ノートパソコンの選び方は、目的によってさまざま。初心者と作業に慣れている人とでも、おすすめの機種は違います。単純に人気が高いメーカーのものを選べば良いというわけではないノートパソコンの選び方について、いろいろなポイントから見ていきましょう!

ノートパソコンの選び方とは?おすすめや初心者向けなど選び方まとめ!

目次

  1. パソコンの存在が再注目されている?
  2. ノートパソコンの選び方ってどう考えれば良いの?
  3. 意外にわからないCPUの選び方!ノートパソコンにとってそんなに重要?
  4. ノートパソコンのメモリってやっぱり多い方が良いの?選び方の目安って?
  5. 初心者向けのノートパソコンって?おすすめの選び方
  6. ゲームの動作が快適になるノートパソコンの選び方って?
  7. イラストを描きやすいノートパソコンの選び方って?
  8. ノートパソコンでプログラミングしてみたいときの選び方
  9. 中古のノートパソコンだったら人気メーカーに絞った選び方で良いの?
  10. 後悔しないように気をつけて!

パソコンの存在が再注目されている?

社会で「IT」という言葉が聞かれ始めたころ、パソコンが一般家庭にも普及するようになりました。ただ、近年においてはその後に登場したスマートフォンの普及が爆発的に進んでいます。若い世代を中心として早い時期から親しんでいる電子機器がスマホになっていることで、パソコンを苦手とする人がかなりの数になってきているのです。

とは言え、仕事の場でパソコンが重要なツールとなっていることは事実。ですから、やはり自分のパソコンを持ち普段から使うことは就職や転職を考える上でも強みになっておすすめです。そこで、パソコンの選び方をどうするかという話になります。

人気メーカーではテレビコマーシャルを流すなどしていますが、正直それだけで判断することも難しいもの。まだまだ初心者で本格的に腰を据えて専門的な作業に取り組むということでなければノートパソコンが無難でしょう。

ノートパソコンの選び方ってどう考えれば良いの?

一口にノートパソコンと言っても、いろいろなメーカーがさまざまなモデルのノートパソコンを次々にリリースしています。膨大な種類がある中でどのような選び方をすれば良いのか、特に初心者ですとまったくわからないもの。

よく家電量販店などでは初心者にもおすすめのノートパソコンとして、必要な機能がはじめから備えられているマシンを用意しています。あれこれ説明されていると「これは便利」だと納得させられるケースが多々あり、選び方うんぬんではなく勧められるまま購入へ至ることも少なくありません。

ただ、後になって実はあまり必要のない機能にお金を払ってしまったと気づく例もあるのです。ノートパソコンの選び方としてはまず、自分がノートパソコンを使って何をしたいか明確にすることが重要。そこで不要な機能、使いそうもないソフトウェアがインストールされているようなものを選択肢から除外していくという選び方をしましょう。

意外にわからないCPUの選び方!ノートパソコンにとってそんなに重要?

パソコンに関しては、専門用語が多いことも選び方を難しくする一因。ノートパソコンの性能を判断する上でも大切な用語はいくつかあり、そのひとつが「CPU」です。CPUはノートパソコンの「頭脳」となるものであり、つまりその性能次第でノートパソコン自体のパフォーマンスが大きく異なったものに。ですから、CPUに注目したノートパソコンの選び方というものもあります。

CPUも時代とともに性能が高まってきていて、かつてはとにかく高性能のものを搭載しているモデルを選ぶという選び方が正解でした。ですが最近は、そこまでこだわらなくてもノートパソコンの基本的な動作にストレスを感じることはなくなっています。ただ、注意すべきはCPUが「発熱」するということ。それも性能が高いほどに、その熱量は多くなっていきます。

熱はパソコンが故障する原因になりますから、冷却装置も設けなければなりません。デスクトップパソコンと比較してノートパソコンは小型であり、冷却装置を設けるスペースの余裕もあまりないためここがひとつ選び方のポイントとなります。高性能のCPUが良ければサイズの大きなノートパソコン、サイズの小ささを望むならばCPUの性能に妥協する選び方をするわけです。

ノートパソコンのメモリってやっぱり多い方が良いの?選び方の目安って?

「メモリ」は、さまざまなデータを一時的に保存しておくもの。パソコンを使っていて何かのソフトウェアを起動したり、インターネット上のホームページを表示させたりするときにはメモリの容量次第で体感される速度にかなりの違いが生じます。

とすると、選び方としては当然に多い方が良いということに。ただ、たくさんのメモリを搭載しているノートパソコンほど高額になる傾向が。たとえば同時にそれほどたくさんのソフトウェアを使って作業するといったことがなければ、そこまでメモリの選び方にこだわらなくても心配はありません。

選び方の目安についてはグラフィックや動画などをよく取り扱うと見込まれるのであれば、「8GB」という数字があると理想的です。ただやはりなかなかノートパソコンの値は張りますから、現実的に最低限の数字として「4GB」は確保する選び方をしましょう。

初心者向けのノートパソコンって?おすすめの選び方

はじめてノートパソコンを購入する初心者であれば、わからないことやトラブルへの手厚いサポートがあるメーカーのノートパソコンという選び方がおすすめ。ちなみにサポートの違いによってノートパソコン自体の価格にも差があり、安ければそれなりのサポートという可能性も。また、ノートパソコンはある意味メーカーがおすすめする「セット商品」であるということもできます。

本来であれば、「からっぽ」の本体に自分でいろいろなソフトウェアを追加していくもの。ですがその作業は初心者ですと難しいものですから、「Windows」や「Mac」などのOSソフトがインストールされているわけです。それに加えてメーカーが「ワード」や「エクセル」をはじめとして、人気が高いソフトなどをパッケージしてノートパソコンの値段へ反映させているということ。

ですから、販売店でインストールされているソフトをチェックすることは選び方として重要です。あとは、ノートパソコンのメリットでもある持ち運びについても選び方のポイントとしておすすめ。たとえば屋外で使うことが多いならば、充電する機会がない環境で何時間使うことができるのかといった具合です。持ち運ぶ時間が長ければ大きさ、重さも選び方の「柱」になるでしょう。

ゲームの動作が快適になるノートパソコンの選び方って?

ノートパソコンを使う目的は、必ずしも実務的な作業に限りません。趣味のゲームに使いたいという人も多く、ニーズへ応える「ゲーミングPC」というものもあります。実はゲームによって快適な動作に必要なノートパソコンのスペックは違っていて、選び方も簡単ではありません。つまり、特定のタイトルをプレイしたいから必要な性能を持つノートパソコンという選び方にはリスクが。

別のゲームで遊ぼうとしたときに、仕様を満たさない可能性があるのです。また、市販されている普通のノートパソコンではパーツのカスタマイズが困難。そこで選び方として、受注生産方式の「BTOパソコン」であればゲーム向きのノートパソコンを得ることができます。ただパーツの選び方次第で性能はどこまでも追求することができるため、お金もどこまでもかかることに。

最近は「ドラゴンクエストX」などのオンラインRPGが人気ですが、ノートパソコンで快適に遊ぶにはWindowsのOSで「Windows8.1」よりも新しいものが理想。メモリで「8G」、ハードディスク容量は「2TB」以上といった選び方が推奨されます。この程度で、10万円にはなるでしょう。予算は、グラフィックを表現するビデオカードの選び方を優先してつぎ込みたいところです。

イラストを描きやすいノートパソコンの選び方って?

仕事にしても趣味にしても、最近はイラストを描くためにもノートパソコンが活躍しています。ノートパソコンの選び方については作業にあたってもちろん専用のソフトウェアが必要で「フォトショップ」、「イラストレーター」が代表的。ソフトを動かす上で処理にストレスを感じる心配のない性能の選び方としてはCPUで「Core i5」以上、メモリで「8GB」以上を目安にしましょう。

また、イラスト系の作業ではノートパソコンの画面サイズにこだわった選び方も必要です。こまかな部分までしっかりチェックするためにも、モニターの選び方としては最低15インチは確保したいところ。ただし、この選び方には一長一短もあります。やはり作業のしやすさを追求して画面を大きくすればそれだけノートパソコンは大きく重いものになり、持ち運びの負担が増すわけです。

さらに、ノートパソコンでイラストを描くにはグラフィックボードの選び方も重要。グラフィックボードには、画像を処理する回路の「GPU」が搭載されています。ノートパソコンによってCPUに搭載される場合もあるのですが、それではCPUに負担がかかり処理速度にも影響が。イラストの作業を前提とした選び方では、GPUを搭載したグラフィックボードありきで考えましょう。

ノートパソコンでプログラミングしてみたいときの選び方

仕事の関係や勉強としてノートパソコンでプログラミングをしたい場合、最悪選び方にこだわらなくても作業することは可能です。ただプログラムを記述していくエディタソフトの選び方によって、ノートパソコンの動作自体が重くなるかもしれません。そういった面では、かなりリーズナブルな価格で初心者向けとして販売されているノートパソコンに注目した選び方は良くありません。

と言うのも、インターネットやメールなど最低限の機能だけを持ちプログラミングに適していない可能性があるのです。選び方の目安は、ハードディスクですと最近人気を高めつつあるSSDがベター。CPUは周波数に注目した選び方ですと最低「2.5GHz」、無難なところでは「3GHz」といったあたりでしょう。メモリの選び方は、最低でも「4GB」以上となるように。

なお、ノートパソコンを使って取り組みたいプログラミングは明確にしておく必要があります。Windowsで動くアプリケーションを作るならば、OSとして「Windows」が入っているノートパソコンでなければ作業することができません。また、iPhoneなどで使用するアプリを作るには同じアップル社の製品である「MacOS」が入ったノートパソコンという選び方が必要です。

中古のノートパソコンだったら人気メーカーに絞った選び方で良いの?

ノートパソコンは中古のものも多く販売されていて、人気メーカーのモデルがかなり安くなっているケースもあります。ノートパソコンの選び方として魅力的ですが、十分な知識がなければ選び方に失敗してしまうリスクも。たとえばノートパソコンにインストールされているOSソフトのサポート期間が終了しているにもかかわらず、アナウンスなく販売されていることがあるのです。

中古パソコンの人気が高い理由のひとつは、メーカーの新しいモデルが安くなった「掘り出し物」に出会うことのできる可能性。ただ、選び方として値段にこだわりすぎると正規品ではないノートパソコンを買ってしまうかもしれません。たとえば実際にWindowsの海賊版といったものもありますから、選び方としてWindowsのロゴマークなどがひとつ判断の目安になります。

選び方としてはまず、ノートパソコンの本体に貼ってあるロゴのシールが仕様として記載されているOSと一致しているか。一致していなければ、マイクロソフト社が発行している中古向けセカンドライセンスの有無も要確認です。ライセンスを取得している中古ノートパソコンの本体にはオレンジ色をしたシールが貼られていますので、選び方の中でしっかり確認しましょう。

後悔しないように気をつけて!

ノートパソコンの選び方としてもっとも失敗につながるリスクが高い選び方は、価格にばかりこだわることです。たとえばそのノートパソコンに、初心者にとって必要最低限な機能がついているとします。それでもしばらく使っていれば自分が「初心者」ではなくなり、物足りなさを感じるようになってしまうわけです。

また、持ち歩く用途でノートパソコンの選び方を考えるにしてもそれが仕事なのかプライベートなのかに気をつけなければなりません。ビジネスで頻繁にノートパソコンを使うのであれば丈夫でバッテリーの長持ちするビジネスモバイルが適しているのですが、単純に小型で軽いだけのモデルを買ってしまうと使いにくかったりすぐに壊れたりといったことが考えられるのです。

パソコンを新しく買い替えるにあたり、そのサイクルはおおむね3年から4年程度とされています。OSが新しいものへと切り替わるタイミングも同じ程度ですから、逆に考えれば選び方としてそのくらいの期間だけ無事に動いてくれれば良いという考え方も。いずれにしても、使い方に適したスペックについて考えた選び方をすれば快適なパソコンライフを送ることができるでしょう!


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