歌手として独自の世界観を確立した中島美嘉。2000年代を代表する歌手の一人だった中島美嘉ですが、現在はその姿をあまりメディアで見ることはありません。じつは、現在中島美嘉は耳管開放症という病気と言われています。中島美嘉の病気の状況は完治したのかについて紹介します

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中島美嘉の活動が減ったのは病気が原因!?
歌手として活動を続けていくことは、それだけ身体のメンテナンスが大事になってきます。喉はもちろん、腹から耳を中心に歌手としてメンテナンスを怠ることはできません。しかし、どんなに気をつけていても病気にかかることはあるわけです。
映画『NANA』において、歌唱力だけでなく、演技力も評価される中島美嘉。歌手として、若い女性を中心に現在も支持されているのですが、NANAのころに比べてその姿はあまり見ないようになっています。それが、中島美嘉が病気のせいだと言われています。
歌手の中島美嘉が活動休止した病気と同じ病気で、治す治療法はなく、漢方を飲んでやわらげることしか出来ない…(´・ω・`)
— .*・゚にーな.*・゚ (@niina_gt) June 19, 2017
SNSのつぶやきを見ていると、中島美嘉の病気はかなり深刻なもののようです。現在も完治せず、状況はあまり良いように感じられないですよね。中には耳管開放症という耳慣れない言葉まで目にします。中島美嘉の病気の状態は現在どうなっているのでしょうか。
中島美嘉の病気と現在に至るまで
中島美嘉は1983年2月19日生まれの34歳です。鹿児島県出身の中島美嘉は、2001年から芸能活動をしています。元々、中島美嘉は中学二年生のころに転校した中学で馴染めず、その後高校にも進学していませでした。そこから、アルバイトを一年間行って、福岡県福岡市に引っ越したようです。
アパートで生活しながら、モデルのアルバイトを始めた中島美嘉。2000年になるとモデルとして様々なオーディションを受けながら、歌手になるというもう一つの夢にも挑戦しました。そのとき、ソニーレコードに一本のデモテープを送ったようです。
一本のデモテープが歌手・中島美嘉の誕生につながった
この中島美嘉が送った一本のデモテープは、ソニーレコードのスタッフの興味を引き、ソニー主催のボーカルオーディションに招待されることになります。そこで中島美嘉は見事合格し、同時にテレビドラマのヒロイン役のオーディションにも勝ち抜いたのです。
この結果によって、中島美嘉は2001年にテレビドラマ『傷だらけのラブソング』で女優デビューを果たし、このドラマの主題歌『STARS』をリリースし、歌手デビューも果たしました。中島美嘉は2つの夢をほぼ同時のタイミングで果たしたわけです。
その後、中島美嘉はドラマ『私立探偵濱マイク』に準主演の扱いでレギュラー出演を果たし、8月28日には1st『TRUE』を発売。そのアルバムがオリコン初登場1位に輝いた上に、ミリオンセラーに輝いたのです。そのことから、日本レコード大賞の最優秀新人賞を獲得し、紅白歌合戦にも出場したのです。
中島美嘉の病気は耳管開放症
順調に活動を続けていた中島美嘉は、2010年に突如、病気を理由に当面の音楽活動休止と治療に専念することを発表したのです。そのため、10週年記念ライブも残っていた4公演を中止することになったのです。この病気が現在まで、中島美嘉を苦しめる病気になったようなのです。
耳管開放症とはどのような状況になる病気で完治するものなのでしょうか。この病気は、通常閉鎖されている耳管が解放されたままの状態になり、耳が塞がったような感覚や、自分の声が大きく聴こえるという症状が現れるのです。
いっぱい色々考えちゃって、職場でも怒らないように我慢してたら、突然耳に水が入ったみたいになって、上司の声がぼやけて聞こえて。病院行ったら薬のないストレス性の耳の病気でした。中島美嘉さんもなったらしい。痩せたのも原因とか…😭家にいる間はなんともない。弱い自分が嫌いです…
— まこ (@spiiiiitzsea) May 22, 2017
また閉塞感だけでなく、トンネルの中に居るように自分の声が響いて聞こえたり、ゴーゴーという自分の呼吸音が聞こえてしまうようです。中島美嘉は、耳管開放症の症状を活動休止する5年前ほどから感じていたようです。その症状が徐々にひどくなったようですね。
中島美嘉の病気は治療できるのか
耳管開放症という病気の状態は治療し、完治させることはできるのでしょうか。この耳管開放症という病気は、その症状の程度により、治療の方法が変わるようです。軽症の場合であれば、生活を改善することや、精神安定薬で様子を見るようです。
それでも改善が見られない場合は、耳管に薬液を吹きかけて、あえて炎症を起こすことで狭窄(狭めさせる)させて、一時的にその状態を維持し、保存するような対処をするようです。このように、場合によっては症状を完治させることが、困難な病気のようです。
原因は不明のようですが、近年では耳管開放症が増加傾向に有り、特に女性にその傾向がよく見られるようです。急なダイエットや妊娠やピル、また顎関節あたりの問題、吹奏楽や音楽の影響も指摘されています。中島美嘉も音楽の世界に関わったのが原因だったのかもしれません。
中島美嘉も状況的に、極度のダイエットを行っていたとも言われ、その両方が原因とされています。日常生活に支障をきたすのはもちろんのこと、歌手である中島美嘉にとって、この感知が難しい状況は非常に厳しいものとなりました。
病気で中島美嘉は歌を歌えなくなった!?
中島美嘉は、この病気によって歌手にとって死活問題になる音程が正しく聞き取れない状況になったというのです。そのため、歌っている最中も自分の歌が正しい音程なのかわからない状態になっていたのです。
そのため、4公演が残っている状況でも、休業に入らざるを得なかったのです。中島美嘉は、この休業前に32ndシングルの『一番綺麗な私を』がUSEN総合チャート史上初の6週連続の1位を獲得したばかりだったのです。
そしてJ-POPの総合1位に輝いているという状況でした。それだけに、中島美嘉は休業するというのは、非常に心苦しかったかもしれませんね。
病気から4ヶ月で復帰した
中島美嘉は休業からわずか4ヶ月で活動を再開させ『ミュージックステーション 3時間スペシャル』に出演して、歌を歌っています。
その後も中島美嘉は音楽活動は本格的に復帰し、以降は活動を通常どおり続けています。しかし、これは中島美嘉の症状が完治したわけではないようなのです。
そのため、CDのように録音した媒体の場合はいいのですが、中島美嘉はライブなどでは音程がズレる場合があるようです。しかし、中島美嘉は病気を言い訳にしないように、活動を続けているようです。中島美嘉なりのプロ意識なのかもしれません。
中島美嘉のような病気を持つ歌手は多い
実は中島美嘉以外にも、耳の病気を抱える歌唱は多いようです。しかし、その病気を抱えながらも活動を続ける人は多いようですね。
中島美嘉以外にも耳の病気を抱えていると言われているのは、浜崎あゆみ、今井美樹、エレファントカシマシの宮本浩次、氷室京介などがあげられます。いずれも病気の名前は違えど、多くの歌手が音程が取りにくいという症状がメインのようです。
氷室京介などは、耳の病気のため引退を発表しました。中島美嘉も様々な医者に見てもらい、信頼するアメリカの医者からも完治は不可能に近いことを伝えられて、引退も考えたようです。
結婚したことが病気に立ち向かう勇気に
そんな引退を考えていた中島美嘉を病気から救ったのは、2014年に結婚を発表したバレーボール日本代表の清水邦広でした。初めて清水邦広に会ったときに中島美嘉が惚れ込んだようで、自分からアプローチをしたようです。
清水邦広側は、中島美嘉であることに気づいていなかったようで、お偉いさんのお嬢さんのように思っていたようです。しかし、初めて自分からアプローチしたとはいえ、かなりストレートに自分の気持を伝えたようで、そこから仲良くなったようですね。
夫のメンタルの強さが中島美嘉の病気と戦う糧に
夫の清水邦広は2015年のアジア選手権でも優勝に貢献し、MVPに輝くなど、いまの日本バレーボール界を引っ張っている存在です。中島美嘉同様に、注目しておいて損のない選手だと思いますね。
突発性難聴は確かに前話題になってたし、ほぼ聴こえないと記事なってた
— ふじ☆かつ (@fujikatsum) May 18, 2017
それは?って思う
ただ、同じ病気の中島美嘉さんも音程かなり取りにくいみたいだし、氷室京介さんはライブ活動から引退してる
ボイトレとかで改善出来るレベルでないかもしれない
世界を相手に試合を続けている人物が夫になったことで、そのメンタルの強さを見習うようになったようです。溢れ出るパワーを不思議に感じながらも、常にポジティブなことを口にするという姿勢を見習ったことから、病気に立ち向かえるよになったようです。
中島美嘉は病気を抱えて以降、ライブのミスに落ち込む機会も多く、緊張する場面も増えていた中島美嘉でしたが、結婚してポジティブな姿勢を見習って以降、歌うことがまた楽しめるようになったようです。
夫にとっても勝利の女神に
旦那が試合に出る時は、できるだけ仕事の調整をつけて応援しに行っているようです。中島美嘉と結婚してから、旦那の試合結果もよく勝利の女神とまで言われているようですね。中島美嘉も清水邦広もお互いが結婚して、とても好調なのは運命の相手だったのかもしれません。
完治することがない耳の病気を抱えるという中島美嘉。死ぬほど辛いような状況で、自分を支えてくれる旦那さんが出来たことが、中島美嘉を復活させたというのは感動的なストーリーですよね。また、一人のときよりも声が出ないという場面も減ったようです。そんな中島美嘉の負けない気持ちを応援したいですね。
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