インパネやシートの選択が変わるので、一度ホンダのディーラーに行くとわかりやすく説明をしてもらえはずです。

フリードプラスのシート

一方で、フリードプラスのシートは、モノトーン基調で立体感のあるデザインと心地良さのある質感の高いブロック柄のシート採用しています。新型フリードがおしゃれなシートにだったのに対して、フリードプラスのシートは、アクティブな印象、そして「ツール感」を醸し出しています。

完全にこの2タイプは、同じフリードにもカテゴリが分かれているために、ユーザーの購入欲も高まるでしょう。そして、フリードプラスのインパネ周りでも、とてもアクティブなメタル調パネルを使用しているために、雰囲気ががわっと変わります。(タイプによっては、木目調も選択可)シート色は、ブラックのファブリックと、ブラックのコンビシートを選択可能です。

ホンダ フリードプラスの2列目アレンジ方法

続いて、ホンダフリードプラスと新型フリードの2列目のアレンジ方法の違いをご紹介します。2列目のアレンジ方法と聞いて、新型フリードと、フリードプラスではどう違うのという話ですが、実は通常のフリードにも、2列目シートがキャプテンシートタイプと、ベンチシートタイプがあるのです。

そして、フリードプラスは3列目シートはないので、2列目のシートアレンジは少ないように思われます。ここでは、それぞれの違いをご紹介します。

新型フリードのシートアレンジ方法

例えば、新型フリードについては、2列目シートが「キャプテンシートの場合」は、キャプテンシートを運転席と助手席シートに近づければ、ラベッジスペースが最大化され大きなアウトドア用の椅子を載せることもできます。また、キャプテンシートを、目一杯に3列目の方へリクライニングシートを倒せば、ドライブ中に寝そべれるようになります。

そして、もっとゆっくり横になりたいという方の場合は、キャプテンシートのヘッドレストをとった状態で、3列目シートの方へリクライニングを倒せば、フルフラットまではいきませんが、段差の少ないスペースが確保でき、横になることができます。

この状態であれば、車中泊も可能です。そして次に2列目シートが「ベンチシートの場合」は、ベンチシートごと、運転席や助手席側に持ちあげることができるので、自転車等もらくらく積載できるのです。

それ以外にも、ベンチシートをリクライニングで倒していけば、ドライブ中の小休止に、横になることができますし、2列目のリクライニングの際に、ヘッドレストを外せば、フルフラットまではいかなくても、ゆっくり体を横にすることができます。このことから、新型フリードでも、車中泊は可能です。

ただ、印象としては、完全にシートのみでフルフラットにするのは難しそうです。もし、完全フルフラットを望むのであれば、フリードプラスをおすすめします。

フリードプラスのシートアレンジ方法

では、続いてフリードプラスのシートアレンジ方法です。フリードプラスの2列目のシートアレンジの特徴はなんといっても、「おやすみモード」なるシートアレンジ方法があります。このおやすみモードにすると、2列目シートを運転席や助手席側に倒して、完全にフルフラットにすることができます。

確かに、フリードプラスは座席数は5席しかありませんが、その代わりにフルフラットにできるという最大のメリットがあり、車中泊にもっとも適しているのが、このフリードプラスです。大人二人がゆっくりと横になることができます。

また、この「おやすみモード」以外にも、「ロングラゲッジモード」というシートアレンジがあり、この場合はサーフボードや、カーペットなどの長尺もののアイテムを積載することができるのです。またまた、「ビッグラゲッジモード」にすると、自転車等も積めてしまいます。

その他、釣り竿や、バック、アウトドア用品などの多くの荷物を積めるのも、このフリードプラスならではです。これは、やはりフリードプラスの多彩なシートアレンジと、ビッグラゲッジだからこそ実現できる多機能モードと言えます。

ホンダ フリードプラスのラゲッジルームの使い方

次に、新型フリードと、フリードプラスのラゲッジルームの違いをご説明致します。同じ車ですが、実はこのラゲッジルームの開口部も全然違うのです。ですので、ここでは一つ一つその違いについて見ていきましょう。

新型フリードのラゲッジルームの場合

新型フリードのラゲッジルームの場合、ラゲッジルームの開口部の高さは、1,110mmです。十分な広さがあることがわかります。大きな荷物でも楽々、積み下ろしが可能です。また、開口部の最大幅も1,080mmもありますので、横幅の広いものも入るような設計になっております。

そして、開口部の地上高は480mあります。地上から、ラゲッジルームまでの高さが高くないことで、荷物の積み入れの際も運ぶ人の負担を軽減します。これらのことから、新型フリードには十分なラゲッジスペースが確保されており、日常でも、家族で外出の際にも、遠出の際にも、特に便利なラゲッジスペースだと言えます。

フリードプラスのラゲッジルーム

フリードプラスのラゲッジルームについて見ていきます。フリードプラスのラゲッジルームの特徴は、なんといっても、開口部の高さです。上記の画像を見てもおわかりになる通り、地上から開口部までの距離が非常に低いですよね。これにより、大きな荷物でも楽々積み込めるのです。そして、ラゲッジは上下2段にしきることができるので、スペースを有効活用できます。

ですので、より多くの荷物を入れることができます。家族のレジャーや、旅行、そして車中泊にも最適です。数値でラゲッジルームの広さを見てみましょう。開口部の高さが1,255mmで、開口部最大幅が1,080mm、そして開口部地上高が335mmです。

新型フリードと比べても、開口部の高さが145mmも高いのです。そして、最低地上高では、145mmも低いので、この大きな開口部があるからこそ、車中泊や旅行に適したスペースが生まれるのですね。ちなみに、開口部の最大幅は新型フリードも、フリードプラスも一緒です。

ホンダ フリードプラスは車中泊専用設計①

続いては、ホンダ フリードプラスがいかに車中泊に向いているかをご紹介します。まず、車中泊を意識して作られた室内空間を見ていきましょう。ホンダ フリードプラスは、ここまでご紹介してきた通り、2列目のシートを運転席や助手席側に倒すと、フルフラットのスペースが確保できます。ですので、あとは、布団やシュラフ等を積み込めば車中泊ができてしまいます。

しかも簡単にできてしまうのです。そして、もう一つ車中泊にもっとも適した構造があります。それは、ラゲッジスペースが上下2段になっているので、上段に車中泊用のベットを作り、下段に荷物を積みこむのです。こうすることで、きちんとした車中泊スペースを確保しながら、しかも下段には車中泊グッズを収納できるので、非常に優秀なラゲッジスペースを誇ります。

ホンダ フリードプラスは車中泊専用設計②

続いてのホンダ フリードプラスの車中泊専用設計は、「電源の確保ができる」です。例えば、車中泊というと、スマホやタブレット等から情報を得ることも多いですよね。車中泊先の情報や、銭湯、道の駅の場所など、リアルタイムで知りたい情報が満載です。

そんな時には、電源が必ず必要になってきます。本格的に車中泊をしている人は、専用のバッテリーを積んでいることが多いですが、車中泊入門者にとってバッテリーまではちょっとと思う方も多いはず。そんな時に、フリードプラスの専用装備であるアクセサリーソケットは、ラゲッジルームに配置されているので、車中泊時にスマホの充電も行えます。非常に便利な機能が満載です。

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ホンダ フリードプラスの中古車はお得?

2017年現在で、フリードプラスの中古車市場は、価格が下がっておらず、中古車だからお得というわけではないようです。中古車も、新車購入時と同じ価格帯になっており、中古車で購入をしたいとお考えの方は、もう少し時期
が過ぎるのを待つべきでしょう。

今現在、フリードプラスの中古車は、距離数も少なくほとんど新車同様の状態で販売されております。ですので、価格が当然下がっていないです。とはいえ、今後徐々に価格も下がり始める可能性があるために、注目していきましょう。

ホンダのフリードプラスの車中泊まとめ!

フリードプラスは車中泊の性能が十分に存在する自動車でした。また、ラゲッジスペースが非常に工夫されており、大荷物でキャンプや、アウトドア、遠出の旅行をしてもすんなり適応できそうです。また、車種のタイプはガソリンモデルと、ハイブリットモデルがありますので、お好きな方を選べるのも特徴です。

よりアウトドア仕様にしたい方は、4WDタイプを選ぶことをおすすめします。また、フリードプラスの中古車市場ですが、まだ価格帯が落ちていないこともあり、もう少し中古車の動向を見てから、中古車の購入は検討されるべきでしょう。今後に期待ができます。今回は、フリードプラスで車中泊はできるのかを特集しました。ぜひ、参考にしてみて下さい。


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