髪のスタイリング。特に濡れ髪にワックスのスタイリングは難しいもの。しかし、濡れ髪だからこそのおしゃれがある。ワックスをうまく使いおしゃれに決めるためにもヘアセットの方法を詳しく知りたい。そんな男性必見の情報を紹介しよう。明日からヘアセットで悩む必要はもうない!

目次
そもそも濡れ髪って?

濡れ髪とはその字の通りに濡れた状態の髪のこと。濡れた状態でヘアスタイルをスタイリングするのと、乾いたときにスタイリングするのとでは髪の質感が変わってくる。ウェット感のある濡れ髪ならば、乾いたときとは一風違ったスタイリングや雰囲気をだすことができるので使い分けたい。
濡れ髪と乾いた髪ではどんな違いが出るの?

濡れた状態でへセットと乾いた状態でヘアセットでは当然違いが出る。またワックスによって乾いた状態からウェット感を出すことも最近では人気だ。まずは違いから抑えよう。
【濡れ髪にワックス】ボリュームを抑えることができる

濡れ髪にワックスをつけることで得られる効果はボリュームを抑える効果だ。ワックスも全体的に広がりやすくなり、キープ力もアップする。乾いたときにつけるとどうしてもふんわり感が出てしまうので、まとめたい場合はまずは濡れ髪にしておけばボリュームは減らすことができる。
【乾いた髪にワックス】質感を与え毛先まで動きをつけることができる

乾いた髪にワックスをつければ、濡れ髪の時よりもヘアセットに動きを持たせることが出来る。少しアクセントをつけたいのであればワックスを塗る前に乾かすことをお勧めする。そうすれば毛先にも動きをつけることができるのだ。濡れ髪ではどうしても固まってしまうので、毛先までしっかりと動きをつけたい人は乾いた髪でヘアセットをしてもらうとよいだろう。
あえて自分で濡れ髪?濡れ髪ヘアセットの利点

濡れ髪にすることで乾いたときとは違う印象を与えることができる。濡れ髪にワックスを塗ってもよいが、ウェット感のあるワックスを塗る、ジェルを使うといった方法でも濡れ髪・ウェット感を出すことができる。テクニックを知っておけばヘアセットの方法やヘアスタイルに幅を持たせることができるので、濡れ髪の良さを知っておこう。
ウェットワックスの特徴

ウェットワックスの特徴は何といっても水分量だ。ほかのワックスと比較しても、仕上がりから見てわかるように水分量が圧倒的に多い。根元から毛先まで固まるように整えることができるので、ヘアセットをする上でふんわり感は出せないものの、ジェル状の外見が特徴的だ。

さらに、ジェル状ワックスにはもう一つ大きな違いがあり、乾きやすいという性質だ。手に取ったら、すぐに広げて髪につけないと乾いてしまう性質があるのでうまく濡れ髪にならない。ジェル状であることと水分量と乾きやすさが、ほかのワックスと大きく違う点になる。
ウェットワックスのメリット

ジェル状、ウェットワックスでのスタイリングのメリットはもちろんキープ力にもあるが、それだけではない。ツヤを出すことができるのだ。通常のワックスであれば、時間がたてば崩れやすくなるのと同時に質感は出るが、さっぱりした外見になる。しかし、ジェル状のワックスであればウェット感のある髪質になり、ツヤを出すことができる。
ウェットワックスのデメリット

ウェットワックスを使ったスタイリングもデメリットはある。それはヘアスタイルに遊びを盛り込むことができないことだ。ツヤを出しまとめ上げることはできても、ワックスに比べて毛先や細かな部分でヘアスタイルを変えることができない。細かい動きを出せず、ボリュームもないのでヘアセットに動きを出したい人には向かないスタイリングだ。

さらに、短い髪や長い髪には適しているが、中途半端な長さではスタイリングが難しい。さらにさらに、ジェルは水溶性の性質を持つ、つまり雨などに濡れてしまうと取れてしまう危険性があるのだ。ワックスよりも取れやすいため、ヘアスタイルが崩れて心配という方にはあまりお勧めできない。
濡れ髪は髪の長さによって使い分けろ

髪の長さによっても濡れ髪の質感や見え方が変わる。短髪か長髪かで使い方も変わるのでヘアスタイルにもを詳しく見ていこう。
【濡れ髪ヘアスタイル】短髪は他のワックスと併用して

短髪の場合、ジェル状のウェットワックスを使ってしまうとただの濡れた髪になってしまい、うまくしないとおしゃれなヘアスタイルにならない。そのためうまく仕上げるためには他のワックスと合わせて使うことをおすすめする。

また、ジェル単体だけでは濡れ髪をうまく作ることはできても、ヘアスタイルをうまく立たせてスタイリングすることが難しい。そのためセット力を高めるためにもハードワックスと合わせるとうまくできる。割合としてはハードとジェルが2:1あるいは3:1がおすすめだ。
【濡れ髪ヘアスタイル】長髪はべたつかないように

長髪のヘアスタイルは、短髪のときのように他のワックスと一緒に使う必要はない。ジェルやウェットワックスだけで使用はできる。しかし、塗り方に注意が必要で、まんべんなく塗りすぎるとべたついた印象になるということ。

さらに、重くるしい雰囲気になってしまうことにも注意したい。適度なおしゃれな濡れ髪を目指すのであれば、まんべんなく塗るのではなくポイントに絞ってつけるとうまくまとめることができる。
ジェル&ワックスのつかけた
【ステップ①】まずは濡れ髪にしておく

ウェットワックス、ジェルワックスをつけるときの方法としては、まず軽く乾いている程度に髪を濡らす。濡らしすぎると逆にスタイリングが難しくなってしまい、希望のヘアスタイルしにくくなるので軽く濡れている程度に良い。さらに、ここでドライヤーを使って軽くしたいヘアスタイルに髪を整えておくとワックスをつけた後も崩れにくく整えやすい。
【ステップ②】適量のワックスを手に取り延ばす

髪を濡らし終え整えたら、次はいよいよワックスを手に取ろう。ワックスの量は500円玉くらいの量で充分だ。取りすぎてしまうと髪についたときにムラの原因になってしまう。もちろん髪の長さによっても手に取る量は調節しよう。短髪の人は少し少なめに、長髪の人は少し多めに調節すれば大丈夫だ。
【ステップ③】順序を守って髪につけていく

ワックスを髪につけていく順序も重要だ。トップ・サイド・バックの順番にムラなくつけていこう。その際に乾かないように素早くつけることもポイントだ。乾いてしまうとつきにくくなってしまう。また、前髪を立たせたりとアクセントをつけたい箇所があれば、そこは最初につけていこう。
【ステップ④】毛先を整える

ある程度塗り広げたら、ボリュームを持たせたいところや束を作りたいところ、毛先など重点的にポイントを指先で整える。また、余ったワックスがまだ手にあるようなら、前髪や後髪を整えると完成だ。
スタイリングを維持させる方法

通常のワックスに比べて、ウェットワックスやジェルはキープ力は高いがセット力は物足りない。そのため、ケープなどを使ってスタイリングした後は、スプレーをかけて固めると維持しやすくなる。
おススメのワックス
【固めたいなら】シュワルツコフ オージス ゲラスティック

ヘアスタイルをおしゃれに決めたいなら、方法だけでなくワックスにもこだわってほしい。そこでおすすめのジェルやワックスを紹介しよう。

髪をガチガチに固めたいあなたに贈るのがこの一品。速乾性もキープ力もツヤもどれをとっても素晴らしいレベル。しかし、一度つけるとすぐに固まるので手早くスタイリングする必要がある。スタイリングの方法をを熟知して手早くやれば、最強のハードヘアーを完成させることができるだろう。
【ワックスと併用】ルベル トリエオム フリュード10

ウェット感を出しながらもしっかりキープができるジェル。ガチガチに固まるのではなく、しっとりと固まるこちらのジェルは何といってもワックスとの併用は注目ポイントだ。もちろん一つでもしっかりと性能は発揮してくれるが、ハードワックスとの併用で髪に動きをもたらすことができる。割合はワックスの半分でよく、コスパもよい。
【コスパ最強】モルトベーネ ロレッタ ハードゼリー

しっとりと固まってくれるロレッタのハードゼリー。質もさることながら、コスパが最高な点が高ポイント。300グラムも入った大容量で、値段も手ごろな価格だ。さらに、ジェルにしては速乾性も低いためしばらくはセットもしやすい。ジェルデビューとしてもつ使いやすい一品だ。
ジェルスタイルマスターに!ベリーショートでかっこよく

ジェルのセット方法やお気に入りのジェルを見つけたら、ヘアスタイルにもこだわりたい。おすすめの濡れ髪スタイルもいくつか把握しておこう。まずはベリーショートだ。ジェルを全体にも見込むようにつけて、自然に流すようにスタイリングするのがポイントだ。
ビジネス向け!ショートヘアー

襟元は少し刈り上げてもいい出来になるショートヘアー。あらかじめパーマをかけてジェルをつければ手間もかからず手グシで整えることができる。
つやを生かしたミディアムヘアー

短髪ばかりがジェルの活躍の場ではない。ミディアムからロングヘアーでもその活躍は大きい。センターをぐっと書き上げ分けて、サイドにふればおしゃれ濡れ髪の出来上がりだ。濡れ髪のツヤ感がロングでも大活躍してくれる。ジェルであれば書き上げた前髪も落ちてくることなく、キープ力も抜群なので、ロングヘアーでもマッチしてくれる。
ジェルの使い方をマスターしておしゃれ濡れ髪に!

ワックスの使い方ひとつで変わるおしゃれヘアー。濡れ髪をマスターしておしゃれヘアを目指してほしい。そのためには、ワックスもスタイリングの方法もしっかり知っておく必要がある。お気に入りのヘアスタイルをマスターしてぜひかっこよくきめてほしい。
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