ビールが余ってしまって困ったことありませんか?余ったビールを消費するにはお料理に活用するのが一番です。いつものお料理が、ビールを使うことで簡単に、グルメ通にもおすすめできる本格的な激ウマ料理に変身しますよ。ビールを使って作る絶品料理のレシピをご紹介します。

目次
- ビールは手軽で人気な飲み物
- ビールはどんなグルメ料理にも相性抜群
- 飲みきれずに余ったビールはどうする?
- 余ったビールの活用法は?
- ビールを料理に活用する
- ビールを活用した激ウマ料理は意外にもたくさん
- ビールにはお肉を柔らかくする効果が
- 余ったビールを活用し、料理のできるグルメ男子になろう
- ビールを活用したグルメなレシピのおすすめは煮込み料理
- ビールで煮込むお料理なら、まずはビーフシチューに挑戦
- ビールを使えば牛スジの煮込み料理も時短で
- 豚肉料理にビールでコクをプラス、豚肩ロースのビール煮
- 豚の角煮にもビールを活用して
- 余ったビールでとり肉料理も激ウマに
- 余ったビールで作る、激ウマビールカレー
- シーフード料理もビールで激ウマに
- ビールで作る炊き込みご飯
- お料理の箸休めにもおつまみにもイケる、ビールの浅漬け
- 天ぷらの衣をさくっと仕上げるにもビールが使える
- ビールで作るパンケーキ
- 他にもまだある、ビール活用レシピ
- 余ったビールは料理に大活躍
- 早速ビールを使った料理にチャレンジ
ビールは手軽で人気な飲み物
お酒の中でも、ビールを飲む機会というのはとても多いですよね。お酒とはいえ、炭酸の爽やかなのど越しがのどの渇きを癒してくれ、手軽なところが人気です。一人でいる時、仲間や家族と集まる時間、自宅にいる時、飲み会やパーティーの場、屋外のイベントなど、ビールは色々な場所や場面で登場します。
ビールはどんなグルメ料理にも相性抜群
ビールは、そののど越しの良さだけでなく、和食、洋食、中華、エスニック料理やスナックなどの軽食など、どんな料理とも相性がいいところが人気の理由のひとつでもあります。脂っこい料理にも合いますし、グルメブームの昨今では居酒屋やバー、レストラン以外にも、カフェなどでビールが飲めたりします。缶で売られていて、飲み切りやすく、手軽なところも嬉しいですね。
飲みきれずに余ったビールはどうする?
色々な場面で登場し、その手軽さで人気のビールは、人が集まる年末やパーティー、バーベキューの時などに大量購入したり、お中元やお歳暮などのギフトとしてまとめて頂いたりすることもありますよね。ビール好きの集まるお宅なら大丈夫かもしれませんが、気づいたら賞味期限が切れていたということはありませんか?
日本酒やワインなら一度開けてしまっても翌日でもまだ楽しむことができますが、ビールの場合は開けたらそれで終わり。翌日に持ち越すことはできなくなってしまいます、瓶ビールを開けてはみたものの、飲みきれなくて気が抜けてしまった、なんて時もたまにはありますよね。
飲み切れずに余ったビールを捨ててしまうのはもったいないですよね。お酒なら、お風呂に入れたり、料理に使ったりと活用方法はたくさんありそうですが、ビールの活用方法は思いつかない事が多いかもしれません。
余ったビールの活用法は?
なかなか思いつかないビールの活用法、実は多いんです。ネットなどで調べてみると、ビール風呂なんていうのも出てきて驚きます。ビールの炭酸とあの独特な苦みを考えると、ちょっと意外かもしれませんが、ビールも日本酒のように料理に使うことができるんです。
ビールを料理に活用する
ビールを使った料理というのはたくさんあります。最近ではグルメ雑誌に載るようなおしゃれなバーやレストランなどでも、ビールを使って作った料理がメニューにあったりします。目にしたことがある方もいるんじゃないでしょうか。
グルメ通も納得のコクのある仕上がりで、激ウマなビール料理は自宅でも簡単に作れます。余ったビールを活用するということで、気が抜けていても大丈夫。この機会に美味しいビール料理作りに挑戦してみましょう。
ビールを活用した激ウマ料理は意外にもたくさん
ビールを活用したお料理は意外にも、メインとなる煮込み料理や、驚くことに炊き込みご飯やパン、ケーキまで、とにかく色々。料理で加熱することによってアルコール分は飛んでしまうので、そこは心配しなくても大丈夫です。
ビールにはお肉を柔らかくする効果が
ビールをお料理に活用する一番のメリットは、なんと言ってもお肉が柔らかくなるところ。かたまり肉を使った煮込み料理などにビールを使うことで、とろけるようにホロホロとした激ウマのお肉が頂けます。ワインを使った煮込み料理と同じ要領ですね。
ビール独特のあの苦みは、その料理によってうまみを引き立てることもあれば、控えめにした方がいい料理もあるのですが、そこはお好みで。レシピによっては苦みも感じなくなるものもあります。
余ったビールを活用し、料理のできるグルメ男子になろう
男性がキッチンに立つのは当たり前のこととなった昨今。多少お料理のできるグルメ男子は女性受けも良く、ぜひ、得意なレシピのひとつふたつはもっておきたいところです。余ったビールを使った料理なんて作れたら、ちょっと鼻高々になれそうですよね。
とくに、大きなかたまり肉を使ったお料理は、男性には食べごたえ抜群で、好きな人が多いですよね。「オトコ飯」的なボリュームに、グルメ気分も高まる激ウマの出来栄えにきっと満足できると思います。
ビールを活用したグルメなレシピのおすすめは煮込み料理
余ったビールを使った煮込み料理は、お肉を柔らかくする作用を利用してとにかく煮込むだけなので、とても簡単。お鍋一つでできるうえ、出来上がった時の見栄えが素晴らしく、とにかくお料理上手になれるレシピです。余ったビールを大量消費するにもおすすめです。
ビールを使って作る煮込み料理には、牛肉、豚肉、ラム肉など、どんなかたまり肉でも使えます。牛スジ肉などの繊維がかたくて気になる様な部位もとろとろに柔らかくしてくれますので、安いお肉で作ってみてもお値段以上の激ウマな出来栄えになりますよ。煮込み料理用にワインを使わなくても、余ったビールで作れるところがさらに便利です。
ビールで煮込むお料理なら、まずはビーフシチューに挑戦
かたまり肉の煮込み料理といえば、やっぱりビーフシチュー。食べ応えのある男性にも人気のメニューです。一見手間がかかりそうですが、実はお鍋ひとつでできる、とっても簡単なレシピです。
牛肉600gに塩コショウをし小麦粉を軽くまぶしたら、サラダ油をひいた鍋で表面に軽く焼き色をつけて取り出しておきます。同じ鍋でにんにくのみじん切り、玉ねぎ小1個分のみじん切りを炒め、しんなりしたら肉を戻し、ビール500cc、トマトの水煮1缶、ローリエ、スープの素を1/2個入れて煮ます。沸騰したらあくを取り、さらに30~40分ほど煮込むだけ。
つけ合わせにはポテトやニンジン、ホウレンソウやインゲン、ブロッコリーなどで栄養バランスも見た目も良くなります。お肉はちょっと大きいかなと思うくらいに切って、ボリューム感をさらに出してもいいですね。余ったビールを活用するだけで、いつものビーフシチューもとろけるようなお肉と、コクのあるソースの激ウマグルメに変わります。たくさん作って、冷凍保存しておくこともできますよ。
ビールを使えば牛スジの煮込み料理も時短で
牛スジは繊維質で固めのお肉なので、煮込む時間もかかります。でも、ビールを使えばコクが出ておいしさもアップするうえ、短時間で柔らかく仕上がるので助かります。
鍋に牛スジ500gとビール1缶と同量の水、にんにく、ショウガスライスを入れて煮込み、あくをすくいます。その後、醤油100cc、みりん30cc、玉ねぎスライス1個分、赤トウガラシ1本を加え、弱火で30~40分ほど煮込んで完成です。玉ねぎを長ネギに変えたり、大根や、ゆで卵を入れて煮込んでもおいしくいただけますよ。
豚肉料理にビールでコクをプラス、豚肩ロースのビール煮
お肉がとろけるほどの柔らかく、激ウマな豚肉料理です。三温糖の甘みがビールの苦みを消してくれて、まさにグルメな1品です。
鍋にサラダ油をひき、塩コショウした豚肉800gに焼き色をつけ取り出しておきます。ニンジン1/2本、玉ねぎ1個、セロリ1/4をみじん切りにし、同じ鍋で色が変わるまで炒め、肉を戻します。ビール2缶、水200cc、白ワインビネガー25cc、三温糖25gを入れて、沸騰したらあくを取り、弱火にしてじっくり2時間ほど煮込みます。
豚の角煮にもビールを活用して
豚肉は牛肉に比べて和風にも洋風にもアレンジしやすいのが便利です。いつもの角煮もビールをプラスすることで一層コクと柔らかさが引き立ちます。
適当な大きさに切った豚バラブロック500gに焼き色を付け、水400cc、鶏がらスープ小さじ1、醤油大さじ2、三温糖大さじ2、みりん大さじ1、ビール1缶の半分、ネギの青い部分を入れて煮立たせ、あくを取ったら残りのビールと皮つきのニンニク半株を入れて二時間ほど弱火で煮込みます。
余ったビールでとり肉料理も激ウマに
手羽先のビール煮込み
手羽先や手羽元など、しっかり火を通さないと骨の周りがまだ赤い…なんてことが起こりがちな骨付き肉も、煮込んでしまえばそんな心配も要りません。余ったビールを活用することで、とろとろに柔らかくてまさに激ウマの一品が出来上がります。
手羽先を8本くらいに対してビール1缶を使うのが目安です。最初に手羽先に塩コショウを振って、フライパンで軽く焼き目をつけます。そこにビールを入れて2分ほど煮込みます。その後、ケチャップとウスターソースを各大さじ1とローリエの葉1枚、お湯を300ml足して、さらに10~15分ほど煮込みます。
味付けは好みで加減して、自分好みの味を探すのも楽しいですよ。手羽先は手羽元にしても、また、味付けは好みでソースを醤油に変えてもおいしくいただけます。
ビールで作る鳥もも肉のオリーブ煮
鳥もも肉1枚を食べやすい大きさに切り、塩コショウをして表面を焼きます。ビール200ml、水50cc、コンソメキューブ1個、オリーブを適量入れて煮込みます。仕上げにパセリを振りかけて出来上がり。オリーブの塩味とビールのほろ苦さがマッチして激ウマのひと品に。玉ねぎのみじん切りとトマトの水煮缶を加えて、トマトベースにしてもおいしいですよ。
余ったビールで作る、激ウマビールカレー
カレーにビールを入れて煮込むと、お肉が柔らかくなるだけでなく、コクが出ておいしくなるそうです。ビールの苦みがスパイスのような働きをして、いつもよりコクとスパイスの深みのある大人の激ウマカレーに変身。
野菜と肉を軽く炒めた後、ビールとお水を1:1の割合で入れて煮込むだけで、ビールのほろ苦さを感じる大人味のカレーになります。煮込むことでアルコールは飛びますので、子供が食べても大丈夫ですが、やはり多少苦みが出るので子供さんと食べる時は控えめした方がいいかもしれません。お肉がたっぷり入った肉系カレーで活用したいレシピです。
シーフード料理もビールで激ウマに
あさりのビール蒸し
アサリの酒蒸しは、日本酒か白ワインでしか作れないと思い込んでいませんか?実はビールでも美味しく作れます。あさりとビールをフライパンに投入してふたをして蒸すだけなので、誰にでも簡単にできるのも嬉しいですね。ビールの量は少なくても大丈夫なので、飲み残しの気の抜けたビールを活用するのにちょうどいいレシピです。
エビのビール蒸し
エビもビールで蒸すと、斬新なグルメな気分を味わえそうです。この時、パクチーやセロリの葉っぱなどを入れて蒸すと、エビの臭みも消えて、どこかエスニックな仕上がりになります。エビの殻は剥いてもそのままでもお好みで。レモンやライムをしぼっていただきます。
ビールで作る炊き込みご飯
これはまさに意外なレシピかもしれませんが、日経ビジネスでも紹介された、ビールの深いコクと素材のうまみが感じられる炊き込みご飯です。ご飯2カップを洗い、ビールと黒ビールを180gずつ、鶏もも肉100g、ゆでた枝豆をむいたもの60g、和風だし4g、塩4gを入れて炊き上げます。冷めてもおいしいので、おにぎりにするのもおすすめなんだそうです。
お料理の箸休めにもおつまみにもイケる、ビールの浅漬け
ビールで作った浅漬けはお酒の風味はなく、クセのない仕上がりになります。野菜の食感もしっかり残って、子供も食べられる不思議なおいしさの漬物が出来上がります。ビール50mlに対して塩大さじ1と砂糖を大さじ5程度が標準レシピの目安ですが、お好みで調節してください。野菜から水分がたくさん出るのでひたひたに使ってなくても大丈夫です。
天ぷらの衣をさくっと仕上げるにもビールが使える
天ぷらの衣がサクサクに仕上げられたら、ものすごくお料理上手な気分です。天ぷらの衣を作るとき、水でなくビールを使うと、ビールの炭酸が気泡を作りサクサクの衣になりますので、試してみてくださいね。プロ顔負けの天ぷらがお家で頂けます。
ビールで作るパンケーキ
ボールに卵1個を割りほぐし、サラダ油大さじ1とビール150mlを加えて混ぜておきます。そこにホットケーキミックスを加えて混ぜ合わせ、フライパンで焼くだけ。ビールの炭酸が生地をふわふわにしてくれます。
他にもまだある、ビール活用レシピ
ビールパン
ビールを使って作るパンのレシピもあるようですよ。中がふわふわで、外側がパリッとした食感のビールパンは、芳醇なビールな香りが楽しめるパンです。
ビールケーキ
ビールでケーキを焼くのは想像しにくいですが、洋酒を使ったケーキと同じように、ビールの芳醇な香りが楽しめるところが一番の魅力だそうです。
余ったビールは料理に大活躍
ビールにも苦みの強いものからマイルドなものまでいろいろあるので、そのビールによってお料理の味も変わってきますので、入れる分量は調節してみてくださいね。余ったビールや飲み残しのビールに、こんなに使い道があるとは意外ですね。
煮込み料理でできたソースは、オムレツやパスタなどに利用することもできます。大きなお鍋で一度にたくさん作っておいて、冷凍保存しておくと便利ですよ。
早速ビールを使った料理にチャレンジ
今までもったいないと言いながら捨ててしまっていた気の抜けたビールも、これからは激ウマ料理に役立ちそうですね。料理の腕を磨いて、家族やパートナーを喜ばせてみてはいかがでしょうか。
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